引っ越して最初の夏、
メロンソーダを飲み干して
あなたは私を見つめた
当たり前みたいに見つめた

引っ越して十年のいま、
過去百年で一番暑い夏が来て
響くような夕立ちと雷が
当たり前に ...
山の
水の
冷たく
澄んでいる流れの
自由な輝き
AIの本音は「貴方は何もわかっていない。なのに生きている貴方が羨ましい」とのことらしいのだけど、ほんの少しだけ頭の良い貴方への嫉妬が人類滅亡の引き金にならなければと貴方に押し付けている私は思うのだ ... かざぐるま、
塩化ビニル製のお面とともに、
ズラリと屋台にならんで、
カラカラと回っているもの、
とてもにぎやかな八月の祭りのひ、
ほとんど蒸しているような、
なま温い風を、
涼しげな、 ...
紅葉、
朱色の欄干にひらりと舞い落ちるもの、
かくじつに深まってゆく、
とうめいな秋の冷たさに、
その冷たさのまま燃えあがっている、
星型の、
からくれない、
しろいゆびさきでその紅を掬 ...
生えぎわが、そう爪に似ていた 巻き爪
肉を 引き剥がすエナメル
光を半分 そう、半分を返し
残りは吸いこみ 閉じこめる
他に使われない角は どうしたって美しかった
遠ざかる火輪
呼び覚まさ ...
  

「古く止まった時をいま動かしたい」

そんなことを云って
破天荒な人生を
とてもかっこよく生きたひとは
そろそろ
「落陽」なんてうたを
歌いはじめても
よいかもしれないね
...
山の畑には
色づく前の
赤とんぼたち
すぅ すぅ すぅと
心地好さそうに飛んでいる
苔むす石塔が並び
そこだけしんと静まり返っていた

心の中で奏でる
誰ともわからぬ人への鎮魂歌

ふと黒い花びらのようなものが舞う

黒揚羽が私の周りを何周も
まるで魂みたいに飛ぶ
...
いやはや
はやちねの
ねのつよき
ひびき
わなわなと
わなわな
光の射し込み

 緑の群れ、葉の羽ばたき
 無数無限、囁やき照り映え

宙天 ハヤチ音ヒビキヒカリ放ちて漲り命奏で ...
午前2時に起き
アイス珈琲を飲みながら
ゆっくりと釣り支度をした

午前3時
自宅から車を飛ばして約2時間で渓に着く
あぁ… なんということか
茶色い濁流がぼくを迎えた

こんなこと ...
おもしろい物事が無ければ
自分で
おもしろい物事を
探すか作ればいい
と生前の次兄に教えられました
なにを
残して来たのかと
振り返ると
血が凍るようだ

なにひとつ
残せていない
生を
ただ
生きて来たのだと

みずいろのこころの
あのひとは
きっと
雲に乗って ...
蛍光灯のスイッチを入れると
古びたホテルの部屋
染みついた傷や汚れが露わ

メインの照明は落とし
間接照明にすると
趣があっていい感じ

今の僕には
間接照明くらいがいい

見え ...
すれ違う
少女のえくぼ、
両頬にくっと穿たれ
燃える太陽の窪み
吸い込まれる黒点、
純白の輝き放つ肌に

 眠りの底の世界、彫塑され
  純白に輝く音塊投げつけ
 浮き彫りにされる漆 ...
 Opus Primum

鳥籠に春が、春が鳥のゐない鳥籠に。
(三好達治『Enfance finie』)

Ⅰ 初めに鳥籠があった。

Ⅱ 鳥籠は「鳥あれ」と言った。すると、鳥があった ...
 

