弱虫な僕を殺してくれよ
お前らは皆強いんだろう?

地べたに這いつくばって、血走った目でお前らにらんでてやるからさ
さっさと僕のこと 殺してみろって。ほら、逃げも隠れもしねぇから。
どうして ...
信州の古城の櫓跡から
千曲川を眺める

川面の風景の上には
大きな空が広がり
風が吹きわたる
風に膨らまされた空は
何も言わず、僕の頭上にある

古戦場の舞台となった古城
望める山 ...
遠く水が閉じるところ
遅い秒針をかきわけ追いやり
夜は夜に身を起こし
剥がれこぼれる光を向く


すべてが昇る夕暮れに
ひとつ落ちる冬の爪
おまえは銀を忘れたという ...
夜へ向かう枯れ野のなか
光のように咲く花もある
だが彼の目はただ
手のひらの淵にそそがれている
朽ちた椅子に腰かけ
うなだれる背と膝を
まだ照らすもののあることに気付く ...
ですから、


ね、
あらゆる、


「わたしから飽和するわたしたちよ、
もうここには語るべきことなどありはしないのです、と
語りはじめる卑怯をおびやかしてください、
かなしいほど ...
たしか大学で出会って
付き合って結婚して離婚して別の人と再婚してそれも離婚して

ある日スーパーの駐車場で、その大学で出会って付き合って結婚して離婚した元元彼氏であり元元旦那である人とばったり再 ...
シャワー浴びたら
急に頭が カラカラ 言い出して

タオルケットで頭を拭いてても
リンリン 音がする

合わせ鏡で宇宙を作ったら

髪の毛が天の川の色に染まってて
星屑が ポロポ ...
またひとつ哀しみに満ちた爪を拾う

またひとつ絶望で破れたこころを拾う

あなたの夢は何色ですか
ただ頷いて微笑うのはおりこうさん
泣きながら問い詰めるのはおばかさん
ひとつ問題があって
ものわかりのいいひとの粒子は
少しずつ崩壊している


淋しさをこじらせると
言葉すら思い浮か ...
何もない
あるのは道のり
歩いてきた気がする
そして 全て 失った


信じたことを
忘れ
そして 歩いた
海辺の街で


何をすればいい?


ボールを見ているみた ...
 
うちわであおがれひざ枕

これにまさる涼はなし

お礼に西瓜でも切ろうかしら




 
私の耳の穴をさわっても
なにもでてこないんだ
脳内を今日のかけらが
さらりとながれる

君の耳のかたちの
しまをめぐれば
世界ににたけしきが
耳からきざまれる

あしたへゆこう
...
... 涼それは
沸騰している中身(こころ)を
落ち着ける小さな風鈴(ねいろ)

涼それは
身体を刺すような棘(あつさ)を
癒す青い海(ぬりぐすり)

涼それは
のしかかるような熱風(おもさ ...
芯まで凍えちまうと















...
黙って水を口にして。扇風機の回っている部屋で、借りてきたばかりの本を読みながら、僕はたまらなく切ない気持ちになってしまう。
一人でいるとき 静寂がこの部屋を包み
静に吹いてくる風は、黙って僕に重圧 ...
「愛する人に愛されたい」
「あなた以外は要らない」って
同じ思いでいて欲しい


そんなの我儘だってことは分かってる
でも我慢できるほど私たちは大人じゃなくて


無条件に愛せない幼 ...
どうすれば僕は  
急坂さえも一気にのぼる  
機関車男になれるだろうか?  

