耳に届いてくる
日常の声
生活の音
どれも消えることはない
生きている限り聞こえる
元気な身体
元気な声
溢れている幸せ
日常の生活が楽しい
嫌なことはあまりない
...
○「時の流れ」
時の流れがはやすぎて
立夏になっても
ストーブ出しっぱなしだ
○「転ばぬ先の知恵」
年寄りは
人のことよりも
自分のことに集中すべきだ
○「田舎暮らし」
*田 ...
ああ 三年ぶりの頭の爽快
傘を差さない彼女の夢のみが僕を捕らえるけれど
穴のない血管と青空と
正しい脈拍があるからぼくは大丈夫
ぼくは精神科病棟を横切って
新しい神保町へ
勢いあまっ ...
幾つもの街を壊し、
平和な村を焼き払って
異臭に鼻を抑え、
黒焦げの死体を踏んで
やっと生き延びた
どうかお願いだ、
火薬の匂いがするボクと、
朝までいて欲しい
嘘でも良いから
...
AIなら、出来るのだろう。緊急に、しかし確実にトドメを刺し、
成田悠輔さんの言う「高齢者は集団自決せよ」では癒えないので、
「高齢者自称詩人たちは我孫子市に集まって村を作ろう」が正解。
仕事ならなおさらのこと杉様に梵天丸もかくなりたい、か
https://media.nippon-donation.org/2227/
生身のひとが
都市に残っている噂とは逆に
鉄路を踏んでゆくと
霊とすれ違った
稀にたたずむ
かつてのひとの家宅は
いま わたしの背丈を遥かに超える蔓草が
幾世紀の愛憎を晴らすように
...
木から木へと歩くことで、知る。そこに、立っていると、今日も、月を見ているその下で。影には時々人がいて、どうも、そこでスマホをいじっているようだ。光るから、読めるのだろう。情報を得る手段が雑誌だった ...
粉雪の午前1時の初詣ではぐれないよう握りしめる手
猫が泣く白昼3時の縁側で百日紅の木をみている如月
雨が降る午前5時半3月の春は名のみの不在のくらやみ
桜舞う午前 ...
まだ何も知らない頃から詩を書いていた。日記と詩と。いまでもときどき読み返す。あちこちから出てくるからだ。何も知らなかったけど、本当のことが書いてある。知っているよりも多くのことが書いてある。これは ...
道向かいの街路樹の
盛んに繁茂する新緑の
大風に波打ち揺れ動くに
私の思考の溶け込んで
私は自分を保ったままに
緑に波打ちうねり合一し
みどりうねり
運動思考そのものだ
...
ハロ~!
と声をかけられたらアホ~と言い返してやれ
勲章を差し上げます。 要るか、ボケ!
と言い顔を向けてやれ
きみた ...
雨の合間を縫って、少し外を歩いた。公園のベンチに座る、誰かの背中を通り過ぎながら。そこにいる人は、でも、夜も遅いのに何をしているのだろう。そんなことを考えながら、人気のない通りの上を渡ると、昼ごろ思い ...
五月の風に若葉が揺れて
透明な渓谷が呼んでいる
虹色と真珠の魚を求めて
静かな胸の鼓動が高鳴り
ニンフが舞う水面を想う
ディランが何やら小難しい歌を喚き続けているのでハイウェイの方に近付くのは辞めにした、そもそも騒々しい場所はもとから好きじゃないし、道もあれこれと入り組んでいる上に一方通行も多くて面倒臭いことばかり ...
なぜ此処に来たのか
(絶えず忘却しながら)
なぜ此処で生きているのか
(絶えず想起しながら)
失われた記憶の底
掬い出せば
無限の哀しみ無限の歓び
相俟って響き合い
な ...
地下へ降りる階段の
足音を吸いこむノワールプロフォン
ぞわぞわ 脈打つ気配に取りまかれる
手のひらで触れる空洞の壁
その冷たさしか頼れるものは無く
心細さに すくむ足でく ...
もうすぐ花火がはじまるぞ、と
キミが誘うから
ボクは藻の家から出た
どんよりした空を見上げる
まもなく雨粒が落ちてきて
はじけて円を描いて消えた
ひとつ、ふたつ、みっつ、
数えられたのは ...
打ち砕かれたプライド
ズタズタに引き裂かれた心
人生つまらない
本当につまらない
どうしよう
どう立ち直ろう
先生の言葉だけが
私を奮い立たせる
「人の前に火を灯せば
自分の前も明 ...
(短歌八首)
夜に泣く
ただ一匹の虫のうた
眠れないときスマホのうえで
嫌われる
覚悟と諦めだけは持ち
白い嘘つくひとりは楽しい
ただ黒い
シミ ...
うあ、日の丸だや
なんでや、日の丸だや
そして日本語だ、アニソンだや
スマホの向こうにテント暮らしの一家
壁に血色悪いマル・マル・ヒノマル飾られ
くるくるくせ毛の子どもたちが水玉のスカートを ...
