雛が手の中でちいちいと鳴いている
あたたかく手を打ち
ほのかな振動を伝える
握りつぶせば止まる小さな脈動

頭上でちよちよと響く鳴き声
やめろといやだと
本能から鳴いている
露悪的なわ ...
猿や猪がふもとの町にあらわれ
人々は大混乱というニュースをみると
俺は猿や猪を応援しがちである
へっ 何が現代社会だ きどりやがって 猿や猪一匹登場でこのザマか 
とまあ少しひねくれているのか ...
川を越え海を越えた向こう岸へなど
渡ることは考えもしないけれど
対岸に上がった火の手を見付けて
騒いでいる  
  ディスプレイの中で
  銃を構えてうろつく男を眺め
  騒いでいる
...
泣いてばかりいたら、心が水分を失くして、カサカサに乾いてしまった。
冷たい風が吹いてきて、乾いた心を粉々に吹き飛ばしてしまった。

「寒いよ。胸がスース―するよ」

誰か助けてと、座り ...
私たち糸で結ばれてたの
小指とか そんな細いものじゃなくて
身体 繋がれてたの

隣にいれば百人力だったのに
ゴールが違うことに気付けば
全く進まなくなってしまう

それに私た ...
マークはユリイカすカスミソウみたい束ねられるのお断りします


わたしがわたしを忘れてしまうまで回転しちゃいますピンポンパン


さがしていますピンクの指輪つけたくまとまく(ら)と ...
雪が音を吸い
うたに意味だけがのこる
だから冬は
うたわない、と
歌手たちは言った


うたのなかのことば
ことばのなかのうた
かれらが一人
また一人
重い罪を負わされて ...
地上に楽園を築きたいから
仮に命が繰り返すとしても
ただがむしゃらに生き続け
平和に 空へと人々を解き放ちたい

鉱物を食物に変えてしまうほどの
欲望で地上を満たし
食物連鎖からさえも解 ...
心の闇に眼を凝らせば
悲しまなければならない事があるのに
夕暮れの中で 人を想う時
幸福を感じてしまう

正午過ぎに届いた葡萄を
くるんでいた 三年前の夕刊を読みながら
自分の中の
穴 ...
目を凝らすことで
見失っていったものたちを
再び見出す時を
夢見て生きたい

少年の日に抱え込んだ
得体のしれない何かに駆られて
夜通し誰かと語りあっては
ひたすら答えを求め続けて
...
追い求めていたものが
幻だった、とは言わせない
きみは
きみのままに
ぼくのところに
きたんだから。

追い続けていたものが
壊れてしまった
などと
絶対に言わせない

だれに ...
金属片や虫が入ってたって
新マックセットですとか
言い張ればイインダス
俺なんか
この間
中国で
ダブルマックを頼んだら
バンズと肉が
肉-バンズ-バンズ-肉の順に
なってたんたぜ( ...
悲しめば
きっとあなたを責めることになるでしょう

そう言ってあの日 
病院のベットの中で
疲れきっている
君を見ていた

たったひとつぶの
サクランボをわけあって
生 ...
風邪かくしゃみか運命か

ぼくも彼女も頭が痛い

一体いつからだろうか

体調バッチリなんてこと


肩肘張って肩落とす

擦り切れトンボが尻切れトンボ

甲状腺でも調べたら ...
小陰唇の妹が
体臭(たいが)ドラマの主人公?
国営放送もなかなかじゃね?☺
でもよ、国営放送のくせに
日本語ちがくね?
正しくは妹の小陰唇じゃね?
ヤバくね?
マオの陰唇
...
グラスをのせるコースターの上で
ハネ蟻がバレエを踊っている
勢いよく足を屈伸させ
股を180度に開脚させる

そして一回転半

せまい舞台とはいえども
どこまでも彼女は ...
極楽へ連れていってもらえるんですか?(゜゜;)

トカゲは待合室で女と並んで斑毛の猫を見た
薪ストーブで温まった部屋
いずれの客もカップルだ

トカゲはレザー貼りの黒いソファー ...
なにごとも笑いのタネになるようなよい一年でありますように 鳩尾の奥まで灯る冬至粥 冬至粥湯気で曇った伊達眼鏡 砂粒は
この星の記憶を宿した欠片
掬いあげた端から
零れ落ちてしまうから
そっと
天地の間に閉じ込めました
遠く遠くに旅をする
命が離れ離れになろうとも
同じ時を刻めるように
小 ...
紫煙を燻らす人が美しいのは


