希望的観測でしか見えない空
その空へと手をかざして見せる
燃え盛る夢の屑が
掌から溢れていく
そのひとつひとつが
生ぬるくてもゆるくても幸せになればいいのに

誰のために涙は流れる
虚 ...
えば・るーじゅが居てくれたらいいけれど
えば・るーじゅはわたしが考えたまぼろしの少女
電球がたったの一個の五畳の部屋で
ちいさなわたしがどんなにか想ってみても

紅(あか)い色が大好きです
パソコンは ...
僕さ
左心房がなくて
血が流れなくて
目からダダ漏れなんだ

涙が出るほど
不完全な君は素敵さ
笑う姿より
泣いてる姿が好きだ

赤い涙を絵に描いたのは
流れる涙を飲み干 ...
星星 星 星星 星 星星星


     君僕
花花花花花花花花花花花花花
大きい耳が話を聴いていない 俺が子の頃もばばあだったくせに自称三十路のばばあの駄菓子屋 贈られた8小節のLOVE SONG 洋子さんにも贈ってたのね 初富士を背に巨大広告そびえけり あからさまに死んでいく人々の思いが見えたら
平和になると思うけれど、いずれにせよ、
結局は多くの犠牲が必要なんだと愕然とする

あなたは誰にも守れているわけではないのに
平然と外に出 ...
千年先まで眠らせて

化石になったら好きになれるよ
プラスチックとインターネット
雪のむこうにある街の
電信柱とファミリーマート

化石だったら大事にできる
古めかしければ信じていられ ...
イコライザいじりすぎて低音キツイね
って
思いながら気温ひとけたの中をよろよろと

何もないところでころびそうになって
何かほんとうはあったんじゃないかって
何かのせいにしたくなるのやめた ...
黒い羽が
夕刻をはたいた
振り向くことなく
飛び去った


傷は付かなかった
あたたかさは奪われなかった
家に至る
二本の径


選ぶまでもない戸惑いのなか ...
あなたが帰ってくることを
知っていた人がいる
   
昔の言葉で話しかけると
昔の言葉で応えてくれた
   
言葉が変わらないということは
思いが変わらないということだ
なぜなら言葉は ...
雨を迎えると豊かになる

けれど まだ足りないんだ 晴れには導かれやすい単純さは

ただの人間

 私は腹を立てていた些細漣連なる鉛の莫迦波
 深呼吸を施せば澄む問題にもならない
 
...
ねむくてだめだ
ほんとにだめだ
めがくっついて
ひらかない

でもたぶん
ねてもだめだ
ねむくてねても
きっとまだねむい
きがするから
おきてるけど
めがくっついて
ひらか ...
ああ、今宵は
下弦の月の舟に乗り
黒い夜空に漕ぎ出そう
眼下に見えるは
{ルビ玩具=おもちゃ}のよう
昼の{ルビ日中=ひなか}の
よしなしごとは
ちっぽけな屋根の下に
まるめて
仕舞 ...
「よかったよー。これ、ほとんど断られるんだ。慣れてるけど、凹むんだよね。だから入隊してくれるの、嬉しい。ありがとう。」
「いえ、こちらこそ、よろしくお願いします。ところで、今からフィットネスクラブに ...
 意味がわからない。最初にその人と話したときはそう考えた。いまでもわかってはいないけれど、そのときのわからなさは、身体中がふわふわして頭が妙に重くて、臍から下の感覚がほとんどなかったと思う。なにしろ唐 ... たとえば今日を定休日とする
たとえば雨と雪のあわいで
だれにもならない日と決める

それを
許せる自分になってみる

易しそうで
なぜかとても難しい

イワアノキユトメア

な ...
駅の改札前を
群衆たちは
怖じ気もつかず
黙して
ただひたすら
何者かの奴隷になるために
血道をあげているかのようだった

人々は
それで幸せだった
ぼくも
衝動的に
奴隷にな ...
笑顔が見たいと言われても
上手になんか笑えない

ほらどうだ!
と、手品みたい。

ゆりかごのようなサプライズに
にっこり身を委ねた

ありがとね
 
お布団の中、あと一分、、三分、、、

起きた後の喧騒と引き替えにしたってかまいやしない

冬のまどろみは 快楽だ



 
シャツ一枚を
買ったレジで 今日
包み紙で包んでくれた
静かな 手のことを
思い出している
机の上の 折りたたまれた
シャツの前で私は
その薄手の紙にそっと触れてみた

