出産を終えた私に指立てて「グッジョブ!」と言う2歳の娘
合格の通知来ぬまま卒業式
新札にて切りたる指や暖かし
やまびこ眠くなるまで
音のない涙がひどい嘘を流した
空になったグラスに飲み干した俺が恨まれている
たなについたとたん ゆれおちるいた
くずれたものはない おとしたものも
のせられなかったゆびが ただおちて
おこごとはよわくはげしくみみなりに
ちらかってはばかって くしゃくしゃ
僕という泉の湧き水の量は一定のはずで
僕は泉の水をちょうど飲み干すことで毎日を生きているが
それ以上の水が必要とされるとき
仕事の熱量が僕をさらに引き延ばしていき
もはや水ではなく ...
汗をかいた
汗で目がしみる
生物として
人として
うれしい
曇っていても
太陽を感じる
風が吹かなくても
体温を感じる
くよくよするな
汗をかけ
ひか ...
サイキンアツサヲカンジナクナッタ
オソラクカラダノハンブンガ
キカイニナッタカラダトオモウ
カンゼンニキカイニナッタラ
モウニホンニイルヒツヨウハ
ナイカモシレナイ
ナンノカンノイッテ ...
あたま痛い
こんな夜
乗り切りたい
寂しさも
わからない
響きあう
遠くのキラキラ
はんぶんのUFO
かじってみる
冷たいトマトアイス
...
私の スカルは 玻璃(はり)の うつわ
スキルは からっぽ なにもないわ
I am a ボーンヘッド頭が固いって言われてる
けど いつかきっと はじけるのよ
石頭なりに 夢見ているの
...
瓦礫の残る空き地は、日差しに
揺らめいていた、陽炎の向こうに
はるか彼方に、元気の良いビルが林立する
忘れ去られた、この空き地に佇んで
滅んだ営みの亡霊が語る
工員たちの笑い声や、怒鳴り ...
だいこんおろしはきれいだな
ヒマラヤみたいにきれいだな
炊きたてごはんに
白いお豆腐
白い小女子きれいだな
だいこんおろしはきれいだな
だいこんおろしているうちに
残酷なこと ...
僕が使徒を引き連れて
詩を書き始めるきっかけは
十九歳の夏
或る女との
一方的な
失恋の果てにある
契約までかわすこと
になったのは
その歳の秋頃だろう
なぜか失意のうちに
幻 ...
妻が押入れの奥の
古びた柳行李を出して
何かを整理している
その後ろ姿が丸く凋んでみえて
少し不憫に感じた
これはもういらないわね
そんな事を呟きながら
妻が手にしているのは
見覚 ...
私たちは夢を忘れてしまったのだろうか
今を生きる私たちの姿が
未来の子供たちへと繋がるようにと
私たちは理想を捨ててしまったのだろうか
今を生きる私たちの姿が
未来の子供たちへと ...
マイナスの評価を聞いて
なぁんだ、と高をくくる
マイナスの噂を聞いて
ほんとかしら、と疑いをもつ
どちらの態度も自由だけれど
その結果としてのわたしに
マイナス表示が貼られ ...
ただしい孤独は
凛として涼やかな音色であった
愛しい憂鬱は
窓辺に花をさして髪を梳かす
美しい季節は
褒めそやされて散る花びら達で
そこそこ保たれるものだ
どうしようもない時 ...
失恋で吐いた血の赤冬の暮
元彼のアカウントあり冬の暮
皮も毛もそのまま刻み香る独活
今夜も愛を送れず夢ばかり見る
君を抱き止めた手が変な方向に曲がった
オレンジのの花踏んだゾウの鼻が短い
団地の狭い庭に桃を植えて
安くて新鮮な桃を食べようなどと
欲を張ったのだが
日当たりは良くないので
おいしい実がなったかどうか
それも分からないまま…
たっぷりの肥料と
水やりをし ...
