コロナを経て、何年ぶりかの海外旅行。成田空港にどうやって行くのかということすらもすっかり僕は忘れていた。それを調べて、空港に着くと、チェックインした後にあるはずだった飲食店やコンビニの場所が変わってし ...
ぱたぱたと画面が消えて行く音が宇宙で最後の雨降りでした
今朝もまたケトルでお湯を沸かしてる君の横顔(永遠として)
お互いを許す言葉が出ないまま願うみたいに笑い合ってた
生 ...
星
亡くまで薄めて
景色が金色に染まる前
墓
彼は眠っていないのだろうか
骨があるので
手を合わせた
冷たく穏やかな風は9月の終わりの秋に相応しく
望ましい
花屋 鯛焼きや ...
久しぶりに
花を買った
どんなのが良いのか
どういう風に選ぶものなのか
さっぱり
だったので
こんなものだろうかという
金額だけ伝えて
ぱっと
明るく咲いた
店員さんに
選んでも ...
サラリーマンだから贅沢は言ってられないのです。
久しぶりに息子を連れてヘルスセンターへ出かけてみようと思います。
本当は何処か温泉街の露天風呂のほうがいいんだけどね。
僕らはそそくさと脱衣 ...
木偶の坊古びて肥溜めの中失笑、糞の臭い骨まで染みて夜通し風呂何度も入れ替えて浸かりふやけまくって朦朧、とうとう倒れ込むも目覚ましの餌食、半狂乱で壁に叩きつけて知らぬ顔決め込みたちどころに熟睡、糞食 ...
ロックンロールなんて
好きじゃない
けど
ローリングストーンズのバラードは
好きだ
悲しみのアンジー、って邦題も
どうかと想うけど
そんな疑問が霧消するくらい
その歌は ...
ふたりは指を絡めて
伝えたい想いを確認する
重なる心は
ひとつの姿を現した
永遠を知った夜
虚脱しつつ
自らの狂気と恐怖
抱えながら
悪夢手前
夜陰へ突入する、
散りばめられた言の葉の
縮れた枯れ葉のイビツ 、
赤信号の横断歩道横切るスズメの形為し
あのひゃっ ...
正解は今僕が変えてみせるから
──羊文学
夏祭り夢見て帰るおんぶかな 🏇
油断して気付けば大人ソーダ水 🧋
裕次郎部下もいろんなサングラス 🕶️ ...
塩むすび
味噌汁
糠漬け
梅干し
梅酒
よく働き
よく笑う
梅酒
梅干し
糠漬け
味噌汁
塩むすび
きみが夢をみているあいだ
僕は街中のあかりを消してまわる
きみがジェラートを食べているあいだ
僕は南のほうから暖かい風をつれてくる
きみが泣いて泣いて濡れているあいだ
僕はあたらしいハン ...
○「野の花」
田んぼ道に
野の花が
美しく咲いている
花屋の花にも負けない美しさで咲いている
ものの美しさは値段ではない
○「無知」
僕は中学生の頃までは
「仲秋の名月」というのは ...
さよならと言ったら
キミとボクはどんな顔をしているかな?
もし泣いていたら
またねにしよう
もし笑っていたら
振り返らずに歩こう
呼んでいるよ
僕を
君を
彼を
彼女を
呼んでいるよ
天の川銀河の彼方から
僕を
君を
何を語っているのかは分からない
しかし呼んでいることだけは分かる
強烈な光源だともいえ ...
(番外編26)一句板金の夢 西東三鬼さん
水枕ガバリと寒い海がある
(本編)
私は帰りの奥羽本線の車中にいた。
安達太良山での不思議な体験をどの様
に受け止め ...
初出『パーシー・アカデミー』誌 1963年 12月号
クウォーター・パークの酒場でめずらしく呑んでいた
かれは室でしか呑まない男だった
もう若くない顔で時折
笑うそぶりを見 ...
かんたんなことに躓いたときにもうだめだって思う。難しい計算が解けなくてもぜんぜん平気だけど、卵をうまく割れなかったらもう死んじゃうって思う。ベランダの植物を枯らしてしまったら生きてる価値がないと思 ...
受ける父 目くじら立てた口のはし 異伝のさかな見え隠れにし
*
AIのinkweaverさんはどう思いますか
「受ける父 目くじら立てた口のはし 異伝のさかな見え ...
旅行の思い出もそこそこに
レシートを 見返したりする時
そこで食べたりしたもののことを
目に 僕は思いうかべる
雲を捉えた大きな主翼と
下にあった 海
上にある雲
モニターの無 ...
