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(ジョウビタキの♀)
これまでは耳を開ける事はなく
いつも音楽を流し込んでいた
今はイヤホンを外して
外界の音を追っている
鳥の鳴き ...
緑色の闇の底で
君の白くながい指が
夢の皮膜へと滴ってくる
ゆらめく窓辺では
君の可憐な劣情が
青くヒアシンス状に咲いている
ゴジラ対メカゴジラ対オレならば、どちらの足に踏まれるんやろ
うちんちのすき焼きは肉入れへんてよそで言うたら怒られるんや
年賀状届く音して走りだし初ラン初怪我初治療
電車に忘れた傘といっしょに消えてて欲しい過去
新しい恋のために捨てた傘が眠れない
丸めた背中に野暮な雨の音
なんとなくせかされる気持を
落ち着かせようと
傘を開くように
立ち上がる
肩から力を抜き
仙骨を立て
腹から息を出し
前を視ると
スクリーンが
ワイドになる
混雑する電車を ...
いいつけられた そこにはゆるされず
いいつくしても そこははらされない
ののここにも うそのうたにもつみも
さざめくもの いしからよごれてなき
ところふりかえり とどけふりほどき
か ...
きみはいま くものうえにいるのだけれども
そこへとんでいったとおもったのだけれども
ほんとにそこにまだいるのかね?‥
きみはいつも言っていた:「自分に正直になることが大切なんだ」と
...
どうせ、なのです…
こうして内から外へ
溢れ出たしずくは
募るばかりの、愛すべき…悲しみ
「あなた」がそうさせたのでしょう?
いいえプカプカと浮かんで
溜め息と共に遠くの星に月に手 ...
おぞましや投稿チェックの暇おやじ
吾をおきて人はあらじと勘違い
おせっかいやられ過ぎると煙いだけ
暇おやじ画面見すぎて医者通い
逃げ込んだ今夜もサイバー妻嗤う
しんださかなのように♪
しんださかなのように♪
つるさーれーてーいーるー♪
しんださかなのように♪
しんださかなのように♪
みをゆーだーねーてーるー♪
しん ...
移動遊園地のメリーゴーラウンド
イルミネーションに 子供が歓声をあげる
いつまでも追いつかない 振り向いた笑顔
もどかしい楽しさを思い出す
丘の上の石段に座って
町並みの彼方に ...
白熱灯が燃えている
黴の浮いたタイルたちが
あくまで事務的に焔を点す
夜は、十分に暗く
わたしは十分にわたしだ
少しの隙間も許さないほどに
ここ数日、
缶詰という語がシャツにへばりついている
剥がそうとしても洗い落とそうとしても出来ず
雨の多い日々を缶詰という語とともに過ごしている
あなたの住む町では梅 ...
根を断ち切ろうとしたから
枯死しかけたのだ
根は父からの愛
古い蔓を伐ったから
新芽は萎れたのだ
古い蔓は母からの愛
依存することを嫌い
愛されることを拒んで
君は自分にな ...
蹴破る足はないが
閉された扉の前で待つ気もない
おれ自身が監獄
だから言葉は旅人だ
去り行く背中に
翼など無く
タダノモジノラレツ蟲は
預言の首飾りの哀歌 ...
海の匂いがする風が
過ぎていく時に
光と
圧と
匂いと
音で
描く
飛ぶ
鳥は
海風に向かい
まるで静止しているように飛ぶ
鳥は
生きる ...
ヘッ ヘックション
風邪ですか
ハウスシックかもしれませんねえ
多いですねえ カビとか
ええ 婆さんの華美もいやですねえ
胞子も飛んでいますから
ケイタイから出るやつもありますし
あれは ...
初めて降り立った駅
都会ではなく田舎の駅
何があるのだろう
直感にまかせて進んでみる
感じるままに楽しむ気持ちで
昔からそこにあるお土産屋
地元のものだけで作られている
狭い ...
良い子の仮面を被って、
模範解答を口にして、
心を決して見せない少女たち。
お前たちのすることや言うことには本当がない。
嘘もないが本当もない。
それはきっと罪人の行い。
仮面を脱ぎ捨 ...
<護身術>
身欠けて身欠けてすり抜けた
怪我したときほど笑ってた。
<懇願>
漠然と死ね
私が記憶しないように。
<利口化の世代>
根性 ...
