返せない言葉の熱がたまってく「君に会いたい」それさえ言えず それは

吸って吐くこと

味わい満たすこと

見て広げ

聞いて残し

記録すること

それは

比べること

競うこと

誰かを 傷つけ

誰かに手を差 ...
シャッターを切るスピードで
君の世界へおちていく

背中合わせのミラー
同じ色の空

放課後の忘れもの
校庭に長過ぎる影

蝶の羽根の折れる音が する
昨日の嘘を砕いたら真実の味がした どうして自分を傷つけるのか
そんな必要はないんだ

月を殴れ
月へ手を伸ばせ

傷つけ血を流さなくても
流れているんだ
動脈静脈を流れているんだ

酸素を多く含んだ血液が動脈を流れ ...
ホールのショートケーキ
イチゴ全部食べたい

学校の週末課題
破って 折って 紙飛行機にしたい

好きな歌手のコンサート
私のために開いてほしい

たった一つのことを
たっ ...
どっちでもいいさ――右に転ぼうと、左に転
ぼうと、あの娘にフラれようと、はたまた結
ばれようと――全ては運命の掌がふったサイ
コロの数に過ぎないのだから

右にゃあ右の風が吹き…左にゃあ左の ...
どんなシーンで
死にたいか
いつも考えている
タイガーマスクの死に方が理想だ
子どもの代わりに
トラックにひかれ
死にいくなか
ポケットからマスクを出して
川に棄てる
誰も彼がタイガ ...
歩き続けた 探し続けた
自分が今どこにいるのかも知らず
歩き続けた
歩く足がないことに気付かず
探し続けた
探す手がないことに気付かず
歩き続けた
歩く体がないことに気付かず
探し続け ...
深夜――薄闇の部屋に
CDデッキの青い灯かりを、点けて
遠藤周作の母・郁が
遠い過去から唄う讃美歌を流した。

人より染色体が一本多い
三才の周は、高熱で寝こんでいるのに
一瞬――鈴の笑 ...
アルモノヲナイモノノヨウニ
ナイモノヲアルモノノヨウニ
カタルモノニカタラセズ
カタラナイモノニカタラセヨ

時の澱み
虚無の沼地
透明な不発弾

スイカばかり食べていた記憶の夏
...
ヒマワリが肩を組んで仲良しだ

熱にうかされて夢をくりかえして見ていた

数字には現実の数字と希望もしくは失望の抽象的な数字がある

当たり前すぎて現実と抽象はごっちゃになっている

...
あせくさい ふとんをほす

全自動洗濯機を 脱水まででとめて
せんたくものも ものほし竿にほす

しわを ぱんぱんぱん と 伸ばしていると
そこなしの青空に 笑顔がうかんだ

ひなた  ...
全ての色彩から、全ての音響から、全ての芳香から見放され、僕はこの空の沙漠で下界に着地するすべを知らなかった。僕は太陽として余分すぎる存在であり、意味もなく光を放ちとても醜いので、いっそのこと夜 ... 飯を炊く量が半端じゃないからと原子力ジャーを開発中

イスラム教信者以外が感染する生物兵器を開発中
あなたの舌使いは
いまいちだわ
と言う妻の要請で
最新式の舌を
購入した
ビックカメラで19800円だった
従来の上下動だけでなく
左右にも動くし
回転もするので
妻にはもってこいだ ...
この世間の狂騒

