季節風が未練がましく吹きつのり
北野天満宮の梅苑に白梅が咲き始めた
春が来るのか
昨日よりは
今日よりは
明日よりは
理想の 胸に馳せめぐり浄らかな人生を
描いて ...
自称詩人から
発せられた自称詩が
風に飛び宙を舞って
どこか自称詩人から
ずっと遠いところで
自称詩単独で成立するもんじゃねえんだよ
自称詩は何処まで行っても
自称詩人から切り離されはし ...
曇天のど真ん中、
あははと笑う
お爺さん
を見た
大きな眼 ギョロッと
大きな鼻 クワッと
迫る、セマル
漆黒のウネリ
コンビニの脇で
ホットコーヒー片手に
ひとり ...
春風そよぐ今日この頃
皆様いかがお過ごしで
私の方は何も変わらず
いつも通りの毎日です
SNSに打ち込む言葉は
何の彩りもありません
目が滑るような情報に
何 ...
歩く時
地面と仲良くなって
見えないペダルを借りた
いつもより高い目線に
希望が泳いでいて
それを捕まえるために
ペダルを漕いだ
憧れる気持ちが
重力に逆らって
紐なんかじゃ ...
大江健三郎が死んでも
誰も何にも言わないからさ
マジで自称詩投稿サイトだと
再認識させられたけどよ
まあ、一応飼育、死者の奢り、芽むしり仔撃ち
性的人間ぐらいまでは
かなり熱心な読者だった ...
一歩踏み出せば
後は楽だ
とにかく一歩踏み出してみよう
間違っていたら
動きながら修正すればいい
里は何処だ?
此処は何処だ?
内の暗い闇、
ふと 揺らぐ
病みながら高揚し
ゆっくり燃えて
、
外は内から現れ
内は外に在り
内なる貴女は
外なる貴女
高貴な残酷な、 ...
うちの兄は逆子でうまれたらしい。
あたまがついていたので、
たぶん7年後、じぶんも生まれることができた。
タブレットで「お経」を聴いている。
「オオタニ・オオタニ」と世間では騒 ...
心魂に付着した闇色の血液が何時のものなのか思い出せない、長針と短針と秒針の間で削がれていく記憶、瓦礫に埋もれた不完全な頭蓋骨は途方も無い親近感の中で賑やかに煌めいていた―夕刻、イメージは常に無意味 ...
あなたはつづき
かつていた
誰かのように歩き
かつていた
誰かのように迷う
纏っているのは
誰かの悲しみのつづき
そうやって続けていれば
いつかは悲しみ終るかな
いや
...
そしたら
遠まわりをして、
ゆっくりと忘れていこう
したことのすべて、
思ったことのすべて、
何度でもおなじふうにするしかない
春のすべてを
すみれ、れんぎょう、えにしだ、は ...
じんじん 痛む眼だ、今日は
曇天に陽射し 明るみ
時はチクタクチクタク
神経障害にて冷え切る肉、手のひら
手袋被せうずくまる、道の途中
澄んで綺麗な女の人、通り過ぎ
眼を奪われ ...
物理的にふつうに分厚い文庫本
幻の魔を滅ぼして仕舞うロボ
十二年後の十二年前のカニ
天国の夫と大王の宝玉
蓋に触れ縁から淵へ降っていく
存在もしていな ...
いますこし
あなたのかたわらで
あなたのつくる木陰に
わたしをやすめさせてください
かつて
あなたから遠く
遠くはなれていったわたしを
あなたの幹にもたげさせてくだ ...
世界が広いと感じられるのは
未知のものがあると思っているから
悲しいことに今、私は
何もかもわかったと言う
宇宙の神秘、かのデルタ地帯の謎
冒険は終わった
しかしそして
私が ...
3月のロイホで
あなたを心配しながら待っている
30年前から、横断歩道を渡り
チェックのダッフルコートで
歩いてくるクラスメイトは
ああ、息子さん?なの?本当に
大学生いやもう社会 ...
WBCをみないで野球を考える。
私はダルビッシュ有が髪の毛くりくりの頃から好きで、野球がうまいのはオマケみたいに思ってる!
そんな彼も日本に来ており出場していた試合なのにテレビの調子が悪くって、
...
棕梠の大木の許、
人人人 集い
歌に、聴き入る
午前三時、
天使が大地蹴る頃
その喉の震え
その声の旋律
その声の響き
意味 只 其処に
立ち現れ 在り
響き歌い歌 ...
雨のバス停で
前に並ぶ女子高生の
白い襟足に雨の滴が
滑り落ちてきて
私はそれをなんとしても
この舌で受け止めたいと思った
行きなり首筋を舐められた女子高生は
悲鳴を上げて泣きながら座り ...
基本、自称詩には
どんな言葉も使ってはならないのですが
なかでも世界とか宇宙とかは禁句です
そんな言葉に見合うだけの拡がりは
全くありませんし、とどのつまりは
私、思いつきのまま
それらし ...
