土曜日の昼下がり
カーテンを干す
まどろむ僕を横目に
酸素を目いっぱい吸い込む彼女は
手を広げて
大げさな素振りをする
揺らめくカーテンは
彼女の頬を掠め
無邪 ...
ひとというものは
通り過ぎるものだとおもう
そんなわけで父もまた
私を通り過ぎたのだとおもう
私もまた
だれかを通り過ぎるのだろう
忘れられてもかまわないけれど
できるなら
私 ...
ねむりながらおきて
いつものように
あめがふってかぜがやんで
せんねんたって
わたしはわたがしになった
くだらなくてつまらないわたがし
さかなをさがしたり
きのみをうえたりきかい ...
東京お台場で昨夜起こった
怪獣アホノドンと”帰ってきやがった”ウルトラマンとの闘いは
壊れた建物や投げ飛ばされたアホノドン、
”帰ってきやがった”ウルトラマンの意味のないオーバーアクション等によ ...
あの蘭の背骨 老婆の屈み 顔は幾何学じみていて
あの蘭のようなエッセンスを持たない 好み転じて白か黒か
あいまいな境界線を踏む必要もない 好きか嫌いか 好きになれない
...
妄想から引っ張り出した庭に椅子を並べて
母屋でくすねたたばこを吸う
大事な人が減っていく未来に
振り上げた拳が帰ってこないように煙で包む
アルバムをめくるのは
悲しみに見つけた一本の線を ...
ドアをノックし過ぎた いつもながら攻めた
利き手も左手も アザだらけに 心の破壊も気の済む魔々に
平和の白いハトのピントがぼける それでもかすかに清んだ頭上のエナジー
ハイプレッシャー ...
【恋するシーラカンス】
次ニ カラダガ アクノハ イツ?
湿った瞳で 体の中をのぞいても さあ
青天も 深海なのよ
るりいろが ひるがえるパチンコ屋の銀の壁面 巨大魚に想える
あ ...
白鳥はこの世を去るとき
美しい歌のように啼くという
その歌しか聴こえない国がいまある
2001年にはジャスミン革命の影響を受け
少し前には“春”とも呼ばれたふたつの国だ
ひとつの国は ...
高層ビルの一角に再現された空中庭園
そこに残ったのはサクラの樹一本
話が違う。
そこの地べたにはかつて公園があった。
今日(いま)
ベンチに腰掛ける老人はもういない。
ラジオ体操をする ...
よく異性との友情は有りかという質問がなされる 僕は有りだとおもう
僕の女友達はみんな魅力的で大好きな人達だ
いつもカラオケ仲間の昭子姉さんは体格は力士性格もそのまま豪放磊落だ
夏絵嬢 ...
しばらく秩父高原牧場は 訪れていないが 僕の星の故郷である
若かりし頃同好会の仲間と泊りがけで星見に行ったものだ 標高はさして高くない高原であるが
まわりが暗いこともあって かなりの星が見 ...
お前はそれで良いのかと
人を愛するとはそれだけの事なのかと
声が聴こえる
大地に五体をたたきつけるように
肺腑をえぐるように
生きた記憶だけが
胸に焼きつく夏
ならぬ日に
ふくしまを通りゃんせ
傘は開いたまま
ヒロシマは暑いけえの
海が見えるじゃろ
沖縄はもっと遠いけえ
空が あなたの 哀しみを 映して
哭いている
ギラリ 突き刺す 刃のような 光が
月の 隙間から 差し込んで
土砂降りの粒に キラリ 写った
瞳の 目の前に キラリ 移った
大 ...
帰り道
行く道
いくつもの子供たちが
近づくものを拒んでいる
※
山の手線は今日も
我を忘れて 走りだす
過去も未来もなくさせられた
どこへ 行くのか
いつも目に ...
めまいがする
にじんでいる
なみだがとまらない
さけびたいのに
おれのせいなのに
こころなんて蟻さ
きよらで柔らかな生き物に
知らぬまに踏み潰されている
...
美しさなんていらない
ぼくたちが求めているのは 真だけ
柔軟さなんて求めてない
その柔軟さが人を絞めつけるなら
この世界に 「日本」は必要とされていない
世界中が求めているのは「日本 ...
