鮮明な足跡ばかりでは
海岸の砂に
鮮やかさは埋もれてしまうから
懐かしい写真の
色褪せた部分が
きみの記憶にしか
残っていないことは
きみにはもちろん
やがて消えてしまう
僕 ...
まだ、たった五文字の言葉を伝えられない…。
明日
僕は生きているだろうか
愛する人に伝えられない
「ありがとう」
明日には 僕は{ルビ同胞=はらから}に刺されて死んでいるかもしれない ...
基本 気の利かない 女のパラレルな空にどうか
振り回されないで 困った顔で金縛りの細い男
基本 気の利かない 男
種は持っていてもその種は持ってないのだから いじけないで
逞し ...
蝉の声がする
静寂の中
遠くに
蝉の声がする
頭の奥
他には何もない
ただ
ただ
蝉の声がする
僕はここだ
と言わんばかりの
切ない
蝉の声がする
近く来 ...
精神分析
耐えられない、いたみ
それが自我から乖離する
統合されない
わたしをつくる
くりかえし見る夢
怒っているのに出ない声
声の出ないシーンばかりが
反復される
...
求めている手が鳴り響く
その音が始まる前の凍結した国で
欠落は欠落として満ち足りていた
土の表面は華やかに彩られ
予言はいくつもの囲いを検索していた
鳴り響く手に初めて巻き付いた風は
...
別の娘の名前を呼んで夏終わる
いつまでも深く愛していていいですか君の代わりは誰もできない
君の髪僕に切らせてくれないか美容師にさえ触らせたくない
眩しい女がいて花が霞んでいる
ケーキを食べるためについている口だ
雷が落ちそうな棒を持っている
駅前に
アーケードの架かった商店街がある
八割方の店舗はシャッターが下りた状態のまま
今やその役目を
郊外型の大きな店舗に奪われてしまった
下野薬局の前の
排気ガスで煤けてしまっている ...
左腕につけている腕時計は朝の9時過ぎを示していた。下り電車は平日でも人がまばらで、出勤中の制服組はほぼ見当たらなかった。彼が乗車した駅を発車しようという時、電車は何らかの些細なトラブルで数分駅 ...
おびえてはくりかえす
このあしもとから
このそんざいから
ふるふるして
わたしをまもる
にちじょうから
ときおり
かたちのない
たましいだけ
でてしまう
からだでおさえ ...
いやなことも
疲れてたことも
全て忘れさせてくれるような日
明日は久しぶりにあなたと
会える
キレイになった
って言ってくれるかな
痩せたね
って言ってくれるかな
最高の ...
否定してくれるなよ
声が鬱陶しいだとか
非難してくれるなよ
往生際が悪いとか
差別してくれるなよ
一体全体何したんだ
奴等は、ただ
この季節に生まれ
春も秋も冬も知らず
...
水門
ニクソンを食ったポストがアマゾンに
劣化
脚点々カネボウ要らず白ナマズ
きみのアソコを
ペロリンちょしていたとき
お菊さんから
鳩が飛び出した
フォーフォーフォッフォ
フォーフォーフォッフォ
煩いので
オジー・オズボーンを真似て
首を食い千切ってやった
...
男は照れの天才
幼児すら男なのね 微笑むと照れる くすぐるのよ母性本能を
女が好きみたい男って 可愛く思ってごめんなさい
美人には目を伏せる そのどうしようもない 照れの天才
男心をかすっ ...
人影まばらな平日の寂れたアーケイド、二〇時過ぎ
四弦鳴りきらないカッティングで愛をうたう男
暇を持て余している何人かが立ち止まるが
すぐに興味を無くして立ち去っていく
...
私が立っているビル群の下
そこには昔深い海があった
不燃の塊に埋め立てられ
魚は住処を失って
そうして海は死んでいった
濁った灰色の海を眺めても
波音は聞こえては来ない
私が ...
興津駅の手前 山側
人家が不意に途切れて
現れる
庭みたいに小さな畑
柿や夏蜜柑の樹
小さなブランコ
うつくしい朝
空は西から吹き払われ
(生き延びてここに戻るとは
思っていな ...
