苦しみは
雨に濡れた窓辺に
ひとまず置いて 

 折り重なり咲き開く花々
 僕らは より深く親密に

アナタにモデルは居なかった
アナタのモデルはアナタ自身
なのになぜ僕ら、外に誰か ...
――詩的であるということは存在をやわらげること。

いまそこに、照明とわかれたレイがいた
「おレイをいわなければならないね」
そのレイではないが、失レイしたらしい
「まちがったレイをしたなら ...
低いおつむの先を数理でとがらせて

干上がる塔から神を更地と解しても

こころを遥かな官能の山へとつなげ

しづもりの海へといざなう神は源泉
(短歌七首)

真夜中に
起きてる僕は世間とか
常識とかに泥かけている


なんていう
未来は暗いと云いはって
いっしょに泣こうと云っているのか


終末を
みて来た ...
  

ゴールデンウィークも
そろそろ終わりかけの今日この頃
みなさま、
いかがお過ごしでしょうか?

それでも夜中は
すこし寒くって
布団にくるまって
寝ているひと
どーこ ...
キライな歌と顔触れで始まった
とはいえ、パーティーは壊したくない
素顔を知らない女たちが夜を飾る
紫煙に包まれた部屋が踊り、
沢山のシャンパングラスを揺らした

大理石の床に、笑い声が零れ ...
私は極度の不眠症と拒食症、逆流性食道炎、低血圧、貧血、アレルギー性鼻炎

イフェクサー3カプセル、オランザピン2錠、ミルタザピン3錠、
ビプレッソ2錠、エスゾピクロン1錠、クアゼパム2錠、セパゾ ...
物心ついたころは、半分くらい本の中に住んでた。だって外はあついしさむいしうるさいし、はやく走れないし。それから少し成長して少女のころになると、本の中にはいられなくなって、窓をのぞくみたいに本の世界 ... まだ屋上が開放されていた頃
手すりに背をもたせて煙草を吸っていた

思い出せる季節はいつも夏で
我々の影は強く輪郭を投げかけていた

ところどころペンキの剥げた
檻のような手すり

...
若草山のてっぺんで
何と叫んでいるのか異国の言葉
ウイグル語みたいに聞こえる
鹿の目当てはせんべいだけなのに
首を上下に振ってくれるだけで
心が通じ合ったかのように喜ぶ
野生だけど馴れ ...
揺れるドビュッシー
無調の色彩
そこらじゅうを飛び回る羽の生えた妖精
揺れる吊り革をくぐり抜けていく
乗客たちは地下鉄の窓の外の景色に夢中で
誰も気づかない

都営住宅の秘密の扉を開くと ...
宇宙は常に自ら動く思考美
投げ掛けて来るから

僕はそんな宇宙に
落書きしてやるんだ、

関わり見入る意志にて悠遊と
ささぶねにこころのせ
あてもなくただ見とれ
現をかさね朧にいたる
月日は散る花びらより
軽やかに水面をまろび
めぐりきれない永久の
肌の何処にまつわって
在っても見えなくなり
変らない ...
 溶け入る
  青ハ
 只、空無






熱風吹き抜け、

北の門から南の門へ

内から溢れ来る、
遥か遠い太古の残響

 何時しか普遍のヒビキとなり

溶け入 ...
愛は
失うものじゃ無いからね
って。
失うものは
恋だから、ね、って。

その言葉に
なんの意味があるのかは
知らないけれど
なにひとつ
その言葉に価値がないことは ...
ありのままの僕で居ることは恥ずかしいことだから
柔らかい花をたくさん摘んで
外壁のそばですべて枯らせた
美しいものたちがすべて藁のような色になって
崩れては風に乗って少しずつ消えて行ったよ ...
お店で子どもが駄々をこねていた
しまいには周りが注目するように
泣きわめいて親を困らせて
願いを叶えようとしていた

「うるさいから静かにさせて」と声がした
自分は正しいと子どもは味方を得 ...
少子化が深刻になって
教育方針が変わり何年か過ぎた

僕の体が動かなくなってきた頃
孫がやってきて僕に言う
おじいちゃん自決して下さい
動けなくなる前に

僕は仰天する
僕たちはお前 ...
 

ある海をみながら
海の家で食べた焼きそばが
美味しいって君がいったのを
憶えてる

むろんそれは
そんなになんていうか
特別に美味しいものじゃなかった
と想う

...
汚れた衣服をいくつか籠に放り込んで、そうしてぼくたちはカラフルな影を選んで家路についた、どの日めくりにもあった日焼けの跡のことを、反射する屋根の眩しさ、室外機の低い振動、五月は水色のタイト ...  

