* ブンブンと 小気味よい音 振り向けば
針を構えた 蜂が待ってる
涼を得たくなって来た季節
全国的には雨模様だと言う今日も
糸魚川では 晴天
近くでは 朝から皆 集まっ ...
G7先進7カ国の
時間給会議が
本日AM5:00
高田馬場駅前に
停められた
トラックの荷台で
行われた
各国の代表者は
一日目の議題
これから始まる
長野県でのダム工事の
時給 ...
タバコの味のするキスは
久しぶりだった
待ち焦がれていた瞬間が
こんなにも
やすやすと手に入る
夢なの、
問いかけた唇を
あなたが封じ込めた
大きな手のひらは
私の胸 ...
移転先で埋めた柿の種子が
いつのまにか幹を伸ばし梢を広げながら
ウラノスにすなおな想いを秘めて
真夏には緑陰の王者を自負し
ボレアスにもざわめきを甘受 ...
部屋へはいって
コートを脱ぎ
耳飾りをはずし
髪留めをはずし
おどろくほどなめらかなしぐさで
結婚指輪をはずす
このひとはこれから先
なんどひとを壊すだろう
おどろくほどなめら ...
パラシュートをテーブルに括りつけて
父が天国に行く練習をしている
深緑色のグレープフルーツを剥いたりして
僕は君ともう少し深刻な話をしたい
すべてがシンメトリーになれば
人 ...
「途上にある者」
われわれはあなたへ向かっている
神よ、あるいは名も無い者よ
あるいは不在の者よ
古代の人間が考えた神話の神々
もうお呼びじゃない
怒りの神、復讐の神、審判する ...
あなたは、わたしのかたちのかたまりを見おろして
「これがわたしか」と言った
明滅する、季節の、余波が、ひといきに押寄せた午後、
わたしたちは、手をとって、あたらしい試みをはじめた
...
最近
俺の知らないところで
俺がひとり歩きしてるんだよね
って言うから
それって
ある意味
評価されてるんじゃない?
喜ばしいことなんじゃない?と
答えたら
夕べも
ファミマで見か ...
{引用=
昨日の雪
明日降るそれとはちがうことを
今日の私が、気づきはじめる
堕ちてくる雪の やむことのない語らい
一つの声か 言葉らしきものを手繰りよせれば
つながる白いサダメを ...
翳りの動き
白い文字
午後の無縁碑
何も導かない天使像
径を埋める雪が
無数の閉じた目に融け残る
止まる炎
狭く白い
水の行く先
石の上の声と ...
発表会 毎日が発表会
ステップの音は前と頂に向けられる
スピーカーの性能に頼らず
メガホンにスワロフスキーのデコ
発表会 今日もギリギリ合格
目的を梅見月に乗せる 桜も便 ...
日常なんて
詩人のためにあるようなもの
戦場なんて
詩人のためにあるようなもの
現代詩フォーラムなんて
詩人のためにあるようなもの
でも残念ながら
そこに詩人はいない
詩人なん ...
トルコをさした
ダーツの矢が全焼した
火の国、とおもった
ダンスパーティーを欠席して
ひとり自室の床をみつめ
タイル一枚いちまいの
個体差は
なかったが
なんともおもわなかった
...
ねえ みんな聞いてよ
昨日も行ったんだけど
今日も行くの
大きな病院に
朝食抜きなのに
思わず食べそうになって
あわてたわ
とりあえず薬は飲まなくちゃ
メイクする気にもなれず
...
路地裏で静かに咲いて枯れていく短い花の命に触れる
ふと疑問湧いてあなたに聞いてみた予想と違う答えに戸惑う
ポスト見て君から届く手紙あり異国の地から愛のメッセージ
川沿いを歩きつつ見る ...
それが基底の違いであるなら
直交するだけでも
直交するという
ふれあいがあるし
同じでなさが
その内積からわかってしまう
同じでなさは
同じであるという
望みがあって
それが果た ...
小さな水たまり
暗い冬空を映して
薄氷が張っている
メリ…メリ…メリ…
靴底で踏みつける
ヒビが広がる鈍い音
囚われた心と身体
メリ…メリ…メリ…
...
沈黙は木のようにそこにある
人が美に感動した時
恋に心奪われた時
どうして、言葉が介入する余地があろうか
沈黙ができなければ
その空白は饒舌で埋める他ない
...
自分や自分の愛する人が
明日隕石に当たって命を落とすとは
恐らく誰も思わないだろう
だから
いつも通り私達は
目の前の人にお休みを言って
今日という日を
当たり前のように見送る
あ ...
甘くて形のない形
二十歳の盛りに夜は硬い
直ちにわたしに欲しいのは
探しに来てくれる人
でもだってのに!
ゼリーの売り場は甘くて形がなくて
そんな運命を独り占め!