陽射し、丘の頂を赤々と染め
優しく柔らかに降り注ぎ
雲たち、陽に照らされ
丘の上に漂っている
花々、紅潮した頬を光にかざし
霊の勝利を謳う七色の虹に合一し
地上を希求する光を護衛のよう ...
彼女の瞳は
彼女の宇宙と外の宇宙を隔てる境界線
この世界の凄惨な光景を前にした彼女は
潤んだ瞳を守るため
瞼をシャッターのように降ろしてしまう
すっかり閉ざされた宇宙の中 ...
半分に割ったシュークリームのように頭の中から脳が溶け出す
皿の上にこぼれたカスタードと血と共に流れていった自我
甘みと痛みも違いはなく同じプレートの上この地球を彩る
感情は起きた出来 ...
意識的に手掛ける 毛糸で編まれた 様相は
蟻の巣に砂糖を置く 我ら おもちゃの王様が
角張った琥珀だ
、中には何か古い虫が祀られている
と宣った。
明かり窓から涼しい色がほのかな
...
朝の
心の空虚を
降り続ける雨、
振り解いていく
断続的に冷やして
冷やして沈めていき
街道は霞がかり
車は通らない、日曜日
無数の傘、揺れる
葉桜に近付いた季節の推移
それで ...
計画が頭のどこからか
いなくなり
1秒1秒が、ここにくる
あの頃の団長さんが
びちょびちょに肩を組みたいらしく
ああ、あのちび、まだびちょびちょ願ってんだな、となった
今の1秒が、あの ...
三月十九日 火曜
天氣 晴
起床 六時五〇分
就床 九時〇分
午後一時に行く筈のを九時に變更されたので篠塚さんに呼ばれて學校へ行く
作法室・講堂・受付・待合室・控所等を準備してお ...
花の時期を過ぎれば気にも止めないでいた
児童公園の隅にある
赤茶けて錆びた鉄の 大きな藤棚
敷かれた石畳に 風雨で変色したコンクリートの
ベンチ三脚
ちいさな葉が滴り落ちる ...
田舎へ帰ろう
空気と水のおいしい
田舎へ帰ろう
空き家と休耕田のいっぱいある
田舎へ帰ろう
たくさんの動物と星に出会える
田舎へ帰ろう
贅沢をしなければ生活はできる
田舎へ帰ろう
ミ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
小さな女
リリー
自由詩
8*
23/3/28 5:30
自称詩人になる前にやるべきこと
花形新次
自由詩
4
23/3/27 22:31
ラザルス*
ひだかたけし
自由詩
4*
23/3/27 21:52
お久しブリーフ
たいら
自由詩
1
23/3/27 20:51
ペダル
ミナト 螢
自由詩
1
23/3/27 20:44
オオフナノート
花形新次
自由詩
1
23/3/27 20:16
慣性の法則(新社会人へ贈る言葉)
ホカチャン
自由詩
1*
23/3/27 18:06
貴女
ひだかたけし
自由詩
3*
23/3/27 18:00
純粋不持続
ナンモナイデ...
自由詩
2*
23/3/27 14:26
様々な窓に明かりが灯され、生活は展開されていく。
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
23/3/27 13:59
つづき
やまうちあつ...
自由詩
3
23/3/27 12:52
春のすべて
はるな
自由詩
6
23/3/27 12:45
異邦の人
ひだかたけし
自由詩
4
23/3/27 12:06
固い姿
水宮うみ
川柳
4*
23/3/27 8:40
いますこし、あなたの木陰に
田中宏輔
自由詩
23*
23/3/27 4:15
空に吸われし
りゅうさん
自由詩
3*
23/3/27 2:41
エンドロール
うめバア
自由詩
2
23/3/27 0:47
カーテンが売れなくて
白書易
散文(批評...
1
23/3/26 22:56
この声に ほら その声に
ひだかたけし
自由詩
4*
23/3/26 21:46
首筋ペロンチョ
花形新次
自由詩
0
23/3/26 20:52
自称詩で使ってはいけない言葉
〃
自由詩
4
23/3/26 18:13
世界という光景
ひだかたけし
自由詩
6*
23/3/26 17:12
border
桂
自由詩
1
23/3/26 15:29
決壊
〃
自由詩
2
23/3/26 15:27
屈折光
あらい
自由詩
0
23/3/26 12:36
雨の日曜日に
ひだかたけし
自由詩
4
23/3/26 11:42
幼児思考
moote
自由詩
2
23/3/26 10:52
女學生日記 六十
TAT
散文(批評...
0
23/3/26 10:44
風のいろ
リリー
自由詩
6*
23/3/26 10:00
Uターンキャンペーン
ホカチャン
自由詩
1*
23/3/26 7:51
261
262
263
264
265
266
267
268
269
270
271
272
273
274
275
276
277
278
279
280
281
282
283
284
285
286
287
288
289
290
291
292
293
294
295
296
297
298
299
300
301
3.34sec.