極上の微笑みをあなたにあげる辛くったっ
て悔しくったって髭を剃れないでいるあな
たが眼鏡を外したあなたが大好きなのに変
わりはないから知らぬふりの極上の笑顔を
優しさがモニター越しでも泣いた日を懐いて今でも生きている私
心が凍えそうな夜
カレーなんだな
みすかしたように、カレーなんだな
あなたが思いついたように
乱暴なことばを荒げているころ
スタジオではあなたのような顔が
感動に値段をつけている
私は愛を知らないからと
あなたはなんだって吩咐かる
ささくれ立った棒を突き立 ...
遅咲きの花の命や鐘の音
二回目の結婚前夜ライラック
オペ前の消灯時間淡い月
式場に俺だけ
僕の家ではないわけか
オチのない話が臨時ニュースに救われている
風はどこに流れるのだろう
そんなことを
僕は考えていた 街並みは続いていく
誰もいない午後
路地を歩くと
一匹の猫を そして 見かけた
言葉は少ない 午後
人は行く当てを無くして歩いて ...
ゼリー色の夏休みだから
子供うさぎたちは公園に集まってラジオ体操をします
大きい子から小さい子、耳が垂れてる子からピンと伸びてる子
重そうなお尻の子や、軽くて風で転がりそうな子
大人うさぎがラ ...
痙攣も一つのちいさき愛なるか吾が身ふるわせ何を告げたし
三歳がみあげしきみはいまは骨あおぞらならばいま秋立ちぬ
春の日の嵐ほどにも鳴らぬまま秋風ゆきぬ手荷物もなしに
そと ...
トイレットペーパーを
何重にも巻いて拭いた
慎重に拭いたのに
中指の付け根に
うんこがちょっと付いた
ちょっとだけど
臭ったら
完全にうんこの臭いがした
気を取り直して
...
悲しみのあまり
地球の上に這いつくばっていると
マントはもっと青くなる
おめでとう
これでようやく
動物の仲間入りだよ
頭上を銀河鉄道が
通り過ぎるのを気付きもせずに
四つん這いのまま ...
猿を幾つか重ねていくと
次第に都市のかたちになった
ブランコでうつむき、砂を蹴って
風にさがしていた あなたの胸のにおい
{引用=
パーティ
}
さらりーまん・まんいんでんしゃ・はいいろのエレクトリカルパレードみたい
ニセモノの綾波レイにサヨナラを これもぼくらの作詞作曲
は ...
青い春の 赤い夏の
賑わった滞在地は フェードアウト
おいらはリグレットを噛み潰し
いまや 熾きをみつめて感じている
秒針が刻む一分間の 長いこと を
長針が流す半生 ...
★第一館での紹介作
『竜二』『遠雷』『櫻の園』『ソナチネ』『コミック雑誌なんかいらない!』
『TATTOO〈刺青〉あり』『瀬戸内少年野球団』『BU・SU』『麻雀放浪記』
第一館はこれでもか ...
君のいないリビング
殺風景でアウェイで時間しか癒しきれない悟り
時折涙の理由を問いたいくらいに溢れ出す
寂しいよ とても
君のいないリビング 心にぽっかりとあいた穴
寂し ...
見えない風を捕らえたとき感性と繋がる
探し物はやはりあるべき場所にあり
行方知れずは僕に存在した
tabooとされる亡骸にくちづけて
くちづけての此の地の温もり
はぁーとため ...
●●四角くゴロリンコ●●
まっすぐに見える意味が●まぶしいったらありゃしない
伸び縮みしてシナる●俺のパーツのように
難しい文字じゃないのに●欠片をさがして生きている
...
遮断機がおりる
喧しい静寂につつまれる
電車が激しく行き過ぎる
心が傷ついてゆく
どうしようもない
業を見せつけるように
ほとんど絶望的に
命を振り落とし ...
なんかいか
うまくやるために
犠牲になって
しんでくわたし
しなびた夜だ
ただただ空気がつめたくなって
朝がきてきえていく
さようならあの恋
あのときの匂いが ...
灰色に覆われていた重たい空は
夕方から雨に変わった。
わたしは宿の大きなガラス窓を打つ
雨の音を聴きながら
目の前のドッグラン広場を見ていた。
窓を伝う雨にわたしの顔は
...