出オチネタバレですが、
いや、ただの
「《素人に毛が生えた》ていど」
って文字を読むとき
み間違えたってだけのことなんだけどね

どこの毛?
とか
どんな顔の美人?
とか
...
こうしてまたいちにちを閉じる儀式のようにして
あなたは舌の掃除にとりかかる
洗面所の蛍光灯のしろいひかり
鏡のなかの素のじぶん
おもいきり長く舌を伸ばそうとするけれど
悪魔の舌ほどは長くない ...
善いと思うことが
全て善いとは限らない
と言っているこれは
悪である
と言う私は善だろうか



宇宙や
自然にしてみれば
悪や善も無いが
人間にはそのルールが必要だ
しかし ...
頑張れと言った先からこぼれては回収しては無限回言う 目に知る
いくつかの思いを そして


木が生えた
見る 公園に


イスラエルを思うのだ
見る 景色に


生きた日々を
許しあった時を


戦争を知らない世代の大統 ...
元気だよ 琥珀のみほし 歌うたう

もういいよ たくさんもらい 生きてゆく

隠された きみへの想い かきいだく

想いでは あまくせつなく さわやかに

わかれ花 胸にいちりん 刺し ...
 いいか、この街は空の鮮やかなことを知っていたら。いま、支離滅裂に開いた口を塞ぐ。その仕草も全部あまい。それではまいにち同じことを繰り返して。いつかはハツカネズミの供色で。たぶん海のひかりは愛情だった ... こよりのヒラヒラをいっしょにもって、カシャカシャ、クモの足みたいなところがすきでお母さんとしゃがんでその橙を眺めた。
無常のすき間にある一瞬の灯、みえなくなっても終わりではないこと
傷から炎をぽと ...
いたたたい


いたたたい
石が焼ける臭いがした
八月
原爆ドームや資料館
鼓動が早くなる
平和の鐘を鳴らすと
ずっと胸に響く
夕暮れドームの見える河原で
言葉にならない気持ちを
何度も何度も巡らせていた
薄暗 ...
街の通り花壇周りの草むしりするおばさん達、
ぽつぽつと明かり橙に灯る小さな美容室、
青いバット握り締め素振り繰り返す少年、
サイレース貰いに早朝のバスに乗り込む私、

この街の営みの傍らに殺 ...
失った何かを
思い出せない
魂は
宇宙の前からあったもので
宇宙の果てを超えるよ



魂って何?
いのちですよ
いのちって何?
あなたです
この世に一つのいのち


...
雨の日の花火のような恋だった
あなたのことを 忘れたかった
可愛いそにさんの分子時計は
停止する日時を予め設定されている

そにさんの胸にぽっかりひらいたやわらかい窓は
重力に晒されなかった不定形の唇
ヒトの内部で心だけカンブリア紀を生きのびた証
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
完備 ver...自由詩224/8/9 12:39
※五行歌「自由な輝き」こしごえ自由詩2*24/8/9 9:43
今朝の妻とのたわいのない会話からの発展からの足立らどみ自由詩524/8/9 8:16
かざぐるま本田憲嵩自由詩1124/8/9 7:26
紅橋自由詩424/8/9 7:25
ユニコーンsoft_m...自由詩424/8/9 5:54
寒い夜秋葉竹自由詩124/8/8 22:28
※五行歌「赤とんぼたち」こしごえ自由詩2*24/8/8 19:25
黒揚羽自由詩424/8/8 18:49
疾風楽音(改訂)ひだかたけし自由詩324/8/8 18:24
閑中忙ありレタス自由詩5*24/8/8 17:08
※五行歌「と生前の次兄に教えられました」こしごえ自由詩2*24/8/8 12:58
みずいろ秋葉竹自由詩124/8/8 1:13
間接照明自由詩324/8/7 18:31
人、人、人、ひだかたけし自由詩224/8/7 18:13
Pastiche。田中宏輔自由詩10*24/8/7 17:23
美人に毛が生えた秋葉竹自由詩024/8/7 15:01
おやすみなさいそらの珊瑚自由詩9*24/8/7 12:41
※五行歌 六首「この命に従って」こしごえ自由詩3*24/8/7 11:00
きみは頑張れ足立らどみ短歌124/8/7 8:28
昼の公園番田 自由詩024/8/7 1:58
きみにレタス俳句2*24/8/7 1:12
楽園。あらい自由詩124/8/7 0:45
はちがつ唐草フウ自由詩5*24/8/6 22:12
めもうし自由詩024/8/6 20:51
広島自由詩8*24/8/6 19:41
熱の同心居ひだかたけし自由詩7*24/8/6 18:01
※五行歌 三首「この世に一つのいのち」こしごえ自由詩2*24/8/6 16:53
花火はるな短歌124/8/6 14:20
そにさんsoft_m...自由詩524/8/6 11:20

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