君にふられて涙で濡れる僕の心にゃ傘が無い
今日は少し寒くて
鼻の奥がツーンとした
マフラー大好き
鼻頭まで埋もれるのが好き
夜中に人生初の金縛りにあった
ひどい耳鳴りの後
身体の右半分に
子供みたいなの四つん這いで
...
気が付いた頃から、神社や寺で金を投げ捨てる行為をしている
よく意味も解らずに
その行為が一体なんの足しになるのかと
頭の片隅に追いやられた疑問符だけは理解している
その腹をはち切れそう ...
何時からか、大人のご褒美に色白き私の首に、堕ちる視線のやるせなさ
釣れ無き人で無しに、連れなゐと
夜の間に間に、嘆き鶴かな。
天が地を柔和に踏みつけると
アラユル路が神経回路としての機能を失った
メケ 限りない劣情に踊る旗
標識たちは無言で主張するそれは真っ当なことだろう
生きている人にとって生きていると言うことぐら ...
見たか?
見た見た!
聞いたか?
聞いた聞いた!
それで どう思う?
ま ここは
見なっかったこと
聞かなかったことにして…
雪の瞳に映るのは
軽やかな窓
音もなく降る白い彼方の光
ひとつの塔に夜明けが訪れた
沈黙はただ安らぎであるかのように
いつか鳴る(それは予感めいた)鐘の響きを待って ...
星盗人が出た!
そんなチラシを受け取ったのだ
二人は顔を見合わせる
確かに夜空には星一つ見えないが
薄雲か気候のせいでは
チラシを配っている男にそう言うと
全く取り合ってもらえない
それ ...
人を愛することは
己を愛するための
手段である
己の影法師をみて
愛するのである
恋愛は
酒や煙草のような
マスターベーションである
支配欲どうしの
ぶつかり合い
己の生命 ...
本当は
もう会わないと
決めていた
ので丁寧に
...
手術
世の中で働いていると、たまに深い疲労感に包まれることがある。例えば難解な芸術作品を無理に観賞して疲れたときのような、何かが未消化なまま、その未消化のものを理解しようとしても理解しきれな ...
また
死に損なった
農薬の量を
少し怖気づいたせいだろうか
うまく見えない天井を眺める
自室の机の上の遺書はまだあるのかな
誰か読んだのかな
ああでも生きてたら遺書とは言わな ...
髪を切ったの
なんだか鬱陶しくなってしまって
長い方が良いよ、と
言ってくれたあなたのこと
もう覚えてないの
あんなに嬉しかったのに、ね
でも
いつかの香りが鼻を抜けても ...
2015年
東方の国に救世主が現れる
具体的に言うと
蒲田辺りに現れる
同時に
西方の国には
サターンが舞い降りる
具体的に言うと
サリーちゃんのパパみたいの
そしてついに
救 ...
女房が新しいパジャマを
買って来た
確かに今までのパジャマは
ゴムは伸びきっているし
ちょうどポコチンの部分に
穴が空いているおんぼろだ
しかし、オレンジ一色の
パジャマっていうのは
...
インフルエンザが流行り出すと
白いマスクが 飛ぶように売れる
ウイルスに感染しないため、
みんながみんなでしたがるマスク
唇から 漏れるイントネーション
頭も つられて 上がったり ...
毎朝冷たい風に吹かれながら
洗濯物を干すその手は
ひどくかさつき荒れていた
誰よりも早く起き
米を研ぎ、味噌汁をつく ...
被害者は掃除嫌いだったんだな、アンドレ
ムガベくん、きみは何を根拠に言ってるんだね?
この浴槽のピンクのカビを見れば誰だって分かるさ
なるほど、相変わらず鋭いじゃないか、ムガベくん
馬鹿にして ...
はさみこまれた、ひる、そらぞらしいアンバランス、ゆれたえだ、について、まだ、なんのこたえもみつからないはなし、などが、ばらばらと、あかるいみち、はだしであるくあしのうら、にささり、予想天気図の気圧 ...
せわしない日々のなか、外にでたらそれが昼であっても真夜中であっても早朝であろうとも空をみあげて月をさがす。たまに日光をあびてしまい、くしゃみがでる。かならず。なんでだろうね。太陽光線とくしゃみの関 ...
逃げた
触れれば離れられなくなると
知っていたから
逃げながら
あなたが追ってくるのを
感じていた
逃げきれなかったふりをして
中途半端な隠れ方をして
待った
あなたが通 ...
