とのさまバッタ ユビに乗せ
ちょん・ちょこちょんと 鼻歌 打てば
ピョーンと 飛び出す ぴょん吉のよう
*
階段を ポンポンポンと 小気味よく
登る手前で キミにほだされ ...
この言葉が何より先にでて
そのあとに即興でなにかを投げて
返ってくるなにかをみる
余韻を残すことなく消える
あとで語られないように
いま要るだけの言葉が
あなたのすべてであ ...
あのころのさみしさは
いったいどこへいってしまったんだろう
あんなにさみしかったのに…
いまおもう
わたしはほんとはぜんぜんさみしくなかったんじゃないかと
じぶんのことばかりかん ...
裁判所の窓から望む
冬の日比谷公園は
昔日の面影そのままに
冬枯れした杜の透き間
レンガ色した公会堂の屋根部分が
遠望できる
公会堂の長い影は
公園の小径を覆い
所々に前夜の白 ...
こんにちは、香瀬です。さいきんはcaseです。
一昨年末に「HHM」と題して開催いたしました批評祭の第2弾の開催が決定しました。
詳しくはこちら。
HHM2要項(http://po-m.co ...
HHM2要項
〇開催目的
各人が、各人の好きなネット詩作品の魅力に対する熱い思いや考えを、魅力的に表現し交流することで、多様な作品との出会いのきっかけが生まれ、ネット詩がより豊かになる ...
幸せな散歩道
君と手を繋いで
春先の海風は
人魚の寝息のように
柔らかいから
ふたりは
心地良い
心地良い
砂浜と遊び場を隔てる
防波堤につっ立って
すべて ...
誰が何と言おうと
俺はおまえのことが好きだ!
ホンマ?
本当だとも!
あたいのどこが好き?
えっ?
ねえ、あたいのどこが好きなん?
えーっと・・・・
どうしたん?あたいのどこが好きやの ...
過去に押し流されていく自分を
未来の自分がじっと見ている
時は待ってくれないが
誰かが時という流れの果てで
僕を待っている
何故か、そんな気がした
この流れを越えて ...
ひとつの飛沫
つむるまぶた
水をもとめて
はばたく痛み
取り残された秋をつまみ
影は鉱の空をあおぐ
こぼし こぼれ
何も残らぬ手のひらに
鉄の光と音が降る
...
ことわりの無いさま、を
無理と言うのであろうから
なるほどなかなか高尚な言葉である
無理、とは奥深い言葉である
茶髪のギャルらが言う
(時には単体で)
無理、ときっぱり
無〜 ...
時計が深夜十二時を知らせると、ひいながたりが始まります。
◇
「姫さま、殿が見当たりませぬが、どちらへおいででしょうか」
三人官女の年長者がお歯黒を三方(さんぽう)で隠しながら上段 ...
大きな木の箱から、何やら呟きが聴こえてくる。
「あぁー、もうそろそろ春になったのかしら?」
溜息交じりの女の声、どこか気だるく寝むそうだ。
年に一度、このカビ臭い箱から私はやっと出 ...
私は気のいいおじさん(夫)と暮らしている。
そのおじさんは、マネッジメントで有名になったおじさん(ドラッガーさん)のこと信奉しているようで、夕食のあとのちょっとした時間は、おじさんがおじさんのこ ...
真夜中に見ている夢が思い出せず断片的に見えている星
唇があなたの熱を求めてる朝に夕べに押し寄せる愛
ポケットの中の温もり君のよう朝まで踊り明かしたあの日
透明な心に黒いものはない純粋 ...
冬の水道水
冬の水道水
凍てついた喉を絞めあげる
凍てついた喉を絞めあげる
冬の水道水は凍てついた喉を絞めあげる
銀色のシンクは 静かな風景を鈍く映しこむ
冬の水は 鈍い銀 ...
あとどれくらいで
思い出の場所に辿り着くことが出来るの?
君の歩幅にばれないように合わせる
今も彼女はこの街で生きている
僕と同じ毎日を過ごしている
卒業した小学校
深夜になって大 ...
君が考える恋って
別れたらそれで終わりなの?
君と過ごした日々は
明日になると白紙になるの?
初めての連続を交わしたときのような二人が
ずっと続けばこんなことにならなかったのかな
君は ...
ろくに誰とも話もせずに
行きたいと思う場所を
思い出の中に見つめたけれど
すでにそこには何もない
色々な自分を思い出した
アマゾンの商品や 僕の
軽音楽で 響かせる 頭を
寂 ...
君の「想い」など
上からななぞれば僕にも書ける
僕の「想い」など
一度眺めればそらでも書ける
そんなものが尊いというのなら
僕はあらゆる尊さを否定する
生の上にあぐらをかいたすべての人間の ...
お題を三つもらって一人芝居を作るシリーズ、その2
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お題 「ハーフパイプ」「カフェ」「濃霧注意報」
ネットカフェの個室で富子とセ ...