いち年、待ったが、助けは来ない
日に三度、出血している。
かさぶたを剥がす神経の海に、日々の挨拶を忘れない
肋骨の外傷は 自然 治癒 に 任せる
レントゲン で X線 の ...
層のなか小僧を憎む贈りもの
無造作な夢想の魚 群れのなか
贈りもの一層増して小僧へと
待ち惚け まぼろしの町を冒険
自称詩人の目玉を
千枚通しでくり抜いて
瓶詰めにしてやろう
闇の中の自称詩人が
どんな自称詩を放つのか
つまらなかったら
指の爪を一本ずつ
引っ剥がしてやろう
それでもつまらなかったら ...
琥珀の水に溶かされ
明日も荒野を独り行く
この肝臓は悲鳴をあげない
今夜も静かに刃を研ぎながら
明日を切り裂く夢をみる
自称詩人臭がプンプンする
此処にも自称詩人がいるのか?
自分が自称詩人であることに
気付いていない輩が
耳の後ろからでる
自称詩人臭のケアを怠っているのだ
自称詩を書くことに
何の意味が ...
まだまだ若いと人はいう
まだまだ若いと人はいうけれど
「生活」に押しこめられて
何もたのしいことがない
詩を詠むことしか
ほんとうの自分を語ること以外
晴れ晴れとすることがない
...
既視感のある風景だ
どこか懐かしさだって感じて
あの青い山や
白い雲だって
いつか脳内に集めたものだ
そこでこのくさはらに
ひゅうと風吹く
今私は孤独ではない
妻がいるから孤独 ...
睡眠薬に
頓服を服したのに眠れない
眠れないと考えることが
ますます眠れなくない原因ゆえ
私はポッカリ
電灯を点け
胃に
迫りくる、突き上げる情感を
しかと認めて
あとは流すばかりで ...
純潔な果実を切り刻んだ果肉から
きみのエッセンスがほとばしる
酸く 苦く…
特効薬のガムシロップを多めに入れて
ソーダ水をかき回せたら
特製のレモンスカッシュの出来上がり
ぼくは何 ...
女は役割に疲れ果て
横たわり目を瞑った
瞼の裏
いつか失くした鯨のオルゴールが
雲型のメロディを吹きながら
子供の頃の記憶を雲に映し出し
女は少女に戻り鯨に呑まれる
やがてメロディが ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
行動と回想
番田
散文(批評...
1
24/9/25 1:42
永遠として
由比良 倖
短歌
4*
24/9/25 1:25
繁華街の寺へ
秋也
自由詩
4
24/9/25 0:18
定演
北村 守通
自由詩
5
24/9/25 0:01
あ、それ僕の、
アラガイs
自由詩
8*
24/9/24 23:08
スピードスター・スリーパー
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
24/9/24 21:46
悲しみのエンジェル
秋葉竹
自由詩
3
24/9/24 21:33
五行歌 秘密
レタス
自由詩
4*
24/9/24 20:59
冷夜の記憶
ひだかたけし
自由詩
5*
24/9/24 20:47
お言葉ではございますが
森田拓也
俳句
7*
24/9/24 19:03
エッセンシャル
海
自由詩
4*
24/9/24 18:50
きみが夢をみているあいだ
はるな
自由詩
3
24/9/24 16:44
独り言9.24
zenyam...
自由詩
3*
24/9/24 15:43
二人の顔
リィ
自由詩
2*
24/9/24 15:16
久遠元初
渡辺亘
自由詩
2
24/9/24 14:45
(516―3)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/9/24 13:45
すべては無意味/アラン・マッケル=作
中田満帆
自由詩
4
24/9/24 11:51
メモ
はるな
散文(批評...
5
24/9/24 9:36
さかな
足立らどみ
短歌
4*
24/9/24 7:43
旅のレシート
番田
自由詩
5
24/9/24 1:59
危機 (素描)
ryinx
自由詩
8*
24/9/24 1:01
小さな心を贈る
水宮うみ
川柳
3*
24/9/23 23:38
自称詩人の血の海
花形新次
自由詩
1
24/9/23 22:37
五行歌 γ-GPT
レタス
自由詩
7*
24/9/23 22:23
自称詩人臭
花形新次
自由詩
0
24/9/23 22:16
小説
田中教平/K...
自由詩
4
24/9/23 22:12
郷の風景
〃
自由詩
5*
24/9/23 22:09
眠りわずらい
〃
自由詩
2
24/9/23 21:46
レモン
レタス
自由詩
5*
24/9/23 20:39
memories
海
自由詩
7*
24/9/23 18:52
209
210
211
212
213
214
215
216
217
218
219
220
221
222
223
224
225
226
227
228
229
230
231
232
233
234
235
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
246
247
248
249
4.45sec.