夜の向こうで朝に臨む
君の思想は液晶の中に
綴じることをゆるしてくれる
実体はある
ふれることはゆるされないが
印をつける人
私の肌を征服する人
暗闇と、たばこの熱を
...
僕の目の前には因果の絶壁が見える
聖宇宙の切れ端で出来上がった都市よ、走り出せ!
無を創造する無を道祖神として祭っている
屹立するブラックホール
僕はたった一つの悪に取り残された
...
タイヤの軌跡の中に
いつかのデジャヴが 隠されている
「フラッシュバッグ?」
否
二つの心の灯を
ゆっくりと かき集めるかのように
その違いを呟けば
見知らぬ羽根が
すっ ...
育たない私の胸を好きと言う君の部屋からFのブラジャー
道場にいつも一番早く来る先輩を待つバレンタインデー
耳ふさぎイマジン オール ザ ピープル本当の愛を見つけられたかい
家が死んだ
広い庭に大きな木のある
昔ながらの家だった
縁側のあった家は壊され
大きな木はどこかへ運ばれた
乾かす洗濯物も ...
喜び少なめライフ
喜び多めライフ
喜びまあまあライフ
喜びイマイチライフ
知りたいけど
知りたくないライフ
知りたくないけど
知りたいライフ
気まぐれライフ、ラ ...
骨だけになった 樹の群れは
古い写真の中で 諦めている時計に似て
遅れていく時刻 ついさっきまで耀いていた
枝の露は 跡形もなく消えた
誰かからの便りを 待っている
いつか訪れる ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
君にふられて涙で濡れる僕の心にゃ傘が無い【都々逸】
北大路京介
伝統定型各...
1
15/1/21 21:10
きょうのこと
瑞海
自由詩
2*
15/1/21 21:03
大層な砂利銭
北井戸 あや...
自由詩
1*
15/1/21 20:52
_
ウィメンズデ...
自由詩
0
15/1/21 20:46
メケ
ただのみきや
自由詩
12*
15/1/21 20:27
日光三猿
イナエ
自由詩
10*
15/1/21 18:50
雪の瞳に映るのは
石瀬琳々
自由詩
9*
15/1/21 13:42
星盗人
やまうちあつ...
自由詩
2*
15/1/21 12:15
移し鏡
鵜戸口利明
自由詩
0
15/1/21 9:55
冬の終わりに
TAT
短歌
0
15/1/21 7:05
手術
葉leaf
自由詩
0
15/1/21 4:20
下書きでおわる
北井戸 あや...
自由詩
1
15/1/21 1:33
ないんだから
瑞海
自由詩
2*
15/1/20 22:34
2015
花形新次
自由詩
0
15/1/20 22:27
パジャマ
〃
自由詩
1
15/1/20 21:52
マスク
為平 澪
自由詩
8*
15/1/20 21:47
紡ぐ日々
石田とわ
自由詩
17*
15/1/20 21:43
名探偵 アンドレ・不二夫2
花形新次
自由詩
0
15/1/20 20:58
hot oolong tea
阿ト理恵
自由詩
6*
15/1/20 20:17
せわしなく掻き出す前足が穴をどんどん深くしていく
〃
散文(批評...
6*
15/1/20 20:16
いつもの夢
森川美咲
自由詩
1*
15/1/20 13:42
泣く人へ
itsuki
自由詩
2
15/1/20 5:50
星
葉leaf
自由詩
1
15/1/20 5:20
触れた尾
藤鈴呼
自由詩
0
15/1/20 1:40
育たない私の胸を好きと言う君の部屋からFのブラジャー
北大路京介
短歌
3
15/1/20 1:22
道場にいつも一番早く来る先輩を待つバレンタインデー
〃
短歌
2
15/1/20 1:22
耳ふさぎイマジン オール ザ ピープル本当の愛を見つけられた ...
〃
短歌
1
15/1/20 1:22
ひとり陽だまり
石田とわ
自由詩
10*
15/1/20 0:27
なんとかライフ なんとかライブ
komase...
自由詩
0
15/1/20 0:17
囲炉裏の上
藤原絵理子
自由詩
7
15/1/19 23:51
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2043
2044
2045
2046
2047
2048
2049
加筆訂正:
ひとり陽だまり
/
石田とわ
[15/1/21 3:49]
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5sec.