雲かあ

あれは水か

おなじかたちなんて

あるのかなあ


秋空に昼霞みがかかっていた

肉の自由を嗅いでいた

埃は乾いて湿っていた

秋空に昼霞みがかかっていた


雲かあ

あれは水か

お ...
うるむゆきのはざま
ぬれ落ち葉にそっと載せた瞳の過食
遠く翳る今を汲む オト ノ
のたうつ沈黙
噛み締められた貧困が小走りで吹き渡る
さざなみのような オト ヘ
欹てては刎ねられたこの両耳 ...


秋をつくる

ほんとうの色に


もみじ

いろんな絵

木々に

空に

地面に

宇宙に

慣性の法則に

緑がぬけて

ほんとうの色に


色はその色を跳ね返した光

跳ね返す意味?

も ...
テレビ搭のアンテナに吊られた僕の頭上を
大惨事細切れ冷凍パックが配信されて
ご家庭に水っぽくお届けする
提げた僕のブルーのギターの
6弦に電波がひっかかって
ぶいんっていって「虐」の字を吐 ...
見つめ合ったり

耳元で囁く

あなたの姿を

思い出す度に


胸の奥で眠る

傷跡だけが

音も立てずに  

消えてしまうのなら


あなたと ...
自称詩人が世の中から
ひとりもいなくなったことを
想像してごらん
困る人は投稿サイトの運営者しか
いないし、ひょっとすると
運営者だって
いい加減こんな奴等のお守りなんか
止めてしまいた ...
つま先とにらめっこしているときは
変な色のペディキュア塗ってやる
おへそとにらめっこしているときは
うなじにホッカイロ貼ってやる
きっと君は怒るよね

トイレの中で何時間もえづいているなら ...
夜が深まっていく

今夜のあなたは魅力的
言葉の一つ一つが光になって
私を包んでくれる

二人の時間は独自の世界

今夜を飾る薔薇の花
仄かな香りが
ロマンチックな気持ちになる
...
ふと思う君の笑顔が不思議だと僕の全てを覆う何かある

雪が降り寒い心を温めるホットコーヒー心のオアシス

容赦なく降り続く雪珍しい分厚い雪が動き邪魔する

白い家並ぶ住宅街に住み外国に似た ...
ふるさとはこの国の中心でも周縁でもなかった。中心や周縁という区分、正常や異常という区分、そういうものが消滅する場所がふるさとであった。そこには無数の人々によってじかに生きられた地図が、それ ... <春>
森 火照る 密やかな音
一念に 揺れ縫わしむ声
夜更けを煌めくミサの歌
待つ{ルビ明日=あす}へ馳せろ

<夏>
{ルビむし=虫} {ルビふけ=頭垢} { ...
{ルビ時は2500=トキワニセンゴヒヤク} {ルビ空 天気無く=ソラテンキナク} {ルビ街の灯はオレンジの円 蠱惑=マチノヒワオレンジノエンコワク}

{ルビ鳥の腱砕く=トリノケンクダク} {ルビ ...
落ちこぼれてまた
ここにきてまた落ちこぼれて
また落ちこぼれて
そんままじゃおわれねーわうん
落ちたものは拾わねーんだ
だれも
言われなきゃ俺だって

そこそこに
地べたから見る ...
二十歳を過ぎてしばらく経って
飽きるまで好きなことを考えていようと思った
ギターに飽きた
漫画に飽きた
アニメに飽きた
食事に飽きた

二十代が暴力の痛みのように過ぎゆく中で
飽き ...
十五夜の沈黙したる水枕 薄着して診療経過報告書 乾きゆく汗や滅菌済みガーゼ 数珠の入った引き出しにポケットティッシュがいっぱい マイク端子にイヤホンつないでなにも聴こえない 信号待ちの沈黙に犬が入ってきた 朝は光りだ
輝ける光りの庭だ
雀のためにも
晩秋の野の可憐にも
大樹にも
そこから旅立つ色彩にも
もちろん、鴉よ
おまえにとっても
黒い姿がなお
厭われたとして
誇れ
吾は黒し、 ...
高倉健が死んで

