きみに逢うために
踏んだ路を歩きなおすのは
唯是西行
不左遷
と かの詩神ほどの気概や嘆きを抱いていた訳でも
まして花の匂いに誘われたからでも
ない
梅が枝を
敵意のす ...
酔い覚めに
薄茶を{ルビ点=た}てて
{ルビ伽羅=きゃら}を聞く
火や海や
空や大地や
...
アクビ出た ふっとね、
張り詰め反復の日常に
アナタの綴る声ヒビキ
赦し赦され 力抜き
私の声、掬い取られながら
異国の言葉とびかう
井戸は若狭につながっている
帰省していた彼は
重い瓦に押しつぶされた
壁は厳然とそこにあって
何が起こってもくずれない
宇宙が一点に収斂しても
また膨張して壁 ...
子供たちが去った夕暮れの公園
鋼色の空に咲く
小鳥のような白木蓮
その一輪をきみにあげたくて
手を伸ばしても届かないもどかしさ
意識の視界の今に、
しずかさうねりあり
次第透明に染め抜かれ
創造スル力動の、
結晶化されて在り
手袋を持ってポケットに手を突っ込むの
冬空がゴッホの絵のごと渦巻いて
小雪に現実の時間が追いすがり
玄冬や一歩踏み出す勇気はなく
強風で息もできずに冬駆ける
天邪鬼綿虫と ...
からし酢味噌のお浸しに
しようと買った
菜花の 蕾、
キッチンの隅
春灯る
雑貨を
雑貨を終わらせなければお前は
いつも飯の動画ばかり見てるお前
飯の動画見てるのに可愛い女出演すると
目が血眼になり食うことを忘れる
だから雑貨を
雑貨を終わらせなければお前 ...
うたうたに見おくられながら、おとこはあたらしい歌をひきつれて旅をした。
うたうたは酒に似ていた。せかいを光の波紋でにじませて、あまく匂ういきをはいた。
波うちぎわでは、松のぎょうれつが盤根をもちあ ...
桐壺
雲居よりかずならぬ身とすずむしの つゆけきあきをいかが過ぐさむ
帚木
ふきむすぶ露にしをるるとこなつの すがたも知らぬあだごころかな
空蝉
うつせみの脱ぎすべしぬるうすぎぬの ...
独りグラスを傾けて
想い出す 顔と顔
都会で育ったぼくたちに同窓会はない
車を出して
思い出の街を訪ねたら
空と路は狭く
商店街もなくなっていた
小川は埋め立てられ
桜並木もア ...
悲しみは降ってくる
思いもよらない日に
思いもよらない所に
悲しみは降ってくる
雲ひとつない晴天に
罪ひとつない午後に
悲しみは降ってくる
そういう時に限って
...
大雪原に独り私のぽつねんと
彼方クリーム色の柔らかな雪峰、
眼差し焦がれ沸き立つ憧れ懐かしさ
高く深く遠く次第それら対象を欠き、
ただ一つ普遍の想いと化す
石化した珪化木、
無数垂直に立ち並び
うっすら雲に覆われた太陽
その浮き出す円形の輪郭、
ゆるり辿るうちに
黄金の滴り落ちる
後から後から
弾ける笑い
途向かいから
駆け出して来る子 ...
初雪の山並み煙る北の峯
粉雪はぱらぱらぱらと肩に降り
初雪にまたひとたびのイリュージョン
冬ジャケットの汚れて洗濯もできず
湯冷めして体{ルビ顫=ふる}える午前午後三時
...
眠りから
さめて 窓越し
はつ雀、
妙に可憐で
枕ゆるゆる耳傾ける
さまざまな
人や物事に
さまざまに
支えられている私
ここには愛がある
○「老いは
逃げても
逃げても
追いかけてくる」
○「年をとると
目の前のものが
見えなくなる」
○「ボケると
眼鏡をかけながら
眼鏡を探すようになる」
○「ボケると
...
葉をつけないで咲いている、昨年の晦日の晩から降りしきっている、しろい雪の華の、サクラの裸の枝に、ついばむ蕾をもとめてやって来たのか。つがいで雪の積もった枝に憩う、灰色のヒヨドリの、その鮮やかな色彩に彩 ...
どんなに悲しくても
どんなに辛くても
どんなに悔しくても
どんなに寂しくても
どんなに嬉しくても
涙は頬をつたわらないのに
同情されると
...
わたしはちいかわ派
弟はおぱんちゅうさぎ派
かと思ったら
んぽちゃむ派でした
だから何?
