泣き虫で
逃げてばかりでもいい
抜け出せなくても
眠れる日は必ず来る
のらりくらりか、突然か
吐き出せない思いは
ひっそりと胸の中
触れないようにしまいこんで
減らない思い達は
...
太陽があらゆる方位に光線を放つ様を真似て
家中の家具を森に散在させていく
(僕らが親の不在を問わなくなったのはいつ頃からだろう
草がこれ以上伸びられないという高度を確かめる僕らは
木が ...
その道にさしかかると
いつも私は空っぽになり
ぼわんと身体が共鳴して
ふんふんふうんと
ハミングが漏れていく
震える身体はとても気持ちよくて
ふわあわとか
よいやいもやおやだとか
...
集まって来る…不思議な磁力に吸い寄せられて
それぞれの日々の荷物は何処かに置いて、渋谷
駅のhomeを下りて、改札を抜け、宮益の坂
を上った途中の路地の地下室へ
それぞれの笑顔
それぞれ ...
私には見えた
あなたが笑うたび
唇の端から
ちろちろ見え隠れする
赤い瞳の小さなヘビ
あなたがしゃべると
目の奥をよこぎっていく
緑色した胴体のヘビ
あなたがふりかえる時
...
白紙に向かって歌えない
声が喉につかえて出ない
途切れながらも出た声は
定着せずにすぐ白になる
白紙に向かって歌っていた
夜が来るたび電気をつけて
蛍光灯に頭を下げて
みじめな顔で歌 ...
「わたしってブスよね?」という女ほどエロいときいて校門で待つ
隠し味が目立ってしまいその味を隠そうとして もうチョコじゃない
自販機ばかりの道に迷い込む
カネ払って架かる虹の赤が濃い
糸電話のコップからあの日と同じ夜が聴こえる
少しずつこそぎ落していく
へらで余分な私を
色んな好奇心がこびりついて
何をしたいのか
何が必要なのか
わからない
埋もれてしまう
忘れてしまう
本当の自分はここにいるのだから ...
結露した窓から
こっちを覗き見て
耳の上の辺りが特にひどいまるで
死に損いの四月の残雪のよう
そう言って笑った
冬の魔性は
死と均衡のとれた美貌を冷たい時間に包み
去り際には何度か振り返 ...
先の見えない苦労ばかりして
逃げることもできず
ただただ先を見続けながら苦労をして
たどり着いたのは苦労の続きが
もう動かなかったら
死ねば終わるのか?
死んだ先にはまた…
神は天にいる
理性ではそれは嘘になる
寓話になる
妄想になる
だから神は天にいる
我ら罪びとは地上にいる
朽ちた木々から秋の落とし子
茶いろ金いろ紅茶の香 ...
わたしたちは毎日
岐路に立って考えている
左の道にいきますか?
はい いいえ
左の道にいったので出会った人
左の道にいかなかったので出会えない人
もしも 出会ったその人が
...
にんにんにん
にんにくにん
にんにんにん
にんじんにん
にんにんにん
にんにきにん
いいひといいこと
いっぱい、にん
あんまりおおくて
わから ...
女生徒のケツの割れ目にカレー塗りヒリヒリさせるのが夢だった
「これあげる」脱いだパンティ差し出したきみの眼見つつ匂い確認
春になれば咲くはずだった
青いままに枯れてしまった
燃やし損ねたかつての夢が
燻ぶる煙で息もできない
もう未来には興味ない
「ならどうしたい?」と問う死体
今日みたいに意味のない
狂 ...
全世界のレンコンよ。
この声が聞こえるか。
私はレンコン協会の
誉れ高き会長である。
皆、歴史を思い出せ。
受難が続いてきたが
ついにその時がきた。
立ち上がる時がきた。
過去 ...
本当にキツかったら
クソつまんない
書き込みなんか
出来ない気がするし
完全に頭イカれてて
正確にログインパスワード
打ち込むっつうのも
何か違和感あんだろ
と言うことで
基本的 ...
偏狭なドグマに囚われることなく
この信仰に生き抜きたい
勇気を持つこと自体が
この信仰の目的だから
偏見に囚われることなく
感受性豊かに生き抜きたい
こころ豊かに生きること自体が
こ ...
いくたびかそのセーターは洗われて等しく縮みつつ仔へ還る
特別な季節であったのだ少女らは毛糸の虜になって
編み物をしている時間というものは、傍から見ていればただ退屈な時間であるかも ...
