あんたの柔らかな触手が伸びて
あたいの美しい尾びれにふれるとき
ああそうだったんだねと
むかしの逢瀬があぶくのように浮かびくるの
びしょぷぼぶでの限りないあいとほうしの蜜
ぐるぐるぐるる〜や ...
アナタガキカイダトシテモ
ワタシハアナタヲアイスルダロウ
チタンゴウキンノクチビルダッテ
アナタノナラバ
キットレモンノアジガスル
LEDシヨウノチブサダッテ
キットマシュマロノヤワラカサ
心に愛がなければ どんなに美しい言葉も 相手の胸に響かない
...
不純な理由が欲しかった
そうすれば
臆することもなく
悪い人間になれたのだろう
わたしのあなたへの思いは
貪欲で不穏
優しくしてくれる誰かさんへの
せめてもの償い
...
やかましい果実が無色になり
路上で処女が春を焼き尽くす
目を閉じて
梅雨空を写生した君が
葉の上で孤独を味わうのが六月
街は、ほら、鉄の香り
にぎやかなビルが無職になり
屋上で言葉が ...
笑おうと思うんだ
君と一緒に居た時みたいに
笑おうと思うんだ
無理矢理にだって良いから
笑って見せるよ♪
僕は君に
せっかく笑い方を
教えてもらったんだから。
また君に ...
ホモスイッチは、
すべての男の人の
おしりの穴の中にあって
それを押すと
ちゃんとホモになれる
というか、
これを読んで
試してみようかって
考えただけでも
それを押さなくても
き ...
孤独じゃないと 言い聞かせては
孤独でいようと 必死だったよ
いつかどこかで 出会いなおそうと
思えるくらいには 時が過ぎたよ
・
荒れ果てた町の 荒れ朽ちた部屋は
一人分だけの ...
本当の涙は右目から溢れ芝居の涙は左で光る
母よりも母らしい味蕪汁
シマウマの光と影や稲光
花火見る顔で嫉妬心を隠している
ぬいぐるみを口にあてて金が欲しいと叫んだ
赤い傘持ったまま雨の日のMerry Go Round
一片の未練もなく
人を切ることができるなら
こんな憂鬱な雨の中だって
やすやすと泳いで渡っていけそうだ
あなたは繊細だから、と
人にいわれた
それは褒め言葉ではなく
弱い人間だと露呈 ...
何も隠せない快晴の或る日
昼でも夜でもない街の中を
わたしは 俯いて歩く
恐れられる吠えない犬のように そして
世界の綻びを拾い上げ 何もない空を見上げる
機械仕掛の戦略を支持 ...
あなたの枕から蕎麦殻を掻きだして
あなたの見たゆめのかけらもろとも
炊きたての
ごはんにかけて食べる
ふりかけみたいに食べる
なみだとはなみずがだらだらと流れて
きっとしょっぱい
き ...
最近
中二の娘が笑わない
あまりにも無愛想なので
お前最近目付きがゴジラに似てきたな
と
言ったら
本当にゴジラみたいな目で睨んできた
あまりにも怖かったので
さっさと自室に逃げた
翌日
静岡に帰 ...
なだらかな丘を映した 湖はのどかで
ラズベリーのいばらに 縁取られた小径で夢見た
ふと目で雲を追う詩人のこころには
気の遠くなるような 循環が刻まれていただろう
自然などという言葉が ...
愛想の悪い
コンビニ店員がいて
時々ムッとするけれど
それは私の勝手な
お客さま感情なのかも知れない
缶コーヒーを
一本買ったくらいで
「こっちは金を払ってんだぞ」
って
偉 ...
ギリシャで
注意しなければならない選手を
挙げてもらえますか
そうですね
やはりFWの
スペルタレスペテロパパドレトドモスでしょうか
裏への抜け出しが速いですからね
そのスペルタ ...
花のように違う価値観
些細なことに
うちひしがれて
長い帰りの電車の中でも
回復はしないまま
封をされた新しい紙袋が誇らしい
アクセサリーや化粧を落として眠ればまた新しい気持ち ...
フィレンツェに
500年間立っている
ダビデ像の目は、睨んでいる
未知なる明日から訪れる
いかなる敵も
この世の暗闇さえも
打ち抜く(時)を待つように
一つの石を、拳に握り。 ...
仕事でヘマをして、凹んで帰った。
さっさと布団を被って、寝た。
早朝にぱっちり目が覚めた。
おもむろに立ち上がった僕は、外に出た。
西に沈むでっかい満月に
思わず、足を止めた。
...
