ほんとうのことは
ほんとうにならない
それがぼくらの法則だった
ほんとうでないことや
知らないことたちで
世の中は
編みあげられているよう
靴をコツコツ鳴らせて
歩くぼくら ...
{画像=120407235731.jpg}
その一本の桜の木は
古い民家の門扉の横にあって
左右に大きな枝を広げていた
ごつごつとして人を寄せ付けず
大地の力を漲らせ
雨風にそ ...
新芽の出かけた柿の木に
季節はずれのしわしわの柿の実が一つ
落ちることなくあの嵐にも耐えて
だれにも見向きもされないところで
静かに生きている
それは確かな生の営み
...
桜よ月よ
僕は孤独だ
桜よ月よ
おまえの前で
素直になれない僕だから
桜よ月よ
誰かと眺めないでくれ
感情は揺れ動きもしないのに
桜よ月よ
おまえの前だけ
僕は素直なのかも知れない ...
空に目玉ぎょろり
月がある
まいったな
小さなことで悩んでたのに
わかったよ
するべきことを
すればいいってことも
迷っていても
明日はくるから
空に目玉ぎょろり
...
言葉の羅列
ふざけた言い回し
そんなもので誤魔化していい気になってる
そいつの名前は思い上がり
私の心に巣食って
私の心を食い尽くす
いつか、お前を越えていく
そ ...
犬が
歩いていて
犬が
ちかづくと
かみついてくる
ころそうとして
ねこ
かわいい
対比
いいものと
わるものの
などといっていると
不利になるから言わない
...
夏がじきに終わる教室の黒板に
...
...
例えば、
僕が溺れていて、
君が助けてくれる。
僕は
ひたすらに感謝して
君はいいよ、
大丈夫だという。
でも、
君が溺れている手をとって、
助け出そうとしたら、
よして、危な ...
やわらいだ寒さに薄着で出かけたいあたたかいものをいれた水筒
日を束ね春と呼んではいるものの二度と同じ日は集まらない
だれ一人おなじ人間などいない一回きりの春も同じだ
...
ありがとう
そんな簡単な言葉を
忘れたまま
一応の今日がある
体積は権利
表面積は義務
肉体は続く
魂の原野
そのつきあたりまで
ビールが飲みたいんだ
別にビールじゃなくてもかまわない
アルコールが5%以上なら何でもいい
死にかけた毛虫のような意識でも
酔っ払うことで
薄膜を一枚被せてやりさえすれば
俺はおまえに ...
自己保身を 考えてしまうと
動けなく なって しまうから
行動しようと 思った 気持ちは
偽善だったのか と
ハッとする 瞬間
でも 気持ちは 本物だよって
自分を 自分で 慰め ...
あの人はどうしているのでしょうとふと強く思いませんかまるで野鼠のようだねとうすら寒く手を差し延べて状況はすっかり変わってしまい僕は初夏の河川敷にいる陽なたに群れている椋鳥たちを眺める辛いだろうか寂しい ...
壊れてしまったレコード
もしくは
石のように固いバームクーヘン化した父
その口からは
絶えず呪詛がこぼれる
隣に住まう
父の兄上との確執が
幼い頃から
絵巻物のようにまた綴られる
も ...
木製のアタマがらんどう彫刻刀踊る阿呆の彼女はどこへ
靴紐の駆け出す夜のちぎれそう電線乱交ピンクの風船
暗闇に光る桜のAppleの製品ほどに白い呆然
ミニスカートふるえる空の午前二時君 ...
「お世辞」
お世辞を言うのは
下手ではない
お世辞を言われるのが
下手なのだ
流れ落ちるほど
ユルユルに頬を緩ませて
頭の上に八分音符を
乗せてりゃいいものを
野 ...
今日一日を 糧に 爽やかに
人生刹那と カウントしようと
人生長きと カウントしようと
その刹那の赴くままに ポピーがそよぐ風に 爽やかに
選択する余地に 感謝の阿吽の呼吸を ...
私生まれも育ちも
川崎堀之内
「どりいむらんど」でお風呂に浸かり
性癖はいたってノーマル
名は亀太郎
人呼んで
フーゾクの亀と発します
俺がいたんじゃ
オナニーできぬ
わかっちゃ ...
死にたての顔は
愛する人にだけ
見せたいと思う
それは最後の贈り物
だから
病院ではなく
家がいい
生まれたての顔だって
昔は
家で見られたのに
ほかほかの湯気をたてた ...
長いこと
なにかを探しながら
生きてきたけれど
とりたてて
見つけたものは
何もないような
気がする
わたしは
よくばりだったのだろう
長かった夜が明ける
昏い空に
ひと ...
