私の春は
淋しさを引きずっている
軒下に忘れられた草履は
雨に濡れたまま
旅は何を残しただろうか
心の破片を握り締めた時の
右手のひらについた傷
流れた血は土が吸った
白樺の林 ...
日がないちにち、きみは
ふたの閉じたオルガンにむかっていた
やりばのないかなしみはもう、
とうの昔に過ぎさったはずなのに
雨をうけた一頭のサフォークが
抱いて ...
ねえプーチン
プーチンったらあ
何考えてるのお?
恐い顔してえ
どうしちゃったのよう?
隠してもむううだっ
あたし分かってるもん
ヤヌコのことでしょ
あの人のことで頭一杯なのよ
何故 ...
今でも憎しみの気持ちを持っている。
8年前おれたちの生活を破壊した医者に。
奴は、手術が失敗する確率は1%
はっきりそう言い切った.
だからおれたちは手術を決めた。
おまえの右前頭葉にできた ...
フォークで肉を、刺す。
スプーンで米を、掬う。
皿に盛られた
ガーリックステーキライスを
凡そ10分で、たいらげる。
皿の上に残された、尖ったフォークを
包むように重なる、楕円のス ...
れんがの家を覚えていますか
東の壁にはドアがあり
南の壁には窓があり
西の壁には物を置き
北の壁ではあなたが待つ
ドアを開けて壁をつたい
一度右へ曲がったら
虹のような形の窓の ...
人生が変わってゆく進んでゆく うまい具合に巧みに
護衛兵も連れ添って
一人で生きない 同じ空気の繋がる空の入り口
一人で生きない 両手を捧げる胸張る花満ちる
瞬く間に置いてゆかれない生 ...
枯色の空洞をのぞく
と、もうひとつ空洞があって
にげてゆく
母国には顔がない
まぼろしの、川がない
オルガンの音がひびく鍵盤の荒野でこごえた兵隊が
身をよせあ ...
美人、美人と呼ばれるほどでもないよなあ
でも本人がその気になっているんなら
まあいっかと大人の態度で見守っていたが
まさかさむらごうちのライバル的存在に
浮上するとは思わなんだ
いざとな ...
アンパンマン、カレーパンマン、食パンマン、きみの笑顔で元気100倍
幼児向け番組の歌すらすらと歌い踊れる母一年生
せがまれて背に子を乗せて馬になり三往復目で寝息きこ ...
どんなに文面を睨んでも
だれの思いも入ってこない
女子高生が好んで使う絵文字の方が
むしろ直観的で
好きなひとをおもむろに抱きしめたくなる
そんな ...
ここでは白が
もっとも偉いのです
声は聞こえても
結局は沈黙で
銀色の道具たちが
活躍します
わたしについて
ほんとうに想ってくれているのか
これっぽっちも想ってくれていないのか
...
てのひらに
ふうわり、と来る
それは
とつぜんに
ふうわり、と寄る
それは
とてもやわらかく
とても軽やかで
ぬくい
手ざわりです
だから
仮に
...
あなたに縁するすべてのひとが
思うとおりの仕草や言葉で
やさしく温かく包まれていたなら
あなたの敵討ちをしたいだなんて
ドンキホーテみたいなこと
世界に誓わずにすんだのだ ...
僕も何かの主人公のように
何もせずに周囲の美女達に惚れられて
取り合いっこされる
そんな風な奴になりたい
僕もテレビの中の芸能人のように
きらびやかな舞台でスポットラ ...
昨日三月五日をもちまして 雛祭り企画を 終了しました。
該当の詩は 約50作品。
ご投句をしてくださった方 お祭りへの協力ありがとうございます。おかげさまで
そこに寄せられた返歌 ...
頭が拒否する
この世界で「幸せ」などについて
考えることを
身体が拒否する
この世界に「希望」などを探しに
出掛けていくことを
拒否とは何だ
何に対する拒否だ
頭はそうか
...
たましいだけに
なったものたちが
幾千もの
透明な指になって
舟に乗り
たどりついた
砂丘の上に
さざなみのような
じゅもんを描いてゆく
祈り ...
140306
ただの変態だよ!
(;gdwgd@d@zifuoue9)
歴史的事実にはならないよ
コレクション作家が来ていないもの
700万円のソフト ...
じぶん
が揺らぐ
動と静の密林で
わたしは
音と
光と
緑と
土と
一緒になる
「そういう気がする」
のではなくて
本当に一緒になる
わたしはバラバラで
形はなくって
そん ...