呑み込んだ

言葉にできない想いや

ぐっとこらえた言葉を


煙まじりに

昇華させて 

弔って


その煙は

...
流れたはずの星が戻ってくるの

あのほうき星
スイングターンをして戻ってくるの

ながれた命の象徴
同じ空を見上げて同じ星を指さし
あれはお父さんだよお母さんだよ
お兄ちゃんだよ一番小 ...
どうか哀しみが
祈りとなって
河の流れのように
流れ去っていきますように

そして夢が
夢が
光となって
大空に届きますように

そして希望が
希望が
大いなる音楽となって
...
本当の靴を履いていますか
本当の街を歩いていますか
本当の虹を見かけましたか
本当の人と出会いましたか
本当の夕焼け眺めましたか
本当の夜を過ごしてますか
本当の星を探していますか
本当 ...
冬空は鈍色の曇天
銀杏の並木は
隙間無く黄色の絨毯が敷かれ
気持ちよく歩こうとするが、
坂道は滑る
雨の坂道は滑る

人生の平面図には
坂道が読み取れず
確かに坂道があるのは
当た ...
四六時中を詰め込んだような
渋い顔したアオキ君

泣いたらダメと言われたばかりに
噛み痕いっぱいイトウ君

うわさ聞きつけやってきた
まんまるおめめのウシオダ君

かゆいところに手が ...
【 愛 】

☆愛している
i see tail
尾を参照してください
オオサンショウウオしてください

★i see tail
尾を参照してください
Please refer to ...
あたしは秒針がきらいだ。
一秒ごとに死にちかづいてく
いやみったらしく音たてて
わけ知り顔でまわってる
文字盤に数字がこびりつき
焦げついたころに、アラームが鳴る。

からだは暗やみから ...
ほどよく乾いた小枝や
抜け落ちた羽根や
通り過ぎていった月日の
さまざまを
ちりばめておく
もうそこは
きみのねぐら以外のナニモノでもない

広い宇宙のなかで
ただひとつだけ
選ん ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
愚者の手に落ちた幸せ這 いずる自由詩115/1/9 10:52
テロルの季節馬野ミキ自由詩515/1/9 9:35
対岸にいてイナエ自由詩10*15/1/9 9:19
A sheep flies猫の耳散文(批評...315/1/9 0:18
ひっぱりあいっこ瑞海自由詩2*15/1/9 0:05
そして、みんな逆立ちしている 阿ト理恵短歌3*15/1/8 23:51
降雪のとき遙洋自由詩1*15/1/8 23:28
楽園大島武士自由詩015/1/8 22:26
優しい傷跡自由詩115/1/8 22:25
可視光線自由詩115/1/8 22:23
憧れ草野大悟2自由詩5*15/1/8 22:21
Mの悲劇花形新次自由詩115/1/8 21:42
聖恋オダ カズヒ...自由詩3*15/1/8 21:40
命のババ吉岡ペペロ自由詩215/1/8 21:18
小陰唇花形新次自由詩015/1/8 21:00
ハネ蟻のダンスオダ カズヒ...自由詩5*15/1/8 20:09
極楽102号室自由詩3*15/1/8 20:06
なにごとも笑いのタネになるようなよい一年でありますように北大路京介短歌6*15/1/8 20:02
鳩尾の奥まで灯る冬至粥俳句015/1/8 20:01
冬至粥湯気で曇った伊達眼鏡俳句115/1/8 20:01
砂時計衣 ミコ自由詩215/1/8 19:02
タバコとよよん自由詩8*15/1/8 18:26
彗星スイング・バイ這 いずる自由詩215/1/8 18:05
Fly high渡辺亘自由詩315/1/8 16:50
本当やまうちあつ...自由詩1*15/1/8 16:01
平面図……とある蛙自由詩8*15/1/8 15:30
ちなみに僕はコマツ君こうだたけみ自由詩1*15/1/8 15:21
ツイッター連詩より創作『詩っポsoup』とよよん自由詩4*15/1/8 14:36
含み針高原漣自由詩2*15/1/8 12:53
おかえりなさいそらの珊瑚自由詩22*15/1/8 9:50

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加筆訂正:
ツイッター連詩より創作『詩っポsoup』/とよよん[15/1/8 21:07]
作品につき異議が出ましたので修正しました。
3.91sec.