みおろすと
土曜の街の西半分
くるまもひとも少ない春のひ
病室で
さくやみた夢なんだっけ
春の陽射しにぼやけてしまって
ただ白い
世界が僕をつつむ ...
チューブから絞り出されるのは 炎
いくつもの炎がのったパレットから
その人は筆に炎をとり 絵を描く
パレットはいくつもの炎をのせながら
焦げることもない
筆もまた
炎をのせられたキャン ...
一匹のイワシが大海の中で、何かを思考しながら泳いでいる
あまりにも複雑な海の水はとても塩辛くて、飲んでは吐き
体内をおどるように走る塩辛さに眉をひそめながら
それでも彼は泳ぎ続けるのだ
まがい ...
「時間」のGと「重力」のG
地球環境が陶冶すると解るのに
同じGだと言うことが
黒曜の空のもと
琥珀の水に彷徨いながら
美しいと思った数式を描いてみた
いくら計算しても解らない数字
陰陽の間に居座る零の秘密に戸惑う
在るようで無く
無いようで在る
摩訶不思議な仮定が ...
きみのまる顔、
ひとつの、
お団子、
笑うと、
目が、細くなる、
とーっても、
甘そうな、
雪しろの、
お団子、
鼾がやたら五月蠅くて
ふと目が覚めたが、
身体はまだ眠っていた
どうやら幽体離脱したようだ
真夜中の瓦屋根はよく冷えていた
窓から自分の鼾が聞こえる
空をボクの同類たちが飛んでいた
...
ハローハロー
春の深まり葉桜の群れ揺れ
温ったかな陽光の燦々と
名無き草花たち色とりどり
あちこちに咲き誇り
降り注ぐ光のなか
人々、それぞれの目的持ち
それぞれの場所へ進んでいきます
...
詩人なんてもんはだな
泣きたいことも美しく
疾しいことも美しく
切ないことも美しく
嵐のことも美しく
死にたいことも美しく
生きる辛さも美しく
汚ないことも美しく
えが ...
朝早い大前研ーの真似は無理ー
君が亡くなって一周忌が来る
突然の死だった
食道ガン肺ガンなどさまざまな病気を
乗り切ってきた君だったのに
急に亡くなるなんて
今でもうそのようだ
中学時代からの親友だった
何でも真っ先 ...
木は何本か、いつも行く道には生えている。名前すらもない、その、何年もそこに根を下ろした姿を空に晒して。自転車が通り過ぎる日も、同じ車が来た日にも、変わらず、木はそこに生え続けさせられていたのだろう。桜 ...
ぼくはカタツムリ
大きな荷物を背負って
ゆるゆると紫陽花の葉を
あてどなく彷徨う
願わくば海に帰りたい
死にかけて
今の意識
切り裂かれ
差し出す手を
握り締めてくれた人
握り締め繋いだ
手と手の熱に
点火され
燃やし尽くす今の意識、
明るみ光に溢れ更に明るみ
...
打ち寄せる
波の律動絶え間なく
浜辺 灰白のひろがり
立ち上がる漆黒の直線、
後光帯び震え覆う弧空、
やがて到来する
深い夜闇を前にし
手繋ぎ灰白に寝そべる二人に
...
さあさ五月の雨に
濡れる青葉
雨上がり
いのちの深さを
むねいっぱいすいこむ
・
明日は明日の風が吹かあ
というのが
祖母の
口グセだったのだ
そよ風が輝く
なないろの
星々が
にぎやかな声をあげて
キラキラしてる
だれの声もみんな
楽しげな色をしている
なにかに向かって
ゆっくりと
終わりかけている
どこにも
...
このなんでもない時間を知る時に。倒れていた自転車が記憶の中で蘇る。そして近所にあった広い公園の景色が見える。ぼんやりとしていて、何をしていたわけではないけれど、眠かった。あの公園には今でも、あの頃と同 ...
生まれてしまった悲しみは
届かぬ虹の黄金郷
車を飛ばして追いかけて
触れることさえできなくて
やがては闇に逃れゆく
あり得ない夢は捨ててしまおう
この世に生まれた歓びは
見えない糸で ...
からだが重力のように重い、
GW明けの初日の勤務(火曜日)、に、
夜型になりかけた、鈍い体内時計を引きずるように、
その朝の空はナマリ色にくもり、冷たい灰色の雨がきわめて憂鬱に降りしきる、
そ ...
○「プーチンショック」
結局武力なのか!?
○「グローバル世界」
世界全体が幸福にならなければ
日本の幸福はありえない
○「産めよ殖やせよ」
どこかで聞いた言葉だ
いくら手当てを ...
