わたしの
気持ちの奥、ずっとずっと
深く
ぐるぐるとうずまくような
或いは
サラサラと零れるような
この名前のないもの
名前がないものに
泣けたりも ...
がたたん
ごととん
外は
いつのまにか暗く
ここまでは来たことがある
という駅を通り過ぎて
全く
知らない場所
予想通りの
小さな駅
どこで降りても
スーパーがあって
コン ...
紙がなければ字は書けぬ
紙がなければ漢字も書けぬ
紙がなければ思考は萎む
紙は機械よりも人肌に合う
それは紙が木から生まれたから
雨が降った次の日
余分なものが洗い流されて
心に残る青空になる
心が浄化された時の
あのスッキリした感じと同じ
青空の下で繰り広げられるドラマ
色褪せない愛を繋げていく
青色 ...
貴方の笑顔が大好きで
少しでも貴方の闇を凌げたらと
私は必死に没頭した
突然の吉報で
貴方を喜ばせられる術を
散々考えてね
やっぱり僕には
こうするしかなかった
僕の大切な ...
あかい死に神を 方角も煙もない風のなかに逃がしていく
雨のなか 金縛る視線は ただ土をただ滅ぼしていくだけ
届くのか 届かぬかわからぬ 厚い雲から離れた夢を一艘の小舟に乗せた
波も浮かぬ 日向に ...
君が居ない未来のこと
明日からはちゃんと考えなきゃな
今日こそこれが最後で
それがこれで何回目?
すり切れるような音に怯えてた
粒だった日々を足の裏で踏みつぶした
悲しいを想像ばかりし ...
切符が手から滑り落ちた
少しぼやけて見えたロータリー
そっと切符を拾い上げたら
時計も、柱も、電工掲示板も
一歩もそこから動いてはいなかった
月曜深夜の椅子取りゲーム
居心地の悪さ ...
{引用=――押見修造「惡の華」に}
くらい月が
きみの瞳にとざされている
歯には海苔がついている
雨をうけた自転車の
車輪からはいやな匂いがする
町 ...
チェス盤の上に真っ赤な林檎置きキングを殺す君の無邪気さ
大輪の真っ赤な薔薇のキャスケードブーケなんでもない日だけれど
エルメスとシャネルにコーチブルガリを買い占めたあと『うたつかい』読む
クルマに当たりそうになった子を抱きしめて大丈夫と言った
訊かれてないから答えられない
さよなら切り取って積み上げている
サイキックもなく
ルナティックもない
優しさに融ける強みを整えて歩く
ちょうちんの暖かさでスーっと佇む 永遠の秘密の入り口
蛍を探したくなる心得が呼び覚ます 凛月
草花が耳 ...
星降る夜に
ノクターンを
あなたと並んで
聴いている
深い漆黒の風
灯りは湖の漣だけの
ショパンが
似合いすぎる時間
千回目のメールの後に
やっと会えた二人
だから ...
終わりから、こちらを見ているのは
ああ、名前がないね
そう、もう取り外してしまったの
じゃあ、また
花火みたいに千々に光って消えていく
あれはおとうさん
あれはおかあさん
あれはおと ...
銀月夜の人魚
ほろほろとほろほろと波打ち際で泣いていた 人魚は何が哀しくて 月夜の浜でひそやかに
恋の痛みもありましょう 生きる辛さもありましょう こっそり夜風に伝えましょう
誰に涙 ...
そのプールから出ておいで
共に 水夫の歌を歌おう
小学生ぐらいの女の子が下校中一人で
自分に課したルールで遊んでいるのか
罰ゲームか何かなのか
後ろ向きで住宅街をゆっくり歩いている
月面遊泳のようなスローモーションで
ラ ...
先生、ヨシダくんが
授業中に
ポケットに開けた穴に
手を突っ込んで
自分で自分の
肉棒を丹念に
こねくり回してます
注意して下さい!
しかしね、白木
そんなこと
みんなのまえで
...
胸が裂けた
君のほのあかるい口笛が響く
それを掬う手つきで
詩を書こう
涙が音楽をとじこめている
どこかで聞いたことがあるような
ないような
1?だけ浮き上がる
空を描くように
...
ま夏の背中よろしくこぼれおちる曲線は
ぼくのよろこびにまっすぐに突きささり
それらはやっぱり放物線をえがいている
きみの曲線のおしまいにくちづけをする
そんな目でみたってだめだよ、もう ...