飴を取るときはひとつ
飴を頂くと手のひらにふたつある
言葉の意味を調べてひとつ知る
誰かと話をしていると
いつの間にか言葉の意味をふたつ知る
買い物帰りに今川焼きを買うときは
ひと ...
ルオー (Georges Rouault 1871-1958)
時計の針は五時を指していた。
カーテンを開けると、車窓に張りついた幾つものこまかな水滴の中で、夜明けを待つ街がさか ...
なつにとりのこされた
しもばしらの形の土は、
軒上からこだまする足音が傾く余りに
普通の土に崩れるかしら
と春終わり頃から茶色くかさかさ考えて
(ご覧のように ...
また
銀色の肌に
しばらくこらえていた雨つぶが
金属の糸みたいに
細く流れては
消える
びしょびしょのアスファルトの
真っ黒な海に
ふたりの車も
雨つぶみたいに細く
細く
流 ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
出産を終えた私に指立てて「グッジョブ!」と言う2歳の娘
北大路京介
短歌
8
14/6/20 12:28
合格の通知来ぬまま卒業式
〃
俳句
4
14/6/20 12:27
新札にて切りたる指や暖かし
〃
俳句
2*
14/6/20 12:27
やまびこ眠くなるまで
〃
自由詩
2
14/6/20 12:27
音のない涙がひどい嘘を流した
〃
自由詩
3
14/6/20 12:26
空になったグラスに飲み干した俺が恨まれている
〃
自由詩
2
14/6/20 12:26
レイくも
砂木
自由詩
4*
14/6/20 7:16
残業
葉leaf
自由詩
1
14/6/20 6:40
もうしばらく汗で目がしみていたい
ichiro...
自由詩
10*
14/6/20 6:18
これを機会ニ
花形新次
自由詩
0
14/6/19 23:58
トマトアイス
吉岡ペペロ
自由詩
3
14/6/19 23:42
セモリナ フラワー
るるりら
自由詩
15*
14/6/19 23:01
ネコジャラシ
山部 佳
自由詩
2
14/6/19 22:35
だいこんおろし
犬大好き
自由詩
3*
14/6/19 21:49
使徒の竜と契約を巡って
りゅうのあく...
自由詩
5*
14/6/19 21:21
羽根
アンドリュウ
自由詩
5*
14/6/19 20:57
自問
文字綴り屋 ...
自由詩
0*
14/6/19 19:21
マイナス表示
千波 一也
自由詩
0
14/6/19 18:59
ただしい孤独について
梅昆布茶
自由詩
20
14/6/19 14:53
失恋で吐いた血の赤冬の暮
北大路京介
俳句
1
14/6/19 11:37
元彼のアカウントあり冬の暮
〃
俳句
1
14/6/19 11:36
皮も毛もそのまま刻み香る独活
〃
俳句
2
14/6/19 11:34
今夜も愛を送れず夢ばかり見る
〃
自由詩
3
14/6/19 11:34
君を抱き止めた手が変な方向に曲がった
〃
自由詩
8
14/6/19 11:33
オレンジのの花踏んだゾウの鼻が短い
〃
自由詩
1
14/6/19 11:33
夢を食う
イナエ
自由詩
18*
14/6/19 9:59
ひとつよりもふたつ
ichiro...
自由詩
10*
14/6/19 6:27
ルオー
soft_m...
散文(批評...
2
14/6/19 5:05
しっけ
04
自由詩
0
14/6/19 2:02
夜のドライブ
犬大好き
自由詩
2*
14/6/19 0:47
2276
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2300
2301
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2303
2304
2305
2306
2307
2308
2309
2310
2311
2312
2313
2314
2315
2316
加筆訂正:
使徒の竜と契約を巡って
/
りゅうのあくび
[14/6/19 21:55]
遅筆により推敲
使徒の竜と契約を巡って
/
りゅうのあくび
[14/6/19 21:37]
遅筆により改題
6.12sec.