吸い込まれていく
手が
なんて冷たい感触
ぺしゃんこになった
人間に
赤い旗はためき
ゆっくり凍りつき
古い月の浮かぶ世界の
静寂が蠢いて
不可視なものに
触れようとする手を
奥 ...
延暦寺西塔の居士林、
森閑とした闇に包まれ坐る道場
打ち鳴らされる警策で
突如 目を見開くと
秋霖
湿った杉の並木が
生い茂り
霧のなかに太い幹の影を映して
...
おなかいっぱいにカレーを食べて 強烈に暖房を利かせて
得も言われぬ 幸せを感じました
失ったものがあったとて
失うまでの過程でそれが本当に大切だったかには疑問符がつき
リセ ...
告解の翌日はれてぬくぬくと
*
(多宗教徒國を公認している地域で生活して死んでいくための一つの考察として)
*
「多宗教徒を公認している日本で生きている多数の人は
告解とい ...
{引用=昔の異国の詩人}
籠の中の鳥は誰よりも遠く高く飛んだ
鳥籠を選んだのは彼女自身
名ばかりの自由という見えない鳥かごの中を
ただ同じように旋回するだけの鳩の群れの一羽になるよりも
自分 ...
○「超一流選手の条件」
飲みに出かけたり
女遊びをしたり
している選手は
超一流にはなれないんだよ
○「投資」
楽してもうけようという
精神がそもそもまちがっている
○「投資詐 ...
カーボンニュートラル
ペーパーレス
紙は無くなりつつあり
本すらも紙でなくなっていく
紙
紙さま
神さま
そういえば最近
神さまもあまり見なくなったなあ
居づらくなっ ...
安心したから眠いのだ
女から意気地なしとなじられて
意気地を振るう場面があったか
育児も振るわないってわけ
慢心したから責められる
暖かいから眠いのだ
蚊が飛んどる ...
舞い落ちる
木の葉をそのままに
冷えた肩を抱きしめた
さてと
フリーウェイを飛ばして
海へ行こうか
山へ行こうか
そこにはいまだ見ぬ君がいるかもしれない
冷えたエンジン ...
オープンキッチンの頭上に掲げられた
黒板に描かれた今日のメニューを端から読み上げ
アテナイの学堂の壁画を見上げて
床に降ろされたシャンデリアの
埃にまみれたキャンドル型の
電球が七色に輝いた ...
ぴっかぴかの小学一年生
異和感じ始める三年生
俺は異物だと中二時の瞬間、
ビートルズ降って来た!
奇跡の様な私という自由。
*
私の内に眠り込む普遍、
私 ...
ふんかふんか すーすーすー あるくと すすむ ゆっくりと けしき
みぎもひだりもきょろきょろして、とにかくなんかみつけたい。
めぼしをつけて、さがす、さがす! なんかよさそうなものみっけ、たかな? ...
無数の人、
白く白く
立ち並び
光浴び顕れる、
巨大な青き海のひろがり
紅葉の枝葉が大きく揺れる
風が吹いているのだな
濃密な紅の群れが青空に
美しく浮き出しながらなびく
風々うねり 風景をかき混ぜ
今此処にこの世界が立ち現れる、
引き伸ばされ ...
アルコールが沁みてくマゼンタの脳みそ
いつでも充血 娯楽室
歌姫がねだるタロットのゆくえは
縁と¥とに欠けている
お嬢さんはつっぱしってく、ほら
かまびすしい夕焼け空を 飛行機雲と併走して
寒さと賑やかさが混然とした師走だった
子どもたちは家の手伝いを請け負う
障子に貼られた紙をビリビリに破ることほど
心躍るものはなかった
平素子どもたちは無自覚に平凡で暇だったから
洗われて ...
「紛いもの」
凪の夜
寒空が黒いインク
こぼした水面、すべりゆく
遊覧船は
まるで冥界の古城
「中古マンション」
三階で 物干し ...
今日もこらこら怒られて
後楽園で乗り換える
地下深い南北線から丸ノ内線
ダメ山さんはカイトにされて
天高く干されてる
ダメ川さんは海賊船で
スイングされている
エスカレーター エスカ ...
○「暖冬」
季節はずれの暖かさ
僕も持ちたい季節はずれの温かさ
○「大谷選手の会見」
肘の手術をしても
くさらず前向き
一千億の契約をしても
おごらず謙虚
感謝の言葉から始まる会 ...
自分の悪を
自覚する
私のこころを
シンプルにしたい
光はここにある
春風が優しく過ぎてゆく銀杏並木の散歩道
木陰で静かにスケッチをしていた私に
さりげなく声をかけてくれました
見えないバリアを被っているつもりだったのに
あなた ...