夜の間に降った雪で
季節は逆戻り
誰かに投げた言葉の礫
今朝の気分は吹きすさぶ
更新された背景
鳥籠の中で
冷たくなっていたインコ
突然
マグカップの持ち手が捥 ...
零
目覚めれば雲間草咲きおりにけり
(咲き始めたことがなく、枯れたこともない花。それは神の中にさいている花です}
行き場を失った哀しみは
どこへ
どこへいくのだろう
蒼い蒼い空に
吸い込まれていったのだろうか
サラサラ サラサラ
流れていったのだろうか
行き場を失った哀しみは
いったい ...
キレイに 咲かせたい 気持ちと
自然に 放置したい気持ちが 喧嘩する
花の 存在
来年も キレイに 咲かせる為
球根を 大きく するために
咲いている キレイな花を
摘んで しま ...
I live.
Now, I am me.
I want to be honest at any time.
I do not lose me.
I look, listen, and sm ...
小糠雨寒の戻りを泰西画
あなわが君はいと雅び
篠笛に唐の秘曲を美はしく
衣も艶やか位もあてに
おとどの御子とおはすなり
さる年のさる冬なりき
雪の中道失ひて伏し給ひ
わが山がつの小屋にして
心ばかりの手 ...
誰もいない日に
私は寂しい目を閉ざした
眠りにつく 二月
外はとても 寒かった
プライドは 持っていたい けれど
東京の 冷たい 風が 私の体を突き刺していた
迷いながら 新宿の路地を ...
陽を浴びて輝く学舎に
刻まれた永遠の誓い
「繰り返します、勝つまでは」
か弱き声に耳を澄まし
清き心をそのままに
ああ、佐村河内
我らが母校
何だか急にハッピーになっちゃって
はらはらドキドキそわそわバクバク
今朝までの鬱鬱が
まるっきり嘘になっちゃったみたいな
ホントわけわかんなくなっちゃったから
とりあえずリセットしなくちゃね ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
靄
山部 佳
自由詩
8
14/3/6 22:25
サフォークのオルガン
草野春心
自由詩
5*
14/3/6 22:22
ウクライナ情勢2
花形新次
自由詩
1
14/3/6 22:00
怨
草野大悟2
自由詩
4*
14/3/6 21:54
フォークとスプーン
服部 剛
自由詩
5+
14/3/6 21:48
れんがの家
クナリ
自由詩
9+*
14/3/6 20:43
一人÷二人駆ける三人=一人の人間
朝焼彩茜色
自由詩
10*
14/3/6 19:46
亡国の指先
石川敬大
自由詩
6
14/3/6 18:38
STOP STAP 美人研究者と呼ばれて
花形新次
自由詩
1
14/3/6 17:59
背に子
小原あき
短歌
3*
14/3/6 17:53
かしこ
中山 マキ
自由詩
4*
14/3/6 17:05
入院
弓夜
自由詩
4*
14/3/6 13:44
磨耗
千波 一也
自由詩
3
14/3/6 13:21
5歳のころ考えていたこと
吉岡ペペロ
自由詩
3
14/3/6 13:13
お茶漬け
yamada...
自由詩
2
14/3/6 12:59
★三月三日雛祭り企画 終了のおしらせ★
るるりら
散文(批評...
4+
14/3/6 11:39
闘い
森川美咲
自由詩
2*
14/3/6 11:25
ゴーストライト
そらの珊瑚
自由詩
9*
14/3/6 10:23
翼
あおば
自由詩
3*
14/3/6 10:02
動と静の密林
チアーヌ
自由詩
7
14/3/6 9:54
自覚
Lucy
自由詩
14*
14/3/6 9:33
零
生田 稔
俳句
2
14/3/6 9:21
KA NA SHI MI
渡辺亘
自由詩
0
14/3/6 8:31
無言のプレッシャー
藤鈴呼
自由詩
2*
14/3/6 8:28
I continue to live in the stat ...
ichiro...
自由詩
1*
14/3/6 5:51
零雨
織部桐二郎
俳句
1
14/3/6 5:37
悲歌
〃
自由詩
1
14/3/6 5:34
西新宿へ向かう朝
番田
自由詩
1
14/3/6 0:59
広島県立佐村河内高校 校歌一番
花形新次
自由詩
0
14/3/6 0:22
強制終了
森川美咲
自由詩
1*
14/3/6 0:06
2275
2276
2277
2278
2279
2280
2281
2282
2283
2284
2285
2286
2287
2288
2289
2290
2291
2292
2293
2294
2295
2296
2297
2298
2299
2300
2301
2302
2303
2304
2305
2306
2307
2308
2309
2310
2311
2312
2313
2314
2315
4.12sec.