俺の仇を俺が取る
それぞれの想いに世界を覆う空気がマーブルに
色を成して 溶けてゆく
包まれている
私が体験した訳ではない友人の痛み
ただ立ち尽くしながら体中から煙に塗れるように語りかける
...
窓を開け
冷えた空気で
肺満たす
凍えゆくのは
さびしきこころ
懐かしい カセットテープを 取り出して
頭出しに イライラ イララン
要らないと 癒える曲なら いざ知らず
今 出さないと 二度と出ないの
お化けとおんなじ? なら出ぬ方が 良いも ...
部屋の隅にわだかまっている未知が
目を覚ます前に、おいとまします。
降り積もる夜が、達する、前に。
僕は鞄の口を開けます。
生命のないところへ行きます。
正しいのは君たちなのです。
...
ああ、またも未明の刻
窓の外の東雲に
ぼんやりと
耳を傾けている
また明日
って昨夜見送ったはずが
きまり悪そうに
夜中に起きてきて
つまらなそうにタバコ吸ってる
もうすぐ
...
誰かさんが
クリスマスイルミネーションをみたいといいはじめる
いまさらロマンチックなんてねえ
ちょっと時間の風に疲れているのかもしれない
どうせなら宇宙のイルミネーションを眼にしたいものだ ...
夜更けのキッチンの窓辺に置いてあるクロッカスの白いふさふさな根っこが揺れた
ボイルしていたエビが跳ねた
ハードボイルドな銃声に
星もわたしもたじろがない
それはフィクシ ...
ビールは水曜のネコ。
おつまみは柿の種。
映画は、「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」のスプートニク2号で月にいったきり帰ってこなかったライカ犬に比べたら僕はまだましさと言うイングマル少年、「トレイン ...
夜はぬかるみ
家のない鳥たちは
飛び続ける
(落ち続ける)
指差して灯るのは
あかるいのは嘘ばかり
やさしくて生ぬるい
半分のからだを
半分の誠実で包み
越えようとした
...
ラークジーが
己のシハンガーを
セレメンターゼエポキドスと
引き換えに
チャリオトマに渡したのが
メタタス暦125年のことだ
それを切っ掛けに
ラークジーは没落し
代わって台頭してきた ...
息は吐くそばから冷えて
凍った頬をもっとかたくした
ちっともこわくなかったよ
死ぬことも生きることも
きみがいないことに比べれば
バナナ軸レモン曜日に真っ直ぐに
洗い場にぽんぽんぽんぽタヌキノコ
赤ちゃんのほっぺのまろみ三毛がペロ
君の背のくろいのりしろ押さえてる
プロ級だ ...
もういい加減
煩わしいことから
解放されたい
ごちゃごちゃ言う
奴らを黙らせたい
来年は
平穏な気持ちで過ごしたい
人類三回絶滅出来る分の
核兵器を持ちたい
持てば、三回ぐら ...
ダメよ〜ダメダメよりも
全然上のように思うのだが
シェシェシェのシェーの
人気が思ったほど上がらない
何故だ?
犯罪者の発した言葉だからか?
家庭で、学校で
子供たちがこぞって
「シェ ...
砂漠の中
真白のシェルターに
二人は震えて いた
彼女彼らは
命を生む仕事を任された
彼の血で種ができ
彼女の涙が水となる
殺伐とした砂漠に
一枚の葉がしっかりと生 ...
厳かな儀式でもはじまるのか
水を打ったような静けさだ
正面に目を向けると
沈黙を制した魔術師然とした
真っ黒な燕尾服を纏った男が
両肩をいからせる
雄弁なその背中から
鬼のような ...
冷え切った指を折り数える
何年経ってしまったのだろう
震えてしまうほどあたたかな
思い出は両手からこぼれていく
冬枯れに弱く浮かぶあの星へ
巡り会える所まで
あと幾 ...
紫がかった白い花を幾つか摘んで
古い白い穴のあいた小舟に乗る
湖へゆっくりと漕ぎ出しながら
細切れにした思い出は通った道に浮かべてある
穴のあいたこの舟はちょうど湖の真ん中で沈 ...
前回、女の子が元気な映画をご紹介させていただきましたので、今回は私情に残る男の子が暴れまわる映画を、ご紹介。最初はそういう意図はなかったのですが、結果的にそうなってしまったわけで。
高倉健さん、 ...
