なんでなの
想えば想うほど
君は離れていく気がして
私はいつも置き去りなの?
君をいちばんに愛していても
届いてないの?
信じたくても信じられない
君を想うほど
冷 ...
叔父が息をひきとり、ちょっとだけかける。
バスケットコートにうみがたまり、1999年の、夏のあいだじゅう、ひどく早口の母とぼくは、スコアラーとして過ごしていた。あの黒人選手はスラムダンクをき ...
筆を忘れて眠った
三ヶ月間はあっというまに過ぎ去って
蜜の味は蒸発した
ゆくらゆくよ
ふわりふわる
さらさらとまるく
なにぬねのの
おとなしい春に
今日は鶏 ...
...
男を見る目がないね、と、天使たちが囁く
本当にね、と、私が笑う
季節外れの風花
切り取ったような空は白く濁って
青い空を覆い隠す
天使たちがざわめく
嘲笑の中に温もりを ...
南へ向かう鳥達が
薄色の空に溶けて行った
きみは衣装棚から
厚い上着を出してきて
胸元に飾った小さな憧れを
そっと隠した
子犬が地層の匂いを嗅いでいる
鳥の化石に恋をしたんだ
...
天才とは神に選ばれしもの
そう神はきみの近くにいた
しかし余りに神に近いため
その手と握手してしまった
そして天空へ消えて逝った
そしてきみの名だけが残る
神はいつ ...
アンコール・ワット
ポル・ポト大殺戮
シハヌーク国王
それぐらいしか知らない
でもタイのビザが切れたときに
一旦入国したことがある
たった一時間だけの滞在だったけれど
かぼちゃの語源 ...
わめいては死にたいってわめいては死にたいんですってわめけないから
足元にあった空缶ごみ箱に捨てて自分十七でした
どくだみが花咲くころに落ちる人電車は止まり花は枯れない
むなしさと何か ...
冷めかけた珈琲と
進まない長針
ミルクの輪をつけたキミは
遠い場所へ行った
記憶があるから
何度も会えるね
でもね
逢いたいよ君に
二面鏡の隅に目がある
穴から出ると夜
森には残された息だけが息づいている
細切れの海岸
前日の帰路
煌々と
息もなく 帰宅
二面鏡の
繰り反しの音
隅から
暁に
...
そんな名前のアーティストがいたなぁ と
返信しようとして 気付く
ポケット と ビスケット
その コラボレーションで
思い出す
とても 元気の良い 女性ヴォイスには
励まされる ...
この身が消え失せるほど
持てる力の全てを尽くして
君を愛したいんだ
君に嫌われたくないから
これでも抑えてるほうなんだよ
ほんとうは
君が嫌うような
鬱陶しいぐらいの
...
穏やかなる心臓
心という名札を付ければ
心はここよと 迷う必要もなくなる
至らぬ刺激に 春風が窓枠から
四角の形で箱にする 心の部屋
悠然に流れる ドクン ドクン
...
ダムのほとりにある木造の役場に
申請書を出した
数枚の資料を添付した
簡素な手続きで済む些細なものでも
無いと困ることが時々ある
花が咲いている
名前が思い出せない
きみが好 ...
やわらかな月が水面にうつる
すくったらきっと絹ごしの豆腐みたいなんだわとひとりごちる
せわしない烏が塵を漁る
捕まえて焼いたらプラスチックがでてくるんだろう
妖怪じみた義母を介護する
...
出だしに余計なセリフを付け足したりすると
「俺の作品を侮辱しよって、オマエにはもう歌わせん!」
などと作者の怒りを買ってしまうことになりますので
決してしないようにお願いします
ってなこと ...
曇天に溶ける花びら 頬 目じり
花冷えに持ち寄る肌にふる夜よ
うち側に空を描いた傘、卯月
ぶらんこを揺らしてもなお遠のいて
自然はいつも私を通りすぎる
私の存在などないとでも言うように
時に淘汰されすりきれた人生も
愛した男に別れを告げられても
自然は本当に確かに
私をすりぬける
けれども思う
...
賞味記念日 6月31日
前半の締めくくりの この日に
得意技の 値段が清算される
凹むも上がるも
後半の12月32日に 響きわたる
凹んでられない
飛び ...
包丁の音
切られた胡瓜が並んで
汗ばむ肌に風そよぐ
*************************
実際は初夏にはまだ早い気もするのですが、初夏の気配を感じたので。
「幸福になる必要なんかありはしないと、自分を説き伏せることに成功したあの日から、幸福がぼくの中に棲みはじめた。」(『新しき糧』アンドレ・ジイド)
今、駅構内、ホームから階段を、足 ...