鼻毛カッターで鼻くそ取っている
痛い❗これは痛い❗
あらゆる意味において痛い❗
大乃国が苦手とした
板井の張り手ぐらい痛い❗
止め ...
くるくると蠢く
藍色の 愉しいおしゃべり
誰かの声のような
知った台詞を 繰り返す
荷造り紐の 黄色が映える
春は未だか
何かに貼り付いている
何だ?
地だ
大地 ...
競争に行く君の
邪魔はできない
話せなくなっても
仕方ないや
どうかどうか
忘れないで
横一線に 深く傷の入った樹
ここから離れることの出来ないひと
手を添えて
照光の遮りは 心地よくて
未だに傘の輪から 飛び出していくことができない
線の先の遠く はっきりとは見えない ...
もうずっと大丈夫だよ
生きてけるよ
何の心配もいらなくて
ずっとずっと安心いっぱいで
生きていけるんだよって
そんなことを求め続けて
鬼さんこちらと
手拍子の鳴る方へ
西へ東へ
のた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
思い切り
中原純乃
自由詩
3*
14/11/17 10:39
優しさがモニター越しでも泣いた日を懐いて今でも生きている私
もっぷ
短歌
4
14/11/17 1:57
カレー
殿上 童
自由詩
23*
14/11/17 0:36
オルヴォワールの漸近線
ピッピ
自由詩
2
14/11/17 0:19
遅咲きの花の命や鐘の音
北大路京介
俳句
4
14/11/17 0:00
二回目の結婚前夜ライラック
〃
俳句
2
14/11/17 0:00
オペ前の消灯時間淡い月
〃
俳句
1
14/11/17 0:00
式場に俺だけ
〃
自由詩
3
14/11/17 0:00
僕の家ではないわけか
〃
自由詩
3
14/11/17 0:00
オチのない話が臨時ニュースに救われている
〃
自由詩
3
14/11/16 23:59
冬の小道を吹く風を
番田
自由詩
0
14/11/16 23:56
童話(ラジオ体操のうさぎ)
クローバー
自由詩
3*
14/11/16 23:06
「エチュード」 2014.11.16 (一〇首)
もっぷ
短歌
2*
14/11/16 21:08
尻拭き紙と地球儀「うんこ」
花形新次
自由詩
1
14/11/16 17:39
青いマント
やまうちあつ...
自由詩
1
14/11/16 17:23
憧憬
草野春心
自由詩
0
14/11/16 16:58
タイトルのない絵本
しろいろ
短歌
7*
14/11/16 16:33
熾きをみつめて(八)
信天翁
自由詩
2
14/11/16 16:31
ボクの名画座〜映画あ〜じゃこ〜じゃ〜第二館
平瀬たかのり
散文(批評...
3*
14/11/16 16:04
君がすごしたリビング
朝焼彩茜色
自由詩
13*
14/11/16 15:05
畏怖の震えにくちづけて
㎡
自由詩
4*
14/11/16 13:12
【コラージュのMsizeをハーフ&ハーフで】 #メビ企画板よ ...
ハァモニィベ...
自由詩
2*
14/11/16 13:09
踏み切り
吉岡ペペロ
自由詩
2
14/11/16 12:54
うしなう
かの
自由詩
5*
14/11/16 12:19
時雨傘
chihar...
自由詩
5*
14/11/16 10:04
南小路又五郎「鼻毛カッターで鼻くそ取って、、、 全部書くな! ...
花形新次
自由詩
1
14/11/16 9:58
藍色のおしゃべり
藤鈴呼
自由詩
0
14/11/16 8:45
仕方ないや
無花果
自由詩
0
14/11/16 6:39
約束の礎
黒ヱ
自由詩
2
14/11/16 3:32
おだやかな暮らしではないけど
七尾きよし
自由詩
0
14/11/16 1:17
2021
2022
2023
2024
2025
2026
2027
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2048
2049
2050
2051
2052
2053
2054
2055
2056
2057
2058
2059
2060
2061
加筆訂正:
「エチュード」 2014.11.16 (一〇首)
/
もっぷ
[14/11/17 1:17]
孤蓬さんから戴いたご指摘を参考にして直しました。
4.28sec.