尻の曲線に墜落した
堕ちたのは、
きっと酒のせいだ
窪みから下腹部を抜けて
波打つサテンのシーツを泳ぐ

女の夜は満天の星空で
凍った涙のように美しかった

柔らかな乳房の谷間で
...
a.m.2:00/
夜中に起きて
誰もいない
台所の小さな明かりの下で本を読む
きみとふたり
丘のうえ

夕景色
山なみの果て
我は彼方を
さし示し

きみは頬笑み
頷いた

{ルビ蘇芳=すおう}の衣は
{ルビ飄々=ひょうひょう}と
明日を求めて
彷徨 ...
甘く
酸っぱく
苦く
切なく
悲しい
 
涙乾けど悲恋は癒えぬ 壺で濃くなる毒の蜜 下着買い受けの女へ生理寛解を拝みにいくと嘯いて
最果ての夕暮れ春の灯台にあった
魍魎が私と共にいた
ヤブ椿の花は無心にあえいでる

既視感もかくやとばかりに他人様と衝突する
左肩が痛む ...
のんびりとした一日に
奇妙な異様 蠢いて
想わず枕の下を覗き込む

 蒼いどよめき真紅のうねり
 澄んだ溜まりの底渦巻いて

のんびりとした一日に
無限の眼 壁築き臨み立ち
寛ぎの枕 ...
 背中押してもらって
 もっと もっと、スニーカーのつま先が
 お空に近くなる
 ブランコ

 いつからだろう?

 ブランコ漕いで
 軽い眩暈の様な気分の悪さを
 感じてしまうよう ...
Night weeps watching a movie.
I hesitate about whether to speak or not.
I don't quite unders ...
肉の遺伝子の
流れを抱え
ながらも
明証の内に
現れ在るもの
刻み込まれ

清瀬駅の改札口、

吐き出されて来る 
人、人、人、
一人一人の顔 瞬時に捉え 
己もまたその一人の ...
2024も一か月過ぎました。
雪国の冬の生活も知らず生きています。
二月に生まれた自分は詩を書いています。
真綿のような白い子犬がじゃれついています。
マウスはよごれています。
自分の生きた ...
ゆっくり歩くこと
道を譲り合うこと
ありがとうを交わすこと
そんなあたりまえのことを
忘れかけていた

雪をふみしめる
靴底を貫通する冷気
しん、とした空気を吸い込むと
鼻の奥が ...
生きる
ってことは
新しく
なることです
年を取れば取るほどに



こたこた
こたつが
心地好い
うとうと
ほんわか
○「独り言」
「言葉の力を信じて
自分の生きる力となる
言葉探しの旅である」
こう書くと大分かっこよくなる
弓道の先生にいつも格好をつけなさい
と言われているので格好をつけてみた
ほんと ...
雪が降り、はしゃぐ子どもと泣く大人

そこで子をぶっ飛ばしたら虐待だ

まず親がそして医療がとどめ挿し

殺伐とした世の中じゃいけません

回復し庭を見ながら雪見酒
我々は
凍えることに慣れてゆく
雪は稲妻

従えて

残り火に薪を贈り
空になった手にまた稲妻が疾走る
昔から言われているように
運命の糸は赤い

祈ることでしか巻くことのでき ...
毎朝血圧と脈と向き合う日々
正常範囲だとほっとする
生きる意欲がわいてくる
正常範囲でないと
何回もはかる
その結果ますます悪い結果になったりする
母親が不整脈で退院の日に突然死したので
...
 頁{ルビ繰=く}る 手を休め{ルビ食=は}む {ルビ葛湯=くずゆ}哉


「ただいま」と 還り笑う君 雪の{ルビ冠=かん}


 降る雪と 藥罐の歌う 夜更け哉


 電飾の 眠っ ...
雪崩れ落ち流れ狂う
荒れ狂い鎮まり生き
真紅の漆黒に近付き

また開きゆっくり色付き

しずかにしずかさ眼差す瞳、

上へ上へ上方を奥深く抉り出し

やがてその肉を逸脱する美を耀か ...
雪が舞い始めて
都心は次第に白一色に
行き交う人々一人一人の背に
不意にふっと小さな天道虫が留まる

艷やかな赤に黒の斑点の色合い照り輝く

円やかな小さな天道虫が留まる、

 雪は ...
とんぼたちの翅が
光を
反射している
きゃらきゃらきゃらと
田園の空に
死ねない今
生きていれば
いろいろとあるのは
当然
有り難いのです
 寝酒舐め
 見上げる星すら雲隠れ 
 胸深く 影流れしも
 抱く憧憬、あなたの詩心
 あした顕る月であればと乞ひ願ふ
下町の時間の流れ独特で人の生き方学んでみたい

