そしらぬ顔で
時間をやりすごした
いくつもいくつも難題につきあたっても
横を向いて これは問題じゃないと思った
窓の向こうはいつも
青くて澄んでゆがみがない
この窓枠と同じ視線で
私はものを見て ...
顔も知らぬ相手と
シェアをしている
お父さんってなんですか
お父さんってなにをするひと?
わたしはお父さんにつくられました
でもただそれだけで
育ててもらったわけでもない
それでもやっぱり
お父さんなんですか
...
たましいにインプッツされているから {ルビNAX Ja EKJD/=ひかりのなかでしになさい}って
天国もえらいだれかの妄想ですーはー(でもO2吸う)すーはー
雨だから君は ...
貴人を載せた牛車が通り過ぎた
俺はひざまずいてその車輪を睨みつけていた
後続が完全に行き過ぎてみんなぞろぞろと立ち上がる
車輪の轍に行って俺は指先でそれをさらった
そして砂の匂いを嗅ぎ遠くに見 ...
2013年・2月に行われた
渋谷Bunkamuraで
美術館の入口に、足を踏み入れ
ぬうと目の前に現れたのは
1760年頃描かれた
白隠禅師の自画像で
ぎょろり開いた目玉は、僕に云う
...
命を賭けた戦場で
束の間の癒しを求め
兵士達は快楽園に足を運んだ
汚れた軍足を脱ぎ捨て
ひと風呂浴びると
日式マッサージのコースを選んだ
全身をオイルで包まれたまま
優しく丹念に ...
或るロシア画家の
画集をぱらぱら、捲っていたら
苦悩する女の肖像画に
薄っすら滲む
イエスの顔があらわれた
神や仏はいつも隠れている
画家の描く、キャンバスに
彫刻家のほる、木の ...
そこには雲ひとつなく
静かな青空があった
白い太陽の線が
存在を地上に焼き付けた
影
僕の形をした暗黒
何も語らず
何も見ず
僕と同じ動きしかしないが
深い深い底無しの
...
咲かない花 見えない光
咲く花 見える光
隣同士 長い距離 でも隣同士
耳が悲しいと言いながら楽しい曲を聴いている
リズムはその狭間を泳いでいる
新しい音は 声を泳いで この世界を眺める
変わるのは変わらない形だけ
「変わらない」はそのまま何も言わず 変わらないまま変わっていく
その変わりようを僕は 変わらない姿で見つめ続ける
時間を見つめて時間に無視される僕
恋は終わらないのに 恋は始まらない
時間は1秒も僕を見てくれない
十代のころある冬の空
ぼくはそれを観にそこに行った
前日はひとり旅館に泊まった
テレビでは夜のヒットスタジオ
売れはじめたTMネットワークが出ていた
畳に敷かれた布団に寝 ...
日の入りの国は夜露でカビてる
今日の出来事は窓から見えていた
話すこともなく電源を切って
駆け引きとかいうただの目配せで
長い間、舌を乾かしていた
最初はいつも直球それからカーブで
見 ...
針千本シャッターチャンス逃しけり
一人身のビゼンクラゲの二日酔い
トビハゼにまばたきさせる中国人
カエルの歌が聞こえない耳をふさぐ
眠れぬ耳をラジオにあずける
ケンタウルスに跨り流鏑馬
ココロって
「ゼロ」だから。
足しても引いても
掛けても割っても
「ゼロ」だから。
だからって
何にもないわけじゃない。
「ゼロ」がある。
秤の支点のように、
...
鯨の背中を飛行機で飛んだ
氷の世界でヘリに飛び乗る
そして荒海に飛び込むんだ
ぼくを笑顔で見送りながら
ジーンズ姿のきみがギターを奏でる
きみの顔をした鳥の群れだ
...
黄金色に空が染まる
燃えるような太陽が沈むとき
情熱の全てを
燃やし尽くして
今日という一日が逝く
ファンファーレが聞こえるかい
天使たちの奏でる愛のメロディ ...
