はるか一等星に
わたしは及ぶべくもない
けれどもそれは
かの一等星とて同じこと
わたしには
わたしだけにしか放てぬ光と影がある
かの一等星にはない
幸いと慎ましさがあ ...
頭のなかで
ひっそり ねむっていた蝉が
摘出された冬
生まれかわったあなたがいた
ころがっているだけの生をえて
ゴロゴロ ゴロゴロ ゴロゴロゴロゴロ
交換される下半身
望みもし ...
軋む葦を 隠れ蓑にして
僕は 歩き続けた
春に成れば
ふわふわ の
アイツに 会える
それが 何よりも
楽しみだったから
あんなにキレイな 月世も
湖から 消えてし ...
ぼくらが産まれたころ
産めよ増やせよ
政府の方針として人間の出生を奨励した時代があった
早く言えば 粗製濫造
ぼくら乱造された人間はお国のために死ぬこと
それが名誉だと…
他に役に立 ...
僕の才能はいつも有限小数
無限小数ではない
中には無理数もいる あぁ
こんな事しか書けない
*有限小数は凡才だと思ってほしいです。
無限小数は才能だと思ってほしい
無理数は天 ...
地底を砕いた熱は氷を亀裂する
反転を繰り返した世界がまた溶けだしたのだ
閉じ込められた青は上空と消え去り
記憶の線影が飛来する
染み付いた色は褪せていた
わたしは羊水を吐き出し
薄 ...
あの気持ちになれるだろうか
部屋をながめる
ぐねぐねした道を歩きすぎて
ちょっとぐねった
だけだと思った
鳥の色
アニメージュ
本気になったら オーハラ、オーハラ
悲しみを歌う時刻 ...
(1)
変わっていないとあまり言われると
複雑な気分
私だって歳月をかけて
自分を磨いてきたんだし
それなりに成長してきたつもり
ポケモンでいえば超進化形ぐらいには
なっている ...
クラシックは悲しい
おだやかな長調の曲でさえ
悲しみしかないのだ
それはこの宇宙に生き物たちが
棲息していることと同質の悲しみだ
発作をやり過ごして
暇つぶしと切実の群れのなかにいた
...
夏翳りゆきひと雨ごとのはざかいが沁みてくる
ニッポン脱出計画は高校一年の時すでに懐いていた
いまはもう無理をしってる
遠くなってしまった旅の日日、もう二度とはかなわない
ゆくすえは視えてき ...
闇の中で物も言葉も色ずくのを止めてしまって
意味を なくしてしまいました
ざあざあとふるのは あめですか ただごとではない音に
あらゆるものが ふるえていました
ごうごうごう 川 ...
だからあなたは
ひかりへ向っていて下さい
あなたの
その肉を流れる血液を脈打つ鼓動を
私はこの手で感じられない
それでも
こうしてあなたの後ろに立った時
あなたの影の中にいる私は
...
ある日のま昼
とある公園で
たがいの母親の 悪口を言っている
一組の
兄弟を視た
天気雨が
降っていなかった
ライトバンが通りすぎてゆく
いけない虫が
さわぐ
さわぐ
いやだ
やっぱり
ほしい
と、蠢く
どうなるか
どうするか
肩から伸びる靄を払え
蛍光灯で喉を潰せ
黒鍵みたい
しっぽでおへんじするよ
謳ってみて
音が失礼しましたと言って居る
私はそんな事気にも留めずに
抹茶かき氷を食べながら
ベースボールマガジンと女性自身を
交互に読み、食べては読んで、読んでは食べてを繰り返す
入って来る時は母 ...
あまあしは まっすぐにおちる
あまあしは ななめにおちる
あまあしは 屋根におちる 路におちる 黒い蝙蝠におちる
きみにおちる ぼくにおちる きみの髪の毛をぬらし 脚をぬらし ぼくのかたとうでと ...
なめらかな時間のなかを
女がひとり
黙っている
場ちがいな寒さをたえながら
来るはずのない返事を望んでいる
皮のない果物のように
傷みやすい夢であった
遠くで雷がしている
光は見えない
雨も降らない
ただ暑いだけだ
おっさんの端くれとして
バスに乗っては降ろされ
名所を歩いてはまたバスを待つ
バスの車窓から街を見つめる
このひとたち ...
金山の名残を観光地にしたきゅうふん
千と千尋の神隠しの舞台はここをイメージしたとかなんとか
狭くて急な階段を上がるひと下りるひと
スマホで写真を撮るひとたちのせいで
階段のながれがものすごく悪 ...
