四つん這いになったきみが
自分の両手で尻を左右に開き
僕にすべてを見せたとき
きみの肛門が
僕に向かって
心がひんやりと悲しいって
つぶいた気がしたんだ

肛門は、きみの肛門は
見ら ...
 言葉は釣針
 この胸の泉から
 秘めた思いを、釣り上げる

 言葉は銃弾
 憎しみを込めて撃ち
 いつか、その報いを受ける

 言葉はスパンコール
 貧しい心を飾りたて
 目抜き ...
すべてがそよともせずにそこにある
流れるものからとりだされる静止画

こんな時間もいいとおもう
背景はつねにうつろいとどまることはない
いっしょにながれるのもいいさ

でも自分のなが ...
猫とは煮込み続けた ライオンのことである

言霊とは チョコレートの 破片の中の 0.0000001である



名言作りにはげんでいた久兵衛さん



畑を耕しながら なにやら  ...
帽子をかぶって座禅していると

子供の頃 電車に乗っていたことを思い出す

ガタン ゴトン と

その音が



手に握っていた トマトジュースに突き刺さり

その味を  いっ ...
ゆうぐれどきに
しらない風景にであう
いちにちの終わりとか
あしたの始まりとか
そういうことばでは言い表せないような
じかんのこどく

わたしはちらと時計を確認し
じかんという概念 ...
潮の匂いに
咽返るように
薄っすらと目を開ける
密閉されていると言うのに
滲み出して
すぐに染まる

手を伸ばして
助手席の地図を
掴もうとした時に
ダッシュボードから
エアコン ...
成田君が行ったら似合いそうだから行ってみなよ
と すすめた 作品展



本人がおもしろいと思うかどうかは別として
似合っていればいい




いつからか 似合うということが お ...
ベランダの端に
長いこと積まれた
植木鉢の底
一対の鍵

名前も知らない
美しいふたり

命日に生まれた
どこにも行かない
面影をさがす
さよならを歌う

秋の陽射し
ゆっ ...
本当は いえ ほんとうに 
どこまでも 続きそうな 
そんな 関係性を 想像し 
笑みが こぼれた

せっかくですから 
全てを 上手に つないでくれる 
虹の出番も 待ちたい ところ
...
夏が甘い言葉でさそう
からみつく夏の手が情熱的に
かの女のからだを愛撫して
いちまい一枚服をぬがす
かの女は身もこころもすっかり魅せられ
とろけたバターのようにあらわな白いからだを
朝、ベ ...
大きな光を抱えていた
真っ白に強く光ったかと思うと
赤や青や紫にもなって光った
強烈なコントラストだ
幻のような夢のような光だ
間違いなく ここにずっといたら
涙が出てしまう
明日のこと ...
それ以上は もう

あなたのおしごとではありません

ペパーミント

そうですね いまのわたしには

あの深みどり色の 喉を辛く焼く液体が

このうえなく大切なだけですから ...
くだものまるごとのみこんだ
ひとくちめで水がうまれて
ふたくちめに街がうまれた
もうひとくちはいらない

だれかの世界にこぼれ落ち
やわらかい素足に踏みつぶされて
かたちを失って色は破裂 ...
...     それは声にだした途端
    ひび割れ砕け散る
              
    鎖のようにつなぐもの
    絡まる蔦のように
    知らずに互いを
    縛 ...
君の前ではアイスクリーム熱い視線にとろけちゃう ふたりで笑って生きてくために互いに結ぶ赤い糸 銀河飲むBlackHoleマイルス忌 『心理学を勉強しすぎて色恋沙汰には全く興味が無いんだキャラ』を崩せずに仲間に入れない 嫌いな人がリツイートで流れてきた 記憶を消されて過去に生きている ひとつずつ
酸っぱい思い出を
口にしてから食べると
より甘く感じる
けれど
三つめの思い出で
泣いてしまいそうで
味がわからなくなる
その種は花を咲かせて
実もなるけれど
その ...
むかしから廃れていた街だった
それでよかった 気にもとめなかった
隣にいるべき人が この景色には居たのは
あたりまえ
故郷とは そういう場所だった

