たとえば、試しに
全部デリート
ですね
脱皮したいならば
それを聴いてわたしは
混乱した
そして懐いていた哲学が
机上論で
偽りの主義
だったことを知った
永遠
を信 ...
遠い日に見た空
せいいっぱいにオレンジ
おさないわたしは
背丈を忘れて
そこへ渡りの整列飛行
はじめて仰いだ
自由
の具現だった
無理わかってた
翼
無いから
地球に縛られて ...
雛は鳴いて 朝露流れる 雲白く
つたのからまる古木 陽が射し
巣穴からのぞく 黄緑の小鳥
アイビーの葉陰をすりぬけ
近くの木にとまる
尾をうちふり チチチッ
おはよう ナギ
...
恋
無我夢中でおぼれた恋に
淡いアプリコットのソーダ割り
あなたを想う愛しく想う
けれど浮かぶはいつも
うしろすがた
日曜の午後
つまは午後聖書携え伝道に出づマタイ二章をかきうつすわれ
曇り日のサンルームには薔薇ありて誰かが呉れしこの花紅し
日曜の集会終わり家に在りてすいとんを食べつまとすごせり ...
液晶ヴィジョンで見かけた
クロコダイルが連れてきた幻想
半分のビート
半分の鼓動
無造作に
床に転がる
フェィドアウトの速度
むやみにシャットダウンすんなよ
明日の為に少し ...
小さい頃から自惚れてた
もしかして自分は特別で
ゲームの主人公みたいに
死んだら世界が終わって
みんな居なくなると思ってた
一生を捧げようとした人が
...
少年は、CDの最後の曲が鳴り止んだ後の時間が苦手だった。少年はいつもヘッドフォンで音楽を聴いていたが、最後の曲が終わってしばらくするとCDが停止する、そのときのズン、という音が苦手だった。曲が終わって ...
{ルビ戦闘蟲=せんとうき}の背に乗り、砕けた空をかける
火を知った{ルビ同胞=はらから}に帰る土は無く
蒸し暑い日には腐った雨を窓から見て歌など吟じながら
長い長い午後を過ごす。
カートでつぎのホールに向かう
カート道には木漏れ日
森をゆくような気持ちになるのは
ぼくの脳がだまされているからだ
カートには木漏れ日
自然はただ素直に存在している
先週も土曜はゴルフ
...
たぶんもう
下流なのだと思う
海は間近い
抵抗をしたことがないことを
わたしは
誓うことができる
流されての
ことの次第に
本当はきのうやっと
そのことに
気がついた
ま ...
目覚めて即
自慰した日が
懐かしい
夢に出てきた
アイドルおかずに
寝てるとき
たまに呼吸が
止まるけど
内緒にするわ
家族のために
少年だったあの頃を思うと
浮かんでは消える楽しい思い出
激しく苦しい吐き気
自転車の二人乗りを恐れずに笑い
時計の文字盤に13を足し
計算して眠るのではなく
満足して眠った日々
...
思わぬ方角から飛んでくる
ボールのように
不幸は突然
ぼくに当たる
視界が狭くなり
周りが暗くなって
倒れるときに
歪んでいくぼくの顔が見える
しばらくしてもうひとりのぼくが
...
私は
私を選んで生まれてきたのだろうか
もし そうなら
私は私でありたかったのだろう
そこまでして
選んだ私を
どうして私はすきになれないのか
もしかしたら
認めたくないからなのか
...
あまぐも
が
垂れ下がる昼下がり
うっかり爪を引っかけたら
鈍痛を引き寄せてしまいそうな
空
あまがさ
の
濡れた匂いは嫌い
美味しくない想い出と憂鬱が
しつこ ...
目指したわけではないけれど
二十と数年先の世界
タイムマシーンの誤作動です
大きな変化はありません
山も近所も十五の頃に見た景色
父が老け母も老け
兄弟は皆家を出て
もやしのような僕 ...
おとしぶみと言う虫に託す詩集ひとつ恋愛論のなれの果て
ストリートミュージシャンにあすを尋ねるどのコード進行で生きるかと
炎天下脳みそは妄想やめて夕涼みプラタナスの鈴の葉陰に
初音ミク ...
深夜にカッコウが鳴く
ホトトギスと同類の鳥
托卵が習性とは云え
さぞ悲しかろう
住宅地に陽光の訪れる前に
さぞ恨めしかろう
深夜の睦みが
羨ましかろう
...
「欲望がわたしの燃動機関なのです、言葉を失くした鸚鵡たちが、回転する眸を、彼の磔刑される翼の朱色に、捉われては墜落してゆきます。煉獄とはスクリーンに映された海の反射鏡なのです。」
贖罪が ...