お題を三つもらって一人芝居を作るというシリーズ
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お題「9時12分」「忍者の末裔」「土の中」
21時12分33秒、俺は ...
きっと時代がそうさせているのでしょう
悲しげに踊る雑踏、行軍のよう、でもあなたたちを愛しているから
さからわないよ
きっと時代がそうさせている。あなたが何で落ち込んでいるのかわからな ...
やっぱりシーラカンスは
水の中でじっとしている
静かな静かな海の底
エンジンが故障しているからだ
わたくシの計算したところによりまスと
マグロの三十倍ぐらいのガソリンを
こやつは ...
破れ野に女雛ひとつおり 犬を待つ
後朝のセーラー交叉し 二人官女
五人囃子 九段駅から 坂に並ぶ
官女雛ひとり、赤子に会いに行く
山の上の男雛 ...
レンアイの卵
広陵な田園に聳える高枝に レンアイの卵は産み落とされる
おさない心ほど 枝の先にあるものを見つけてしまう
大人たちは 森が隠しているレンアイの卵のことを知ろうともしない
...
父がつかまえてきて母がしらないで庭先に置いたカメのポルナレフ
もうすぐ春がきますよー
待ち居遠しかったですか
それとも夜通しでしたか
ずっと
似たような節がありましたか?
あなたが買って私 ...
多次元の宇宙と添い寝すると
私の足先は冷たくなるので
光の届かない宇宙の底に
いつも逃げ込んでしまう
そして誕生と死の間にある
あいまいさの霧の中に
まぎれて
満たされない欲望は
...
遥かな空へ伸びてゆく
日々の素朴な道のりを
彼は探しに往くだろう――
変哲も無い石ころが
日に照らされて、反射する
あの{ルビ瞬間=とき}を
頭に菊の飾りを、挿した
大正浪漫の着物美人は
ほんのりと笑みを浮かべ
白い両手に裏側のカードを3枚
つまんでこちらに、見せている。
(これはあなたの運命よ…
さぁ、どれを引きましょう ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
冬季休園
藤鈴呼
自由詩
2+*
14/3/3 14:47
通りすがりの
深水遊脚
自由詩
7+*
14/3/3 13:35
えがお
弓夜
自由詩
1+*
14/3/3 13:16
日比谷公園
……とある蛙
自由詩
10+*
14/3/3 13:10
HHM2を開催します。
香瀬
散文(批評...
2
14/3/3 12:54
HHM2要項
〃
散文(批評...
3
14/3/3 12:45
ゆとり
くうに
自由詩
0+
14/3/3 12:43
なんとなく好き
花形新次
自由詩
0+
14/3/3 12:09
火曜日の五限に
yamada...
自由詩
1+
14/3/3 11:08
傾滴路 Ⅳ
木立 悟
自由詩
1+
14/3/3 10:46
無理な話
千波 一也
自由詩
1+
14/3/3 10:38
春の夜 ひいながたり
そらの珊瑚
散文(批評...
5+*
14/3/3 10:01
【 箱の中の呟き 】
泡沫恋歌
散文(批評...
5+*
14/3/3 9:44
夜更けの紙相撲・2014.2月
そらの珊瑚
散文(批評...
3+*
14/3/3 8:48
循環
夏川ゆう
短歌
0+
14/3/3 7:39
冬の水道水
臀部と昆布
自由詩
2+*
14/3/3 3:46
日常に生きる少女
北橋勇輝
自由詩
2+
14/3/3 3:28
君が考える恋
〃
自由詩
0+
14/3/3 3:14
忘れた話
番田
自由詩
2+
14/3/3 1:49
たとえば
めー
自由詩
1+*
14/3/3 1:37
一人芝居(その2)
星☆風馬
散文(批評...
0+
14/3/3 1:04
一人芝居(その1)
〃
散文(批評...
0+
14/3/3 1:01
月の土
モティーコ
自由詩
0+
14/3/3 0:55
春とバナナとシーラカンスの速さ
こうだたけみ
自由詩
7+*
14/3/3 0:48
流れ雛
フユナ
俳句
0+*
14/3/3 0:08
レンアイの卵
るるりら
自由詩
12+*
14/3/3 0:03
旅先ですか?
mizuno...
自由詩
2
14/3/2 23:10
文字の向こう側
within
自由詩
2*
14/3/2 23:04
旅人
服部 剛
自由詩
2
14/3/2 23:03
浮世絵の女
〃
自由詩
3
14/3/2 22:50
2279
2280
2281
2282
2283
2284
2285
2286
2287
2288
2289
2290
2291
2292
2293
2294
2295
2296
2297
2298
2299
2300
2301
2302
2303
2304
2305
2306
2307
2308
2309
2310
2311
2312
2313
2314
2315
2316
2317
2318
2319
3.77sec.