マウス・トゥ・マウスで君に飲まされる酒なら保証人になります
新しい発明を携えて
おぼちゃんが日本科学界で
スポットライトを
浴びるのが早いか
はたまた
サムラ&ゴーチが
「買った他人からあ」
とバリバリのオリジナル曲?を引っ提げて
日本歌謡界に ...
私は折り畳み傘が好きだ
しゅっぽと傘を広げるとき
そうっとわくわくする
それはマジックのようで
手を広げれば花束や
白い鳩が出てきそうな予感がする
それはまた魔法のようで
手を広 ...
古色まぶしい
郷愁の地に
歴史と風雨を
たえぬいて
今もなお
多くの涙が
あるのでしょう
子どもらは
幾つに
なりましたでしょうか
孤独に歩み
すすめたことも
...
夏の夜には
哲学者がやってくる
重たく湿った空気を裂いて
纏わり付いた夏の残滓を背負いながら
のっそのっそとやってくる
窓の格子がぼんやりと
月の明かりで光っていた
乳母車を引く質量の響 ...
あした を はちどりがついばむように
きたい を もりがふきなでてくように
みらい を 嗅いでみたい
めをつぶって
はなで
おおきく
おおきく
いきをすって
あかはらとほおじろ ...
近過ぎちゃってどうしよう
見えなくなってどうしようもない
近すぎた距離と長すぎた時間
蜜月の時は過ぎ去った
背中合わせ、ちぐはぐな鼓動
触れ合わない手と手
冷めやらぬ熱情も
身を ...
そうかと思う
そうかなとも思う
「何のために生きてるの」
「何のために生きてると思う」
時計を見る
時間が
文字盤の隅に取り残されて
うずくまっていた
風が吹いている
いつかは
む ...
バスの座席に身を沈めると
自分の居場所を見つけた気がした
乗客は疎ら
誰もが無言で
窓の外を見つめている
赤いテールランプの川
灰色のまま濃くなる空に
星のように瞬いてとび去る
...
あたまの声は
なかまの声だ
あたまの痛みは
あなたの痛みだ
☆
抒情を排し
饒舌さを避け
なにものでもない
言葉の羅列
☆
僕たる僕の
僕 ...
成長し花を咲かせてまた枯れるその繰り返し自然の仕組み
若者が好む形の家多い古い住宅街若返る
夢を見た永遠探す君の姿終わらない愛いっぱい送る
テレビ見て家の近くのカフェを知る昔ながらの ...
無影灯の下で
(あるいは 河原で 砂漠で)
鶯色の神々にかこまれ
(あるいは 烏色の悪魔に)
無防備に横たわる
切り裂かれる皮膚
晒し出される内臓
(生きものの命を掴んだ少 ...
黄砂の舞う交差点
目を細めて上空を窺う
直立不動の小学生の左手には
やや大きめのファーストミットが
反対側の信号機の下
サイドスローの怪人が
華麗なステップで卵を
直立不動の小学生に ...
綺麗にくるまれた布団の中で
ぬくぬくと眠っている 恋の神様
想いが濃ければ 薄着をしている間に
願いを唱えなければ いけません
人肌抜いて 誰かの助けに ならんとす
逆に ジャマをし ...
ひとりの女が
ひとりで参道をあるき
ひとりで何を祈ったのだろう
あの雨のなか
紅いろの
垂れ梅は
傘もいらない
跳ねる雫石は
わたしの小指にとまる
素朴な路地の乾きとともに ...
しはわたくししかかたれない
戴いた命を
ほんとうにいつわりなく
わたしはつかって来ただろうか
戴いた時間を
無駄と、間違いとから、
せいいっぱいまもって来られただろうか
戴いた体は
このたましいで良かったと ...
風を切って歩く彼女は海沿いの歩道で
潮風に吹かれて軽く咳き込んだ
夕暮れと工場の煙 涙目になって
あの日とあの日の出来事を思い出してる
国道走る彼はつめたい空気に慣れ始め
耳を切るような ...
星のオーナメントと間接照明
タイのスターバックス限定マグ
全て無能な成人女性の装飾品
もう17歳のタテマエで詩を書けず悔しい
あれほど全能ぶっていた少女は
自撮りと女子会の洗礼を受け ...
まっしろなカップに
夜が満ちる
からっぽなわたしは
真っ暗な部屋で
夜を見つめてすごす
安堵のなか
ごくり ...
選択肢が増えることは幸か不幸か
制限を緩めることで生き辛くなることもある
気づかないうちに
なんでもやっていいんだよ
色んなことできるね
好きなようにしていい
君は自由だ
何にだ ...
