The sweetest day 毛虫焼く臭い レガッタやダブルスカルの元夫婦 鳴らないケータイだいじに持って蛍烏賊 花曇りに君という器がない さみしいと言えぬ口が春の歌 「<色°彩、のサラダ•〆」


赤く、冷たい皮膜に(宛てられたお
手紙(種を潰したトマトで染めたワ
ンピースに袖を通すパセリの少女が
毎日水をあげて大きくなった檸檬の
葉 ...
町が痛いの、知らない風が吹いている
出てゆけって聴こえる
おまえの居場所じゃないぞって
いま、一人で泣いてる
死にたい気持ちが少しある

、紫色のスターチスを3本買ったよ
喜びはすぐ目の前に広がっているというのに、
いつもその手前で足を挫いている。
先を急ぐばかりに、目の前の数々の小石に躓き、
自ら輝きを彼方に遠ざけてしまう。

若気の至りなどという言葉は ...
サファイアは 青だと 
ずっと 信じ込んで 来たけれど

赤いサファイアが 貴重だと聞いて
何となく 興味を 抱いた

あれ? ピンクサファイアだったかな?
そんな アーティストが いた ...
  その日 空は折れ曲がっていた
  梯子の上ではくたびれた猫が
  真昼の光を嫌になるほど浴びていたし
  グラスに注いだ麦茶は埃を被りつつあった
  


  忘れ物はのこさ ...
君が
君の石を置く
世界が君色に変わる

僕が
僕の石を置く
世界が僕色に変わる

きっぱりとした君の白
雪の淡いと
僕の
空を模したブルー

交互に
わかり合って
分か ...
            140427
ありふれた幸運
逆様に見えた世界
ありさまと名づけたい日々の光景
踊り狂う姿は若さの象徴なんて
陳腐な台詞を繰り返し吐く訓練に飽き
モダンな都市の郊外 ...
捧げる

俺の赤い血を
君の白い肌に

黒い眼に映った俺の姿の奥で
快楽にまみれたさもしい影が
俺を嘲笑っている

どれだけ繕おうと
全てを見透かして
どこまでも俺を追ってくる ...
安らかなあなたの寝息が
時を刻む

私がどんなに怠惰に負けても
何も言わずに支えてくれる
何も変わらず笑わせてくれる
ただとなりにいてくれる

眠れないと打ち明けても
頭が痛いと嘆い ...
こいつの正体は
悪魔くんだあ!
とオバマに向かって叫んで
日米首脳会談の会見場から
SPによって連れ出された
自称詩人の
真行寺公夫(55)は
警察の取り調べに対し

私には夢がある ...
足を洗った後の石鹸の香り漂うシャワールームで、水色のモザイクタイルが涙した。

清廉潔白なものに憧憬の念を抱いて、祈り続けるけれど、人が愚かで汚いことは百も承知。

これからも、多分同じ。
...
性的嗜好は
異常そのものであったが
病める者、貧しき者に対し
最大級の援助を行ったことから
今でも国民的英雄として尊敬されている

国会議事堂の前では
顔の上に女性を跨がらせて
糞尿を ...
天離る鄙の庵の戸板にも 春の童のここら叩く音

敷島の大和の海に風吹かば 袖ふきかへし花の舞ふらむ

春過ぎて芽ぐむいはつな我がやどの 侘びぬる庭に散りたる竹葉
  さっき、背の高い老人が窓の外を横切っていったのだが
  まもなく 横断歩道のあたりで 見えなくなった
  花粉の多い 春の 晴れた日
  喫茶店には いやみな観葉植物が 所狭しと並べ ...
貯木場で死んだ友達を思い出した
遊んでいて転落し
浮かんだ材木の下に潜り込んでしまい
溺死したのだ
指の爪がいくつか剥がれていたそうだ

重い材木と材木の隙間を
懸命に広げようとしたのだ ...
先生に会いたくて受けなくても良い補習 私のカルテに猫のような動物 今日を生きて拾った言葉を句に変える ふるい扉は頑丈で
坂みちをふさいでいる
その手前で三角にすわって
少し音をきいていた

あかぐろい、(でもやさしい)
まるい(でもつよい)、
おおきな、あかるい、時折白い、
響いて ...
世界の外側


世界の外側に
もう一人僕がいる
あるいはそれは
何人もいる僕のうちの
たかだか一人に
過ぎないのかもしれないが
この世界の外側に
もう一人僕がいる

あの日君は ...
交差点の向こう
別世界に君がいるようで
空気が重く感じた

恋は気まぐれの中にある

ぼんやり浮かぶ幻想的な静寂
見つめた君が揺らめいた

恋の行方は
まだ定まっていないと
感じ ...
愛の言葉は種のようで
堅くて食べられない
と天袋に投げ入れた少年

時を隔てた小さな箱で雨もりに悩むころ
忘れていた、遠い時の種が芽をふく

愛を包んだあのひとはもう居な ...
見上げれば 青い空がある
靴の下 地面の底には また地上があり
私からは見えない 空がある

息できる場所で引力に頼って歩く
いつも踏んでる道のずうっと下は
海かな 河かな 山かな

...
なんにもないから
そらはくもをあつめた
じぶんを青くぬった
そしたらみあげる人がいた
そらは青いって
詩をかく人がいた
そらはいった
おいでよ、おいで
でも、その詩 ...
計算尺からこぼれた泥のにおいで
ぼくはいつも寝不足です
よどんだ街灯に殴られた両目を
どうやって隠そうか毎日必死

(ねごとは寝て言えと
(どやされた日はいつも
(近所のどぶ川でカワニナ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
The sweetest day 毛虫焼く臭い北大路京介俳句014/4/27 18:37
レガッタやダブルスカルの元夫婦俳句014/4/27 18:37
鳴らないケータイだいじに持って蛍烏賊自由詩314/4/27 18:36
花曇りに君という器がない自由詩214/4/27 18:36
さみしいと言えぬ口が春の歌自由詩614/4/27 18:35
<色°彩、のサラダ•〆赤青黄自由詩1*14/4/27 17:08
3本もっぷ携帯写真+...414/4/27 16:32
自己嫌悪ヒヤシンス自由詩5*14/4/27 16:15
プラブレ藤鈴呼自由詩1*14/4/27 13:35
折れ曲がった空に草野春心自由詩414/4/27 10:51
オセロuminek...自由詩8*14/4/27 9:55
考察あおば自由詩7*14/4/27 9:26
涙の薔薇游月 昭自由詩114/4/27 2:35
いつもとなりに森川美咲自由詩3*14/4/27 2:07
私には夢がある花形新次自由詩014/4/27 1:07
ホローキャンディ比良末潮里自由詩4*14/4/27 0:13
スカトロ大統領花形新次自由詩114/4/26 23:13
表紙三首山部 佳短歌014/4/26 21:10
背の高い老人草野春心自由詩314/4/26 21:02
沈没山部 佳自由詩614/4/26 20:54
先生に会いたくて受けなくても良い補習北大路京介自由詩214/4/26 18:09
私のカルテに猫のような動物自由詩7*14/4/26 18:09
今日を生きて拾った言葉を句に変える自由詩514/4/26 18:09
助走、逆流はるな自由詩714/4/26 18:07
世界の外側葉leaf自由詩214/4/26 15:12
恋の行方夏川ゆう自由詩114/4/26 14:17
時の花游月 昭自由詩2*14/4/26 13:47
割る 丸砂木自由詩14*14/4/26 13:16
そらは青い小原あき自由詩12*14/4/26 11:42
ねごとカンノユウヤ自由詩514/4/26 9:51

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