ヒヤリ ハッと なんて言葉を 握りしめ
そんな ハットを 抱きしめる
ハトは 何処まで 飛ぶものか
時計は 豆粒大
ぽっぽっぽ
まあるくなるのか あつくなるのか
丁度良 ...
TSUTAYAにビデオを返すついでに
夜明けの花を摘みに行く
それはとてもほんのりと光って
摘み取るとすっと消えてしまうけど
比喩の袋を持ってきたから
あいつに届けてやれるかもしれない
...
今思うことを 日記調で書くね。
まるで となりの隣人や バス停とかで話しかけてくるお婆さんのような感じで聴き流してくれたらいい。
いま これを見てもらえてるだけで、見てもらえてる時間を ま ...
目を閉じると
空が緑の惑星にいた
土星のような縞模様
霧状生物が飛竜を捕食する
隣で寝ているあなたは
私の死に気付かない
外は雪にならない雨
人生が始まる
また
...
日光は天上の生々しい幾何学を
その原理から地上に与え続ける
地上では存在が羞恥を知らず
全てが有機的に淫らに絡まりすぎたから
地上がその官能的な闇の中へと
崩れ落ちてしまわないように ...
光冨郁埜の詩集『豺』は、大雑把にいうと二つの原理と二つの空間から成り立っている。二つの原理とは傷と愛であり、二つの空間とは体験と虚構である。
人間誰しも生きていれば心に傷を負うものである。傷は外 ...
生まれた時に
僕は一瞬心臓が止まった
僕はまだ
目も見えなくて
いっぱい空気も吸えなくて
その時未知の世界で
どうしても どうしても生きたい
と思った
神様にお願い ...
チビチビと
バーボン呑んで
広大な宇宙を旅する
すると
世界はもとより
人々が
小さく小さくみえるではないか
酔いがさめると
ぼくは
人々に
総てに押しくるめられた
団子 ...
暗号化されたアートなるものを
読む、観る、聴く
体の芯を震わせる信号は
アナフィラキシーによって増幅される
農夫は頭蓋骨に侵入するたび
種をまき、水をかけ、肥料をやる
育つ苗に ...
電話のベルが鳴る
ぼくのペニスより
数センチ短いサイズのケータイだ
女はそれを握り締め
かすれた声でこう言った
面倒だから後にして
必要なものか
不要なものかなんて
た ...
静寂、
モノトーンの楽譜
眠るように
温度を下げた世界に
天使を放ち
硝子のランプに
時を灯そう
暖か ...
別れる時に辛いのなら
一歩下がればよいのだろうか・・・・?
(軽やかに舞う身体。)
(杖に支えられる身体。)
相反する二人が
「さようなら・・・・。」と
呟いた。
...
真夜中の0時に
セルフのガソリンスタンドで
車の給油口に
ホースを突っ込んでいる人を見ていた
斜め向かいのローソンで
金髪に髪を染めた少年たちがたむろする
真夜中の307号線
...
ペンギンみたいに
体を凍てつかせながら
通勤電車に乗っている
つり革の輪っか
まるで手錠みたいだ
一度そこに首が通らないか
試してみたことがある
猫じゃあるまいし
通るわけもな ...
透明なスカイブルーの球体を見ている
ダンテの「神曲」を思い浮かべながらそれをみている
スエデンボルグを思い出しながらそれをみている
実に苦しみという感情から考察へ考察から無への移行
更 ...
流氷をじっと見てる
吉原の花
ここじゃあオンタもメンタも手負いの獣
...
今年6月
鶴見スポーツに掲載された
「中国ではたまに公安が風俗店の
一斉取り締まりを行い、その場にいた
慰安旅行中の日本人も強制的に連行されることがある」
とのスクープ記事により
日本で急 ...
積雪に隠れた
蕾のまま枯れた赤い花
その上を跳ねる
帰る巣を失くしたセキレイが
か細い声で歌う
新しい神話の調べ
誰にも愛でられないまま
続く仕舞が
私の庭で
月明かりの下で
私が誰かなんて
問いたださないで欲しい
私は私
あなたはあなた
たくさんの未知数の中の一人
名前なんか
大して重要じゃないのよ
ミステリアスな方が
時には素敵に映るもんだわ ...
等間隔で並んだハードル
一定のリズムで走り抜けながら
傍から見れば軽々と
それを飛び越えていく
到底私には太刀打ちできないと思わせる
人生が凝縮されたような
すばらしく難しい競技
もちろ ...
愛を無駄遣いするの?
捨てられた犬のようになるの?
背中が水玉模様なのは雨雲に射抜かれたためなの?
だだだだだだだ、と?
だだだだだだだだ、と?
後悔することもあるの?
ふりだしに戻りたい ...
