不思議だね
夜をいくつもめくったのにそこには
やさしさがあるようだよ
ひかる
ひかるのは星と
ひかるのは愛とそして
ありきたりな日常のようだよ
不思議だね
ことばよ
いつもそこに ...
コトコトと
ゴボウと牛肉の甘煮を作る
グラスを傾けながら
美味くなれよと
酒気帯び呪文
故人を偲び
独り
骨を拾った帰り道
西陽がとても眩しくて
何も見えない
いっそあの夕陽に向かって
ふたり 空の果てまで行ってしまおうか
何時も一緒に{ルビ詩=うた}を歌っ ...
茫洋と祈っている
あなたの声の
哀しげ透きとほる異様、
覆い包み込む
水の辺
水の辺に
憩う恋人達の
時に時の溶解し、
熱情溢れ流れ
嬉しさ異様な迄
ノイジーにロ ...
適職診断ってあるじゃん
質問に答えていくと
あなたは美術関係の仕事が向いてます
みたいな
弁護士とかさ
営業職とかさ
色々あるのはいいんだけどさ ...
パッと在り
ポッと浮かぶ
瞑目すれば
意識の視界に
貴女の顔、
記憶のなかの
誰かに
似ている様で
誰でもない、
初めて出逢う
顔、顔、顔、
貴女は誰?
貴女たちは誰?
...
1月15日って父の命日なんです。
2024年の元旦は初っ端から惨憺たる思いにさせられてしまい、
気が滅入るばかりです。
自然の過酷な光よりも、知の光を浴びていたいのですが、
命日も44回を ...
久々に逢った親友白髪増え歳を取ったと互いに笑う
蛍見に行った場所にはもういない子供の頃と環境違う
高台の団地未だに埋まらない魅力に欠ける住環境
まだ何もない山崩し団地出来お勧め出来た ...
{ルビ冬の雷=ふゆのらい}マクドナルドは混んでおり
紙の白寒しインクは北斎の藍
餅の黴削ぐ母在りて台所
冬苺 逢いたい、だなんて今さら
倒れこむ人の音かと しずり雪
空咳 ...
少しばかりの軽い眩暈は、暗闇とうっすらとした雪明かりのせいなのか
それとも、未明に降り出した重い湿雪が足にまとわりつくためなのか
たぶん、それは眩暈とかではなくて
朝のうちに歩いておこうとする、 ...
ちいさな灯りを枕元に遺しておこう
キミが真っ暗闇でも
夢を掘り起こせるように
閉じられたまぶたの下で
かすかに動く気配みせる眼球
昼間の世界とは別に
もうひとつの世界があると知った ...
タンスの引き出しを開け
下から二段目の引き出しを開け
折り畳まれていたものを取り出す
平たいそれにぷすりと針をさし
シュコシュコ空気を入れると
たちまち一人の人間が現れ
途端に勢いよくしゃ ...
光る風光る
風に乗る雲へ
さようならと
手をふる
風の子
・
冬
鈍色の空の
雲間から
光がさしこんで来て
いのちに灯る
もう居れなくてもいい
もう離れててもいい
それでもいいから
それでも好きでいさせて
幼いとき
旧電車通り と大人たちが呼ぶ
ながい一本道を渡り
手習いを教わった
空も海もしらない
蛍光灯の平板な光がまぶしい
美しくも醜くもない
手本を右に
半紙をよごしてばかり ...
あれは五年前、ぼくがまだ大学院の二年生のときのことでした。実験室で、クロレート電解のサンプリングをしていたときのことでした。共同実験者と二人で、三十時間の追跡実験をしておりました。途中一度でも ...
フルオブライフ、
透明度の高い日々だった
言い換えれば僕たちの
一つ一つ箱詰めにされた
コワーキングスペース
揺れること、かすかな
軸を保ちながら
君の硬い輪郭線で、描か ...
自分の為に人の為
努め営むそのチカラ、
『鉄の忍耐、石の辛抱』
ゲーテの格言、幸い抱き耐え忍ぶ
オノレ、日々時々この瞬間に歓び愛し!
冬の朝なのに
ぼくはアイス珈琲を2杯飲む
夜明け前に紡いだ夢を反復し
物語を繋ぎあわせてみる
これがぼくの日課なんだ
思いが膨らみすぎて
出口を見つけられず
天井が痛がっている
覚えのない思いなど
扱えるはずもない
眠れそうもないのに
眠ろうとする
人間は相変わらず自然に逆らう
と苦笑して見上げた ...
ノイジーに色付き
子供たち帰って来る
小さな校舎に向かい
一人、二人、三人
石畳みを踏み歩み進み
女の子 男の子 女の子
黒いタイツ半ズボン黄色い帽子
足取り確かに形姿くっきりと
皆ん ...