何処に行っても人が多い
何処かに行こうとすれば渋滞
街に出るよりも
田舎の静かな場所に行く
イライラせず穏やかに過ごしたい
ゴールデンウィークを喜ぶ子供たち
仕事から離れて
...
たくの主人は
いつもフルチンでざあますのよ
ぶるんぶるんさせてざあますのよ
だからといって
たくがブロウジョブすると思ったら
間違いでざあます
たくが主人にさせることはあっても
たくが主 ...
ひまわりを見つめると
いつも
太陽を背にしてる
もう一年経ったんだ
あの時もひまわりはまだ咲き残っていた
あの時は太陽で後頭部が焼けるように熱くて
流した涙も熱かった
記憶は儚い ...
ねえねえ
生命は海から出来たっていうじゃない?
だからさ
私死ぬときは
水に溶けて死にたいな
溺死とかそんな苦しいんじゃなくて
あなたに服を着せていただいて
ゆっくりじっくり ...
誰に教わったのだろう
こんなにも大切なこと
学校でならうことなど
殆どがつかえないのに
なぜかしらあやまたず
たいていは同じ格好で
けだものがくだものに
その逆もまた真だろう
私らのか ...
幼い頃、私は自己愛の形をしながら、眩い外界によってひたすら呼ばれていた。私には外界からの呼び声に応えるだけの組織がなかった。私の内部は無垢な光でいっぱいで、何の重さも流れもなく、光は水が凍 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
無関係
加藤
携帯写真+...
2
14/8/30 22:11
収穫
フユナ
携帯写真+...
4
14/8/30 21:54
お父さん
朧月
自由詩
1
14/8/30 21:52
そこしれ
初谷むい
短歌
4*
14/8/30 21:36
瑠璃の海
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
14/8/30 21:12
旅人の靴
服部 剛
自由詩
2
14/8/30 20:22
マッサージインザバトル
花形新次
自由詩
0
14/8/30 20:18
遍在する顔
服部 剛
自由詩
3
14/8/30 20:04
-4℃黒の領域
凍月
自由詩
7*
14/8/30 19:34
萎れない花
陽向
短歌
4*
14/8/30 19:24
悲しい耳
〃
自由詩
6*
14/8/30 19:02
変わらないこと自体変わらない
〃
自由詩
2*
14/8/30 19:00
時間
〃
自由詩
0*
14/8/30 18:57
ある冬の空
吉岡ペペロ
自由詩
2
14/8/30 18:54
待ちぼうけの国
カマキリ
自由詩
2
14/8/30 18:03
針千本シャッターチャンス逃しけり
北大路京介
俳句
2
14/8/30 17:39
一人身のビゼンクラゲの二日酔い
〃
俳句
1
14/8/30 17:39
トビハゼにまばたきさせる中国人
〃
俳句
1
14/8/30 17:39
カエルの歌が聞こえない耳をふさぐ
〃
自由詩
1
14/8/30 17:38
眠れぬ耳をラジオにあずける
〃
自由詩
2
14/8/30 17:38
ケンタウルスに跨り流鏑馬
〃
自由詩
5
14/8/30 17:38
支点
chihar...
自由詩
6*
14/8/30 16:49
どこまでも
吉岡ペペロ
自由詩
2
14/8/30 16:28
「 日没に 」
椎名
自由詩
3
14/8/30 15:39
ゴールデンウィーク
夏川ゆう
自由詩
1
14/8/30 15:02
上流階級
花形新次
自由詩
1
14/8/30 12:27
ひまわり
ichiro...
自由詩
15*
14/8/30 12:09
海の呪文
瑞海
自由詩
4*
14/8/30 11:43
mutsubi
やまうちあつ...
自由詩
3*
14/8/30 11:17
光
葉leaf
自由詩
1
14/8/30 8:31
2121
2122
2123
2124
2125
2126
2127
2128
2129
2130
2131
2132
2133
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2138
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2140
2141
2142
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2144
2145
2146
2147
2148
2149
2150
2151
2152
2153
2154
2155
2156
2157
2158
2159
2160
2161
加筆訂正:
ひまわり
/
ichirou
[14/8/30 16:17]
一部修正しました。
6.09sec.