風が吹けば緑葉も揺れる、
緑葉が揺れれば風も吹く、

今日は陽光いっぱいの
さはやかな秋の日です。

 東空に昇り輝く
  おほきなまぁるい太陽の
   解き放つ黄金の放射こそ
   ...
 (番外編38―2)美しき天然 と言う歌の所感について

 歌詞は4部に別れ天然の名に恥じない日本の自然現象が百花繚乱のごとく居並ぶ
タイトルは今日天然水、天然資源の枯渇などに引用される、
違 ...
不同意性交とな
わかりました

男:やっとく?
女:いや

これで致せるケースがあるなら
教えていただきたい

しかし世につがいの種は尽きまじ
君らの父母は居合いの達人だ


...
変異・流転・変化していく恐怖
やみくもにハンドルを切り視点をブラシ
目の前のスリルに先行きを無視する

死ぬ
動かせない事実
変わらない、ただ変わり続けること
生きる
来た道を ...
鳥になりたいと言いながら
人は空を眺めている
そのテーブルにはフライドチキン

飛べる鳥と飛べない鶏と
格差社会が存在するのは
人間だけではないようだ
朝顔や手の届かざる空の紺

コスモスは風に倒され起こされて

{ルビ身体=からだ}より影長くして{ルビ飛蝗=ばつた}とぶ

かぼちゃ煮る母ゐる今を大切に

虫の音は心安らぐおまじなひ
...
寒い、といえば寒い朝になった
僕の心はギザギザしている
ひとりになりたかった
青い山みる


ふたり、ここまでやってこれたのだった
僕の心は収穫の秋といえ今
ひとりになりたかった
...
うつろいを風で知る
突然キンモクセイの香りが通り過ぎて
ふるさとのまちなみをおもいだす

大切な人を喪って
もう何十年と経っているのに
まだちゃんと立ち直れないの と
彼女は言った
あ ...
嫌いになれるほど
理解することができない
人間という生き物のことを

どうやら私も
人間という生き物らしい
私は私が理解できない

感情とは所詮電気信号
そして人の電気信号は見えない ...
○「もう秋なのか」
日中はまだ暑いが
朝夕は大分涼しくなった
日が暮れるのも早くなった
日の出も遅くなった
もう秋なのか
あれだけ眠れぬ熱帯夜が続いたのに
もう秋なのか
扇風機はもうし ...
 目が覚めると異様なほど口中の渇きを感じることがある。一滴ずつ唾液腺から舌で唾液を促し、口中の渇きに唾液を塗りたくる。いったい俺の体はどうなってしまったのだろうか?そんなことを最近感じる。
 鏡の中 ...
真夜中、僕の部屋より
すこし明るい夜空
とても寒い国に住んでいた
友だちが見たオーロラ
あるいは白夜
昨日わたったセーヌ川
鴨川にあふれた桜のはなびら
レンズフレア
昼の東京ではなく、 ...
アンパンマンの餡子ってさ、希望なんだよ
隠語じゃなくて
陰謀論でも陰毛論でも陰茎論でも、
なんでもいいんだけどさ
まあ、一番近いのは陰嚢論か?
陰陽五行論は少し違うな
なんとかの神は怒りん ...
The wind leaps from branch to branch,
In bright summer and again on dark days,
Shaking the boughs ...
非常階段の先で光輝く太陽を見た、それは死にゆくものが最期に見る光景のように思えた、でもそれを確かめる手段なんか何も無かった、それを知るには俺はまだ強欲過ぎたんだ、衝動に従って―意味も分からないまま ... 一時一時
生きて過ぎゆく最中、

水の色を突破して
透明になりゆく
この瞑目した
肉の私の意識の内に、

 充満する光の凝集点

その向こうを観んと
意志し凝視するわたしに

...
通常性交は同意していたのに
肛門性交をしようとしたら
不同意になる
そんな貴女の心変わりが
ワタシには理解出来なくて

そう言えば
ドラゴン・タトゥーの女でも
後見人が酷い目に合わされ ...
ルーティンという忙しい退屈の中で
何度も自分を殺し
口から漏れ出たのは
「承知しました」

葛藤を舌に載せ
無機質な会話を次から次へ
無塩のパンを食むようにして
乾いた口をパクパクさせ ...
飛行機が順調に飛んでいる
いつもあの高さ
夜は音が響く

あくる日のはじまりもいつも通り
何もかも忘れてしまっても
最後に残るものがある
かわいそうだね

仕事ばかりの人生なら
人 ...
巨大なビルに入り口ひとつ
入り口にはいると部屋ひとつ
部屋の中にはモニターと小窓と非接触ICリーダーがある

リーダーに手の甲を近づける
奥でリフトの動く音がする
モニターにいつも同じ揺れ ...
                               



