うまれた
ねむった
たべた
わらった
うずくまった
ないた
しゃぶった
さわった
つかんだ
なげた
こわした
ゆびさした
おどろいた
どもった
ならした
あゆんだ ...
病魔というやつは
いつも不意打ちで
宿す者の人生を蹂躙する
誰も悪くない
だからこそやり場のない怒りを生み
理不尽さに苦しめられ
それは時に病気自体の苦しみを凌駕する
180度変 ...
皆さん、はじめまして。芹場照(せりばてる)と申します。私の実験室へようこそ。
「え?実験室?」と思われた方も多いのではないでしょうか。それもそのはず、私は当面の間、詩歌を始めとした創作活動を ...
罪を背負ったまま台車で運ばれている
涙ふかないままフルスロットル
振り返ると
無数の屍が
横たわる道
眼を凝らすと
紛れもない
それは自分だ
爆弾低気圧がもたらしたものは
天気が悪いと何故か上がる
爆弾高血圧
低気圧と高血圧の
無意味なせ ...
鳥が飛んでいる
だれに教わったわけでもないのに
魚が泳いでいる
だれに頼まれたわけでもないのに
花が咲いている
だれに急かされたわけでもないのに
...
柵から いろんな花が 顔を出すから
錆びた 柵でも 大丈夫
咲いた花びらが あなたの夢を 裂くことなど
決して無いと 信じて いてね
生成りの色合いは 安心感
白いペンキに 蒼い ...
まちがいを ただしくするなら あたためて ねむるりょうてを ひらいてみせて
うつむくの あきたらこんどは みあげるの きみはなんども うなずくように
あおいそら きんとひやして ふゆの ...
とんとんとんとん
すり鉢で
ぐるぐるぐるぐる
潰して
がしがしがしがし
裏ごしまでする
上手にごっくん出来るように
私はこの愛情を楽しんでいる
食事と愛情
...
胸に巣食った小さな影が
あなたの時を刻み続ける
砂時計のオリフィスを
いつの間にか歪めていたのかもしれないと
あなた自身が気づいてから
あなたはきっと違う風景を見ている
そう、残酷な告 ...
わたしに
ひとひらの
あかいろをにぎらせて
とおくなっていく
ちいさなはね
ぼんやりと
薄青い影色をみていた
ときたまうねり
わたしはちょっと
こわくなって
拠り所を探す
あ ...
立ち尽くす交差点
違う、ここはどこだろう
詰めこんだばかりの新しい考えで
詰めの甘い、詰め甘い世界に失望する
手の届くはずだったのに
どこだろう、いったいどこにあるのだろう
#あいうえ ...
しゅんしゅんと音を出すヤカン
熱のこもった部屋
薬瓶をシャカシャカ振る
飲もうか飲まないか
この症状を誰に伝えよう
熱をあげている
証明できるせっかくの機会。
教えようか教えまいか
...
待っているうちに、
背筋がちりちりしてきた。
正面の壁には食屍鬼の絵。
出されたコーヒーはいやに薄くて、
いつもは入れない角砂糖をひとつ落としたが、
ぜんぜん味がしない。
窓のむこう風がフ ...
クリスマスカードを選ぶ女の子
ティファニーに人の賑はふ聖夜前
閉店の雑貨屋の窓聖樹の灯
予約する聖夜の三ツ星レストラン
クリスマスイルミネーションてふ魔法
家でだけ着るセ ...
綺麗かねぇ
見てみてん
ドヨンとした曇り空の隙間から
チョコっと朝陽が見えよるよ
ほら
見てみてん
綺麗かろぉ
灯台の光がようやく
私を見つける
こんばんはなんて言わない
くるくると回転するのに
忙しそうだ
道を失った巡視船達が
遥か沖の水平線に吸い込まれてゆく
まるで落ちて行くように
...
ダイオウイカもクジラも
大きなものが傷付き
浜に打ち上げられている
私たちの乗る小さな船はどうだ
豪華な客室はすべて金持ちのもの
貧しいものはみな
薄暗い船底の食料庫で空な目をして ...
ガラスの葉っぱに滴る雨水が甘い匂いを放っている。
この街の横顔が、夜明け前の薄青い静寂に包まれている。
店を閉めたジャズバーの管理人が、暗い色のコートを着込み、
メインストリートの奥へと消えてゆ ...
石が
雪に沈む
生命が付着する
月明るい夜に
世界から脱走してみる
夜の追い風が吹いて
海までひとっ飛びする
懐かしいこと忘れないように
海の底に眠るあなたは
いつ起きるのでしょうか
さっぱりわからなくて
...
夜の寂寞に
つめたくなった血管を
気紛れに溶かす、ぬるい血流
xxxxxx
押し付けられた
拡声器の声に
日常を遺棄し耽溺する男
羊小屋の傍らに伏す
三つの弾丸で飾られた女
絶え間な ...
堆く積まれた 書物は昔のままに
午後の斜光に 照らされた埃の層は
舞い上がることもない 部屋は死んでいる
窓ガラスは乾いた風に ことこと揺れる
紙魚が食べた詩集には 空洞になった ...