暗いビルの廃墟の間を
一人の男が歩いている・・・
彼は既に亡霊達に取り憑かれている
メロにルカにアンジェリーナ・・・
どれもこれも彼が愛し
そして殺した女達・・・
今宵、月は煌々と輝き
...
突然 私信が来た
それはぼくが詠んだ詩に
ついての批評ではなく
その詩を契機に
その人物の思想・信条を元に
ぼくの思想・信条を問うものだった
一通目は言葉は荒いが論理的に
皇室に ...
するすると滑る皮下にはとくとくと
詰まる水気の多い蜜の脈
悩むのを止める良くはならない違いなど
生まれた幹が違うのだから
寝た後に晴れる身なら良かったの
開いたまぶたに映る霧
...
音は空気を通過するだけで屈折する
光は水を通過するだけで屈折する
事実は脳髄を通過するだけで屈折する
視た
聴いた
嗅いだ
触った
経験という名の感覚の残滓は
時間を刻むことも ...
僕には見えない
遠くが 見える
そこで 生きていくことが
僕は 夢を 見ていた
そこで 一体 何を 見たのだろう
音楽を 夢で きいていたのかもしれない
心の底から遠ざかっていく
だけ ...
≪さいごの夜≫
自動改札機は水槽で
中に魚が住んでいる
という夢
をみている魚が居て
自動改札機の水槽を
...
火星人
火星人転んだ
火星人まろびつつ
火星人しりもちついた
火星人雷落ちた
火星人とんがった
火星人おとといきた
火星人二本足だった
火星人地面にたく ...
摘まれるのならあなたの指先で摘まれたいとささやく、
生まれたばかりの黄緑色の新芽は、ニンフの羽のよう
にやわらかいけれど、たちまち老化する残酷な御伽話
を内包して ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
腕のぬくもり
ジュリエット
自由詩
2*
12/4/5 22:58
Never Ending Story
ズー
自由詩
1+*
12/4/5 22:41
ふりだし
百瀬朝子
自由詩
5
12/4/5 21:51
ブリザードブリザードブリザード
TAT
短歌
0
12/4/5 21:17
クリスタルにて
無限上昇のカ...
自由詩
6
12/4/5 20:48
晩秋
壮佑
自由詩
32*
12/4/5 20:42
1994年5月1日
HAL
自由詩
5*
12/4/5 20:39
なめないで 猫ひろし
花形新次
自由詩
0
12/4/5 19:58
六月
榊 慧
短歌
1*
12/4/5 19:46
天使
marux2
自由詩
2*
12/4/5 19:43
_
益子
自由詩
2
12/4/5 19:23
ハモった季節
藤鈴呼
自由詩
1*
12/4/5 19:18
熱い愛
ジュリエット
自由詩
1
12/4/5 18:57
名札と切り札
朝焼彩茜色
自由詩
2*
12/4/5 17:48
age43
たもつ
自由詩
3
12/4/5 17:24
日常
田園
自由詩
4*
12/4/5 16:58
玉袋さん
花形新次
自由詩
2
12/4/5 14:44
ぶらんこ
はるな
俳句
2
12/4/5 14:35
自然
田園
自由詩
5*
12/4/5 13:40
賞味記念日
朝焼彩茜色
自由詩
1*
12/4/5 13:31
胡瓜の初夏
れもん
自由詩
2
12/4/5 12:20
ロディアA5ノート2011.6.2.木
榊 慧
散文(批評...
0
12/4/5 12:12
魔に魅入られた男
yamada...
自由詩
0
12/4/5 11:40
私信
HAL
自由詩
1
12/4/5 11:12
桃始笑
やや
短歌
4+*
12/4/5 11:07
無知
……とある蛙
自由詩
12*
12/4/5 10:05
_
番田
自由詩
1
12/4/5 9:32
みなそこ(X)
投稿者
自由詩
4+*
12/4/5 9:18
火星人
ジム・プリマ...
自由詩
3*
12/4/5 8:55
茶摘み
そらの珊瑚
自由詩
10*
12/4/5 7:57
3066
3067
3068
3069
3070
3071
3072
3073
3074
3075
3076
3077
3078
3079
3080
3081
3082
3083
3084
3085
3086
3087
3088
3089
3090
3091
3092
3093
3094
3095
3096
3097
3098
3099
3100
3101
3102
3103
3104
3105
3106
4.88sec.