                             暗闇から暗渠を覗くのものすべてが恐怖に等しく
 その眼が吸い込 ...
 (番外編38―1) あなたはとおりすぎたの わたしのまえを
(森山良子歌)


明治大正に、簡素平明素直な歌を残した ...
 

ささやかな幸せも、ありってことで。

若いころ、
希んでいたのは
ふたつにひとつだったような気がする

輝ける光か、
堕ちる闇か、

どちらかを強く希んだということ ...
ビーカーに触れると
質感のように剥がれていった
午後の授業はこの理科室で
いつまでも続くのだと思った
ショウリョウバッタしか
見つけられない
そんな真昼の夏の日があった
ただ大声 ...
 例えば「ヒマワリが咲いていた」と書く。でもヒマワリは今も咲いているだろうか? ヒマワリという花はそもそも明日にも存在するだろうか? そんなことが不安だった。

 あるときから、今この瞬間だけ美し ...
宿酔と
けさの夢の残滓を
深い
呼吸のリズムによって
とおく
野を越えて
あの青い山の方まで流してゆく


さくばん
僕はピース缶から一本抜いて
それからトリス・ウィスキ ...
ジャングルポケット斎藤氏に捧ぐ

同意性交不成功の場合
この行場のない
性欲をどう処理すれば良いのか
考えに考えた末
思い切って
不同意性交に及んで
それを成功させたところで
犯罪行 ...
自称と自傷は
同義である
自称詩人は
自称詩によって
自分を傷つけている
「私のことを見て!」と
リストカットを繰り返す
女子高生のように

否応なしに湧き起こる
承認欲求は
永 ...
そこ、という扉を開けると
静けさを変えたがる少年の嘆きで覆われる
いずれという名のもとでは、いくつもの野望が彼の手をひく
そしていつものパターンでは、その思考に飲まれているばかりだ
拙くてもい ...
止まり木を探している

橋の上から
水面を眺めながら

欠け始めた月に
追い詰められながら

止まり木を探している

カフェの二階で
雑踏を読みながら

沈みかけた街に
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
秋日晴天歌ひだかたけし自由詩5*24/10/11 17:41
(528―2)野施行三十一(みそひと)文字 水恋鳥魚夫散文(批評...224/10/11 15:49
アナタの隣りの偉い人りゅうさん自由詩4*24/10/11 14:21
安い靴下なんか買うもんじゃない奥畑 梨奈枝自由詩324/10/11 12:41
Bird or Chicken天竺葵自由詩324/10/11 12:30
幻燈機のなかで森田拓也俳句9+*24/10/11 11:45
田中教平/K...自由詩324/10/11 11:05
家路/エバーそらの珊瑚自由詩9*24/10/11 10:50
人間理解不能天竺葵自由詩324/10/11 7:34
独り言10.11zenyam...自由詩4*24/10/11 7:07
疎林山人自由詩10*24/10/11 5:40
光について九十九空間自由詩224/10/11 5:05
夕空アスタートビラ自由詩1*24/10/10 22:48
_中沢人鳥自由詩224/10/10 22:36
狭間ホロウ・シカ...自由詩3*24/10/10 21:51
。◯ひだかたけし自由詩4*24/10/10 21:24
不同意性交2花形新次自由詩124/10/10 20:59
酸化した青空自由詩4*24/10/10 19:06
遺灰おまる自由詩3*24/10/10 19:00
ロボットの葬式藤山 誠自由詩124/10/10 17:06
新月の夜アラガイs自由詩11*24/10/10 16:03
(528―1)野施行三十一(みそひと)文字水恋鳥魚夫散文(批評...124/10/10 15:46
ささやかな秋葉竹自由詩224/10/10 15:24
走ったたもつ自由詩224/10/10 9:52
ずっと好きでいられますよう由比良 倖散文(批評...3*24/10/10 9:48
酒と煙草田中教平/K...自由詩424/10/10 7:45
不同意性交花形新次自由詩0+24/10/10 1:29
傷だらけの自称詩人自由詩024/10/10 0:54
拙さの消滅林 理仁自由詩7*24/10/9 23:05
止まり木夏井椋也自由詩17*24/10/9 23:02

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加筆訂正:
新月の夜/アラガイs[24/10/11 1:21]
空を宙へ改めました。
新月の夜/アラガイs[24/10/10 17:25]
終わり変更しました
新月の夜/アラガイs[24/10/10 17:13]
少し書き加えました
常識のコレクション・序2/れつら[24/10/10 2:23]
あなたはそれでいい、わたしはそれでよくない
9月9日/唐草フウ[24/10/10 1:20]
加筆修正しました
3.49sec.