イヨマンテの夜をききながら
体をたぎらせ、心をたぎらせ、
床の中で小さく雄叫びをあげる
*YouTube イヨマンテの夜(伊藤久男)
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ひつじが
にくになって
スーパーで
うられていて
これは
きっと
生前は
毛が
はえていて
メリノ種
かたつむりになって
洗濯機を回す
混ざり合う日々
クローゼットに
買った覚えのない服
ぎっしりと並べられて
けれどそれを着るぼくが
ぼくという人らしく
知らない朝を
片足でぴょん ...
人生は足りないものばかりだが
僕はどこで誰に足りなくなるのだろう
人生は余るものもあるのだが
誰があまるんだろう
あまるものなんて無いはずなのに
軟体動物が線虫がそして僕が
...
しかし何故羽根を持たないか
我々がそれを具有していた
(些か夢想的な)証である
残滓としての肩甲骨
その悲しい佇まいを見よ
また何故海を恐怖せねばならないのか
産声と共に肺呼吸を開始し ...
ある社会人楽団のメンバーのブログが炎上した
過去の悪行がネット上に晒されたのが原因らしい
なんでも高校時代は相当遊んでいて
町中の女の子に手を出していたようだ
動画には実家のレストランまで ...
自分の正しさをなくした、小鳥は
さえずる声も弱々しく森の中にいる。
くまが冬眠から目覚めたのを見て
おはようの挨拶をかけるため近づいていく。
「俺の失くした鳴き声、あんたは最後に聞いたよな?」 ...
みずいろのみずたまりに
みずいろのちきゅうがうつっている
ひかりとやみがまじわって
しずくがひとつおちていく
いきることが
こんなにもむずかしいとは
つゆとおもいもしなかった
かなしみひ ...
風に舞うビニールを見て
詩が思い浮かぶなんて
詩人のすることじゃない
自分らしい言葉を
いつも持ち歩くなんて
詩人のすることじゃない
夕陽を見ても
何も感じないのが
詩人のするべき ...
みぎの手で
みぎの乳房
ひきちぎり
この空が
とわでなくて
よかったと
ふかい ...
彼女の鼻に
愛に
梅が霞む
夜道に香が
迷い込む
呼吸するように
日本のこころが
きゅんと
夜道に香が
梅が霞む
愛に
彼女の鼻に
...
とあるマンションのこと
925号室の人魚は次第に身体が小さくなっていて夜には死んでいる
524号室は宝石を集めては食い散らかすモグラがわめいている
266号室の冷蔵庫は壊れていて ...
全裸スキップ
夜明けのハイウェイ
220km/h
藤色ポルシェが
ポコチンをかすめる
この刺激
爽快感
俺は
確実に
生きている
ニシヒガシの親子は木の根っこにつかまってぶるぶると震えていました。
寒い、寒いよるです。
ニシヒガシの親子の薄灰色の毛は、どおん、という大砲の音が、木の根をつたってくるたびにかすかに立ち上がります ...
糸でんわは売ることができませんでした。#続けたいの
貝で占いしてみました。#YouTube貼れるようになって
弓を1ぽん。#引く
日を取られてしまいましたね。#これで最もらしい
女は兼ねてよ ...
明け方 白が街を縁取って
地面に這い蹲った存在証明に
目を細めておはようと言う
舞う色を数えもしないくせに
風に色を求めてる
なびいたマフラー(残像、その色を誤認してる)の先より
何よ ...
物語が終わったそうだ
大きな物語が終わったそうだ
政治も
経済も
文化も
確かに
見渡してみれば
「すばらしい」と
言われるすべてが既視感満載
物 ...
シーグラスを
部屋の片隅に投げたまま
二年が経っていた。
それを見つけた今日、僕は決心した。
そしてその決心を今実行した。
シーグラスは
二年たっても
ちょっとしょっぱくて
...
幽体を
こそこそと
なるべくみつかってはいけない
しらべはじめている
目をうごかすと
勘もはずれるから
注意ぶかく
"ねらうはてっぺん"
くろい森林を ...
事勿れに
もたれていれば
時は水よりも速く
流れていってしまう
大人の一年は
ジェットコースターの3回転
得意なのは
相槌のルーチン
言葉は水より滑らかに
受け流すに限る ...
カラフルに 動く 感情は
人間の 常だけど
鏡に映して
思わず 目を背けたくなる様な 心ばかりは
封印して しまいたい
ただ 閉まってしまえば
押入れの中に まとめて
「片付終 ...
地球の平和を守るんだ
隕石から
愛から
病気から
うまくいかないことから
他人の幸せから
地球の平和を守るんだ
学校の帰り道
うごかないものなんて
...
ポケット一杯に
詰め込んだなかから
僕に冷たくした
あなたに
ひとつプレゼントする
色とりどり
とっておき
一番お似合いの
ヒラヒラがついた
ピンクを
あなたに投下する
...