潮風が吹いていると言われても な ...
あんまりにびしょびしょで
かまわないまま
それがなにかも気にせずに
奪いあったものだから
愛みたいにおもってしまう
ただのセックスを
それ以外のかたちにくり抜こうとしたから
からだは ...
扉の音がしたけれど
どちら側に開いたのかわからない

あったのかなかったのかわからない
いくつもの好意
あってもなくてもかわらないような
くりかえす行為、

いつまでも振り向けない ...
                    130928


「ピオーネと探偵たち」を50分で読破しろ
担任教師の檄が飛び
授業が始まった
パラパラとページを捲 ...
支柱にありがとう、と言った

夏のあいだじゅう
あなたが支えてくれたおかげで
私は安心して背を伸ばし
太陽に近づき
あおい葉を繁らせ
たくさんのこどもを生むことができた
赤い血がしたた ...
ぶくぶくと見た目に多幸なカモを育てます
トウモロコシなどです

運動はさせません痩せてしまいますから
エサ代も安くありませんしね

なぜ、ですか

私共はフォアグラを作っているんですよ ...
濃密な雨の拘束に
獣の目をした少女が一人
茄子の花のように濡れたまま


時の梯子が外された場所で
僕はポケットの中
ことばを撫ぜ回すだけ
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
Kohmon花形新次自由詩113/9/29 20:24
言葉にまみれてまーつん自由詩8*13/9/29 19:38
梅昆布茶自由詩25*13/9/29 17:33
無名なる日々八男(はちお...自由詩513/9/29 16:17
自由詩313/9/29 15:55
じかんのこどくかんな自由詩8*13/9/29 14:41
砂情ねなぎ自由詩213/9/29 12:35
なんだろ八男(はちお...自由詩213/9/29 10:16
awaymizuno...自由詩713/9/29 10:12
虹の出番藤鈴呼自由詩3*13/9/29 9:43
夏に恋する乙女寅午自由詩213/9/29 7:59
スポットライト栗山透自由詩313/9/29 5:54
シングス芦沢 恵自由詩20*13/9/29 3:17
ピオーネかいぶつ自由詩1313/9/29 2:05
チューする機能がまだ付いてて良かったTAT自由詩113/9/29 1:52
ふたり石田とわ自由詩13*13/9/29 1:45
君の前ではアイスクリーム熱い視線にとろけちゃう【都々逸】北大路京介伝統定型各...213/9/29 1:38
ふたりで笑って生きてくために互いに結ぶ赤い糸【都々逸】伝統定型各...113/9/29 1:37
銀河飲むBlackHoleマイルス忌俳句213/9/29 1:36
『心理学を勉強しすぎて色恋沙汰には全く興味が無いんだキャラ』 ...自由詩613/9/29 1:34
嫌いな人がリツイートで流れてきた自由詩013/9/29 1:34
記憶を消されて過去に生きている自由詩413/9/29 1:34
ピオーネAB(なかほ...自由詩613/9/29 0:55
ジンジャー &エールるるりら携帯写真+...7*13/9/29 0:52
はるな自由詩513/9/29 0:44
自由詩213/9/29 0:33
ピオーネあおば自由詩7*13/9/28 23:41
秋別れそらの珊瑚自由詩16*13/9/28 22:14
フォワ・グラ一五川真自由詩213/9/28 20:44
消せないただのみきや自由詩22*13/9/28 20:31

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加筆訂正:
波の下の月/まーつん[13/9/29 16:58]
読みにくかったので、あちこち手を入れました。
確執/ただのみきや[13/9/29 5:45]
誤字訂正しました
思わずにいられない/石田とわ[13/9/28 23:42]
1行削除
4.81sec.