朝が昼になる瞬間に
日向と日陰の境目で生まれた私は
市街地と砂漠のきわで育った
砂漠ではたくさんの流れ星を見ることができる
気をつけて
と言われて
気をつける子どもはいない
夜に裸足 ...
終えて
始めることを
止めた
当り前に
巡ることを
諦めた
透き通った人達の
声が届かないように
ひたすら囀った
正しすぎる風に
猫背を向けて
なけなしの炎を護ろ ...
酔い覚めて
一杯二杯
もう一杯
何も考えていない夜は
そこに行くのだろう
夜はこうしていることの
こうしていることを
美辞麗句を
書き募る
海の匂いドヨメキ、嗅ぎ聴き入りながら
尚も美辞麗句書き募る
オマエ、ただ言葉に遊ばれ嘲笑られ
*
眠りの底、
アナタは何を夢観るの?
眠り ...
あー
久しぶりにきたな
いたい
減らず口を残らず
てのひらで見送るよう
ちっとも
塡める。想像の先。灰の
色 涼しくもない
さきっぽに もうすぐに
うまれては、きえるもの
なにも腐った頭がちょっとも
まわ ...
突き刺さる
矢は
オレンジに燃える肉に、
何度も何人も何億人にも何度も
ひょいところげ
ふぅと眼差す
多角形の旗が揺れる時に、
突き刺さる
真紅の矢 オマエに。
酒房に足をふみ入れたとたん
行方の知れなかった心が
戻って来た
日頃 胸の底に巣喰う黒いものが
熱っぽく溶けて肉にしみ入ってくる
私に降る 師走の雨
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
マボロシ2
ひだかたけし
自由詩
2
23/12/17 17:41
大杉
リリー
自由詩
3*
23/12/17 17:28
カレーと暖房
短角牛
自由詩
6*
23/12/17 17:15
告解の翌日はれてぬくぬくと (多宗教徒國を公認している地域 ...
足立らどみ
俳句
3
23/12/17 15:32
零
ただのみきや
自由詩
3*
23/12/17 12:34
独り言12.17
zenyam...
自由詩
1*
23/12/17 9:09
かみさま
たもつ
自由詩
5*
23/12/17 8:33
暖冬に
りゅうさん
自由詩
1*
23/12/17 2:52
予感
レタス
自由詩
2+*
23/12/17 0:59
アテナイの学堂 ~Whitney Houstonに
カワグチタケ...
自由詩
3
23/12/16 23:20
詩想49◯自由、五行歌借り
ひだかたけし
自由詩
4*
23/12/16 22:00
いつもしらないところへ たびするきぶんだった
(1+1)/...
散文(批評...
3*
23/12/16 21:37
五行歌、マボロシ
ひだかたけし
自由詩
4
23/12/16 19:10
祝福の瞬間
〃
自由詩
7*
23/12/16 16:09
アイウエオカ
福岡朔
自由詩
4*
23/12/16 15:04
師走雑感
そらの珊瑚
自由詩
9*
23/12/16 13:42
五行歌 二首
リリー
自由詩
4+*
23/12/16 12:26
アップアップ後楽園
松岡宮
自由詩
3
23/12/16 12:24
独り言12.16
zenyam...
自由詩
1*
23/12/16 11:28
※五行歌「自分の悪を 自覚する」
こしごえ
自由詩
2*
23/12/16 10:50
雨の銀杏並木
佐白光
自由詩
4*
23/12/16 10:37
眠るジプシー女 ~Linda Ronstadtに
カワグチタケ...
自由詩
4
23/12/16 10:14
年の瀬
夏井椋也
自由詩
6*
23/12/16 7:41
忘年の夜
レタス
俳句
3*
23/12/16 2:39
夜道
番田
自由詩
0
23/12/16 2:35
夜想、五行歌借り
ひだかたけし
自由詩
4*
23/12/15 21:51
めも
うし
自由詩
0
23/12/15 21:22
さきっぽに もうすぐに
あらい
自由詩
4
23/12/15 18:50
征服者
ひだかたけし
自由詩
3*
23/12/15 17:45
デーモン
リリー
自由詩
4*
23/12/15 17:37
271
272
273
274
275
276
277
278
279
280
281
282
283
284
285
286
287
288
289
290
291
292
293
294
295
296
297
298
299
300
301
302
303
304
305
306
307
308
309
310
311
加筆訂正:
零
/
ただのみきや
[23/12/17 13:34]
誤字修正
師走雑感
/
そらの珊瑚
[23/12/16 18:49]
加筆修正しました
クリスマスイブ
/
足立らどみ
[23/12/16 6:31]
AIとの会話録を移し替えしました
3.08sec.