太陽が寝ている ジュースを零している
仮面を被った人たちが畑を耕している
汗が落ち 汗をぬぐう
音なく鳥の群れは水平に空を滑ってゆく
風の囁きが過ぎる
白い砂と黒 ...
目立たぬようにまとわりついてきたあなたたち
こんばんは
眠れないので話そうか
寝返りを打つたびに首の汗を拭う
空腹
泳ぎくたびれた金魚
月の無い窓際
控えめな秋の羽
消えゆく蝉 ...
セロリくん
臭いから苦手だっていう人
あんがい多いんじゃないかな
触感はシャリとして蕗みたい
いたって淡泊な味なのに
強烈な野菜臭で
やたらと自己主張している
漢方薬みたいなあの ...
多摩の春は立ち
梅の便り
雪の予報
氷のうさぎをせがむこども
声は眠らず
温もる床を抜け出る
もう未明なのに
待ちわびている
あなたが呼吸を恐れ
感じすぎるのだと胸を震わせる
...
平面に示された
ネジは回り
夕焼けを締める
オレンジ色を背景に
立体的な歯車を動かすと
連動して
月が登りはじめる
夜も来ないのに
固定された夕焼け
胎動する世界
現れる月
半分 ...
寒くて蒼く光る冷たい夜に
ちらほらちらほら
白い雪が舞う
冷たい風なのに
浮いたり泳いだり
跳ねて回ったり楽しい気分
消えるのは一瞬だけれど
溶けてなくなる白い幻は
きっと叶うだろ ...
大概のことはできない
中でも勉強が一番できない
ダイソンに
失礼、正直に言って
頭が悪い
だからテニヲハがおかしい
そんな私の書いた文章を
進歩派教師は
彼には詩的才能がある
と ...
かなしいことでも かなしいとわかることが うれしいことであったり
かなしい と かなしい が じつはちがうことが わかってしまったりする
かなしい映画をみて かなしい家路
かなしい道には か ...
囲まれて
絆(ほだ)されて
抱きしめる
おいで おいで
その言葉を 信じたら
ごま塩頭の あの人が
ニヤリ 笑った
何も 悪いことなんて してないよ
怖いことなんて ...
気持ちを、大きく放つ。
砲台を唇に
爆弾代わりの言葉をセットして。
(囁いて・問いかけて・叫んで・・・・。)
零れ落ちる感情を
受け止め切ることが出来ない。
あなた ...
物を落とした日
探しても見つからないと
諦めて無かった事にした。
(心の針を一巻きして、出会う前の私に戻ってゆく・・・・。)
顔と名前がちぐはぐで
「あなた、誰?」すらも ...
死を待つ女が一人
手を組んでいる。
これまでの歩みと
関わった人々に感謝を表すかのように。
父が死んだ日は声を殺し
読経が響く斎場の前列で
ひたすらに泣いた。
...
そうさ目が覚めて朝が来るただただただただ
そうか気づいたらどこにもいないなんでなんでなんでなんで
貴方はふたつ結びが良く似合う
幽霊船に乗っかっていた少女に似ていた
バイバイ幽霊ガール思い出す ...
数え切れない
手に負えないくらいの
幾千枚の白いはなびらが
ほとんどいっせいに
枝という枝を離れて
舞い踊る
まるで蝶のように
儚げであるのだけれど
或る意志を持って ...
絶対零度につつまれたぼくの体は
凍えているけど僅かな温度がある
たれもいらない
煙草20本 酒一升あれば
一日は堪え忍ぶことができる
泥酔し煙草を手に取ると
...
神様は0(ゼロ)を
均等に2分割して
皿の上に置くことができれば
あなたたちの関係を修復させようとおっしゃいました。
私は答え探しの旅に出るので
少し時間を頂けますか ...
息ができるはずもないのに
水に飛び込み 泡を纏って
そのまま底に沈んでしまった
かえりみられない寂しさよ
裏付けのない悲しさよ
私の身体よ
波の少ない底の 底の色
そんなにも ...
あの空の美しさは
水辺を走る少年なのです
太陽からの贈り物を
ぴちゃっと反射させて小さな粒となり
輝きをふやして
恩返しをしています
あの海の美しさは
汚れなき少女なのです ゆうくり ...
靴箱にチョコと誰かの尻子玉バレンタインは来月ですよ
息を殺して真夜中ミノムシになる
ごはん多めに炊いて誰も来ない
合コンに白装束で行くのか
あの日の空は青かった
夏が終わろうとするほんの手前
夕暮れ迫る束の間の時刻
受話器の声が世界の音を奪い去る
...
