見舞いの金を落としたことにして呑む
逆光を浴び他人ごと
知恵の輪にペンチをそっと
何処にいたんだ
一人でいたのか
誰かといたのか
どこのスーパーだ
何を買ったんだ
いくら持ってたんだ
どうしてその時間なんだ
どうしてその店なんだ
どうしてパスタなんだ
どうしてうど ...
さようならと言われたので
電車の上に身を投げた
電車はごとごとと私を運んでいく
ごとごと、ごとごと、
空が綺麗な青を私の死んだ目に写す
「ここはどこです?」
「ここは天国です」
...
大丈夫ですか、って、
気軽に
声
かけれなかった
あなたに
ふりかかってる
ストレス
持ってあげられなくて
自分さえ
負担にならないか
そんなことばかり
気にして
...
届かないかもしれない
それでも、届けようとして止まない姿
あまりにも眩くて 言葉が追いつかない
すべてが叶うほど 世界は生ぬるくない
すべてが叶うほど 人生は甘ったるくない
...
壁に掛かった能面たちは
電灯に照らし出されると
生き返る
幼い子には
能面たちの話す声が聞こえるのか
じっと見つめ後ずさりする
激しい風雨の夜は
般若面が半開きの口の奥で
歯を ...
陽が沈むころ
コウノトリのコウちゃんは鉄塔に帰ってくる
ねぇ、コウちゃんいてないわ……。
洗濯物を抱えて二階から降りてきた妻がいう
鉄塔のてっぺんで夜をすごすコウちゃんは、まだ三才
個体 ...
木苺に僕が夢中になってたら ずるいよ母さん消えちゃうなんて
どんぐりをバケツ一杯食べた日は 僕の内からひしめく芽吹き
こんばんは独りになって見上げれば月も偉大なひとりぼっち
熊の皮か ...
床下の部屋は半地下で
物置代わりに使っているのだ
辺りが畑のせいなのだから
野鼠が床下の部屋に入り込むことは
仕方ないと諦めることこそ
当たり前のことのはずが
夜中にガザゴソと音が ...
何か違うことを知っていた
諦めない心というものが勝手に
野心と希望に結びつく
人は一億人以上いるらしい
世界中だともっといる
でもここには少しだけ
十人と一匹
些細な夢も嫌味もす ...
争点など
なくてもできる
解散よ
消費税
延期の是非を
争点化
それぞれが
何が争点か
考える
何億光年前から
あなたが生まれるの
ずっと待ってた
よかった 元気そうで!
宇宙の中の片隅の
銀河系の端くれの
太陽系第三惑星の
小さな島から
あなたを見つけた時
も ...
石っころがなみだできずにいる
こんなに乾いていても
空よ、いま降ってくれないか
一行の意味を問う
わたしのために
心にぽっかり空洞が出来たみたいだ
幸せとか不幸せとか関係なく
不思議な気持ちです
小さい見えない
物です
感情を殺して
風が吹くこと
歌を歌うこと
詩を ...
粉雪が
路地裏で密談をしかけては
欠けてゆき
書物の名前を尋ねる人
でした僕は
あの秋
黒髪の少女と
制服を着飾る術を知って
いつまでも
知りませんでした
「おはよう」で始 ...
春夏秋冬と指折れば余る
小指のか弱さと引き寄せ合ったのだろうか
団地の片隅の淡い木陰に埋もれながら
小鳥が一匹 翼を広げて死んでいた
この空に雲があったとしても
自らの質量にも気付かない ...
卓上に散らばる
コーヒーの空き缶に
薔薇を一輪ずつ挿していっても
傾いた地軸を
取り巻く空洞に代わり
充溢すべき季節など
ありませんでした
生きていると
友達を一人ずつ失くし
て ...
東京の西の外れで見つかった白骨死体はネット詩同人
軽快にステップ踏む奴に
足を引っ掛けたら
倒れて何だオラア!!
となったけれど
きんぱっつぁんが
割って入って来るから大丈夫と
たかをくくっていたら
意外と傍観されたので
ひどい目にあ ...
捨てたのは
わたし。
夏休みの
別荘ぐらしがおわる日に。
都会にかえったきみは
わたしと暮らしたことさえ忘れてしまう。
捨てたと思っているわたしに
捨てられた、と気づかないま ...
