何も感じない事です
ここでは
ここでの正しい過し方は
何も感じない事です
痛みなど
そのうち何でもなくなります
恐れなど
全く意味の無い事です
ただ能面の様な顔をして
毎日を過ごせば ...
きみの声を
遠くで聴いた
きみの眼の中
僕はいなかった
誰のものでも
なき人よ
誰かわからぬ
その人よ
遠くの声に
きみが響いた
多くの眼のうち
きみだけ光っ ...
秋の気配をまだ感じられない 鈍感な八月入り
再び折り目の筋の光は 紅葉もまた眩しい
生まれた月に特別な想いは伏せ 今日も刹那の蝉の唸りを愛している
秋が来る 気配を消して向日葵のまわりコスモ ...
公衆電話がバラバラに破壊されてつがいの天使が閉め出された
五月六日は何事もなくて、思い入れのある日付なんてない
クロアチアという文字のもたらす効果を指先きで辿る
辿り着くということをしない
...
雨の跡
熱射を過ぎて不確かに薫る夏の断片
色さえ濡れた世界は
モノクロームに限りなく近く
静かに路上を伝う
色んな場所に旅行に行きたい
過ぎ去っていく景色を眺め
体の軌道が未知の空間を抉っていく
その新鮮な熱を肌で味わいたい
新しい人との出会いで
表情が更新されていくような
そんな旅行をしたい
...
葉月の昼下がりのどうしようもなくもてあました窓の
したで、たったいま、わたしにできることをすべて思
い浮かべてみても、ただ、雨の日の猫のように四つ足
を投げだして眠ることしかできなかった。
...
真白い蝶が飛んでゆく
空へ 私の生きる地から逃れるように
あの{ルビ暖かい=燃え盛る}太陽という名の安らぎへ
{ルビ脆い=もろい}羽をはためかせ
黒い蝶が飛んでゆく
空へ 私の横たわる大 ...
耳はかたむく零雨にしげる
フォトショップ使ってみんなスレンダー画像フォルダにメタボは不要
死んだって成仏できぬ油蝉
油照り早足になる乳母車
無職でサラリーマン川柳を吐く
未来の自分へ書いた手紙に苦しめられている
一円にもならぬ詩を書いて寝ている
きめたの
あなたと、いきてゆくこと
そして
きめてくれたの
わたしと、いきてゆくこと
そんなこと
ゆめみたひとが、
いたけど
そのきもちは
きらめきを
はなって
...
取り敢えず
正社員を目指しなさい
正社員を!
それはさておき
通勤前のひとときを
ソファーに深く腰を沈めて
コーヒーを飲みながら
タブレット端末で
エロ動画を見て過ごす
おっ ...
第一レースで君は僕に向かって
「いきそうになったら言って」と溜め息を吐くように言う
それは優しさですか? それとも愛ですか
そんなこと、どうでもいいんだ
たまに小さな嘘が吐けたらいい
誰 ...
頬を伝った涙の滴は、
構造的に口角へと落ち、
なんとなしに舌で掬って、
馴染んだ味が思い出されると、
センチメンタルでもなくなって、
濡れた口角は持ち上がり、
出来すぎた機能美 ...
たとえば海に沈んでゆくあいだ
仰向けに真っ青な空を眺めながら
ゆっくりと溶け合うように
その感情に浸っている
太陽の光を浴びた無色透明の
その澄み切った色をキャンパスに描いてみたくなる
誰 ...
おれの家にはカミサマがいる
毎朝公園を散歩する
おれがよりそって歩くので
怪しげな影は近づかない
近所で揉め事だ
カミサマを守っておれが出ていく番だ
言葉に気合を入れる
四十年近くも会社 ...
ゆっくりと目覚めた休日の朝
起きるとテーブルにはもう目玉焼きができていた
おはようを交わしたまではよかったのだ
目玉焼きの ...
*
あおい夜のシナプスが
ピアノ線のよう
音もなくしのびこむ
月の影
月は ぼくを
しらない
ぼくも 月を
しらない
*
風のない夜
オオミズアオ ...
会社の女の子は俺に緊張している
いつのまにか会合でも
年下の奴には偉そうになっている
出会うひと
出会うひと
もう自然体で偉そうになっている
いつ頃くらいからだろ
...