この腹に内蔵された  
エンジンの蓋を開けたら  
思いの他にぼうぼうと     
炎は燃えていたのです ...
君に勝たせてあげよと出したチョキがそのまま縁を切り 桂枝雀の落語を聴いて俺の負けだと言う儀式 君と会うまで興味もなくて知らなかったよ愛の意味 ダメ句つぶやいて婚期が遠のいている 忘れる人がいるかもしれないふたつ持っていく おまわりさん見るたびに敬礼している 異次元スポーツの代表格と言える
超人気スポーツ競歩が
単独で世界選手権を行うことになった
これまでのような長距離だけでなく
100m競歩や110m競歩ハードル等の短距離競技から
競歩幅跳びや ...
住む人の居ない
山の墓地

お盆には賑やかに花々が供えられている
生まれ故郷を訪れた人の形跡が
風に揺れる

たった今まで
誰かがそこにいた証拠
ロウソクの炎が
消え残り
線香の ...
自由な空
遠い明日
奇妙な行動
繰り返される今日

辿り着けぬ象徴のような
君の耳たぶ
頬は紅く
手は小さい

沈んでいく
どこまでも
どこまでも
もう這い上がることの出来な ...
こんな晴れた日にはあなたに会いたい。
見えない翼を広げてあなたのもとに飛んでゆきたい。
あなたは驚くでしょう?
私には見えない翼があるってことを。

こんな風の涼しい日には今すぐあなたに ...
君が悲しみに暮れる夜。
見えない僕は君の傍らに腰掛けただ微笑んでいるよ。
言葉なんかいらないと思うけれど、
もし必要なら夜が明けるまで話をしよう。

君が記憶の扉の中、淋しさを感じる夜。 ...
群青色の夜空を指で穿つと銀色に輝くんだ。
ほら、そこかしこに。君に見えるかい。
君もやってごらんよ。
そうすればこの夜は満天の星空に変わり、君と僕は今繋がる。

僕と君、二人の手を重ね合 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
「ヒマワリのようなクラス」で復讐へ一生の誓いを創輝自由詩013/8/19 11:16
千曲川−夏ー……とある蛙自由詩16*13/8/19 10:53
色と羽木立 悟自由詩613/8/19 9:54
ノート(リトアニア2010)自由詩213/8/19 9:50
_紅月自由詩513/8/19 6:34
タイトルも思い出せない映画なかうち ま...散文(批評...113/8/19 4:36
わー自由詩313/8/19 2:56
爪きり梅昆布茶俳句113/8/19 1:40
ひどく簡単な、冴えたやり方伊織自由詩11*13/8/19 1:22
浜辺を番田 自由詩113/8/19 0:50
殿上 童自由詩20*13/8/19 0:46
耳のかたちのしま朧月自由詩613/8/18 23:50
正しいセックスのしかたTAT短歌3*13/8/18 23:37
熱さとともにムウ自由詩713/8/18 23:28
芯まで凍えちまうTAT自由詩1+13/8/18 21:57
突然襲ってくる、切ない気持ち創輝自由詩213/8/18 20:55
赤裸々キダタカシ自由詩413/8/18 19:00
機関車男  服部 剛自由詩1213/8/18 18:55
君に勝たせてあげよと出したチョキがそのまま縁を切り【都々逸】北大路京介伝統定型各...313/8/18 18:55
桂枝雀の落語を聴いて俺の負けだと言う儀式【都々逸】伝統定型各...113/8/18 18:55
君と会うまで興味もなくて知らなかったよ愛の意味【都々逸】伝統定型各...213/8/18 18:54
ダメ句つぶやいて婚期が遠のいている自由詩613/8/18 18:53
忘れる人がいるかもしれないふたつ持っていく自由詩613/8/18 18:53
おまわりさん見るたびに敬礼している自由詩313/8/18 18:53
世界競歩花形新次自由詩213/8/18 18:44
お墓参りLucy自由詩19*13/8/18 17:18
沈みopus自由詩013/8/18 16:47
こんなに空が青いのに。ヒヤシンス自由詩7*13/8/18 16:04
もし僕が先に消えたなら。自由詩4*13/8/18 16:02
夜空の散歩自由詩3*13/8/18 15:58

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加筆訂正:
詩法にかかわる断片/空丸ゆらぎ[13/8/18 17:18]
2013.8.18
散歩の途中で/空丸ゆらぎ[13/8/18 17:04]
まだまだエッセンスは追加
春の三部作/空丸ゆらぎ[13/8/18 16:46]
短くもなく長くもなく
メモ/空丸ゆらぎ[13/8/18 16:37]
短くもなく長くもなく
5.35sec.