新緑の渓に分け入ると

この姿は透明になってしまい

緑色に染まっていった

宝石の魚はピシャリと跳ねて

日々の雑踏が彼方に消える
ヒリヒリとした感覚に指が震えた
キーボードを彷徨いながら
ポチリと確定キーを押してしまう
もう後戻りはできない

今夜は狙っていた美品の渓流竿を三点落札した
しめて約七万円が飛んでいったけ ...
あふれる想いは
言葉を見つけられないまま
ため息となって、夜空を漂い
暗い海へと吸い込まれていく

焦点の合わなくなった目には
沖合いの漁り火も星座も同じ
水平線の、さらにその向こう
...
繰り返し
繰り返し
思う
物は考えようだ
いちどきりの人生よ



この手と
共に
やってきた
人生
かけがえのない



かえるの
合唱で
ひとつ
ひとつの ...
ほのかに香るセレナーデ
肌着のように身につける
オシャレのアイテム香水に
含まれてるのはアルコール
人を酔わせて溶かしていく

香水は
似合う姿や人柄と
似合う場面を選ぶので
マッチ ...
霧のなかで羽ばたく
ふるえる声
光の底に沈んだ
夜の鱗揺らして


一枚のガラスのよう
結露した
   時間
鏡にしかなれない
いつも裏返ったわたしたちの
化石のような孤独 甘い ...
なぜこんなにも、偉い大人にならないといけないのか、どうしてこうも金を稼げない引け目が取れないのか、と考えたが、大人になるということは、責任を持たなければならないのだ。どういう責任かと言うと、子供たちに ... 風のことなら風使いに聴けだなんて

なんて安易で甘ったるい考えなんだろう


僕は宇宙の心の底が知りたくて

風の声を聴きたくなったけれど

だからといって

風使い ...
 

ほんとうなんて
どう書けばいいのか
わかんないよ

夜は眠りたくないんだ
だから
アルコールなんて飲まないんだ
だから
スマホなんてみないんだ
夜は
ずーっとつづくべきな ...
せつない せつないよ、と窓が泣いているのです
泣いているのですこつこつと 風はなぐさめられながら
しわしわとかすれ
ぽろぽろくだけ
かたうでの蟹が ご飯からいくつかどうぞとならべても
どうし ...
大学の先生が言ってました
必死に追いかけたんですけどって

彼の消息を教えてやっても
よかったのではないですか

なんて言って教えるんだよ
不穏な言葉しか出てこないか?

また、また ...
皆様、こんにちは。如何お過ごしでしょうか。蒸し暑い日が続いていますが、クーラーのあたり過ぎには気をつけて下さいね。

さて、本題の自分の座右の銘ですが、そのまんまです。自分の座右の銘はこれや!とお ...
時は
過ぎる
何がどうあろうと
魂は
共に在る
今 一生のことは
分からない
次の瞬間か
十年後か だから
今を大事にしたいな
私の人生はまさしく
大きなモノになっていたに
違いない

生まれ変わったら
巨根になりたい
生意気な女の横っ面を
その巨根で往復ビンタしてやるのだ
女は頬を赤く腫らしながらも
ウット ...
一突き矢の突き刺さる、
光裂この瞬間に。

  *

無数無限に
アナタたち顔その印象、
ふっと浮かび来る 
タマシイのカタチ 
それぞれにそれぞれの

 普遍大海原の神性一滴  ...
この世に神は存在しない。

ただすべての事に例外があるように

貧乏神と死神は存在する。









※3年前、ぼくは娘を心不全で亡くしました。
その日は奇しくもぼ ...
耳に届いてくる
日常の声
生活の音

どれも消えることはない
生きている限り聞こえる

元気な身体
元気な声
溢れている幸せ

日常の生活が楽しい
嫌なことはあまりない

...
○「時の流れ」
時の流れがはやすぎて
立夏になっても
ストーブ出しっぱなしだ

○「転ばぬ先の知恵」
年寄りは
人のことよりも
自分のことに集中すべきだ

○「田舎暮らし」
*田 ...
ああ 三年ぶりの頭の爽快
傘を差さない彼女の夢のみが僕を捕らえるけれど
穴のない血管と青空と
正しい脈拍があるからぼくは大丈夫

ぼくは精神科病棟を横切って
新しい神保町へ
勢いあまっ ...
幾つもの街を壊し、
平和な村を焼き払って
異臭に鼻を抑え、
黒焦げの死体を踏んで
やっと生き延びた

