春の道
脇道さまよう
レクレーション
夏の道
脱ぐに脱げない
熱地獄
秋の道
脇見運転
出逢いなし
冬の道
エンジンストーブ
交差点
「明日は黄砂が降るでしょう」
天気予報の声はAI
曇りマークのない混じりけなしの晴れマークなのに
洗車したばかりなのに
布団は干せないなあ
とか 少しばかり
黄砂のことを恨んでみる
...
十二月 早朝
いつものように高台通りを歩いて仕事に向かう
右手の歩道と山側の住宅地の間はなだらかに傾斜して
自然の植生を活かした広い公園になっている
この季節には通りに面した{ルビ落葉松=から ...
初めから、多分ではなくてそのあたりの違いの確信は良いのです。大正までは翻訳は知識ではなくて才能だったとハーバード出の方はおっしゃっていた。私たちのオリジンは内から溢れ出ているのだから。無理だよ
...
中華料理を食べそこねた兄が
急行列車で帰ってくる
僕はまだプールの水底で
習字の練習をしている
兄は僕より背が高く
顔も様子も似てはいないけれど
よく双子と間違われた
習字のはら ...
○「伝え方」
怒ったり責めたりしながら言うことは
いくら言っても
相手の心へ入っていくものではない
骨折り損のくたびれもうけということになる
○「世渡り」
真面目で優秀でおとなしい人が ...
3時間寝ればよい
72時間起きていられる
結婚相手は自然体でいられる人
自分で考えろ
自分で調べろ
人を活かせ
とにかく頑張れ
繰り返せ
人ができないこ ...
身体に電流を流すかわりに
しびれるような音楽を流して
腕を流れる血液のかわりに
どばどばと音楽を流して
胸が張り裂けそうな孤独
その心臓の鼓動に重なるドラム
身体の中に抑えきれ ...
私はサンチュという名の自称詩人で
妻がカボスというこれまた自称詩人です
ついでに息子もチーズトンカツという自称詩人です
家族三人揃って自称詩人をやっています
私とチーズトンカツとは
親子のせ ...
自称詩人256人殺し
256という数字は4の4乗
つまり死の死乗を意味する
俺の一番好きな数字だ
死の上に死を重ねる
折り重なって朽ち果てていく
自称詩人の屍を見ながら飲む
ウイスキーコ ...
黑く鎖ざされた新月の夜
叢を吹き曝す風の一陣
太古の黄泉を此岸へと繋ぐ
それは鍵穴であるのか
外套を羽織る私を睥睨し
墳墓は聳える
辺り一面の闇は射干玉
糸を引いて粘着くよう ...
底翳の眸で深淵を覗いた先
脳髄を酩酊させる郷愁の蟲が
意識の裏から青褪めた肢を伸ばす
ドス黒い墨を打ち撒けたように
群れを成す陰鬱な夜の眷属の
屍を蒐めて瞼を展けば
銀色の鮫が水面の満月を ...
ごちゃ混ぜゴォン
千の鈴鳴り紅赤緑
街路樹色づき貴やか
ひと吹き風に揺れ動き
色々重ね鈴鳴り千の
奥深く億の
森掻き分け
拍を踏み
ふと内懐
入り込む
入り込み
...
哀しみに憧れ眠り
憧れに哀しみ眠り
表層を滑走すること、
突然に深みに嵌まり
聳え立つ巨大な相貌、
内面に湧く泉呼応し
郷愁に憧憬伴い
憧憬に郷愁伴い
眼差す 純白の瞬間、 ...
おかしな箱だなと思ったところで目が覚める
わたしは眠っていたわけではなかったのだ
かわいいあの子がスカートにスープをかけられてるときや
足が遅くて詰られた子が来なくなったとき
集合時間 ...
季節は関係なく
よくいつもの丘に来る
私を待っているかのよう
冷たい風さえも
心地良い風に感じる
あまり都会ではない
自然が多くて
眺めていると楽しい
雪は降らない
今年 ...
ことしは喪中はがきが多い
きょう、八通目が届いた
古い友人
映さん、七三才
わたしの姉と同い年なのに
映さんの本名は、恵子だという
知らなかった
詩友とはペンネームでのお付き合いだか ...
楽しめ 味わえ
と いのちが
ささやいています
毎日が初めての
いのちだから
深緑の
葉は
光を
反射している
静かな息で
黄昏に
金の雨降り
幼子へ
みどりの壺に
骨を入れよと
泥沼に
もがき苦しむ
指先で
届かぬ糸を
手繰ろうとする
ブランコを
二人でこいだ
姉さまは
浴衣すがたで
...
