秋分や碁盤の上の白と黒
不細工な端切れを寄せ集めて出来た後悔のタペストリー
涙ながらの悲劇が縫い合わされている
あの日捨てた日記帳
捨てられなかった詩のノートはもうすぐ六冊目に入るよ
恥じらい生きる毎日だと悪魔が ...
チワワが痴話喧嘩してコンニチワとでも言うと思ったか
野良の黒豹にうちのキリンが噛みつかれている
骨壷抱きしめ寝落ちるまで酒飲んで泣いている
ハゲから
ハゲの占有面積1%につき
5000万円の税を徴収するという
ハゲ税法案が国会を通過する見通しとなった
国会周辺では
これに反対するハゲのデモ隊と
デモを阻止しようとするカツラメー ...
秋に扇なんて いったい今何月だと思ってるの
もう10月よ
夏の名残を惜しみたい気持ちは解るけど
そろそろ仕舞わないと
変な人だと思われるわよ
雲泥の差ってさ
空に浮かぶあの雲と地面 ...
カーテン開けたら 外は雨降り
こんな日は決まっていつも
君が残していった古いレコード盤に針を落す
心地よいノイズに混じった美しいピアフの歌声に
気だるい気分で僕はもう一度ベッドの中にもぐりこむ ...
何処かで 自身を 言い包めてる
自分に 言い聞かせる 感情
こうじゃない
そうじゃ なかった
あのときは ああだったのに
言い訳と 策略が 交錯する町
工作していた 夏休みの 宿題 ...
ボリュームを上げ相殺され生まれた静かな街を
掴まり立を始めた幼い空想がよちよち歩き出す
産声は鬨か?
もう手遅れだって事だけ
どうしても消えない夜
現実の壁 理想の枷
解釈を誤るところから築き始める
一途は暴挙だ
途方無き循環だ
不可解が新世代の鍵なら
扉を扉と認識出来るだろうか?
現実の壁 理想の枷
本当は ...
そそられる
そそられる
珈琲の匂いって
そそられる
そそられる
そそられる
給食の匂いって
そそられる
そそられる
そそられる
雨の匂いって
そそられる
そそら ...
生きる事を止めてしまおう
死ぬ事なく
そう、僕達は肩の荷を外してしまおう
僕達は魂の底からの敗北者だ
・・・それを今、誓おう
僕達は破れた者だ 人生を棒に振った仲 ...
知らない父の
面影をみる
おとうちゃん
夢で呼んだ
呼んだことのない私は
甘えたかったのか
許していた
私のことも
父のことも
夢はときに
夢らしくあり
「ねえ、これは骨?」
チキンナゲットを食べ慣れているお前達に
フライドチキンを与えたら
飢えたライオンの子供のようにそれを貪りながら
何かを思い出したように下の娘が訊く
「そうだよ。 ...
あのさぁ
ひどく個人的なんだけど
僕が最近思っている事がある
君の糸を僕にくれ
強く結んで離さないから
君は毎日笑ってろ
いい男は潜在的に人を騙す特技があると思う。
そう、毒みたいなもの。
自分が彼の事を好きと想ったり言ったりする時、何故だか悔しいなって思う時がある。
彼の事…悔しいけど本当に大好きだからし ...
わからん人はマングーズの居酒屋で眠っていなさい
そう呟いていた あのとき
左胸の 踵ラリアット食らわすぞ
脅し文句の伝染 敗北の日
何か 心が 伝えたく ...
詩をかきはじめたぼくが
言葉を失ってしまうようなできごとがあって
その次にはもっと言葉を喪失してしまうようなことが起きてしまって
ポエジーはどこかへ行ってしまったのに
それでもぼくの詩を読み続 ...
いまさらのように
いきる意味を求めて
精神の荒野をさまようきみは
世慣れした営業スマイルの中で
歯ぎしりギリリと
きしませいきてます
まわりつづける歯車は
どこへもいかず
一日またいち ...
ただただ夜が
石畳のうえで時を数えていた
ささやき声のような星が
いくつか浮かんでいた薄曇りの零時
駆け抜けて行ったモーターバイクが
どんな行先を目指しているか賭けてみ ...
冷蔵庫の中で
鶏卵の形状はときに難解だ
それは石油や民主主義やマックブックが難解であるのと
何ら遜色ない次元での難解さ
女は夜、井戸で桶に水を汲み
...