何もしなかったので
楽しそうな人たちが妬ましいよ
なぜかそれも選んだようで
自分がわからない
鳥たちの声に嘘は無い
森の中に水が溢れる
人はなぜ死ぬのか
いつも、忘れたくないよ
...
それなりに成績は良いほうだけど、
発想力とか推理力とか、
所謂持って生まれた知的能力はおそらく平均以下。
それでも頭良い人の振りはできちゃうの。
最近読んだ本に小難しい小説を挙げてみたりね。
...
あべ静江と
安部公房と
アベベ・ビキラ
と阿倍定をミックスしたら
かなり凄いものが
出来上がると思う
それが出来ないのは
消費税の上げ方が足りないからだ
消費税に消費税を掛ける
無限 ...
遠い遠い向こうに
あると信じて進むだけの日
彼の癖をなぞるように
右手の温もりを思い出す
好きだった笑顔はそうだ
どんな時も私のためにあった
いつか喉を塞いだのも
唇が閉じて ...
鉄塔の上に 留まるハト
箒を持った手を休めて あなたが言う
「あすこに ハトが いますよ」
ハトとは 人ごみと駅前と 豆の似合うアレか?
尋ねると 否と笑う
ハトはハトでも ...
手の中に
ひとしずくの、すべて
空から降り
降り積もる、膨大な空白
無人の乗用車が飛んでくるので
僕は少し肩をすくめて歩く
アスファルトの
ちいさな粒子のひとつひとつが
轢き殺 ...
数えて
指折り数えて
たどり着く
あなた だなんて
激しい飢えがある
研ぎ澄まされた刀に
腹をえぐられるような
鋭い痛みがある
確かに俺は致命傷を受けた
でもこんなんじゃ終わらない
終われないんだ
運命が俺に挑戦するなら
俺が運命に復讐 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
見舞いの金を落としたことにして呑む
北大路京介
自由詩
2
14/11/19 18:24
逆光を浴び他人ごと
〃
自由詩
2
14/11/19 18:24
知恵の輪にペンチをそっと
〃
自由詩
8
14/11/19 18:24
alibi
やまうちあつ...
自由詩
2*
14/11/19 18:12
高架上
這 いずる
自由詩
1
14/11/19 17:44
きびしさのさなかのあなたにやさしくありたかった
はなもとあお
自由詩
4
14/11/19 17:19
届かないとしても、響かないとしても
komase...
自由詩
1*
14/11/19 16:07
能面
イナエ
自由詩
11+*
14/11/19 11:46
朝の日記 2014夏
たま
自由詩
17*
14/11/19 10:15
月と小熊
そらの珊瑚
短歌
11*
14/11/19 9:20
鼠の家その周辺
板谷みきょう
自由詩
3*
14/11/19 7:34
速く流れる
まきび
自由詩
0
14/11/19 3:05
争点など / 消費税 / それぞれが
komase...
川柳
0
14/11/19 0:52
宇宙の果てからメッセージを送っています
瑞海
自由詩
2*
14/11/19 0:39
ヴァイオリンへの手紙
もっぷ
自由詩
4
14/11/18 23:40
生きている全てが
sameji...
自由詩
1
14/11/18 23:10
栞に
竹森
自由詩
5
14/11/18 22:53
鈴
〃
自由詩
3
14/11/18 22:51
薔薇の夢見のために
〃
自由詩
5
14/11/18 22:36
変死体短歌1
花形新次
短歌
0
14/11/18 22:33
腐ったくさやの方程式
〃
自由詩
0
14/11/18 22:20
Summer Dog
草野大悟2
自由詩
1*
14/11/18 22:12
何もしなかったので
まきしむ
自由詩
1
14/11/18 22:11
17歳
ららばい
自由詩
4
14/11/18 21:32
解散〜アベノミクス検証
花形新次
自由詩
0
14/11/18 20:57
枯れない花
ときたまこ
自由詩
1
14/11/18 20:45
木綿に描いた鳩ひとつ
藤鈴呼
自由詩
1*
14/11/18 20:37
悲鳴
めー
自由詩
1*
14/11/18 18:19
日めくり
中原純乃
自由詩
2*
14/11/18 16:54
張り倒す
渡辺亘
自由詩
5
14/11/18 16:04
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025
2026
2027
2028
2029
2030
2031
2032
2033
2034
2035
2036
2037
2038
2039
2040
2041
2042
2043
2044
2045
2046
2047
2048
2049
2050
2051
2052
2053
2054
2055
2056
2057
2058
2059
4.28sec.