おまえは、
子供たちの注意欠陥とか
多動性障害とかの
関連が疑われる、
危険なタール系色素の中でも
青色1号や黄色4号を超えて
はるかにアブナイ、
赤色104号だった
けど、
そ ...
似なかった自画像が金賞でいいのか
ジェラシーが食欲を奪ってくれない
天井にYESと描いて待ってるがジョン似どころか男が来ない
John Lennon追悼として唄われたYesterdayをかき消すShout
レノンの忌途切れ途切れの反戦歌
題名:カットでお待ちの高橋さま
人数:2人
性別: 女性:1人 男性:1人
・一人称、多少の口調変更OK
・1分くらいの劇です
キャラクタ
♂客:高橋/お客さん
♀美:自 ...
朝の四時ごろ、おばあちゃんが眠れないといって
起きてきて気づいたのよと母が言った
首をさするとだらりとした感触がした
まるで濡れているようだった
溶けた泥のようだった
午前五時の空気がよそよ ...
今日僕の生のステージは
一つ上がった
それは同時に
僕に傷があると思い知らされた日でもある
気絶するほど殴られた
あの日
僕は挑戦しなければならない
僕は戦わなければならない
今 ...
環状じゃない国道を
旅は若い私の
それは始まった
日光詣でだよ
特に意味は無い
一万円でどこまで行けるか
下らない賭けだった
アメリカの様な宿泊施設は無い
其の代わり食堂が ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
俺の仇を俺が取る
北大路京介
自由詩
5
14/12/10 12:26
銀河を渡る飛行機雲
朝焼彩茜色
自由詩
14*
14/12/10 11:54
冷たい朝に
北井戸 あや...
短歌
1
14/12/10 11:33
頭出し 頭に来るし イラつくし
藤鈴呼
自由詩
2*
14/12/10 10:13
2 a.m.
梅宮迷子
自由詩
5*
14/12/10 9:55
放心
keigo
自由詩
0
14/12/10 6:37
夜。 クリスマスイルミネーション
梅昆布茶
自由詩
9
14/12/10 5:49
重星のこすれる音
阿ト理恵
自由詩
8*
14/12/9 23:36
水溶性キネマ
〃
自由詩
6*
14/12/9 23:34
半分のからだ
はるな
自由詩
3
14/12/9 23:25
ステッケントルメテスに捧ぐ
花形新次
自由詩
0
14/12/9 23:18
凍った頬
はるな
自由詩
4
14/12/9 23:18
ゆるやみなやみ
ふるる
川柳
6*
14/12/9 22:39
年末だから核武装したい
花形新次
自由詩
1
14/12/9 22:15
意外と広まらない
〃
自由詩
0
14/12/9 21:47
いのちともしび
瑞海
自由詩
2*
14/12/9 19:28
背中の上の最終楽章
keigo
自由詩
1*
14/12/9 18:29
冬枯れ
北井戸 あや...
自由詩
3
14/12/9 16:16
そこにある町
〃
自由詩
6*
14/12/9 15:24
ボクの名画座—映画あ〜じゃこ〜じゃ—第四館
平瀬たかのり
散文(批評...
4*
14/12/9 14:19
赤色104号
atsuch...
自由詩
6*
14/12/9 13:41
似なかった自画像が金賞でいいのか
北大路京介
自由詩
5*
14/12/9 12:05
ジェラシーが食欲を奪ってくれない
〃
自由詩
4
14/12/9 12:04
天井にYESと描いて待ってるがジョン似どころか男が来ない
〃
短歌
3
14/12/9 11:50
John Lennon追悼として唄われたYesterdayを ...
〃
短歌
1
14/12/9 11:50
レノンの忌途切れ途切れの反戦歌
〃
俳句
0
14/12/9 11:49
カットでお待ちの高橋さま
〃
散文(批評...
2
14/12/9 11:48
埋めるために1.10
竜門勇気
自由詩
4+*
14/12/9 10:44
日記風に
渡辺亘
自由詩
3
14/12/9 8:43
国道沿い
ドクダミ五十...
自由詩
4*
14/12/9 8:30
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2057
2058
2059
加筆訂正:
彼女の名は、るーしー。
/
るるりら
[14/12/9 15:52]
二行目 「自分の」を加筆しました。助言ありがとうございます。
4.52sec.