君は不器用だって
全部君のせいにしてきた
でも
ほんとうに不器用なのは
私のほうだったんだよ
私はいつだって
「愛される」ことが
最優先
君に愛してほしくて
「安 ...
リオの海岸で
Tバックのひもを
少しずらした状態で
ブラジル人の女のデカイ尻に
俺を突き立てる
ブラジル人の女は
浅黒い肌を
ザクロの果肉色に染めて
サンバのリズムに合わせ
ブラ ...
底辺てね
どこだろね
もう あかんと
おもえるとき
上みても
そらがあり
下みても
自分しかみえん
両手のひら
覆いたいのは
あたしの顔や
だけど咲いているよ
...
頚椎を曲げて上を向く
陽光に目を細めながら
淡い桃色の群集を目にする
ちらつく青空と雲と花びら
そして 無骨な幹と枝
それらの織りなすコントラスト
胸を広げて楽しむ
無骨な幹に迷 ...
コーラの泡で起床。長期休暇には睡魔の一団が、ツアーを組んでは1日に何度でも夢を訪れる。生活の極点は、浮気者なので、目覚めたら隣には昼の寝息や夜の寝返りが横たえられている。日によって不思議と器用に遊び ...
雪の失い冬から
あふれ出る道
水の指の軌跡に
遠去かる道
午後を照らす灯
ぬるく星となり
ひとつとふたつの視線のはざまを
音と光を行き来する速さで
冬と枝が ...
グラスに注がれるコーラの音色が
弾けるように鼓膜を包み込むと
沸き上がる泡状の気分が
発光するワイヤードの地平に
凝結して 一輪の言葉を芽吹かせる
デリートキーを連打するたびに
言葉は ...
脾臓に隠れたものが一番正直な感情だ、駱駝色の夢が見たくもない動機を浮き彫りにするころ、短いうわ言の隙間に考えてはならない衝動が見え隠れする。有無は問わず。亡霊的な位置に甘んじている ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
本題
シホ.N
自由詩
3
12/4/8 0:29
桜木 / その大きな木は生かされている
beebee
自由詩
28*
12/4/7 23:56
柿の実
わすれな草
自由詩
1*
12/4/7 23:43
桜よ月よ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
12/4/7 22:49
空の目玉
朧月
自由詩
3
12/4/7 22:21
思い上がり
無限上昇のカ...
自由詩
3
12/4/7 21:22
スカルミ リオーネ
6
自由詩
3
12/4/7 21:21
うらしまたろう
TAT
自由詩
2*
12/4/7 21:19
講釈、要らんねん
〃
短歌
0
12/4/7 20:43
溺れ
opus
自由詩
0
12/4/7 20:06
はるについて(ホットケーキ)
木屋 亞万
短歌
5*
12/4/7 19:06
age45(一応の終わり)
たもつ
自由詩
9
12/4/7 18:58
恫喝
花形新次
自由詩
0
12/4/7 17:03
堂々巡り
藤鈴呼
自由詩
2*
12/4/7 16:18
迷う
宮岡絵美
自由詩
4
12/4/7 15:36
石蕗の家(改題しました)
そらの珊瑚
自由詩
12*
12/4/7 15:25
春五番
nm6
短歌
2
12/4/7 15:05
刹那的発泡詩 < 1 >
nonya
自由詩
26*
12/4/7 10:24
ポピーの風
朝焼彩茜色
自由詩
2*
12/4/7 10:03
兄貴はつらいよ
花形新次
自由詩
1
12/4/7 9:23
プレゼント
そらの珊瑚
自由詩
11*
12/4/7 9:22
美しい朝
〃
自由詩
11*
12/4/7 8:44
臆病
ジュリエット
自由詩
4*
12/4/7 8:34
日本VSブラジル
花形新次
自由詩
1
12/4/7 7:25
逆三角形
朧月
自由詩
7
12/4/7 7:18
春における立ち位置
小川麻由美
自由詩
2+*
12/4/7 6:09
(断片)昼夜逆転の現象学、名前だけ。
風呂奴
自由詩
1
12/4/7 3:06
こだま かさなり
木立 悟
自由詩
4+
12/4/7 2:44
無題
風呂奴
自由詩
0
12/4/7 2:10
連続する増幅、扁桃腺の様な幻
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
12/4/7 1:30
3064
3065
3066
3067
3068
3069
3070
3071
3072
3073
3074
3075
3076
3077
3078
3079
3080
3081
3082
3083
3084
3085
3086
3087
3088
3089
3090
3091
3092
3093
3094
3095
3096
3097
3098
3099
3100
3101
3102
3103
3104
4.39sec.