歩いて、北へ
指ぜんぶ開いて 靴と歌おう
古い道 塗り替えられもせず
重ねられた ペンキ文字なぞるように
歩いて、北へ
ひと足ごとに 風向きが変わる
風は現われ 時々 私を透明にする
...
ノイズとハーモニー、せめぎ合い
美と醜、葛藤する
当然のこと
最早荒れ狂う
警告ランプ点滅スルこの時代に
凍り付いていく美
醜を露わにし美醜醜美醜
...
ぶっ飛ぶフライパンに乗って
浅葱色した宇宙の音色
漂いながら ふっと
振り落とされる
この荒涼とした大地に
随意なる
あらゆる骨格筋
鍛え抜き 、
...
小鬼の私は
バカなことも言うけれど、
銀河の岸で
青い小花を摘んでいます
あなたのために
五行歌は
私の生(せい)だ
これを読んでくれる
あなたへ
ありがとうさま
・
失った
生き甲斐を
よみがえらせてくれたであろう
五行歌に
ありがとうさま
・
花 ...
私の命の鏡に
あの人があの人が
映りこんでいる
大空よ
宇宙よ
私に永遠の命を下さい
八月のように
心をあらわに
噴き上がる痛み
目隠しをして
笑いあっていた
バス停は遠く
電車は遅く
返事を待つまで
日は暮れなかった
透けていく町の方へ
二人の影を落としても
...
僕の右手を聞きながら
ブルーハーツは永遠だとおもう
宝島龍太郎って
おとぎ話3大太郎に
加えられても良いぐらいな
名前じゃない
龍に乗って宝島に
鬼退治に行って
沢山の宝を持って帰ってきて
おじいさんおばあさんと
幸せに暮らしましたとさ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
やまいのうた
秋葉竹
短歌
1
24/5/11 11:23
炎彩画
塔野夏子
自由詩
8*
24/5/11 9:44
群れ
山人
自由詩
9*
24/5/11 5:00
GG
足立らどみ
自由詩
3*
24/5/11 1:25
零
レタス
自由詩
5+*
24/5/11 0:29
ゆきみだいふく
本田憲嵩
自由詩
9
24/5/10 22:48
真夜中の丸太切り
atsuch...
自由詩
12*
24/5/10 21:25
春、み空の歌
ひだかたけし
自由詩
4
24/5/10 17:29
すべてカンタンなハナシ
秋葉竹
自由詩
2
24/5/10 12:30
寝坊して山型食パン齧りながら詠む句よ
足立らどみ
川柳
2*
24/5/10 8:33
一周忌
zenyam...
自由詩
4*
24/5/10 7:32
街の車窓から
番田
散文(批評...
0
24/5/10 2:00
五行歌 帰りたい
レタス
自由詩
5*
24/5/9 22:56
五行歌、明るむ意識に
ひだかたけし
自由詩
4
24/5/9 22:19
浜辺(新訂)
〃
自由詩
3
24/5/9 17:09
※五行歌 二首「明日は明日の風が吹かあ」
こしごえ
自由詩
4*
24/5/9 15:34
なないろの星々
秋葉竹
自由詩
4
24/5/9 8:20
近所の公園からのカムデンロック
番田
散文(批評...
0
24/5/9 1:42
生きる
レタス
自由詩
8*
24/5/8 21:51
連休明けの重力
本田憲嵩
自由詩
6
24/5/8 21:46
独り言5.8
zenyam...
自由詩
2*
24/5/8 21:00
北へ・・・
soft_m...
自由詩
9*
24/5/8 20:09
五行歌、この危機と転換の時代に
ひだかたけし
自由詩
3*
24/5/8 19:29
五行歌、跳躍!
〃
自由詩
3
24/5/8 17:10
※五行歌「銀河の岸で 青い小花を摘んでいます あなたのために ...
こしごえ
自由詩
8*
24/5/8 15:54
※五行歌 三首「五行歌は 私の生だ」
〃
自由詩
4*
24/5/8 14:45
Weather report
渡辺亘
自由詩
0
24/5/8 10:36
ため息は黄色く吐いて
トビラ
自由詩
8*
24/5/7 23:46
めも
うし
自由詩
0
24/5/7 21:06
おとぎ話
花形新次
自由詩
1
24/5/7 20:21
269
270
271
272
273
274
275
276
277
278
279
280
281
282
283
284
285
286
287
288
289
290
291
292
293
294
295
296
297
298
299
300
301
302
303
304
305
306
307
308
309
加筆訂正:
生きる
/
レタス
[24/5/9 7:56]
一部手を入れました。
3.18sec.