この時期になると、セミの無惨な姿を路上で度々見かける。そのセミに関して、その「無惨なセミ」の上空を通過するヒトは何を思うか。ヒトには記憶する能力が備え付けられた。誰とどこでどうした、どこで何が起こ ...
土用波志賀原子力発電所
サーファーの青いワゴンや土用波
土用波写真の妻は動かない
生まれたばかりの子に気を使わせている
「社交辞令ですが」と前置きした
君の浮気相手によろしく伝えました
ぼんじゅーる
はろー
こんにちわ
こころたちを
じぶんにわきおこる感情よりさきに
感じるんだ
受け取るんだ
ぼんじゅーる
はろー
こんにちわ
)))))ゴキブリが這いまわる
((目がまわり
)夜がまわる
助けてよ
熱がまわり
わたしの部屋の時計が止まる
風がまわる
猫もまわる
壁は空と
屋根に止まり
花の咲き ...
搾りだした言葉と色
空に舞い
螺旋状に登っていく
あちらではシャボン玉
ただよい
ただ酔い
宵へと破れる
朝日夕陽星空
月明かり
新月
夜から朝へ
繰り返し
繰り返し
梟が鳴 ...
怪物が、
「子持ち昆布」の修辞にならい、
満員電車を、
「子持ち電車」と呼んでいる。
皮膚が青く発光しながら離れていく
わたしたちの本当の名前をよばないでください
あの時もうすでに終わっていた命
夏休みのプールの匂い
それから
冬休みのプラットフォーム
ながいながいコードを ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
天使が居た
ニワコ
自由詩
4*
13/7/30 22:32
ひとつの別れ
朧月
自由詩
3
13/7/30 22:29
にどめのたび
kawa
自由詩
3
13/7/30 22:10
"帰ってきやがった"ウルトラマン
花形新次
自由詩
2
13/7/30 21:27
爛漫蘭
朝焼彩茜色
自由詩
7*
13/7/30 21:16
そいつのビタミン
カマキリ
自由詩
3
13/7/30 20:58
ただれ者とルビー
朝焼彩茜色
自由詩
3*
13/7/30 17:48
恋するシーラカンス
るるりら
自由詩
20*
13/7/30 15:45
白鳥の歌しか聴こえない
HAL
自由詩
2*
13/7/30 15:33
跡地
……とある蛙
自由詩
9*
13/7/30 15:28
女友達
梅昆布茶
自由詩
8*
13/7/30 14:44
星の牧場 パート2
〃
自由詩
4
13/7/30 14:25
焼きつく夏
渡辺亘
自由詩
0
13/7/30 11:53
通りゃんせ
アラガイs
自由詩
2*
13/7/30 11:52
ピーカン キラリ
藤鈴呼
自由詩
1*
13/7/30 9:54
涙の路地
番田
自由詩
3
13/7/30 9:17
こころなんて蟻さ
吉岡ペペロ
自由詩
8
13/7/30 8:26
ぼくらの血を吸う政治家さんへ
創輝
自由詩
0
13/7/30 8:08
セミ
兎田 岳
散文(批評...
0
13/7/30 7:08
土用波志賀原子力発電所
北大路京介
俳句
2
13/7/30 7:07
サーファーの青いワゴンや土用波
〃
俳句
1
13/7/30 7:07
土用波写真の妻は動かない
〃
俳句
1
13/7/30 7:06
生まれたばかりの子に気を使わせている
〃
自由詩
6
13/7/30 7:05
「社交辞令ですが」と前置きした
〃
自由詩
3
13/7/30 7:05
君の浮気相手によろしく伝えました
〃
自由詩
2
13/7/30 7:05
こころたち
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
13/7/30 5:07
) ))が
アラガイs
自由詩
8*
13/7/30 3:11
インクルワード
秋也
自由詩
3*
13/7/30 1:49
レトリック
小猫峰 護
自由詩
1
13/7/30 1:46
それだけでそこは海だった
モリマサ公
自由詩
8
13/7/30 1:44
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2540
2541
2542
2543
2544
2545
2546
2547
2548
2549
2550
2551
2552
2553
2554
5.16sec.