>吹いて
<吸って
<吸って
>吹いて
あたたかい息が
リードをふるわせると
やわらかい音符があらわれる
>吹いて
>吹いて
<吸って
>吹いて
さみしい唇を
...
誰もシラナイ理由が無い
わずかな隙間を生きているような気がするんだけど
近代現代近未来
産業ロボットはやがてラインを離れて
どこへ行くの
母を殺し父も殺して最果ての
流刑の地さえも ...
三浦半島沖の深海で取れた
ニホンケリタマウオ(通称 雑気郎)を
三崎の朝市で見つけた
明日は単身赴任先から月一回
夫が帰宅する日だ
普段コンビニ弁当ばかり食べている
夫に自慢の腕をふるう ...
夕鵙やひとり暮らしの部屋の窓
百舌鳥鳴くやベランダ産のサラダバー
傘を閉じると誰かがまた夢の中
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
静かに耳を澄ませて / 私は緑の目を開く
beebee
自由詩
22*
14/6/15 12:57
夜想曲
塔野夏子
自由詩
5*
14/6/15 12:21
ゴジラ対メカゴジラ対オレならば、どちらの足に踏まれるんやろ
北大路京介
短歌
2
14/6/15 10:57
うちんちのすき焼きは肉入れへんてよそで言うたら怒られるんや
〃
短歌
1
14/6/15 10:56
年賀状届く音して走りだし初ラン初怪我初治療
〃
短歌
3
14/6/15 10:56
電車に忘れた傘といっしょに消えてて欲しい過去
〃
自由詩
7
14/6/15 10:55
新しい恋のために捨てた傘が眠れない
〃
自由詩
0
14/6/15 10:55
丸めた背中に野暮な雨の音
〃
自由詩
3*
14/6/15 10:55
落ち着く
殿岡秀秋
自由詩
5
14/6/15 10:53
かたん こことん
砂木
自由詩
6*
14/6/15 6:59
きみはいま
Giton
自由詩
1*
14/6/15 1:28
強がりなしずく
シズクにて
自由詩
1*
14/6/15 0:11
きみ想う
藤原絵理子
俳句
3
14/6/14 22:50
みてる
2012
自由詩
0
14/6/14 22:16
丘のソネット
藤原絵理子
自由詩
7*
14/6/14 21:49
白熱灯
草野春心
自由詩
3
14/6/14 21:44
言葉と雨
〃
自由詩
1
14/6/14 21:21
クレマチス
Lucy
自由詩
18
14/6/14 18:45
今はこんな気分で
ただのみきや
自由詩
17*
14/6/14 16:11
海風
ichiro...
自由詩
15*
14/6/14 15:15
老人の会話・電磁波
イナエ
自由詩
7*
14/6/14 15:13
知らない駅
夏川ゆう
自由詩
4
14/6/14 13:54
少女たち
すみれこ
自由詩
0
14/6/14 13:03
さくら など四篇
クナリ
自由詩
4*
14/6/14 11:53
ハーモニカ
nonya
自由詩
22*
14/6/14 11:45
CAFE de 短歌みたいな
梅昆布茶
自由詩
12
14/6/14 11:17
道端アポロニア「ザッケロー煮」
花形新次
自由詩
2
14/6/14 11:16
夕鵙やひとり暮らしの部屋の窓
北大路京介
俳句
2
14/6/14 10:56
百舌鳥鳴くやベランダ産のサラダバー
〃
俳句
5
14/6/14 10:55
傘を閉じると誰かがまた夢の中
〃
自由詩
2
14/6/14 10:52
2229
2230
2231
2232
2233
2234
2235
2236
2237
2238
2239
2240
2241
2242
2243
2244
2245
2246
2247
2248
2249
2250
2251
2252
2253
2254
2255
2256
2257
2258
2259
2260
2261
2262
2263
2264
2265
2266
2267
2268
2269
加筆訂正:
恋愛とは少し深いポケットである
/
りゅうのあくび
[14/6/14 14:58]
遅筆のため推敲
恋愛とは少し深いポケットである
/
りゅうのあくび
[14/6/14 14:37]
遅筆により推敲
恋愛とは少し深いポケットである
/
りゅうのあくび
[14/6/14 12:16]
遅筆のため推敲
3.97sec.