突然の嵐に襲われ躊躇した
飲んで 飲んで 飲みまくり
今夜は酔いつぶれ
明日は本音を吐くから
信じてください何時までも
夏の制服少女は鞄の中に
教科書と
現代アメリカ最高の自称詩人
エディ・ゴールドシュタインの
詩集「男性自身」の原書を入れ
京急線追浜駅のホームで
品川行きの電車を待つ
「男性自身」に収め ...
この胸の空だ
空の青さは
魂の深さと
永遠性
永遠という果実
・
つきつめると
こころに行きあたる
だからこそ
手を合わせて
ありがとうと言う
・
一喜一憂すれ ...
森の樹木の根元に
下草の密生し
濃い陰影を纏い広がり浮かぶ
この孤独な初夏の午後に
意識は冴え冴えと
緑の樹間を縫って
走っていく
けれど 、
光、光の柱立つ
蒼穹の ...
私の周囲にあったものは、すべて私と同一の素材、惨めな一種の苦しみによってできていた。私の外の世界も、非常に醜かった。テーブルの上のあのきたないコップも、鏡の褐色の汚点も、マドレーヌのエプロンも、マダ ...
愛されて
十七年
妻は頬笑み
別れると
ぼくは涙を流した
恐怖は
人を
不自由にする
悲しみの
根源ですね
・
その対象に
とらわれた
こころを
解放してやることだ
どうでもいいよ、と
・
どうでもよくない
というの ...
若葉の頃を
誰かが緑色の世界だと
言ったのが聞こえた
緑色の世界という名前
悪くはないと思った
癒やしの緑色
安心感があり
過ごしやすさ滲み出る
清々しい気持ちいい世界
...
サービスエリアで一休み
僕は隣に停めてあったオートバイの
車名に釘付けになった
250の前に「I」の文字が付けてある
小柄な女子ライダーが
戻って来たので話しかけると
おじさんが寄って ...
ちょっと、ヨー、
笑っちゃう、リズム、なんて、アトム。
といっても、鉄腕じゃ、ネー。
大嫌いだった《物理》で習った、原子って。
原理はみんな、じぶんが好きさ、
便利な言葉は、ひら ...
雨は詩歌。
雨はメタファー。
雨はわたし。
散文の海へ4
北のはしのトイレは風通しがわるく蚊の住処だった。
蚊にとって海水浴場のトイレほど、衣食住に満ちた住処はな ...
《鏡の中のじぶんを斬る》、みたいな
過去に書いた短歌がなぜか読みたくなり
過去作を探して読み返しているうちに、
めっちゃいいタイトル(あ、むろん自画自賛)
みつけて。
そ ...
気の毒でどうにもあまい。怖い怖いと足を踏み出し、つんのめる。決められた範囲は間怠っこい現状。落とし穴とでも眼を丸くして不用品の気分になる柄ではない。
けれど茫然として眺め居るがいい。あからさまに ...
○「ほんとうの愛」
僕は昔からほんとうの愛を求めてきた
しかしほんとうの愛は今だにわからないでいる
ここに僕の不安、不満、空しさ、落ち着かなさ、苦悩などの根がある
ほんとうの愛とはなんだろうか ...
かつてお酒の好きな詩人が
青い背広を着て旅に出ようと言った
夏の来るのを待つ短い ひと時
休日の真昼間
私の心はスーツケース持たず旅に出る
海もあった
太平洋の波の音に吹 ...
それは知ってる僕のせい
ひとみな僕から遠ざかる
むろん知ってる君のせい
僕のこころは泣いている
国の初めが天国ならば
僕の初めは君とのくちづけ
世界が突然キラ ...
朝日まで
田舎の道を歩いてた
疲れ倒れるかもねと、気軽に
いちまいの
葉書を胸にたいせつに
仕舞っているのは、なにするためかな?
あれもそう
じぶんで書いたうただ ...
あの原稿を送った後のことだ。ジュネの『葬儀』を読んでいたら、こんなことが書いてあって、驚かされた。
とつぜん私は孤独におそわれる、なぜなら空は青く、樹々は緑で、街路は静まりかえり、そして ...
『イル ポスティーノ』という映画を見ていたら、パブロ・ネルーダの詩の一節が引用されていた。
俺は人間であることにうんざりしている
俺が洋服屋に寄ったり映画館にはいるのは
始原と灰の海に漂 ...
揺れる楕円がことばを塞ぐ
甘い香りと露出した果皮が目前に迫り、
獰猛な括れと若い膨らみが
荒い呼吸とともに 静寂を犯した
仮面を剥いだ匂いを指がなぞる
然も危険な場所を呼び覚ますように
...
また新しい痛みを探してる?