数年で再開発は終了してお洒落一色若者の街

アストラムライン延伸計画が前に進んで工事始まる

家の前高いマンション建設中ベランダからの景色は ...
 友人の平井氏からこの本は面白い、と手渡しされた本が「羆撃ち」であった。
 私自身、ツキノワグマを二頭ほど撃ったことがあったが、それはすべてチーム猟であり、どちらかというと撃たせてもらったというべき ...
 玉ねぎを薄切りにする
 辛さと
 人参を薄くそぐ
 暖かい朱色と
 さやえんどうを茹でて塩をかける
 平和さに

 じぶんの後姿をみたいと希う

 鍋に湯がたぎる
 湯気の中 ...
冬の散歩に出かける時に見かけた
カモメが 飛んでいた川
ここからは 海は 遠いのだが
きっと渡り鳥のように飛んできたのだろう
ここに 無かった エサを求めて


今は どこを 飛んでいる ...
自由になれもっと自由になれ
怖がるな未来を怖がるな

どうせおまえです
ただのおまえです

何かしたところで誰も見てない
だから自由に暴れてやれ

見つかったら隠れずに
暴れつづけ ...
 コリコリの農家の子として生まれたカタコランは、
九才の時に神の声を耳にし、全知全能の神カタコリの
前ではみな平等であると説いた。布教は、カタコラン
の生誕地コリコリではじめられ、農家で働く年寄 ...
一度こぼした涙はいつ止まるだろう?
地面に涙を落とし続け
大きな水たまりになり
涙の上に船を浮かべ
目的はないけれど
涙の流れのままに進んでいこう

いつしか涙は増え続け船は沈み
私は ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
天国atsuch...自由詩17*24/2/7 5:16
春日線香自由詩424/2/7 0:44
盛唐の夢レタス自由詩5*24/2/6 23:05
五行歌 愛自由詩3*24/2/6 22:11
壺【都々逸】福岡朔伝統定型各...1*24/2/6 21:32
五時五十七分の日入り民二郎自由詩324/2/6 20:42
WALL OF EYESひだかたけし自由詩524/2/6 20:08
あかね雲リリー自由詩9*24/2/6 19:26
Apollo投稿者自由詩0*24/2/6 19:17
ひだかたけし自由詩524/2/6 16:40
じゃれついています。ナンモナイデ...自由詩224/2/6 13:46
ゆきみち佐野ごんた自由詩5*24/2/6 12:43
※五行歌 二首「年を取れば取るほどに」こしごえ自由詩5*24/2/6 10:09
独り言2.6zenyam...自由詩4*24/2/6 7:59
雪と親子りゅうさん川柳324/2/6 7:16
雪と稲妻rabbit...自由詩124/2/6 0:31
血圧と脈zenyam...自由詩3*24/2/5 21:46
二月、夜墨晶俳句4*24/2/5 19:09
渓谷のガーベラひだかたけし自由詩424/2/5 18:12
雪と天道虫のファンタジー自由詩5*24/2/5 16:19
※五行歌「きゃらきゃらきゃらと 田園の空に」こしごえ自由詩4*24/2/5 14:27
※五行歌「死ねない今」自由詩2*24/2/5 14:26
五行歌 一首「新月」リリー自由詩4*24/2/5 13:49
景色夏川ゆう短歌224/2/5 13:43
久保俊治著 「羆撃ち」を読んで山人散文(批評...3*24/2/5 12:14
後姿リリー自由詩4*24/2/5 7:38
ある冬の日番田 自由詩124/2/5 1:46
自由になれ木葉 揺自由詩4*24/2/5 0:44
カタコラン教の発生とその発展。田中宏輔自由詩13*24/2/5 0:36
沈没リィ自由詩2*24/2/4 23:08

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