自殺するのは人間だけだ
だから 生きたり 殺したりすることは
どんな生物にもできることなのだとわかる
ホリゾンタルな視線にさらされて
少女はストラトハンマーをふりかざす。
三千世界の鴉を殴り殺してなお、
万雷の拍手なりやまず。
凡百な思考はネジのゆるんだ孔からしのび寄る赤錆に侵 ...
恋には形があるからさ
だから、つくれるしさ
だから、こわれるしさ
卒業すれど、何も得ていないわたくしに、どうか教えを乞う事をお許しください
さすれば、三月の風に靡く、このセーラーの紺色の襟も、羽ばたける事ができるかもしれません
先生、不得手のモノは沢山です
...
もう自分は廃人にちかい
親のすねもどこまでもかじるつもりでいる
たとえば子供時代に思った
大人の自分がこうであったろうとは
さすがに想像の閾を越えているのであって
弁解の仕様もない
だ ...
ものに手を触れると、匂いを嗅ぐ癖がある。小学校低学年の頃からだろうか、今、小学二年生の息子も、最近、同じことをするようになった。
からかうように言うと、きっとあの頃の私みたいに、気にする ...
見上げちまった
吸い込んでゆく神秘様
コンパスでなぞるに まだ満たない神秘様
見上げちまった
松果体に月光を摩る尻尾の名残
幸い反応なし アタシは人間 神秘様と繋がる人 ...
キスをする
徹底的な
長いや ...
かたつむりがね
いないとさみしいよね
木の葉の影の雨宿り
でもね
木のてっぺんにもいるんだよ
きっとね
だって だって
ひなたぼっこしたいから
アリさんがね
いないとさみしい ...
愛してると伝えるにはあまりに近すぎる距離
袖を掴んだら驚いた顔をした
『兄妹のように仲が良い』とは私にとって賛辞ではなく
ずっと{ルビカツ兄=かつにい}の隣にいる ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
詩のいのち
もっぷ
自由詩
7
12/6/3 17:36
忘れない
〃
自由詩
3
12/6/3 17:33
ヒキナギ乞う唄
砂木
自由詩
22+*
12/6/3 16:42
恋
田園
自由詩
3
12/6/3 14:39
日曜の午後
生田 稔
短歌
0
12/6/3 14:29
サマー・カニバル
ホロウ・シカ...
自由詩
6*
12/6/3 13:34
ゲームオーバー
晝
自由詩
3
12/6/3 13:32
twitter
葉leaf
自由詩
2
12/6/3 13:10
超自然の楽園にて
高原漣
自由詩
0*
12/6/3 12:44
素直な存在
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
12/6/3 12:33
、みんなが
もっぷ
自由詩
4
12/6/3 12:29
変態短歌76
花形新次
短歌
0
12/6/3 12:24
泣き言
marux2
自由詩
3*
12/6/3 11:08
朝の街路樹
殿岡秀秋
自由詩
6
12/6/3 10:43
源流さがし
朧月
自由詩
4
12/6/3 9:17
あまがみ
nonya
自由詩
20*
12/6/3 9:15
時間旅行
marux2
自由詩
4*
12/6/3 8:32
おはようサラダ
梅昆布茶
短歌
15
12/6/3 7:20
なげき
ドクダミ五十...
自由詩
4
12/6/3 4:23
バベル/交通便/伝書鳩競売会
高濱
短歌
1
12/6/3 4:03
リッスン
番田
自由詩
0
12/6/3 2:32
やまなしアリス
高原漣
自由詩
0*
12/6/3 2:29
恋には形が
殿上 童
自由詩
27*
12/6/3 1:13
三月のウサギ
岸かの子
自由詩
2*
12/6/2 23:46
カイコ
瀬崎 虎彦
自由詩
0
12/6/2 23:25
変な癖
小川 葉
散文(批評...
1
12/6/2 23:19
再満
朝焼彩茜色
自由詩
2*
12/6/2 22:24
見つからないように
TAT
短歌
0
12/6/2 22:20
きっとね 2011
たま
自由詩
26*
12/6/2 21:48
地球を回そう
永乃ゆち
自由詩
3*
12/6/2 20:56
3064
3065
3066
3067
3068
3069
3070
3071
3072
3073
3074
3075
3076
3077
3078
3079
3080
3081
3082
3083
3084
3085
3086
3087
3088
3089
3090
3091
3092
3093
3094
3095
3096
3097
3098
3099
3100
3101
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3104
4.73sec.