アルデヒドの香青紫
腹式呼吸が囁く息遣い
鐘が透き通り鳴らす
いつも奴がやって来る
登場人物の証明書を手に
今から会議だと言う
出席決行な目線で誘う
アルデヒドNO5をつ ...
ツキの尽きた夜
月の欠片を突き合わせ
とろりと混ぜた液体を
そそくさと流し込む
この身体に
この心に
乱れた図体は
案外 頑丈で
どこまでも
壊れない
ように ...
いまさら、あきばではないだろう。そのくらいわかってる。まきばの朝でもない。こそばゆいメルヘンみたいで絶対ありえない。むしろ上野だな。まだまだあまちゃんだし、じぇ!が足りないし、
夏ノ雨にとけたトイレ ...
伝えられない告白ならいらない
伝わらない言葉ならいらない
視線だけで伝える告白
視線だけで伝わる言葉
それが幸せなのか
それが切ないのか
君だけが知っている僕の気持ち
君だ ...
濃霧のような夜の中で揺らめく影、ぼんやりとした輪郭を辿って…壊死したような思考がまるで要領を得ない文脈を蒸気のように吹き上げている夜の帳、渇いた砂のような身体を壊さないように、胡坐をかいて目の ...
顔背けて
二本の指で
摘まみ上げるっちゅうのは
余りにも
情がないんじゃないの?
加齢臭は認めます
でもね、それは仕方ないンじゃないかしら?
年なんだから
洗濯すればいいでしょ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
煉獄の歌
和田カマリ
自由詩
4*
13/8/1 19:26
きみの声
シホ.N
自由詩
3
13/8/1 17:19
金風 Ⅱ
朝焼彩茜色
自由詩
11*
13/8/1 17:13
蜂蜜色の光を知らない
198910...
自由詩
0
13/8/1 14:47
水園の辺り
オリーヴ
携帯写真+...
2
13/8/1 14:34
本当のこと
葉leaf
自由詩
5
13/8/1 14:29
雨の日の猫は眠りたい 2013
たま
自由詩
30*
13/8/1 9:57
黒い蝶が飛びだった。虹はまだ架からない。
創輝
自由詩
4
13/8/1 9:18
水道
こしごえ
自由詩
2*
13/8/1 9:12
フォトショップ使ってみんなスレンダー画像フォルダにメタボは不 ...
北大路京介
短歌
1
13/8/1 9:05
死んだって成仏できぬ油蝉
〃
俳句
4
13/8/1 9:04
油照り早足になる乳母車
〃
俳句
2
13/8/1 9:04
無職でサラリーマン川柳を吐く
〃
自由詩
7
13/8/1 9:03
未来の自分へ書いた手紙に苦しめられている
〃
自由詩
7
13/8/1 9:02
一円にもならぬ詩を書いて寝ている
〃
自由詩
3
13/8/1 9:02
「ちかうこと」
玉兎
自由詩
3
13/8/1 8:40
出来る男
花形新次
自由詩
1
13/8/1 7:14
いきそうになったら言って
北橋勇輝
自由詩
5*
13/8/1 5:55
水を差す
小猫峰 護
自由詩
0
13/8/1 5:19
此岸より
ねこすけ
自由詩
2
13/8/1 4:54
おれは番犬だ
殿岡秀秋
自由詩
8
13/8/1 4:34
目玉焼きの皿がからになったらキスをする
石田とわ
自由詩
14*
13/8/1 1:18
月影/あおい印象
佐東
自由詩
7*
13/8/1 1:11
出会うひと
吉岡ペペロ
自由詩
2
13/8/1 1:06
アルデヒド勧誘
朝焼彩茜色
自由詩
5*
13/8/1 0:16
ムーンカクテル
藤鈴呼
自由詩
2*
13/7/31 23:59
Let's
阿ト理恵
自由詩
8*
13/7/31 23:17
夜の…
文字綴り屋 ...
自由詩
1
13/7/31 22:53
あらゆるものは砂の数
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
13/7/31 22:08
臭い枕
花形新次
自由詩
0
13/7/31 22:06
2512
2513
2514
2515
2516
2517
2518
2519
2520
2521
2522
2523
2524
2525
2526
2527
2528
2529
2530
2531
2532
2533
2534
2535
2536
2537
2538
2539
2540
2541
2542
2543
2544
2545
2546
2547
2548
2549
2550
2551
2552
4.21sec.