ころころ、ころころ
肌触りの悪い紙に包まれて
ずいぶんと劣悪な道を転がされて
半年を終えました
半分寝ているような覚醒しているような
まるで白夜のようでした
作業所のピノキオたちは寝静 ...
八だった。一か八かの大博打。まといつくもの抗せぬ何か。
*
何十年も言葉の真髄に到達したかもっとも近づいている師匠と
ある意味で人生という長い道を歩き続けていると遠い未来は
まだま ...
人も時代も変わっていく
私は無常を越える
常住の法を求めて旅をする
哀しみも苦しみも幾年月
最も苦しかった日々は
最も輝いた日々だと感謝する
人も時代も変わっていく
私は無常を越 ...
悪くないのに謝ってみたり
少しでも愛に近づきたくて
誰にも読まれない
目盛りのような隙間で
今日も息をしている
数字を追いかけながら
走るのに疲れても
働いて汗をかいたら
目盛りが ...
毎晩に硬直し冷え凍る脳髄を
焼酎飲み がぶ呑み
薬は効かず 温め柔らか暖かめ
動脈硬化進み肉の滅び近く
近付きかなぁ と予感し。
これぐらい耐えろよと
相互の調和カンディンスキー、 ...
新嘗祭歴史の重み深くして
熊穴に入るわたしも休もうか
冬の海名付けるならばマドレーヌ
曇り日がいや増しにする寒さかな
天に上る白鳥のごとこころ消ゆ
女だって人の尻を見る
女だからこそ
そらさずに見る
人が尻から生まれること
女は少女の頃から知っている
男は父となる日まで
疑っている
つねってやろうか
青が開ける
まっさらな朝の空
光は弾け
鎮まるわたしの心
魂の均衡と調和のうちに
世界のすべてを受容する
颯爽と歩き過ぎる若者、
駆け回る子供たち、
凍り付く紅葉、杖つく老人
...
無事に
今日を
終えられた時は
ああありがとうさま
と つぶやく
ああ かけがえのない
人や
自分や
一日と
生きています
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
バイク季語
イオン
自由詩
0
23/12/9 15:24
黄色い砂たち
そらの珊瑚
自由詩
9*
23/12/9 11:58
黄金
ただのみきや
自由詩
3*
23/12/9 11:05
時間の無駄ではないから、辞書詩人の先を目指して
足立らどみ
自由詩
4
23/12/9 10:13
気泡
たもつ
自由詩
7*
23/12/9 7:23
独り言12.9
zenyam...
自由詩
1*
23/12/9 6:51
思い出(2の感じ)
Hose E...
自由詩
1
23/12/9 1:19
音楽を流して
木屋 亞万
自由詩
1*
23/12/8 23:10
家族揃って自称詩人
花形新次
自由詩
2
23/12/8 19:44
256人殺し
〃
自由詩
3
23/12/8 19:26
ancient
医ヰ嶋蠱毒
自由詩
0
23/12/8 18:44
abyssal
〃
自由詩
0
23/12/8 18:41
五行歌、此処滞在地にて
ひだかたけし
自由詩
2*
23/12/8 18:08
帰郷
〃
自由詩
5*
23/12/8 15:48
箱
はるな
自由詩
2
23/12/8 12:32
冬の丘
夏川ゆう
自由詩
2
23/12/8 12:21
喪中のひと
たま
自由詩
9
23/12/8 11:13
※五行歌「毎日が初めての いのちだから」
こしごえ
自由詩
2*
23/12/8 10:46
※五行歌「深緑の」
〃
自由詩
2*
23/12/8 10:43
五行歌 白日夢
レタス
自由詩
4*
23/12/8 6:28
熟睡
山人
自由詩
3*
23/12/8 6:12
2023年12月9日。一か八かの大博打
足立らどみ
短歌
2+*
23/12/8 3:36
常住
渡辺亘
自由詩
2
23/12/7 21:27
mm
ミナト 螢
自由詩
1
23/12/7 21:20
五行歌、乱れ躍り(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4*
23/12/7 20:50
つれづれと俳句
朧月夜
俳句
1*
23/12/7 17:41
女と尻
昼寝ヒルズ
自由詩
1
23/12/7 16:01
世界は只
ひだかたけし
自由詩
4*
23/12/7 15:38
※五行歌「無事に」
こしごえ
自由詩
2*
23/12/7 13:44
※五行歌「ああ かけがえのない」
〃
自由詩
1*
23/12/7 10:43
202
203
204
205
206
207
208
209
210
211
212
213
214
215
216
217
218
219
220
221
222
223
224
225
226
227
228
229
230
231
232
233
234
235
236
237
238
239
240
241
242
3.13sec.