ツクツク
ツクツク
ピーヨ ピーヨ
それが貴女の
独り言 だったのかもしれない
と、今になれば思うのです
病院から外泊すると
東の窓際で
黙って 鳥かご ...
陽の光がまたたくせわしない時
誰もがどこかに向かって急いでいるが
なぜ急いでいるのか
その本質の答にたどりつく者はなく
ただそうであるからという
日常のために急いでいる
気の重くなるような ...
大地が揺れ
津波が押し寄せた
家屋が押し潰され
多くの住民が下敷きになった
山が崩れ
道路が壊れた
言葉を失う震災冬景色
そして冷たい大雪が追い討ちをかける
食べ物がない
水がな ...
赤紫の巨きな花弁に
水滴、留まり
艶やかに
膨らむ、煌めきの
球体 二つ、三つ、
繋がりゆきて
浮き立ち映える
真青の天に
やがて
冷やり吹く風に
揺られ震え
ふるふる
巨 ...
畔のみちを濡れながら
駈けて行く少年が
不意に 透明になってしまった
もう同じ姿では帰ってくるまい
寂しさが静かに
胸を浸してゆく時がある
貴方と再び相逢う日のない事 ...
風、そして風の鼓動
空の欠片を集めると
それはいつも爪に似ていた
窓だけが知っているわたしの形
初雪が観測された朝
静かに紙で指を切って
独り言のように
痛いと思った
...
○「バースデー登山」
昨日は僕の誕生日だったので
友人と山に登った
よくこの年まで無事に生きてきたな
と感謝しながら
素晴らしい眺めと池田湖の菜の花に元気をもらった
○「老害」
年を ...
もううすうす気づいてる
人生って
生きてりゃ勝ちって言われても
楽しいことばかりじゃないんだな
イヤなこと
苦しいこと
つらいこと
悲し ...
夢のなかに
大好きだったおじいちゃんがいる
しずかにわたしを見つめている
なにかを言いたくて
なにも言えず
冬は皮膚がかたくなる
さみしさを大切に抱きしめて丸くなる
さむいよ
また ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
いてください
かんな
自由詩
3
24/1/16 5:02
五行歌 夜な夜な
レタス
自由詩
5*
24/1/16 0:10
きみに帰る
〃
自由詩
6*
24/1/15 22:50
五行歌、水の辺にて
ひだかたけし
自由詩
5*
24/1/15 18:46
適職診断
おやすみ
自由詩
1
24/1/15 17:53
意識の光景27◯顔
ひだかたけし
自由詩
5*
24/1/15 16:00
過酷な元旦
ナンモナイデ...
自由詩
2*
24/1/15 14:06
環境
夏川ゆう
短歌
1
24/1/15 11:48
冬の雷
そらの珊瑚
俳句
3*
24/1/15 11:13
雪の降る、音。
山人
自由詩
5+*
24/1/15 10:30
眠りに埋もれた夢のいくつか
そらの珊瑚
自由詩
5*
24/1/15 10:29
何事
やまうちあつ...
自由詩
2
24/1/15 9:18
※五行歌 二首「光る風光る」
こしごえ
自由詩
4*
24/1/15 8:53
あなたの横
あも
自由詩
1
24/1/15 4:51
手習い
形代 律
自由詩
6*
24/1/15 3:59
火だるまパンツ事件。
田中宏輔
自由詩
9*
24/1/15 0:28
フルオブライフ
ねことら
自由詩
3
24/1/14 22:08
五行歌、チカラというモノ
ひだかたけし
自由詩
4
24/1/14 21:54
五行歌 徒然に
レタス
自由詩
6*
24/1/14 21:34
この部屋
木葉 揺
自由詩
2
24/1/14 19:56
意識の光景26◯子供たち
ひだかたけし
自由詩
4
24/1/14 18:42
独り言
リリー
自由詩
7*
24/1/14 17:47
朝
岡部淳太郎
自由詩
4
24/1/14 17:24
能登半島震災冬景色
zenyam...
自由詩
1*
24/1/14 16:42
落下(新訂)
ひだかたけし
自由詩
4
24/1/14 15:50
冬の日
リリー
自由詩
7*
24/1/14 11:01
独り言
たもつ
自由詩
7
24/1/14 9:00
独り言1.14
zenyam...
自由詩
3*
24/1/14 7:16
ブラックコーヒーが飲めない
おやすみ
自由詩
2
24/1/14 6:31
夕方の夢
凍湖
自由詩
3
24/1/13 23:04
259
260
261
262
263
264
265
266
267
268
269
270
271
272
273
274
275
276
277
278
279
280
281
282
283
284
285
286
287
288
289
290
291
292
293
294
295
296
297
298
299
3.35sec.