肩に置かれた手の温もりに
ハッとして振り返った
見慣れたはずの顔に
涙がこぼれた
無くしてしまったと
思い込んでいたものが
ふとしたことで見つかる
たまにあるんです
自分でかいた詩が
よくわからない時が
物事が順調な時は
現代詩が
不調だったりします
久しぶりのデート
彼はつまらなそうに
パスタを食べていた
音を立てながら口に吸い込むの
やめて欲しいな
おまけにウエイトレスさんに
味が薄すぎるってダメ出し
よく言うよ
上から目線で何 ...
黙ってなんていられない
穏やかになんていられない
そんなにいつも
笑ってなんていられないよ
身体の奥からふつふつと
何かがわいて出ようとも
我慢なんかしてられない
平静でなん ...
非戦闘員の大量虐殺
言い訳はどうとでも出来るだろう
戦争を早く終わらせるため
連合国側の人的損失の軽減
卑劣な戦争を起こした報い
人を人として扱わなかった ...
なぜかちょいまえへ
たいむすりっぷ家族で
シニマエノハハに家族で
あそぶ
またたいむすりっぷ
母は死んだまま
ただラストもらった本ビジュツノ、だけがのこる
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
写真
花形新次
自由詩
5+
13/8/8 19:22
たった五文字 ありがとうを、僕は言えない
創輝
自由詩
2
13/8/8 19:19
男 基本と本来
朝焼彩茜色
自由詩
7*
13/8/8 17:04
蝉の声
hiroto...
自由詩
6*
13/8/8 15:07
精神分析
はなもとあお
自由詩
2
13/8/8 14:48
風
葉leaf
自由詩
3
13/8/8 14:36
別の娘の名前を呼んで夏終わる
北大路京介
俳句
3
13/8/8 11:05
いつまでも深く愛していていいですか君の代わりは誰もできない
〃
短歌
1
13/8/8 11:04
君の髪僕に切らせてくれないか美容師にさえ触らせたくない
〃
短歌
1
13/8/8 11:04
眩しい女がいて花が霞んでいる
〃
自由詩
1
13/8/8 11:04
ケーキを食べるためについている口だ
〃
自由詩
5
13/8/8 11:03
雷が落ちそうな棒を持っている
〃
自由詩
4
13/8/8 11:03
涼をとる
佐東
自由詩
5
13/8/8 9:57
どうでもいい事シリーズ
兎田 岳
散文(批評...
0
13/8/8 9:29
「いんりょく」
玉兎
自由詩
3
13/8/8 8:25
明日は。
柚子音
自由詩
1
13/8/8 7:14
Cicada
なきり
自由詩
2
13/8/8 6:09
amazon
salco
川柳
3*
13/8/7 23:45
温かい手
花形新次
自由詩
1
13/8/7 23:04
男 繊細な照れ
朝焼彩茜色
自由詩
11*
13/8/7 22:59
君は英雄なんかじゃない (歌うたいと詩人と絵描き)
ホロウ・シカ...
自由詩
6*
13/8/7 22:53
平和の地層
中村 くらげ
自由詩
4
13/8/7 22:33
興津の庭
大村 浩一
自由詩
7
13/8/7 22:18
ペロリンちょ
花形新次
自由詩
5
13/8/7 19:10
青りんご
左屋百色
自由詩
4+*
13/8/7 19:01
赤りんご
〃
自由詩
2*
13/8/7 18:59
宙ぶらりん
和田カマリ
自由詩
3*
13/8/7 18:27
優しさポイント
hiroto...
自由詩
0*
13/8/7 18:21
ストレートに原爆
……とある蛙
自由詩
10*
13/8/7 16:34
たいむすりっぷ
田園
自由詩
2
13/8/7 15:40
2504
2505
2506
2507
2508
2509
2510
2511
2512
2513
2514
2515
2516
2517
2518
2519
2520
2521
2522
2523
2524
2525
2526
2527
2528
2529
2530
2531
2532
2533
2534
2535
2536
2537
2538
2539
2540
2541
2542
2543
2544
加筆訂正:
君は英雄なんかじゃない (歌うたいと詩人と絵描き)
/
ホロウ・シカエルボク
[13/8/8 0:03]
アーケイトなおした
4.53sec.