 
目覚め前お休みちゅうのスマホらは枕の横でまだ夢の中
 

*

以下、inkweaverと、、、

その光景はよく知っていますね。目が覚める前のほのかな夢の中で、
スマホ ...
よすがを星とされ
答える口は無い
なんの振動だろう
電車、揺れ、歩く、揺れ、
鉄橋、揺れ、日差し、揺れ
視線、揺れ、電線!、揺れ
口の端、揺れ、帽子、揺れ
目、目、目、目、と、あらあらし ...
傘を持たない私たち
雨の止み間に家を出て
降られぬうちに用事を済ませ
日暮れの前に横になる

電気はとうに届いておらず
夕闇のなか汲み置きの
水で身体を清めても
日々の不安は拭えない
...
富良野の電気も水道も
なかったとこで育った純くん

中卒で
泥の付いた一万円札を手に
長距離トラックに乗って東京で
すさんだ暮らしをした時も
工場で働いてた時
傷害事件を起こしたっけ
...
ヨーソロー!
船長は親指を立て
一等航海士が叫んだ
帆は満帆に張られ船が動き出した
エルドラドを求めての出航だ

羅針盤は東の大洋を指し示し
北極星は正確に北に輝いている
オレが航海に ...
君の顔、視ていると
野に咲く花、想起する

 奔放に必死に咲き開く
 イノチというチカラ

過ぎゆくものにして現れる

   永久なるもの

君の顔、視ていると
想起される 野に ...
公園や身の回り、山に
紫色の藤の花が咲く

意識しなければ
綺麗な花が咲いていても
気づきもしない

藤の花の飾らない美しさ
初夏の中で存在感を示す

人々の笑顔が
紫がかって見 ...
これもみんなのおかげ。
私が無くても
みんなは存在しているが、
みんなが無ければ
私は存在出来ないからね



無事に年を重ねられました。
すこしは
私の力もあるでしょうが、
...
つとめての日高の町のともしびははるか遠くに こころが苦しむということは
本当は
生きたいのである

味わいながら静かに
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
MODELひだかたけし自由詩2*24/5/5 17:29
灯りがついて、霊が消えて、灯りをおとすと、レイが現れる菊西 夕座自由詩2*24/5/5 17:01
干上がりの陸知で海を説くべからず自由詩1*24/5/5 9:44
よる秋葉竹短歌224/5/5 4:46
まるでエッセイみたいな詩を書いてみたくて。自由詩324/5/5 4:33
恋の始まりatsuch...自由詩9*24/5/5 3:51
処方箋レタス自由詩4*24/5/4 23:01
水の中のことはるな散文(批評...324/5/4 22:33
屋上rabbit...自由詩224/5/4 20:53
蛇行剣藤原絵理子自由詩524/5/4 20:48
自由詩rabbit...自由詩424/5/4 19:48
五行歌、落書き◯見入られ見入り(改訂)ひだかたけし自由詩424/5/4 19:05
狸囃子が聞こえるただのみきや自由詩3*24/5/4 17:43
叡智と器◯この熱日にひだかたけし自由詩224/5/4 17:03
バカな愛秋葉竹自由詩324/5/4 12:55
いつか、まあ、そのうちホロウ・シカ...自由詩2*24/5/4 12:38
人質人事権イオン自由詩024/5/4 12:23
おじいちゃん自決して下さい紀ノ川つかさ自由詩424/5/4 12:20
海の家秋葉竹自由詩124/5/4 10:39
水色のタイトルとまばらな座席ねことら自由詩624/5/4 9:25
機械愛足立らどみ短歌224/5/4 7:46
雨の魔這 いずる自由詩224/5/4 3:36
明日のエレジーヒロセマコト自由詩5*24/5/4 2:17
海神作戦に思う板谷みきょう自由詩3*24/5/3 23:06
酔いどれ船 【改訂】レタス自由詩5*24/5/3 22:34
野花のうたひだかたけし自由詩324/5/3 17:19
夏川ゆう自由詩324/5/3 13:55
※五行歌 三首「光る風の 誕生日を」こしごえ自由詩5*24/5/3 11:08
なりにけるかな足立らどみ短歌224/5/3 10:15
※五行歌「本当は 生きたいのである」こしごえ自由詩4*24/5/3 10:03

Home 戻る 最新へ 次へ
209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 
3.19sec.