ふるさとを知らない
おふくろ、ってどんなだろう
父さんは愛をくれたひと
猫も愛をくれて、もういない
いまテディと暮らしている
終の棲家となりそうだ
産まれたベッドは東京だから
ここも ...
その時々で色んな事を考えるけれど
宿命とは変えられないもの
運命とは変えられるもの
宿命は点である
生まれる 死ぬという点
運命とはどうやって生まれたか
どのようにして死ぬのか
つまりは ...
私は知っていました
あの林檎に毒が入っていたことを。
隣国の王子様が
私を見つめていたことを。
私は知りながら食べました。
毒の入った赤い林檎を。
倒れた私に王子様が
キスをくれ ...
青い線、白い線
白い直線、青い直線
上下につき
真中に茶色い基部
何となくふと涙ぐむ
黄色い灯りがともる
われらの居間
村岡花子の生涯
今テレビに観る
人は美し
再び
二つに裂かれた心を癒すのは
まぼろしでないよ
嘆くでないさ
僕たちが置かれたこの場所は
再び再生するに適している
遠い宇宙は頭の上
叫び声は腹の中
足の下には冷えた墓
...
あの時代に街を彷徨う男は
夜の気配のする街角で
剣玉を所在なげに操る
夕暮れの街灯の下
足を組んで剣玉する男一人
街灯から降り注ぐ
まやかしの光の粒は
ぼーっとした色を男に与え
髪 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
けれど波打ち際で
アンドリュウ
自由詩
2
14/6/17 19:45
アナタガキカイダトシテモ
花形新次
自由詩
2
14/6/17 19:41
ここらあたりでのたうち回っている
アンドリュウ
自由詩
1
14/6/17 19:29
舌切り雀
中山 マキ
自由詩
1
14/6/17 17:59
はじめてのセックス
左屋百色
自由詩
8+*
14/6/17 16:26
笑うんだ
清風三日月
自由詩
1
14/6/17 12:31
ホモスイッチ
atsuch...
自由詩
4*
14/6/17 12:25
十九歳迷路
クナリ
自由詩
8*
14/6/17 11:41
本当の涙は右目から溢れ芝居の涙は左で光る
北大路京介
短歌
5
14/6/17 11:22
母よりも母らしい味蕪汁
〃
俳句
1
14/6/17 11:21
シマウマの光と影や稲光
〃
俳句
1
14/6/17 11:21
花火見る顔で嫉妬心を隠している
〃
自由詩
6
14/6/17 11:17
ぬいぐるみを口にあてて金が欲しいと叫んだ
〃
自由詩
9
14/6/17 11:17
赤い傘持ったまま雨の日のMerry Go Round
〃
自由詩
2
14/6/17 11:17
【 愁雨 】
泡沫恋歌
自由詩
19*
14/6/17 7:24
一輪の日々
ハァモニィベ...
自由詩
3*
14/6/17 1:16
夢のふりかけ
犬大好き
自由詩
1*
14/6/16 23:48
犯罪者の心理
ichiro...
携帯写真+...
9*
14/6/16 23:14
ピーター
藤原絵理子
自由詩
8*
14/6/16 23:07
お客さま
千波 一也
自由詩
3
14/6/16 22:22
ギリシャ戦を前に
花形新次
自由詩
1
14/6/16 20:53
少し劣っていると感じた時
うさぎのシナ...
自由詩
5
14/6/16 20:47
ダビデの石
服部 剛
自由詩
2
14/6/16 20:22
夜明けの散歩
〃
自由詩
5
14/6/16 20:00
てのひらの上の名前
もっぷ
自由詩
10
14/6/16 19:23
『宿命』と『運命』は違うのか
文字綴り屋 ...
自由詩
0
14/6/16 18:30
童話
chihar...
自由詩
10*
14/6/16 15:35
青い線、白い線
生田 稔
自由詩
2
14/6/16 14:18
再び
まきしむ
自由詩
3
14/6/16 13:21
みせもの
……とある蛙
自由詩
9*
14/6/16 12:33
2227
2228
2229
2230
2231
2232
2233
2234
2235
2236
2237
2238
2239
2240
2241
2242
2243
2244
2245
2246
2247
2248
2249
2250
2251
2252
2253
2254
2255
2256
2257
2258
2259
2260
2261
2262
2263
2264
2265
2266
2267
加筆訂正:
父母と子供に見えたる氷柱かな
/
北大路京介
[14/6/16 20:30]
見えし → 見えたる
4.97sec.