オークシ ...
ローソンの袋から
ひょっこりと顔を出した
りすが
夜空を見上げながら
しんみりとした調子でぼくに話しかける

こうしてさ
息をころしながらさ
今も俺は
夢を見てるんだよ
お ...
成田空港で 待ち合わせをしている
クマに逢うために
まなみは化粧室でリップをひいていた
ボストンへ出張していた彼が 帰ってくるんだ
ボブヘアーになっている私を見て
きっと彼は驚くわと ...
空は
とても静かな森だと
まなみは感じた
病室の天井を飾る
オレンジ色や青や 黄色や赤やらが
ぶつかっては消えていく音

まなみはサイドテーブルから
果物ナイフを取り出して
...
{引用=
朝には明星
鼻先をかすめる風は
五つの星と三日月の旗を
掲げた彼の地で生まれ
古の道筋に誘う
一滴の恵みも無い砂漠の
明け方何処ともなく現れた
灼熱の大地をやさしく包む
虹 ...
いつもより高い位置にかけてある
シャワーをとる
水滴も壁一面に広がる
湯気で見えないほど白い空間

お酒に酔わないわたしの判断は
いつだって冷静だから
この先に起こることくらい
容易に ...
ブス女子が互いの顔を誉めるよに自称詩人は自称詩誉める チャイルド44を
猫目線で描いた問題作

ソ連の農業政策の失敗により
大飢饉に陥ったウクライナで
実際に起こった
連続44件の猫スープ事件を題材に
美味しい猫スープの作り方を
詳しい写 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
夢屑小日向 ココ自由詩0*15/1/26 22:26
2015.01.26(独白)もっぷ携帯写真+...615/1/26 22:01
欠陥瑞海自由詩7*15/1/26 21:15
人に愛北大路京介自由詩615/1/26 18:39
大きい耳が話を聴いていない自由詩515/1/26 18:35
俺が子の頃もばばあだったくせに自称三十路のばばあの駄菓子屋短歌115/1/26 17:48
贈られた8小節のLOVE SONG 洋子さんにも贈ってたのね短歌015/1/26 17:48
初富士を背に巨大広告そびえけり俳句115/1/26 17:47
平和前提な不幸せ中山 マキ自由詩515/1/26 17:32
千年おやすみユッカ自由詩515/1/26 16:47
崩壊まであとSeia自由詩215/1/26 15:04
うた わかれ うた木立 悟自由詩315/1/26 15:03
帰郷やまうちあつ...自由詩215/1/26 12:31
雨の日の透明な墨汁朝焼彩茜色自由詩18*15/1/26 12:18
ねぼけゆうと自由詩215/1/26 12:08
下弦の月花咲風太郎自由詩615/1/26 10:44
Miz 2深水遊脚散文(批評...1*15/1/26 9:16
Miz 1散文(批評...1*15/1/26 9:14
アメトユキノアワイそらの珊瑚自由詩13*15/1/26 9:09
弧愁鵜戸口利明自由詩015/1/26 8:09
ハンモック鵜飼千代子自由詩13*15/1/26 2:01
まどろみ殿上 童自由詩20*15/1/26 0:51
ラッピングの日番田 自由詩315/1/26 0:48
星空の下でオダ カズヒ...自由詩7*15/1/26 0:43
待ち合わせ自由詩4*15/1/26 0:16
花火自由詩2*15/1/26 0:14
少女のゆめ衣 ミコ自由詩6*15/1/25 23:09
AquAri...自由詩115/1/25 22:57
自称詩人短歌1花形新次短歌1*15/1/25 21:36
キャット44自由詩015/1/25 21:26

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