この前みたいにはいかないと思うよ
力いっぱい何かをやるなんて
想像もできないし、したこともないし
笑顔とポジティブな言葉
拡張された感情
あなたが思って ...
つぎから
つぎに
つめを下にした
指が
降ってくる
ただしいことの
降灰
ただしくない欲は
ロケット花火
高層12000階のすみかに
移り住んでしまって
もどるには
地 ...
奪還する疎外感
我がもの顔で
一人ぼっちの振りする
不快な支配
転げ落ちる坂道
勾配による強制
崩れるようにして
走る足の音
続くエンドロール
向かい風と同時に
氷結す ...
遠い祈りのように カーテンの隙間から青白い月が見える 青白いものを見ているのは私以外にいない
今楽しいことと言えば
昔の詩作品を分かりやすく
丁寧に 自分の解釈で
改変して 書き直してみること
やっぱり一番楽しいのは
高校の頃に熱中した 中也の詩
いかようにも解釈できる 幅を持って ...
1 誰にも言えない秘密
誰にも言えない秘密なんて誰にでもあるよねと思うけど、これは困った。「俺誰にも言えない秘密があってさ」と壁ドンされつつ体育館裏で言われるとか嬉しくない。しかもそのあと「俺、 ...
光をいただき
空気をいただき
水をいただき
食事をいただき
愛をいただく
1 また明日
また明日、と言って彼女は顔を伏せた。また明日、明日はいつくるのかと聞いたらまた明日なんだから明日来るに決まってるだろうと笑われたがここは明日が明日来るかわからない土地なのだ。みんな ...
病室の午睡時、
誰も居なくなる
ただ人の気配だけ
影絵の如く残り
自分が此処に居ることが
怖いくらいはっきりと浮き立つ
*
病院の午睡時は誰も居なくなる
ただ人の気 ...
甘やかな風を嗅いでる午後の庭
きっとあなたを失うけれど
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
五行歌 独白
レタス
自由詩
6*
24/6/8 19:05
夏服の少女
花形新次
自由詩
1
24/6/8 18:46
※五行歌 六首「帰る場所は どこか 愛」
こしごえ
自由詩
5*
24/6/8 17:08
初夏、祝福の瞬間に
ひだかたけし
自由詩
4*
24/6/8 16:58
Sat In Your Lap。序文
田中宏輔
自由詩
6*
24/6/8 15:49
五行歌 この世で一番大切な人
レタス
自由詩
4*
24/6/8 15:30
※五行歌 六首「どうでもよくない」
こしごえ
自由詩
5*
24/6/8 14:16
緑色の世界
夏川ゆう
自由詩
5
24/6/8 13:10
I250ccのオートバイ
イオン
自由詩
1*
24/6/8 12:03
朝の夜月
秋葉竹
自由詩
0
24/6/8 10:22
詩小説『雨の日の猫は眠りたい』その2。
たま
自由詩
5
24/6/8 9:40
化石恋《改》
秋葉竹
短歌
3
24/6/8 9:29
糸を緩められた体中の錆と痙攣する芋虫を連想する。
あらい
自由詩
2
24/6/8 9:17
独り言6.7
zenyam...
自由詩
4*
24/6/8 8:58
パセリ
リリー
自由詩
10*
24/6/8 8:11
振り返っても
秋葉竹
自由詩
0
24/6/8 7:50
「生きたい」
〃
短歌
1
24/6/8 7:46
Sat In Your Lap。II
田中宏輔
自由詩
6*
24/6/8 7:14
Sat In Your Lap。I
〃
自由詩
6*
24/6/8 7:11
夜の鍵音
atsuch...
自由詩
9*
24/6/8 6:56
SO WEAK.
竜門勇気
自由詩
2*
24/6/8 1:02
雷のあと
唐草フウ
自由詩
6*
24/6/7 23:16
swarm
竜門勇気
自由詩
1*
24/6/7 23:06
短詩
ふぬーん
自由詩
1
24/6/7 22:31
たのしみ
〃
自由詩
2
24/6/7 21:28
閃篇5 そのに
佐々宝砂
自由詩
3
24/6/7 20:58
五行歌 至福の日々
レタス
自由詩
6*
24/6/7 20:35
閃篇5 そのいち
佐々宝砂
自由詩
3
24/6/7 20:02
病院の午睡時(改訂)ー自らの過去を想起しながら
ひだかたけし
自由詩
5*
24/6/7 17:18
庭
はるな
短歌
1
24/6/7 13:37
201
202
203
204
205
206
207
208
209
210
211
212
213
214
215
216
217
218
219
220
221
222
223
224
225
226
227
228
229
230
231
232
233
234
235
236
237
238
239
240
241
3.58sec.