どうかお願いだ、
火薬の匂いがするボクと、
朝までいて欲しい
嘘でも良いから
...
AIなら、出来るのだろう。緊急に、しかし確実にトドメを刺し、
成田悠輔さんの言う「高齢者は集団自決せよ」では癒えないので、
「高齢者自称詩人たちは我孫子市に集まって村を作ろう」が正解。
仕事ならなおさらのこと杉様に梵天丸もかくなりたい、か


https://media.nippon-donation.org/2227/
生身のひとが
都市に残っている噂とは逆に
鉄路を踏んでゆくと
霊とすれ違った

稀にたたずむ
かつてのひとの家宅は
いま わたしの背丈を遥かに超える蔓草が
幾世紀の愛憎を晴らすように
...
木から木へと歩くことで、知る。そこに、立っていると、今日も、月を見ているその下で。影には時々人がいて、どうも、そこでスマホをいじっているようだ。光るから、読めるのだろう。情報を得る手段が雑誌だった ... 粉雪の午前1時の初詣ではぐれないよう握りしめる手

猫が泣く白昼3時の縁側で百日紅の木をみている如月

雨が降る午前5時半3月の春は名のみの不在のくらやみ

桜舞う午前 ...
まだ何も知らない頃から詩を書いていた。日記と詩と。いまでもときどき読み返す。あちこちから出てくるからだ。何も知らなかったけど、本当のことが書いてある。知っているよりも多くのことが書いてある。これは ... 道向かいの街路樹の
盛んに繁茂する新緑の
大風に波打ち揺れ動くに

私の思考の溶け込んで

私は自分を保ったままに
緑に波打ちうねり合一し
  みどりうねり
運動思考そのものだ

...
  ハロ~!
と声をかけられたらアホ~と言い返してやれ

          勲章を差し上げます。 要るか、ボケ! 
と言い顔を向けてやれ

                  きみた ...
雨の合間を縫って、少し外を歩いた。公園のベンチに座る、誰かの背中を通り過ぎながら。そこにいる人は、でも、夜も遅いのに何をしているのだろう。そんなことを考えながら、人気のない通りの上を渡ると、昼ごろ思い ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
五行歌 渓谷レタス自由詩7*24/5/19 0:58
オークション中毒自由詩4*24/5/19 0:28
海、夜気、無言ヒロセマコト自由詩12*24/5/18 22:19
※五行歌 五首「支えられて 支えている」こしごえ自由詩3*24/5/18 13:34
有機溶剤セレナーデイオン自由詩2*24/5/18 12:41
迷宮の蜂ただのみきや自由詩5*24/5/18 12:32
平和のために望むもの黒髪散文(批評...2*24/5/18 9:36
熱い痛み秋葉竹自由詩324/5/18 9:01
ほんとうのよるのうた自由詩224/5/18 8:39
soft_m...自由詩7+*24/5/18 5:59
新聞紙りゅうさん自由詩224/5/18 5:10
貴方の座右の銘はなんでしょうか?会議室24/5/18 1:20
※五行歌 「時は 過ぎる 何がどうあろうと」こしごえ自由詩5*24/5/17 22:39
※五行歌 「今 一生のことは 分からない」自由詩3+*24/5/17 22:38
もしチンポコが大きかったら花形新次自由詩0+24/5/17 18:20
光裂この瞬間にひだかたけし自由詩224/5/17 17:42
存在HAL自由詩3*24/5/17 16:13
日常の声夏川ゆう自由詩524/5/17 12:09
独り言5.17zenyam...自由詩3*24/5/17 10:16
清らかな猫の歌森 真察人自由詩524/5/17 9:53
畔の家atsuch...自由詩9*24/5/17 8:50
白樺派Neo足立らどみ自由詩4*24/5/17 4:55
売名の概念をも壊し続ける夫妻がいることを短歌224/5/17 4:18
後年形代 律自由詩824/5/17 2:58
ニューヨークの景色番田 散文(批評...024/5/17 1:55
半年秋葉竹短歌124/5/16 20:36
むすめのことはるな散文(批評...724/5/16 18:03
思考208号ひだかたけし自由詩424/5/16 16:44
日本人は礼儀正しいが腰を曲げすぎているのも事実だアラガイs自由詩9*24/5/16 6:57
夜の街のどこかで番田 散文(批評...024/5/16 2:04

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加筆訂正:
売名の概念をも壊し続ける夫妻がいることを/足立らどみ[24/5/17 5:02]
生きるってなんなんだろう か
3.55sec.