錆びた赤空 夜に向かう悲しみ
あたしの通る道は ブリキの硬い道
薄桃のリボンをつけた猫が先導する
「どこまで行けば 巡り会える?」
訪ねた声もかき消して 人の波の濁流
もう ここに ...
明日が来るのが怖い
いつからかそう思うようになった
鬱々として
描けない夢を見る、夜
終わってほしくない、夜
必ず朝はやってきてしまう
気の利かない時計は進む
くだらないと誰かは笑っ ...
あおい瓶が 枯葉の水を噛んで
斜めにさしていく光が さがしている
あなたの瞳は 樅木の陰にいて
微笑っている 葡萄のように
ああ もっと遠くへいきたかった わたした ...
深夜
NHKのMUSICBOXは
これが本当に生きてた人ってこととか
これが日本ではやった現象ってこと自体が
生きる力をうばっていく
むなしさが胸に充満して
吐き出すと疲れる
若者
こ ...
冷蔵庫にジャムや
ピーナッツクリーム
スライスチーズがあるとき
知らぬ間になくなってしまう
誰だ食べた奴は
と言ってみたところで
夜起きて
半睡状態で何かを食べたのは
私に違いない ...
絶望的にツマラナイノデ
絶望、絶望、絶望って
書き続けていたら
絶望ってこんな字じゃないな
って思いはじめて
気持ちが悪くなったので
スマホで確認したら
やっぱり絶望で良かったので
少 ...
私は暗闇の中に浮かんでいる
ここはどこだ?ここは宇宙
目の前にある小さな光の物体
あれはいろんな生き物が生まれる
青く汚れた星 地球
空や海に動植物そして人間が
生き死にを繰り返す星 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
臓器に咲く
ヨルノテガム
自由詩
0
15/2/13 22:30
残暑
たちばな ま...
自由詩
6
15/2/13 22:29
【 セロリくん 】
泡沫恋歌
自由詩
9*
15/2/13 22:28
黎明
たちばな ま...
自由詩
8*
15/2/13 22:12
不夜見
秋也
自由詩
1*
15/2/13 22:02
白い幻ちらりほら
灰泥軽茶
自由詩
5
15/2/13 21:45
勉強もできない
花形新次
自由詩
1
15/2/13 21:41
かなしいこと
佐藤伊織
自由詩
1
15/2/13 21:07
夜の光と雪や海
藤鈴呼
自由詩
1*
15/2/13 20:53
○○。
梓ゆい
自由詩
2
15/2/13 18:52
封印。
〃
自由詩
0
15/2/13 18:50
死の間際。
〃
自由詩
2
15/2/13 18:49
バイバイ幽霊ガール
こめ
自由詩
3
15/2/13 18:10
墓所にて
そらの珊瑚
自由詩
22
15/2/13 11:18
酷寒の孤独
鵜戸口利明
自由詩
0
15/2/13 11:03
別れ
hiro
自由詩
1
15/2/13 10:39
溺れの海
這 いずる
自由詩
4
15/2/13 9:48
辺野古城
黒木アン
自由詩
3*
15/2/13 9:16
靴箱にチョコと誰かの尻子玉バレンタインは来月ですよ
北大路京介
短歌
1
15/2/13 2:34
息を殺して真夜中ミノムシになる
〃
自由詩
3
15/2/13 2:33
ごはん多めに炊いて誰も来ない
〃
自由詩
5*
15/2/13 2:33
合コンに白装束で行くのか
〃
自由詩
1
15/2/13 2:33
青い夕暮れ
石田とわ
自由詩
12*
15/2/13 1:40
暮々空
クロヱ
自由詩
2*
15/2/13 0:50
わたしの夜
小日向 ココ
自由詩
2*
15/2/12 23:46
葡萄
草野春心
自由詩
5
15/2/12 23:27
深夜NHKのMUSICBOXは
nemaru
自由詩
0+*
15/2/12 23:07
犯人は私だ
灰泥軽茶
自由詩
9
15/2/12 23:00
夏目漱石
花形新次
自由詩
0
15/2/12 22:05
宇宙から地球へ
リィ
自由詩
1*
15/2/12 21:44
2019
2020
2021
2022
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2045
2046
2047
2048
2049
2050
2051
2052
2053
2054
2055
2056
2057
2058
2059
4.93sec.