双頭の鷲がその雄大な翼を広げて空高く舞い上がる。
大地の至る所に刻まれる陰影を踏みしめて我らは未来へと進んでゆく。
時の歩みを止める事は出来ないが瞬間をその胸に刻み込む事は出来る。
それらを ...
まずは
カゴ一杯のブスを
水道水でよく洗って
表面についた
コスメティックな汚れを
落とします
一旦ザルにあけ
余分な水分を取ります
乾きに
乾き切ったブスを
まな板に載せ
包丁 ...
アスファルトが
ジリジリ焼ける
額には汗が滲み
前髪が張り付いて
醤油に浸した海苔のようだ
ヨ、コ、ヤ、マ
最後に絞り出した言葉
「ノックの前に髪はナシ」
「ノックは瞳にして」(サミン ...
本を破り捨てたことなんて初めてだった
そんな自分に驚いた
それほどまでにわたしは疲れていたのだ
それほどまでにわたしは一生懸命だったのだ
一歳四ヶ月の息子はまだ歩かない
育児本なんてクソ ...
退屈な日常に刺激的な遊びだよ
モノクロで構成された世界に「紅」が溢れ出す
誰が流した色かも知らずにぼくらは騒いで踊りだす
ほんとは誰もが気づいてた
あの色を流したのはぼくの兄弟
みん ...
もしつぎがダメだったら
消えるべきだ
って
どこかでそう思ってる
だからこそ
戻れない
だけど
安易に私は堕落していくのか
屈強になれ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
名前のないもの
大西 チハル
自由詩
3
13/7/23 12:57
知らない人と
チアーヌ
自由詩
11
13/7/23 12:16
紙
ビル
自由詩
1
13/7/23 10:57
青空の下
夏川ゆう
自由詩
3
13/7/23 9:08
必要悪から幸福へ
紫蓮
自由詩
2
13/7/23 5:40
誰もわからない
十二支蝶
自由詩
0
13/7/23 3:12
ラストシーン
ボトルシップ
自由詩
1
13/7/23 2:43
夜更かし
中原 那由多
自由詩
4
13/7/23 2:43
ドミノ
草野春心
自由詩
4
13/7/23 0:57
チェス盤の上に真っ赤な林檎置きキングを殺す君の無邪気さ
北大路京介
短歌
7
13/7/23 0:10
大輪の真っ赤な薔薇のキャスケードブーケなんでもない日だけれど
〃
短歌
1*
13/7/23 0:08
エルメスとシャネルにコーチブルガリを買い占めたあと『うたつか ...
〃
短歌
2
13/7/23 0:08
クルマに当たりそうになった子を抱きしめて大丈夫と言った
〃
自由詩
2
13/7/23 0:07
訊かれてないから答えられない
〃
自由詩
6
13/7/23 0:07
さよなら切り取って積み上げている
〃
自由詩
3
13/7/23 0:07
凛月
朝焼彩茜色
自由詩
4
13/7/22 23:23
星ノソネット
乱太郎
自由詩
19
13/7/22 23:22
リプライ
オオカミ
自由詩
2
13/7/22 23:17
銀の月夜の浜辺には
梅昆布茶
自由詩
9
13/7/22 23:08
友へ
フユナ
自由詩
0
13/7/22 22:50
うしろ歩き
灰泥軽茶
自由詩
10
13/7/22 22:05
学級委員のパンツ
花形新次
自由詩
1
13/7/22 21:34
Conductor
うめぜき
自由詩
5
13/7/22 21:10
ま夏の背中
はるな
自由詩
6
13/7/22 21:05
信念
ヒヤシンス
自由詩
4*
13/7/22 20:39
ブス殺し熱湯地獄
花形新次
自由詩
3+
13/7/22 19:52
熱中時代熱中症編 PARTⅡ
〃
自由詩
1
13/7/22 19:06
育児本
小原あき
自由詩
12*
13/7/22 17:12
神様の刺激的なあそび
創輝
自由詩
0
13/7/22 13:57
羞恥深呼吸
紫蓮
自由詩
2
13/7/22 9:27
2522
2523
2524
2525
2526
2527
2528
2529
2530
2531
2532
2533
2534
2535
2536
2537
2538
2539
2540
2541
2542
2543
2544
2545
2546
2547
2548
2549
2550
2551
2552
2553
2554
2555
2556
2557
2558
2559
2560
2561
2562
4.32sec.