景色が見える窓の近 ...
耳をすませてみてよ
聞こえるかい ギターの絃のはじける音
シンセサイザーの 機械的に透明な音
地を這っていくような 重たいベース
いくつも重なり合うドラムの心拍数
張り上げたボーカルの肉声
...
君が居なくなった時
ほんとうにだめだと思った
これは、まじで、まともに
しんそこからだめだと思った
僕は多分君を全然大事にしなかった
空気の中の酸素ぐらいに思ってた
精々数%のなけ ...
子供の僕が見ていたもの
それは踏切の向こうにゆらめいていた
遠い記憶のように思える
水の中の 何だったのだろう
高速道路の
名前すら忘れてしまった
パーキングエリアのように
ぼんやり ...
1月の曇天は、この田舎町に
たくさんの雪うさぎを放ちます。
最近は、昔ほどは多くはないけど
それでも今年も雪うさぎが放たれました。
雪うさぎたちは、放たれた ...
生きる事が許されなかった子供達が
大人になったいま
それでも生きると
決断する事の
哀しさ
生きる事は許されない
ただ生きるだけである
自然にも社会にも逆らい
生きるだけで ...
世界に呼びかける
世界がふりかえる
世界に呼びかける
声が返ってくる
価値があるから
交換するんじゃなくて
交歓するから
価値がある
一人では成り立たない
人の尊厳も ...
結婚式に300万かかるという話を
ハンバーグを食べながら聞いた後
ムータンのことを考える
かわいいし
たぶん
へいこうせかいだと
いっしょになれたけど
へいこうせかいじゃないから
むり ...
大きなサイロの下に身を潜めて
電柱に止まるカラスそっくりの雲を撃ち落とし続ける
大胆な予想はいつもはずれて
てきとうな優しさに骨が溶けそうだ
もしもロボットになれたら
光とか匂いに包まれ ...
涙して書く詩なんて
これからいくつもあるだろう
そう思いながら
ナポリタンを食べる私
食べながら涙が出てきた
何なのよ このシチュエーション
思わずケーキセットを追加
椅子の上の荷物 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夕方の スクール
藤鈴呼
自由詩
0
13/2/22 21:50
時間給会議
花形新次
自由詩
4
13/2/22 21:21
プライベート
伊織
自由詩
5*
13/2/22 21:13
立春
信天翁
自由詩
3
13/2/22 20:19
結婚指輪
はるな
自由詩
4
13/2/22 19:49
シンメトリー
たもつ
自由詩
5
13/2/22 19:18
群青三月の課題詩「愛」 「途上にある者」
木原東子
自由詩
7+*
13/2/22 18:54
せみ
はるな
自由詩
3
13/2/22 18:51
ひとり歩き
花形新次
自由詩
0
13/2/22 18:38
幸福な繭
月乃助
自由詩
4
13/2/22 18:06
ひかり しるし
木立 悟
自由詩
3
13/2/22 18:06
発表会
朝焼彩茜色
自由詩
3
13/2/22 17:31
詩刑
左屋百色
自由詩
2+*
13/2/22 13:40
死ぬかとおもった
マシュー=ハ...
自由詩
1
13/2/22 10:49
いってらっしゃいと言ってください
小川麻由美
自由詩
5*
13/2/22 9:09
路地裏
夏川ゆう
短歌
1
13/2/22 8:49
ベクトル
佐藤伊織
自由詩
2
13/2/22 7:53
【 薄氷 】
泡沫恋歌
自由詩
13*
13/2/22 7:06
沈黙と言葉
yamada...
自由詩
3
13/2/22 5:42
奇跡が連続するキセキ
夏美かをる
自由詩
21+*
13/2/22 5:31
ゼリー
竜門勇気
自由詩
1
13/2/22 0:39
live(ライブ)
凪 ちひろ
自由詩
4
13/2/22 0:37
空っぽのままで
竜門勇気
自由詩
2*
13/2/22 0:12
ストリーム
番田
自由詩
0
13/2/21 23:58
雪うさぎ。
元親 ミッド
自由詩
12
13/2/21 23:49
青空
佐藤伊織
自由詩
1
13/2/21 23:47
呼び声
渡辺亘
自由詩
0
13/2/21 22:46
ムータン
6
自由詩
3
13/2/21 22:46
めんどうな人たち
カマキリ
自由詩
5
13/2/21 22:39
私的なレストラン
小川麻由美
自由詩
4*
13/2/21 21:06
2691
2692
2693
2694
2695
2696
2697
2698
2699
2700
2701
2702
2703
2704
2705
2706
2707
2708
2709
2710
2711
2712
2713
2714
2715
2716
2717
2718
2719
2720
2721
2722
2723
2724
2725
2726
2727
2728
2729
2730
2731
4.19sec.