テーブルの上で
蜜柑が燃えている
そのふところにたたえた水を少しずつ手放しながら
冷たく燃えている
つやつやとした
ともしび
坊やが食べこぼした
アルファベットびすけっとのかけらたち ...
やさしい言葉に
思いやりの行動がともなって
愛が深まる
人それぞれだから
自分の思うようには
何事もいかない
しかし
自分の通ったあとには
「誠心誠意」という一本道ができるようにしたい
暗い夜の森の中
オレンジ色の光が窓から漏れている
そこはカフェだった
老女が注文を取りにくると
ぼくは珈琲とザッハトルテを頼んだ
しばらくすると老女はウイスキーのロックを持って来た
...
詩を恥ずかしいと見る向きがある
リア充には
リア王ならそうは言わんだろうが
まぁいいだろう
僕には詩しかなかった
こんなに恥ずかしい人生になった以上
変態といってなんだというの ...
若かりし頃を振り返れば
目覚まし時計は必需品でした
目覚めたことに感謝することもなく
鍵もかけずに飛び出していました
いつからだったでしょうか
目覚ましの ...
樹齢300年を超える美しい欅の一枚板を手に入れた
奥行70cm 幅120cm 暑さ3cmの文机にしようと決めた
木工職人に仕立てて貰い
砥の粉を塗り込め1000番のサンドペーパーで磨き
...
シャカイ系のアニメばかり見ている
フェータルなのか?
そう問えるだけfatalではなかった
地雷で下半身が吹き飛んだ人が
そんな質問はできない
彼は純粋なイケメンだから
コミュニテ ...
ふわり
ふんわり
ふっと
永遠のあけ
(うっすら貴女の鼻筋浮かび)
肉の滅び 面前に 、
肉身老いて更に若返りゆく魂を
肉の滅びに残り生き続ける物を
ふわりふんわり ...
自分の
思うように
いかないからってさ
仕方ないこともあるよね
でも信じているよ
画家に成れず
適当三昧
空しくも無く
ビジネスでもなく
唯無欲
いや無欲では無く
結構欲
でまたそんなことになる
いつからだ まだやってる
画家に成れず
仕事に帰る
また ...
光から溢れ散ばる蜜の束 あの子の耳を少しゆらした
手をとめて見てほら部屋の隅にある 打ち明け話のなれのはて
あなたは長い間わたしの神様だったように思う。たまに来て笑って、ちょっと触ってくれる神様。見るたびに薄く透けるようになって、最後には滴る水になった。いまは、そして「あなた」という言葉になった。
ど ...
人の気配で 繋がれたり 断たれたり
人を守る為 生まれたつもりになって
或いは請われ それが叶っても 再び顕される時の意味
親しみをこめた無言 純化 そして破壊
誰かの奥に放たれ 彷徨う魂 ...
辛いとき
何処からともなく
心に響いてくる応援歌
乗り越えていけるという
何かを得て進んでいる
誰かに応援されたり
誰かを応援したり
世界は成り立っている
独りではないのだ ...
今朝はメジロの歌声で起こされた
そのソプラノが心地良かった
たぶん桜の蜜を啜っているのだろう
ぼくは苦い珈琲が好きだから
きみとは仲良くできないかもしれないけれど
明日の朝も
その歌声 ...
痩せた猿が誘蛾灯の下の小さな檻の中で陳腐な引用と比喩だらけの言葉を吐いていた、のべつ幕なしに並べ立てていたがそれは一言も俺の興味を引くようなものではなかった、生まれてこのかた名前も聞いたことが無い ...
今日もまたあなたを傷つけた
寂しさが棒立ちしているバスに乗り
ただ横にいるだけで
やさしいあなたの笑顔を消した
応えられなったあたまが悪いから
じゃなく ...
ひかりのしかい
光の視界
光の死かい?
光の詩かい?
闇と闇の狭間を縫い
花弁一枚一枚の音色奏で響かせ
うっすら暗みがかった青空にて
旋回する顔顔の相貌、限りなく現れ ...
過去のバカは
実際知能が高くて
でも今の僕からすると
知能高い行為なバカで
だからと今の自分は
なおさらバカで
執着から離れての
また違う執着になったことに対してもバカで
なら ...
光燿の
遥か優しげ
春の庭に
ひらひらひょんひょん
蝶々の飛び遊び 、
何を探すのでもなく
何を欲するのでもなく
只、
ひらひらひょんひょん
てふてふ飛び遊 ...