異物混入は真因ではない

異物混入なんてふつうのことだ

謝罪くらいで済まされるべきものだ

そんなことでは死なない

ペットですら死なない

原発のほうが問 ...
あ つい なあ
ここは
外は雪でも降りそうなのに

あなたはへばりつくシャツを脱ぎ捨てた
のどが渇く 
錆びれた自販機

どいつもこいつも
熱くて べとべとで
なんて夢の塊
空に向かう様が 上手く撮れたショットだと
一人ごちる 夕方
窓の外は 選挙演説で 賑やかだ

歪んだ枝が 真っ青な空間を 駆け抜ける
その世界観を包むような 白いカーテンが
風にそ ...
     薄暗い台所で
     小さなボールを抱え
     温めた牛乳を昔ながらの泡立て器で
     けんめいに泡立てる
     しゅんしゅんしゅんと薬缶が
     今にも ...
あなたがラムネの瓶みたいに
硝子でできていたらいいのにと
ぼんやり思う
ラムネの瓶みたいに
ビー玉を包み込むみたいにして
抱き込む命
それなら少しはマシに思えるだろうと
豆電球の明かりに ...
毎晩抱いて眠っているが抱き合えないの抱きまくら 夢の中でもひたすら見てる夢の中さえ抱けぬ君 ナース女教師バニーに水着衣裳あっても機会ナシ 恋人になろうと言えず白い息ただ吐くだけで寒中迷子 ¥777のレシートでガムを捨てる 風船の話題が膨らまない きちんと 信じるべき唯一のかみさまを持たないわたしたちは
そして争うこころがわからない

殉ずるなら何に
死して何処へ行くのか
それはいつも朧気で

知らないことが
いつも対岸を火事 ...
統計上の誤差の範囲内に
隙間な く詰め込まれた宇宙の素体
橙 黄土
地球が双曲線状に裏返り
境界の反対へと反転を繰り返すときだけ
影がはっきりとみえる

衛星の発光
球体の宇-宙と ...
遠い海の向こうから

ようやくニューヨークに辿りついた
そして東京にも雨が降ったよ

うれしい
広島から長崎へ
ビルとビルが手を取りあい
血管と血管が結ばれて

無数の灰色の弾 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
返せない言葉の熱がたまってく「君に会いたい」それさえ言えず北大路京介短歌115/1/15 0:16
liveムウ自由詩115/1/15 0:15
蝶の羽根の折れる音北大路京介自由詩315/1/15 0:15
昨日の嘘を砕いたら真実の味がした自由詩515/1/15 0:13
月を殴れ自由詩415/1/15 0:12
わがまま瑞海自由詩5*15/1/14 23:53
鳥の唄服部 剛自由詩515/1/14 23:18
die in scene花形新次自由詩015/1/14 23:14
自分探しリィ自由詩1*15/1/14 22:59
マリアのまなざし服部 剛自由詩315/1/14 22:53
僕は妊娠するただのみきや自由詩20*15/1/14 22:29
現実と抽象吉岡ペペロ自由詩515/1/14 21:34
冬晴れ草野大悟2自由詩5*15/1/14 21:10
成人葉leaf自由詩315/1/14 19:49
開発中短歌1花形新次短歌015/1/14 19:00
自由詩1*15/1/14 18:36
異物吉岡ペペロ自由詩415/1/14 15:33
スタジオ中原純乃自由詩1*15/1/14 12:05
まっさらな世界藤鈴呼自由詩0*15/1/14 10:04
茜の記憶石田とわ自由詩11*15/1/14 0:41
思うだけ北井戸 あや...自由詩215/1/13 23:57
毎晩抱いて眠っているが抱き合えないの抱きまくら【都々逸】北大路京介伝統定型各...315/1/13 23:50
夢の中でもひたすら見てる夢の中さえ抱けぬ君【都々逸】伝統定型各...215/1/13 23:49
ナース女教師バニーに水着衣裳あっても機会ナシ【都々逸】伝統定型各...115/1/13 23:49
恋人になろうと言えず白い息ただ吐くだけで寒中迷子短歌115/1/13 23:46
¥777のレシートでガムを捨てる自由詩515/1/13 23:43
風船の話題が膨らまない自由詩415/1/13 23:43
無宗教のわたしが歌ううた瑠音自由詩115/1/13 22:50
橙 黄土佐藤伊織自由詩115/1/13 22:39
大地自由詩215/1/13 22:29

Home 戻る 最新へ 次へ
2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030 2031 2032 2033 2034 2035 2036 2037 2038 2039 2040 2041 2042 2043 2044 2045 2046 2047 2048 2049 2050 2051 2052 2053 2054 
4.03sec.