見よ 夕焼けを照り返すほの暗い進化の井戸に化石した都市はうずくまり
たわわな花火をしげらせ枝はしなだれて
反転する視界に渦巻く積乱雲のふもとの石の階段
奈落の淵にさえずる木の実の色のように君の思 ...
以前雪おんなは物悲しいのに
雪男は直立猿人なのが
どうしても解せないという文章を
書いたところ
多くの読者から共感のメールを頂きました
そこで今回私の方で新たな企画を考えました
題して、物 ...
そうして物語の行間
壊れた時計から逃げ出せない二人は
互いの体臭を帯びた愛の上澄みのやるせなさが
ゆっくりと肺を満たし魚に変わるまでの昼と夜を
ナイフのような耳で削りながら冷たく灯していた
...
ひとこと ふたことで
かたづいてしまいそうで怖い
そんなつもりも
はずもなかったけど
あー どうだろう
スカトロりんのクライマックスが
脱糞だとすると
それは、やはりウンチクライマックスと
言って良いと思います
しかし、限界まで我慢しないと
やはりクライマックスは盛り上がりに欠ける訳です
そ ...
鯖になりたいんだ、と言ってコラジャコフは居なくなってしまった。彼のことを覚えている人がどれだけ居るのだろうか、と想像するとぼくはスペースデブリになったかのような気分になる。学生時代の友人、昔の恋人、親 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
少年よ我に帰れ
阿ト理恵
自由詩
4*
14/12/18 22:16
すべての騎士へ
keigo
自由詩
1*
14/12/18 22:14
一つの試論あるいは宣言〜自己紹介に代えて〜
芹場照
散文(批評...
4*
14/12/18 22:08
罪を背負ったまま台車で運ばれている
北大路京介
自由詩
5
14/12/18 21:17
涙ふかないままフルスロットル
〃
自由詩
3
14/12/18 21:17
もうどうでもいい
花形新次
自由詩
0
14/12/18 21:11
鳥が飛んでいる
青井
自由詩
1
14/12/18 20:20
白い柵 塗り絵ほどこす ダイアリー
藤鈴呼
自由詩
0*
14/12/18 19:39
オーロラカーテン、モノクロの
ゆうと
短歌
2
14/12/18 19:22
食事と愛情
朝焼彩茜色
自由詩
16*
14/12/18 18:41
隣に住む人
夏美かをる
自由詩
28*
14/12/18 16:20
鬱血
北井戸 あや...
自由詩
1
14/12/18 15:54
ボクの理想論
這 いずる
自由詩
1*
14/12/18 12:50
熱病
〃
自由詩
3*
14/12/18 12:46
アーカム・ハウスの詩の小部屋
佐々宝砂
自由詩
2*
14/12/18 12:45
聖夜
chihar...
俳句
1*
14/12/18 10:35
見てみてん
hiroto...
自由詩
1*
14/12/18 10:28
明け方の夢
keigo
自由詩
0*
14/12/18 6:08
エイハブのこうかい
衣 ミコ
自由詩
4*
14/12/18 5:03
街の風景
ヒヤシンス
自由詩
7*
14/12/18 0:36
stoned
mizuno...
自由詩
1
14/12/18 0:29
すらり ふわり
瑞海
自由詩
2*
14/12/18 0:18
不明瞭の憂詩
北井戸 あや...
自由詩
1*
14/12/17 23:23
冬の午後
藤原絵理子
自由詩
7
14/12/17 22:52
秋の階段
Lucy
自由詩
15
14/12/17 22:33
雪男小説大賞
花形新次
自由詩
0
14/12/17 22:08
イメージだけがひとり歩きだす場所で
ただのみきや
自由詩
17*
14/12/17 21:26
はな
こいち
自由詩
0
14/12/17 20:34
ノーリラックス、ノークライマックス
花形新次
自由詩
0
14/12/17 19:42
コラジャコフ1【トマトの奴は昨年蔕をもぎ取られてしまった】
も
自由詩
1
14/12/17 19:26
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025
2026
2027
2028
2029
2030
2031
2032
2033
2034
2035
2036
2037
2038
2039
2040
2041
2042
2043
2044
2045
2046
2047
2048
2049
2050
2051
2052
加筆訂正:
イメージだけがひとり歩きだす場所で
/
ただのみきや
[14/12/18 5:33]
いやはや、最後の4、5行少しずつかえてしまいました。
イメージだけがひとり歩きだす場所で
/
ただのみきや
[14/12/18 5:28]
最後から5行目4行目少し変えました。
イメージだけがひとり歩きだす場所で
/
ただのみきや
[14/12/18 5:21]
真ん中くらいの「ふり返らずに」を「ふり返ることもなく」に変えました。
イメージだけがひとり歩きだす場所で
/
ただのみきや
[14/12/18 3:45]
最後から四行目「その傍から」を「そばから」に変えました。
4.69sec.