長く 永く
とろみをつけて
伸ばした粘土を
年月かけて
こねくり廻す
引き延ばす
唯一の 結論
決断も出て いないのに
良くも こんなに 伸びたものだと
茶化 ...
窓を割り突き刺し差し込む光に
ほわりと光る蓮を見た
想うだけは許された範囲で済み
あなたは
夢想に出てくるはずもない常識さを纏っている
一人床の中で倒れ伏して
未だ停滞した空気の中で
...
海は優しい
もちろん
それだけではないことを
たくさんの人が知っている
海は荒れ狂う
そんな日は
早々に寝てしまうだけ
海鳴りを子守唄にして
たどりついた
ふるさとの
今朝の海 ...
翼をください
卒業式に歌ったね
せんせい
こないだ雪がふった日に
ぼくのオカメインコが死んだんだ
ぼくの手のひらで
羽をいっぱいにひろげて
それっきり
飛びたかったのかな
も ...
4時過ぎの布団の中でlet it be口ずさんだら夜明けが近い
余白だらけの夜に
私の存在は余白だらけ
余白を埋めるように侵入してくる街並みは
全て雨のように回避される
夜空の闇はひたすら淡く
道行く人もひたすら遠く
私は過去の袋小路に迷い ...
スマホのゲームしながら寝落ちする心地好い夜は、マクロス7のバサラがいる限り世界は安泰ってちょっとだけ信じてる。だから緑色に設定したメモ帳を開けて、緑なのに白紙のページにハミングをする。からっぽからっぽ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
泣き虫
小日向 ココ
自由詩
2
15/2/26 1:01
森の詩
竹森
自由詩
3
15/2/26 0:59
ひとつのうた
灰泥軽茶
自由詩
6
15/2/26 0:32
Home
服部 剛
自由詩
6
15/2/25 23:54
Medusa
Lucy
自由詩
12*
15/2/25 23:36
白紙にむかって歌うんだ
木屋 亞万
自由詩
2*
15/2/25 23:20
「わたしってブスよね?」という女ほどエロいときいて校門で待つ
北大路京介
短歌
2
15/2/25 22:59
隠し味が目立ってしまいその味を隠そうとして もうチョコじゃな ...
〃
短歌
5
15/2/25 22:59
自販機ばかりの道に迷い込む
〃
自由詩
5
15/2/25 22:58
カネ払って架かる虹の赤が濃い
〃
自由詩
0
15/2/25 22:58
糸電話のコップからあの日と同じ夜が聴こえる
〃
自由詩
3
15/2/25 22:58
へらで
灰泥軽茶
自由詩
5
15/2/25 22:42
魔性と化生
ただのみきや
自由詩
15*
15/2/25 22:15
さき
リィ
自由詩
0
15/2/25 22:00
神父の発見
吉岡ペペロ
自由詩
1
15/2/25 21:19
【 分岐点 】
泡沫恋歌
自由詩
15+*
15/2/25 21:17
にんにんにん
吉岡ペペロ
自由詩
2
15/2/25 21:02
変態短歌エピソード1
花形新次
短歌
0
15/2/25 20:19
青き火
捨我
自由詩
0
15/2/25 20:12
レンコンよ、進め!
ブルース瀬戸...
自由詩
6*
15/2/25 19:55
健康
花形新次
自由詩
1
15/2/25 19:53
信仰
渡辺亘
自由詩
2
15/2/25 16:54
編み物にまつわるあれこれ
そらの珊瑚
短歌
9*
15/2/25 12:17
カタクリの抵抗
藤鈴呼
自由詩
4*
15/2/25 11:53
華さくのは夢
這 いずる
自由詩
3
15/2/25 10:12
さいはて
そらの珊瑚
自由詩
20+*
15/2/25 9:16
ぼくのオカメインコが卒業した
yo-yo
自由詩
9*
15/2/25 7:54
2月
塩崎みあき
短歌
2*
15/2/25 4:53
夜の町で
葉leaf
自由詩
2
15/2/25 4:21
白紙にむかって歌うんだ/即興ゴルコンダ(仮)投稿.16
こうだたけみ
自由詩
4*
15/2/25 2:40
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2042
2043
2044
2045
2046
2047
加筆訂正:
朝のピアニッシモ
/
りゅうのあくび
[15/2/26 0:49]
朗読用のため推敲
魔性と化生
/
ただのみきや
[15/2/25 22:43]
訂正しました。
朝のピアニッシモ
/
りゅうのあくび
[15/2/25 10:14]
推敲と編集
4.52sec.