はな散って爪塗りなおす薄暑かな
大抵透き通れば晴れて、照ればパレード、築いていた。
たいていすきとーればはれて てればぱれーどきずいていた
退け!大先生だけど!
どけだいせんせいだけど
誰かは正しい子。唾、涎 ...
いろいろあって
今がある
いろいろと私は
つながっている
今がありがたい
○「薬」
薬は毒にもなる
改めてこの頃強く思う
○「老いの知恵」
若いときのような突進力はもうない
せめて老いたら
踏みとどまる自制心と
引き下がる分別を持ちたい
○「不思議な ...
流線型のトースターから
褐色の食パンが飛び出した
珈琲と目玉焼きとシーザーサラダ、
トーストには人造バターを塗る
今日からはボクも宇宙人
立派な宇宙人として社会に貢献したい
家を出ると ...
昭和、黄金時代
あきちを夕日が朱に染めるころ
昭和の悲しみは
まるで未来にすべてが解決できる悲しみに
想えたんだろ?
東京にいったとき
東京タワーではなく
スカイ ...
あまいお酒が沁みてるケーキ
まるであたしの脳みそみたい
ねじがゆるくて軽やかだから
きみのことも縛らない ぼんやり見送るの
旅のおみやげは 自慢と ジョッキに一杯のぐちと
アンゼリカみたい ...
詩は音楽にならなかった言葉で
音楽はことばにならなかった詩である
ヘッセ
今あるものもかつては想像されしもの
ブレイク
・・・
うろ覚えの頭の浮かんだ格 ...
自称詩人が
深刻な顔をして
話しかけて来た
「昨日医者から余命宣告された」
私は驚いて何年か聞いた
すると自称詩人は
「30年・・・・」と答えて
嗚咽し始めた
自称詩人は今年65歳だっ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜のテーブル
そらの珊瑚
自由詩
7*
24/4/13 8:35
愛の二輪草
zenyam...
自由詩
2*
24/4/13 8:16
道
〃
自由詩
1*
24/4/13 8:06
【夢の欠片】森のカフェ
レタス
自由詩
5*
24/4/13 7:00
うしししし
りゅうさん
自由詩
2*
24/4/13 4:47
春眠暁を覚える
佐白光
自由詩
4*
24/4/13 1:25
玩物喪志
レタス
自由詩
5*
24/4/12 22:32
比喩について
藤原絵理子
自由詩
2
24/4/12 21:09
死と詩と
ひだかたけし
自由詩
4*
24/4/12 17:01
※五行歌「でも信じているよ」
こしごえ
自由詩
4*
24/4/12 15:23
丁寧な幻
林 理仁
自由詩
2
24/4/12 14:04
蜜の束・うちあけ話
はるな
短歌
2
24/4/12 11:13
メモ(呪文)
〃
自由詩
5
24/4/12 11:00
分身
soft_m...
自由詩
3*
24/4/12 9:35
応援歌
夏川ゆう
自由詩
5
24/4/12 7:07
朝の歌
レタス
自由詩
11*
24/4/11 23:30
痩せた猿が誘蛾灯の下で
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
24/4/11 22:07
うたうたい
秋葉竹
自由詩
2
24/4/11 21:20
詩想、此の空爆の血に
ひだかたけし
自由詩
2*
24/4/11 20:31
なお白痴
林 理仁
自由詩
5*
24/4/11 17:56
蝶々の春
ひだかたけし
自由詩
5*
24/4/11 17:52
暮春
福岡朔
川柳
3
24/4/11 17:42
正しい下だ(回文)
水宮うみ
自由詩
3*
24/4/11 16:49
※五行歌「いろいろあって 今がある」
こしごえ
自由詩
4+*
24/4/11 16:35
独り言4.11
zenyam...
自由詩
3*
24/4/11 7:59
スタート
atsuch...
自由詩
14*
24/4/11 6:55
悲しみのうた
秋葉竹
自由詩
4
24/4/11 3:06
サバラン
福岡朔
自由詩
8*
24/4/10 22:12
めも
うし
自由詩
1*
24/4/10 20:45
余命宣告
花形新次
自由詩
1
24/4/10 17:46
279
280
281
282
283
284
285
286
287
288
289
290
291
292
293
294
295
296
297
298
299
300
301
302
303
304
305
306
307
308
309
310
311
312
313
314
315
316
317
318
319
2.9sec.