底をみせていない
心底笑い 笑わせる
底知れない エネルギー
底なし沼か ブラックホールか
底には 真理の川が流れている
人間の底を見た時の 忘却の念
忘れている ...
呼吸する街
道があったはずの場所に
旅人は立ち尽くして途方に暮れた
向こう側にあるはずの未来を
真っ黒な瞳は必死に探す
シャベルが土を掘る音
ヘドロが放つ臭い
崩れ落ちた土嚢
誰も ...
台湾あるある
意外と身長高いひとが多い
台湾あるある
お茶と漢方薬でからだ整えてるひとが多い
台湾あるある
かわいいひとが多い
台湾あるある
にこやかなひとが ...
僕たちは暗い湖の中で生まれた。
そこはいつでもあたたかい水がこんこんと湧き出ていて、
お腹も減らないし苦しいことなんかなんにもない。
天井からは極上の歌声が響き、
その時、 ...
ふらふらする人に
イライラするの
なよなよする人に
イライラするの
過去のキスで出来た傷
今になったら
それはただの傷じゃないかな
あなたの服の匂い
あの時世界で一 ...
錆びているカッターナイフを眠ってるあなたに嗅がせてみる。おきてよお
安全であってもなくてもいいんだよ のろいのように接触、あつい
「神官と抱き合うように震えつつトマトの湯剥きをして ...
どれだけ
アスピリンを
ヴァイコディンを
メタドンを
ヒドロコドンを
中毒になる程止められなくなって
直視出来ない様な
注射痕を遺して
全てが滅茶苦茶になりながら
摂取し続け ...
破水した光の{ルビ枝垂=しなだ}れ
終わらない夏の囚われ
わたしは煮え立つ釜のよう
せめぎ合いの果てに溢れ出す
しろくのけぞる
朝顔のうなじ
...
ざらついた恋の途中や氷水
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
はるか一等星
千波 一也
自由詩
5+
14/8/28 20:58
極夜
草野大悟2
自由詩
7*
14/8/28 20:46
黒猫とタンポポ
藤鈴呼
自由詩
3+*
14/8/28 20:26
.…のために
イナエ
自由詩
11+*
14/8/28 18:47
実数
陽向
短歌
0*
14/8/28 16:26
0詩の言葉
アラガイs
自由詩
10*
14/8/28 14:58
鳥の色
nemaru
自由詩
1*
14/8/28 14:34
同窓会
Lucy
自由詩
13*
14/8/28 14:23
悲しみの場所
吉岡ペペロ
携帯写真+...
0
14/8/28 13:53
夏へグッバイ
もっぷ
自由詩
4
14/8/28 13:21
九死
るるりら
自由詩
12*
14/8/28 11:00
「片恋/裏」
桐ヶ谷忍
自由詩
8*
14/8/28 9:55
ある日のま昼
浩一
自由詩
1
14/8/28 9:43
カラダの秋
中原純乃
自由詩
5*
14/8/28 9:14
目薬
有無谷六次元
自由詩
0
14/8/28 9:11
【猫】ねこふんじゃわない
るるりら
携帯写真+...
11*
14/8/28 8:16
私が首を寝違えるまで(死刑執行では無い)
間村長
自由詩
1
14/8/28 6:56
朝の雨は
Giton
自由詩
5*
14/8/28 6:23
夢
はるな
自由詩
6
14/8/28 1:43
幸福
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
14/8/28 1:01
きゅうふんにて
〃
携帯写真+...
1
14/8/28 0:38
底(そこ)
佐白光
自由詩
3*
14/8/28 0:35
呼吸する街
itukam...
自由詩
0
14/8/28 0:17
台湾あるある
吉岡ペペロ
自由詩
1
14/8/28 0:07
僕たちは確かに幸せになるためにここに来た。
時子
自由詩
3
14/8/27 23:52
ふりかえり
瑞海
自由詩
4*
14/8/27 23:52
絶対安全剃刀
初谷むい
短歌
3*
14/8/27 23:34
鎮痛剤じゃ治らない
凍月
自由詩
3*
14/8/27 23:33
沸騰点
ただのみきや
自由詩
23*
14/8/27 23:25
ざらついた恋の途中や氷水
北大路京介
俳句
3
14/8/27 22:52
2123
2124
2125
2126
2127
2128
2129
2130
2131
2132
2133
2134
2135
2136
2137
2138
2139
2140
2141
2142
2143
2144
2145
2146
2147
2148
2149
2150
2151
2152
2153
2154
2155
2156
2157
2158
2159
2160
2161
2162
2163
4.7sec.