淵にいて
くるくるとまわった
すごく晴れてた
池があった
水に 日もぼうと浮いてた
ぜんぶ本当にあった
淵にいて
かなしさから
...
山から雲が流れ込む内海
元気な鰡はミルクの中で跳ねる
釣りする少女はため息
堤防に置いた自転車をちらりと見る
雪崩に埋もれた人を見つけた
救助隊のシャベルが首に突き刺さって死ぬ遭 ...
断崖絶壁の際に立ち
臨めば、
清流の流れ遥か底に在り
身を賭して
他者のために新生せよと
今日擦れ違った人、
紫掛かりうっすらと
純白の端正な面持ち
浮かび来 ...
深夜二時
すすきのの街を
二十になったばかりだと言う
女の子と帰る
一緒に料理の話で盛り上がる
彼女は
おかめみたいな顔をして
ごくふつうに笑う
○「生きる」
人には
それぞれ
進む道がある
○「終活登山」
なお一山一山
一歩ずつ登って
一歩ずつおりる
無事に登って
無事に帰るのが
終活登山
○「春朝」
目覚めの ...
この、
どうしようもある
僕らの街を
僕らは、
なないろのちいさな泡になりながら
すこしいかりながら
風に巻かれて
飛んでゆくんだ
それだけが
この、
どうしよう ...
いっときの
感情に
とらわれたくはない
気持の影を
葬送しよう
・
時は
過ぎる
何がどうあろうと
全てが静止するまで
今は在る
・
何が災いするか
分からな ...
カーネーション、
強がりながらそれとなく強請っているあなたに、
かたくなに、
買って渡すことをしなかった、
一〇才のしょうねんの、
三十五年もの歳月が経過したあとにようやく為し遂げた、
母 ...
俗物がうっとおしいのはデフォルトです
こちらが弱ればさらにそうなろ
どうも私の生きざまが
広く一般の価値を攻撃した気もし、キモ死
蚤のようなジャ〇プが嫌いです
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
日常の声
夏川ゆう
自由詩
5
24/5/17 12:09
独り言5.17
zenyam...
自由詩
3*
24/5/17 10:16
清らかな猫の歌
森 真察人
自由詩
5
24/5/17 9:53
畔の家
atsuch...
自由詩
9*
24/5/17 8:50
白樺派Neo
足立らどみ
自由詩
4*
24/5/17 4:55
売名の概念をも壊し続ける夫妻がいることを
〃
短歌
2
24/5/17 4:18
後年
形代 律
自由詩
8
24/5/17 2:58
ニューヨークの景色
番田
散文(批評...
0
24/5/17 1:55
半年
秋葉竹
短歌
1
24/5/16 20:36
むすめのこと
はるな
散文(批評...
7
24/5/16 18:03
思考208号
ひだかたけし
自由詩
4
24/5/16 16:44
日本人は礼儀正しいが腰を曲げすぎているのも事実だ
アラガイs
自由詩
9*
24/5/16 6:57
夜の街のどこかで
番田
散文(批評...
0
24/5/16 2:04
五行歌 渓流釣り
レタス
自由詩
6*
24/5/16 0:04
Desolation Angel
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
24/5/15 17:52
至高の問い
ひだかたけし
自由詩
2
24/5/15 17:11
闇に歩けば
リリー
自由詩
9*
24/5/15 14:22
メイストーム
そらの珊瑚
自由詩
12*
24/5/15 11:06
渾身の力を込めて
渡辺亘
自由詩
2
24/5/15 9:57
寒いのはこころであってからだじゃないとかいいながら布団に潜る
秋葉竹
短歌
4
24/5/15 6:54
TikTok20240514
松岡宮
自由詩
4*
24/5/14 23:50
淵の話
草野春心
自由詩
3
24/5/14 20:39
テレビドラマ
藤原絵理子
自由詩
1
24/5/14 18:51
五行歌、ひとつ魂の
ひだかたけし
自由詩
3
24/5/14 17:29
騙された夜
世良聡
自由詩
0
24/5/14 14:19
独り言5.14
zenyam...
自由詩
3*
24/5/14 11:33
この、どうしようもある僕らの街を
秋葉竹
自由詩
0
24/5/14 11:05
※【五行歌 三首「何が幸いするか 分からないよね」】
こしごえ
自由詩
5*
24/5/14 10:41
母碑銘
本田憲嵩
自由詩
7
24/5/14 7:14
悪魔に餌を
りゅうさん
自由詩
1
24/5/14 6:58
205
206
207
208
209
210
211
212
213
214
215
216
217
218
219
220
221
222
223
224
225
226
227
228
229
230
231
232
233
234
235
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
加筆訂正:
売名の概念をも壊し続ける夫妻がいることを
/
足立らどみ
[24/5/17 5:02]
生きるってなんなんだろう か
母碑銘
/
本田憲嵩
[24/5/14 22:26]
タイトル変更。
3.91sec.