もうこの日本の世の中に彼がいなくなったと知って

日本の男たちは

彼が私たちの代わりにしてくれていたことについて


精神のどこか片隅で気づいただろう

これ ...
風にちる

枯れ葉ちる

茶色や黄色

タペストリ

うら返る

枯れ葉ちる

茶色や黄色

タペストリ


悲しみ/疾走する/気持ち

KPPをゆき過ぎる

...
朝焼けの虹と青の淵
教会の十字架の左斜め上

月が泣いていた
涙を流していた

昨晩遅く
見たときは
あんな魅力的で
悪戯っぽい微笑をたたえていたのに

いま月は目を閉じ ...
いつも背伸びしてしまう
疲れた時の息抜き
ではなくて
無理に見栄を張ってしまう

いつも空回りしてしまう
君をがっかりさせたいん
じゃなくて
笑い合えたらそれでいいのに

...
一ヶ月半に一回
一週間
あなたが入院する

おれは
その日
一日だけ
したたか
宝焼酎を飲み
したたか
あなたの
輝きを

おもいだす。

いまも。
しののめの そらがほのぼの あけるころ
       さみしくなった 終着駅は
           歯磨きをおえれば
          始発駅のかおになる
              だが ...
 酪農、というなんだか牧歌的な響きに誘われて、避暑気分で北海道に来てしまったことを、小野智子は早くも後悔していた。
 緑色に輝く広大な牧草地、吹き渡る爽やかな風。ここまでは想像どおりだった。
 搾 ...
おれは
トトロに
なる

きみが
メイ
のような
ひとだから
FX目当てに毒を盛られても愛してるから後悔はない
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
秋空に吉岡ペペロ携帯写真+...314/11/22 15:32
安全地帯の変死体ただのみきや自由詩14*14/11/22 15:26
秋をつくる吉岡ペペロ携帯写真+...414/11/22 10:58
パニック食う休日吐水とり自由詩3*14/11/22 10:52
彼方に消えたミナト螢自由詩014/11/22 10:49
絶滅花形新次自由詩214/11/22 10:27
いたずらっこ おこりんぼう四角い丸自由詩114/11/22 10:17
今夜夏川ゆう自由詩314/11/22 8:32
心のオアシス短歌014/11/22 8:31
異邦人葉leaf自由詩314/11/22 8:04
四季式四十六音詩なけま、たへ...自由詩214/11/22 5:46
速筒自由詩114/11/22 5:13
のうのうしてる竜門勇気自由詩014/11/22 4:39
ぼくはもうだめだ(サーキット・オンサイド)自由詩114/11/22 3:01
十五夜の沈黙したる水枕北大路京介俳句414/11/21 23:31
薄着して診療経過報告書俳句014/11/21 23:31
乾きゆく汗や滅菌済みガーゼ俳句114/11/21 23:31
数珠の入った引き出しにポケットティッシュがいっぱい自由詩214/11/21 23:31
マイク端子にイヤホンつないでなにも聴こえない自由詩214/11/21 23:30
信号待ちの沈黙に犬が入ってきた自由詩214/11/21 23:30
もっぷ自由詩514/11/21 23:04
高倉健がしてくれていたことについて吉岡ペペロ自由詩114/11/21 23:02
枯れ葉ちる自由詩114/11/21 22:52
月の涙の下で凍月自由詩15*14/11/21 22:40
背伸び瑞海自由詩6*14/11/21 22:18
レスパイトの日草野大悟2自由詩3*14/11/21 22:01
にがいしわぶき(七)信天翁自由詩214/11/21 21:01
ニューハーバー草野大悟2散文(批評...0*14/11/21 20:24
トトロ自由詩4*14/11/21 20:15
ギリギリ愛短歌1花形新次短歌014/11/21 19:20

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