感じているのは 悲しい予感
誰もいない 寂しい街角で
風が いつも吹いていた
僕はまだ たぶん生きていた
ものを口に入れながら
会話をするのはなぜ
どこに行くのか
人に ...
ぶり返すご機嫌斜め秋気温
秋の海夏より綺麗砂光る
秋の空台風近く流れ雲
頭の悪そうな男女が
やりたいままにやって
子供が出来た場合
子供ひとりにつき5000万円の
税を徴収するという
妊娠税法案が
国会を通過する見通しとなった
特に目立った抗議行動も見られな ...
君との出会いは
私にって
一つの幸福でした
Fly high―
地によって倒れた者は
地によって立つ
Fly high―
高く飛ぶにはどうしたらいい
地を這う生活が長い
私の生活では ...
映写する腑、喉を圧しひろげ、傍線はたしか、遠くに聞く、砂の鳴りに裏返る沼、波紋と残像のさなか、脆弱な冒頭を詰めたトルソーは次の作図を予感する。渦の灯、炭化した雨を下から明かし、鞣すように匙を透して、香 ...
グレープフルーツナイト
ぷかぷか浮かび上がれば
魔の時間だ コウモリのお通りだ
合図になる 目が覚める!
パイプをくわえたフクロウ
迷子の泣きべそオオカミ
花冠ひっかけたトナカイが
...
底から
蒸発した
温かい水が
蓋裏で
冷たい水になる
ほんの少し
傾けただけで
それは
ふたたびのしずくとなって
ほとばしる
涙の成り立ちを
まぶたの裏で描きながら
わ ...
もう、難しいことはいいわよ
”今すぐ難しいことをやめなさい”
歩くなら、右の道の方がいいわよ
”右の道しかいけないじゃない”
寂しいでしょう、こちらへおいで
”寂しくなくてはこまるの”
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
秋分や碁盤の上の白と黒
北大路京介
俳句
2
13/10/10 20:15
そうである日になるように
サトウチカ
自由詩
1*
13/10/10 20:14
チワワが痴話喧嘩してコンニチワとでも言うと思ったか
北大路京介
自由詩
5
13/10/10 20:14
野良の黒豹にうちのキリンが噛みつかれている
〃
自由詩
6*
13/10/10 20:14
骨壷抱きしめ寝落ちるまで酒飲んで泣いている
〃
自由詩
2
13/10/10 20:14
ハゲ税
花形新次
自由詩
1
13/10/10 19:26
雉も鳴かずば撃たれまい
涙(ルイ)
自由詩
3
13/10/10 19:14
ある雨の憧憬
〃
自由詩
2
13/10/10 19:11
凍らない
藤鈴呼
自由詩
2*
13/10/10 19:02
言い出したらきかないスピーカー
徘徊メガネ
自由詩
4
13/10/10 17:33
くろばむ夢の袖
〃
自由詩
3
13/10/10 17:27
欲求
hiroto...
自由詩
5*
13/10/10 11:44
『機械』
yamada...
自由詩
2
13/10/10 7:17
夢
朧月
自由詩
2
13/10/10 6:37
食卓
夏美かをる
自由詩
26*
13/10/10 4:31
ちからわざ
雨の音
自由詩
1
13/10/10 3:48
でも好きでたまらない
くみ
散文(批評...
1
13/10/10 3:09
一食触発
八男(はちお...
自由詩
3
13/10/10 2:02
Nさん、ありがとう
七尾きよし
自由詩
2
13/10/10 1:19
おどろう
〃
自由詩
2
13/10/10 1:09
「なにしにきたの」
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
13/10/10 0:55
難解さ
草野春心
自由詩
6
13/10/10 0:22
歓楽街の景色から
番田
自由詩
1
13/10/9 23:33
きまぐれ秋模様
くみ
俳句
1
13/10/9 23:26
妊娠税
花形新次
自由詩
6
13/10/9 22:36
Fly high
渡辺亘
自由詩
1
13/10/9 21:33
手紙
吉田友佳
自由詩
3
13/10/9 21:11
グレープフルーツナイト
サトウチカ
自由詩
5*
13/10/9 20:42
十月の扉
そらの珊瑚
自由詩
18*
13/10/9 20:20
井蛙
まきび
自由詩
1
13/10/9 20:06
2510
2511
2512
2513
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2515
2516
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2520
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2528
2529
2530
2531
2532
2533
2534
2535
2536
2537
2538
2539
2540
2541
2542
2543
2544
2545
2546
2547
2548
2549
2550
7.92sec.