「いってきます」とあなたが私に告げてから
もうどのくらいの水が橋の下を流れたのでしょう
おんなの直感でしょうか
もうあなたは私の元へは帰らないと
私はそう想ってあなたを見送りました
...
いいことを数えようとする
いいことなんかないってこたえがでる
ふつうのことを数えてみる
ふつうのことばかりに気づけてくる
まいあさ
ふつうのことがはじまって
ふつうでない とおもっ ...
嫉妬なんかしてない
さびしくて
心配なだけだ
鼻血をだしたり
しつこくしたりするのは
隕石のせいかも知れない
氷川きよしの
新曲のせいかも知れない
...
春を擬人化して軽々と歌う。いい詩だ。最後にあいつがどこかでほっつきまわっているというところに、作者の無念な思いも伝わってくる。春が一筋縄ではとらえられないという屈折した思いが伝わってくるからだ。
でもよ
でもよ
いつもの店で
でもよが口癖のおじさんが また
でもよ とつぶやく
おじさんの
でもよ は
たまに逆接で
ほとんどが順接だ
あることを言うために
ほんの少しのためらい ...
子規は三十五で死に
二万句を書き
どれもが粒ぞろいだったという
病苦を記した散文を読むと
いたたまれなく 苦しく そして
生きる には濃度が 密度があり
濃淡があると思い知る
僕の思案は ...
冷たい雨に
凍えているシクラメンよ
東京の夕闇のなか
冬はまだここにいますか
今、暖かなる者の待つ家に
一心に帰りゆく君よ
今宵もまだなお
寒い都会の夜を
行かねばならぬ君よ
た ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
イヨマンテの夜をききながら
殿上 童
自由詩
15*
13/2/17 0:54
メリノ種
6
自由詩
4
13/2/16 23:58
寝るための思案 4
机
自由詩
2
13/2/16 23:49
足りないもの
梅昆布茶
自由詩
13
13/2/16 23:17
肉と骨について
salco
自由詩
7*
13/2/16 23:15
ビーフシチュー
1486 1...
自由詩
0
13/2/16 22:33
さえずるくま
黒髪
自由詩
4*
13/2/16 22:29
みずうみ
within
自由詩
7*
13/2/16 22:10
アスファルトの上から投稿
左屋百色
自由詩
8*
13/2/16 21:59
ひきちぎられたよるの歌
石田とわ
自由詩
7*
13/2/16 21:37
夜道に
吉岡ペペロ
自由詩
3
13/2/16 20:28
マンション
机
自由詩
2
13/2/16 18:49
乳首がキューン3
花形新次
自由詩
0*
13/2/16 18:09
ニシヒガシと親子
はるな
散文(批評...
3
13/2/16 17:56
わたしから彼女を奪わないで
阿ト理恵
自由詩
7*
13/2/16 16:52
孤独安寧
ブルーベリー
自由詩
0
13/2/16 16:13
ポスト喪談
komase...
自由詩
0
13/2/16 15:15
僕はフォントサイズを極端に大きくしてのクリックを君に望もう
竜門勇気
散文(批評...
1
13/2/16 14:06
かえってきた
マシュー=ハ...
自由詩
3
13/2/16 12:38
トロンプ・ルイユ
nonya
自由詩
17*
13/2/16 11:58
明るい色を 散らしたい
藤鈴呼
自由詩
2*
13/2/16 11:08
地球の平和
吉岡ペペロ
自由詩
4
13/2/16 10:11
ポケット一杯の愛
花形新次
自由詩
3
13/2/16 9:23
待つひと 待つこと
HAL
自由詩
10*
13/2/16 9:19
積雪の朝
朧月
自由詩
2
13/2/16 8:06
鼻血
吉岡ペペロ
自由詩
7
13/2/16 7:38
「立春」について
ぎょうてんか...
散文(批評...
1
13/2/16 7:25
でもよ
三田九郎
自由詩
6*
13/2/16 6:12
駄作
〃
自由詩
4*
13/2/16 6:02
早春
月形半分子
自由詩
5
13/2/16 4:57
2698
2699
2700
2701
2702
2703
2704
2705
2706
2707
2708
2709
2710
2711
2712
2713
2714
2715
2716
2717
2718
2719
2720
2721
2722
2723
2724
2725
2726
2727
2728
2729
2730
2731
2732
2733
2734
2735
2736
2737
2738
加筆訂正:
独りだと思う夜にきみはいる
/
石田とわ
[13/2/16 22:39]
2行目だれもいないを ひとりきりに
乳首がキューン3
/
花形新次
[13/2/16 20:53]
クソみたいなもんは、こうしてやる
書店に詩を
/
深水遊脚
[13/2/16 12:42]
雛鳥かおまえは!直前の表現を変えました。
4.01sec.