鉛のようなゾウが大きな鳴き声をあげて、この施設にやってくる。
ゾウは、黒い足で緑色の廊下を歩き、黒くネバネバした汚れを残していく。
ゾウが歩き去ったあと、君はあたりまえのようにモップを取り出し、そ ...
要らない人間に
選ばれると
赤い色の車が
家の前に止まり
赤い服を着た
屈強な男が数人
家に乗り込んできて
要らない人間を
力ずくで連れだそうとする
要らない人間は
何のことだか分 ...
青空
エッフェル塔の下に
みかづきが眠っています。
それが
青です
ラスコー洞窟で
クロマニョン人が股割して
腕を横にピンと伸ばします。
それが ...
かぞえきれない かなしみを
りょうてで かぞえて みてみたい
ゆびおり かぞえる ここのつ とお
そしたら いちから また はじめ
それぐらいで ちょうどいい
かかえきれ ...
雪が腕を広げ手のひらを広げ囲うように降り続いている病気にならない生き方を選べば
お爺のように息を止め時々息継ぎをするようにお酒を飲めばよかった目を閉じると頭の南側で日照りだった畑が病のように花を咲か ...
穴だらけの理屈に
期待と希望を注ぎ込み
僕らはみんな生きている
自分勝手で身勝手な
欲望まみれの押し付けがましい
期待と希望
明日のことも
他人のことも
自分のことも
分から ...
胸に枕を敷いてうつぶせになって寝転んでいた。
そして自分の指を見ていた。
あんまり近すぎてぼやけた指だった。
あんなことのあったあとだ。
しばらくこうやって気を静めていよう。
...
家族の反対を押しきって
長女は豊胸手術を受けた
術後の
はち切れんばかりの
膨らみに
それまでの反対が嘘のように
父親はウキウキ興奮気味だし
それを見た母親は
あたしもやってみようかし ...
冬の道のあちこちに
手袋の片方がよく落ちている
ポケットから
ものを取り出す時に落ちたのか
自転車の前かごから滑り落ちたのか
私も長年愛用していた
手袋の片っぽを失くしてしまった
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
マウス・トゥ・マウスで君に飲まされる酒なら保証人になります
北大路京介
短歌
1
15/3/3 23:12
復活の日
花形新次
自由詩
0
15/3/3 23:09
折り畳み傘
灰泥軽茶
自由詩
12
15/3/3 23:02
連詩〜とよよん様と〜「被災地を知らない私たち」
黒木アン
自由詩
8*
15/3/3 22:56
孤独なこころ
迷亭うさぎ
自由詩
2*
15/3/3 22:53
みらい
コトバスキー
自由詩
3*
15/3/3 20:02
less
たいら
自由詩
0
15/3/3 18:55
そうかと思う/そうかなとも思う
めー
自由詩
3*
15/3/3 18:51
夕暮れのバス
Lucy
自由詩
14*
15/3/3 17:59
頭
シホ.N
自由詩
7*
15/3/3 17:30
若者
夏川ゆう
短歌
1
15/3/3 15:52
幻死
イナエ
自由詩
8*
15/3/3 15:36
冤罪(えんざい)
……とある蛙
自由詩
7*
15/3/3 14:52
注連縄の如く
藤鈴呼
自由詩
3*
15/3/3 11:12
参道のひと
黒木アン
自由詩
2*
15/3/3 7:43
La Mer
もっぷ
携帯写真+...
3
15/3/3 5:23
2015.03.03(独白「さやかなる翼を」)
〃
自由詩
4
15/3/3 4:12
タイムスリップ
uminou...
自由詩
2
15/3/3 3:54
ドリップ
モリー
自由詩
2
15/3/3 3:15
月なしの夜に
石田とわ
自由詩
19*
15/3/3 1:04
禁忌崩し
秋也
自由詩
0
15/3/3 0:56
ゾウの詩
miyaki
自由詩
8*
15/3/3 0:03
要らない人間
花形新次
自由詩
3
15/3/2 23:58
青空
コトバスキー
自由詩
2*
15/3/2 23:47
ちょうどいい
〃
自由詩
2*
15/3/2 23:38
_
ズー
自由詩
4*
15/3/2 23:01
世界の詭弁
迷亭うさぎ
自由詩
3*
15/3/2 22:35
7ジグソーみそ汁
吉岡ペペロ
自由詩
8
15/3/2 22:24
豊胸家族
花形新次
自由詩
1
15/3/2 21:52
【 手袋の片っぽ 】
泡沫恋歌
自由詩
16*
15/3/2 21:33
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2040
2041
2042
3.62sec.