って言わないで
枯れた林を彷徨い
冷たくなった手のひらに
息を吹きかけ暖める
きみに捧げるために拾った
紅い
紅い…
珠玉を握りしめ
月の言葉に誘われながら
独り歌を唄う
いまきみに恋し ...
閏日の夜九時に告白電話をします。
受け容れられないなら電話に出ないで下さい。
そして電話すると
母親が「今、出掛けていて居ません。」
それでボクは失恋した
「わたし一生、結婚なんかしない ...
濃密な明暗を
形造り生きて
生き抜き辿り着いた
此処に残生集め
絶えず絶えず
歌うたう
狂女の舞いは
夏の庭、
呪いの力に
照り輝く木の葉も舞う
突然に陥 ...
木下闇
人の通わぬ奥深く
その道 樹々の嘆くとも
君、
振り返ること無くて
遺影の彼は
今も 三十二歳
その朝、枕辺のオーディオステレオが
静かに鳴っていたら ...
{ルビ静謐=せいひつ}な夜空に浮かぶ銀の月
きみの頬笑みを映している
手を伸ばして黒髪を撫でようとした
届かない指先が震える
届かない…
なみだひとすじ
ひとしずく
...
凍えてしまう
冬の氷噛み砕き
吹雪く響き横殴り
本当の愛を待ってる
屋根裏部屋のフクロウ
あるもの在るノ浮き立ち
ワタシ割れる空無に鮮やか
煌めき色付くヒビキの木霊し
...
亡くなった犬が鏡の中から
わたしを見ている
わたしの手のひらに隠している
おいしいものを知っているのだろうか
名前を呼ぶと返事のように尻尾を揺らす
黒い鼻はしっとりと濡れ
いかにも健康 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜
形代 律
自由詩
5
24/1/5 3:51
深い夜
レタス
俳句
3*
24/1/5 1:30
_
TAT
短歌
0
24/1/5 0:35
五行歌、対話
ひだかたけし
自由詩
5
24/1/4 22:58
地震
藤原絵理子
自由詩
2
24/1/4 22:02
五行歌 午睡
レタス
自由詩
10*
24/1/4 21:06
五行歌、意志というもの1
ひだかたけし
自由詩
3
24/1/4 17:25
つれづれと俳句
白/黒
俳句
2*
24/1/4 17:17
五行歌 一首「小さな黄色」
リリー
自由詩
6*
24/1/4 17:03
雑貨
長束静樹
自由詩
1
24/1/4 16:12
ムードで抱きすくめて
菊西 夕座
自由詩
4*
24/1/4 13:56
源氏 其の一
藤原絵理子
短歌
1
24/1/3 23:40
帰郷
レタス
自由詩
7+*
24/1/3 22:11
ポンコツ
夏井椋也
自由詩
6*
24/1/3 20:10
五行歌(改訂)、一つ原体験・一つ普遍の想い
ひだかたけし
自由詩
2
24/1/3 18:58
意識の光景21
〃
自由詩
4
24/1/3 16:16
つれづれと俳句
白/黒
俳句
2*
24/1/3 13:38
五行歌 一首「初雀」
リリー
自由詩
3*
24/1/3 10:44
※五行歌「ここには愛がある」
こしごえ
自由詩
2*
24/1/3 10:42
老いを見つめて
zenyam...
自由詩
2*
24/1/3 10:07
ヒヨドリ
本田憲嵩
自由詩
7
24/1/3 2:54
涙が出ない
佐白光
自由詩
1*
24/1/3 1:11
多様性ワンダーランド
おやすみ
自由詩
0
24/1/3 0:05
夜の歌
レタス
自由詩
4*
24/1/2 23:03
TROUBLE CONSULTATION
板谷みきょう
自由詩
2*
24/1/2 22:32
五行歌、荒れ地
ひだかたけし
自由詩
5
24/1/2 18:34
同級生
リリー
自由詩
7*
24/1/2 17:11
La Luna
レタス
自由詩
5*
24/1/2 16:56
True Love Waits
ひだかたけし
自由詩
3
24/1/2 15:39
鏡よ、鏡
そらの珊瑚
自由詩
13*
24/1/2 15:06
211
212
213
214
215
216
217
218
219
220
221
222
223
224
225
226
227
228
229
230
231
232
233
234
235
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
246
247
248
249
250
251
加筆訂正:
ヒヨドリ
/
本田憲嵩
[24/1/3 17:14]
最後の一分、若干修正。
3.24sec.