山登り都会離れて深呼吸自然と仲良くなれる時間
手作りの弁当が好き開ける時好きなものばかり詰め込んだ匂い
カーテンを変えれば心変化する色の影響受けている身体
春色のセーター着込み散歩す ...
別に以前と特に何かが変わったわけではなくて
美味しいものを食べれば美味しいと思うし
嬉しい事があれば嬉しいと思うし
楽しい事があれば楽しいと思う
そこに見出すべき何がしの喜びを
蓄積する ...
いつもおもってた
脱出しようかと
ちいさな小舟を手に入れたら
天候をみはからいながら
島伝いにたどって行こう
風を感じ雲の流れにのって
星が堕ちてゆくところまで
落雷のように ...
社食から見える
向かいの会社の平たい屋根から
ぽとぽとと
雪のかたまりが落ちていた
そのリズムは
なんだか
アヴェマリアに似ていた
某神様は
奇跡のようなのを
起こしてるのかもし ...
フランソワーズは寂しかった
たくさんパンケーキを焼いたのに
一緒に食べる相手がいなかったからだ
ママはキッチンで
パパはソファーベッドで
弟は階段で
おばあちゃんは庭のユーカリの下で
そ ...
夜の帳を押し上げて
陽が昇る
すべてが地に均された
荒野の一面に
広がる金狗尾を
女が摘んでいる
その姿は美しい
夕暮れの後の闇を連れて
月が昇る
建ち並ぶ摩天楼
すべてが ...
静かなる独りのイヴをむかえおり部屋の冷気が骨をいたぶる
友人との今朝のメールで燃えるごみ無事に捨てたとイヴの報告
ほほ冷える耳が悴む指先が出るミトンして作歌の聖夜
いろい ...
あなたは月に向かって銃を撃つ
バン、バン、バンと三発
これでクレーターが増えたなと言って
踵で火を消す
車のキーを投げて寄越し
アカプルコに行けと笑う
弾倉を変えて
煙草に火をつ ...
雪原で凍った
抜けないままの靴
住みついた雪ネズミ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
鳩帽子
藤鈴呼
自由詩
0*
14/12/25 11:14
夜明けの花
やまうちあつ...
自由詩
1
14/12/25 8:21
サンブンササン.
つきのいし.
散文(批評...
2
14/12/25 7:16
Absent in the Christmas
mizuno...
自由詩
2
14/12/25 4:18
日光
葉leaf
自由詩
1
14/12/25 4:07
愛と孤独の彼方へ
〃
散文(批評...
1*
14/12/25 2:48
すくって
瑞海
自由詩
6*
14/12/25 1:34
宇宙の旅
鵜戸口利明
自由詩
0
14/12/25 0:51
凡脳
游月 昭
自由詩
2
14/12/25 0:05
口紅
オダ カズヒ...
自由詩
1*
14/12/24 23:42
12月の魔法
オリーヴ
携帯写真+...
0
14/12/24 23:09
ゆらぎ。
梓ゆい
自由詩
0
14/12/24 22:37
ロープと完璧な数列
オダ カズヒ...
自由詩
1*
14/12/24 22:17
つり革と病院
〃
自由詩
2*
14/12/24 22:10
浮遊・・・
tamami
自由詩
7
14/12/24 21:44
最果の旅
TAT
自由詩
2*
14/12/24 21:10
鶴見スポーツ 捏造記事疑惑
花形新次
自由詩
0
14/12/24 19:48
やさしい花とセキレイ
衣 ミコ
自由詩
8*
14/12/24 16:55
アンノウン
未有花
自由詩
10*
14/12/24 15:32
十二月の疼痛
そらの珊瑚
自由詩
14*
14/12/24 14:53
水玉
やまうちあつ...
自由詩
3
14/12/24 14:25
影響
夏川ゆう
短歌
1
14/12/24 14:17
成り損ないと空き瓶と
baby b...
自由詩
0
14/12/24 13:48
エクソダス
梅昆布茶
自由詩
11
14/12/24 13:41
キリスト
フユナ
自由詩
5
14/12/24 12:32
処刑台
青井
自由詩
3
14/12/24 10:41
dystopia
衣 ミコ
自由詩
1*
14/12/24 10:32
「春が一番好きだからです」 2014.12.24 (一二首)
もっぷ
短歌
3*
14/12/24 9:15
inter verce
mizuno...
自由詩
1
14/12/24 6:26
winter shoe
〃
自由詩
1
14/12/24 4:29
2007
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2039
2040
2041
2042
2043
2044
2045
2046
2047
加筆訂正:
無邪気な竪琴
/
ただのみきや
[14/12/25 5:15]
最終連二行目最期 で を へ に直しました。
4.55sec.