触れるたびに焼けていく
純な雨が焼ける雨が
焦がしていく

生きて、生きて
柔らかな気持ちをぱりぱりに
それはきっと苦しみに満ちたもの

心の奥底に触れる手は焼け焦げ
神経は崩れ落ち ...
晴れない思考
陽射しの強いあちら側
古新聞を朝あさり
塀をよじ登る
他の景色を見ようとして

#あいうえお作文詩
昇進の日に丸いものを食べてはいけない。あるいは、昇進の日には誰にも挨拶してはいけない。私が通勤していると、電車の中で誰かが「昇進」と呟いた。するとその呟きはたちまちに感染していき、通勤電車 ... {引用=
八雲から落ちてくる
天粒を集めて
もう一度そのか弱い胸に
小さな灯が点れば
ワダツミへの道は開く

ココロの消えた後にも
美しいタマシヒは残るから

(Wa

古い名 ...
学校で
話しちゃダメよ
うちでどんな
新聞とってるかなんて

話しちゃダメよ
お父さんとお母さんが
どこの党に投票したかなんて

どうしてお母さん
戦争は人が殺されるから
反対っ ...
春を待つサフィニアに水をやりながら鼻歌を歌う君がカスミソウに見えたので
僕はささやかな幸せが壊れないように
そっと玄関のドアを開けた

哀しく広がる空と冷たい空気は
春を迎える頃
君たちを ...
誰かを責めることは
何かを為すことではないと
知っていながら
思っていながら
それでも
こんなにも難しい
ここでは
わたしには

まだらの夜に一声
鳥が鳴いた
かじかんだ足が
...
もっと上手く生きられたら

傘も飛ばされずに済んで
水溜りも避けて通れた

気づかないふりをして
痛みに触れてみても

生温かいものがあるだけ
きっともう動かない

ねえ、用意は ...
噛んだらだめだと思いながら読むことを 朗読という


噛んだら謝る ごめんなさいと



謝るために読んでいる


謝りたいから    



噛んで ごめんなさいと

...
  海がみえたあとは
  歯のかけた歌だけきこえた
  ぼくをわらっていたのだろう
  あなたがここにいたなら
  朝靄のなか、踊りながら
  「もしも」や「けれども」を蹴ちらしなが ...
陽の当たらない玄関の
下駄箱の上に置かれたガラスの水槽
その中に金魚が一匹 

夏の宵
太鼓の音や提灯に囲まれた広場の
入り口で掬い取られて 
運ばれてきた

  たくさんの兄弟と泳 ...
ずっと前から
大きな壁があって
私は背が小さいから
ジャンプしてもなかなか届かなくて

今はそれをも超えるような
大きな声が欲しくて
気持ちを伝える勇気が欲しくて
どうも上手く ...
こぼれた言葉が夢を覚めさせない 月を指差して とても綺麗な言葉を吐いた少女がいた
それはそれは綺麗なもので
真黒の風呂敷の中心に浮かぶ 銀にも負けぬ輝きだ

あたしは とてもとても聞き取ることに難儀し
とうには諦めてしまっ ...
もうずっと遠い昔に
絶望から一歩を踏み出して
歩いてきた僕だから
これ以上裏切られることもないし
やけのやんぱちにもならない

光りあふれ
花咲く道の途切れる先に
真っ暗な口を開け
...
このまま一日が終わって、その次の一日がはじまって終わって、またその次の一日を過ごすのもいいかなと思う。分厚い鍋あたたかいスープ、開閉を繰り返すカーテン。いいかなと思う、思うけど頷けない。黒い、新し ... 各界で今年大活躍の皆様に
お集まり頂きました
先ずは
世界初全盲の画家
サムラ&ゴウチのお二人!
続きまして
だっはあああああっ
でお馴染み
号泣県議野々村与太郎さん!
そして今年の ...
金属質の
部屋に座って
わたしが数をかぞえている

歯や髪や肌は
ただの歯や髪や肌であるのに
女 がぴたりとはりついている
脚にも喉にも唇にも

これより先は
数えるだけ失う ...
彼女が住む耳をふさぐ パニュヤミンスクの湖には
水上に暮らすサナクマ族がいた
サナクマ族は湖で採れる
キャビアを売った
年800億ドルにも満たない
お金で生計を立てていた
しかしその僅かばかりの
キャビアを狙 ...
もうただの人なんですから
何でもやって
飯食って行かなければならないでしょう
昔みたいに
チンペイにくっついて
朝の番組に出るわけにもいかないし
そこで提案です
すべてをなげうって出直す ...
水平線にハサミをいれる

入道雲との境に沿って丁寧に

ヨットの帆まで巻き込まないように気をつけながら

チョキチョキと切り進めるけど

水平線はどこまでも続いているから

ど ...
恋して
愛して

愛していても
恋もして

哀しみや情けなさや悔しさに
地団駄踏んでいる
過去というのは時々取り出して

いろんな気持ちで見つめるもので

それはけっして変わらない物でもなく

案外に不確かなあやふやな物

省みて幸せな様に

省みて強くな ...
こころには
触れる事は叶わない
ぼんやりと紺碧に浮かぶ
あの星明かりが
じんわりと
白けゆく空へ
輪郭を溶かしていくように
ごく当たり前に
こころはきっと
触れられる事を拒むだろう
...
無数のあなたが大きな壁となり
僕はただその壁にもたれかかり
壁の表面のざらつきに音に似たものを感じるだけ
あなたの形は変幻自在で
僕はいくらでも操作できるはずだったのに
もはや受 ...
深い眠りの中 溶けて消えた御身よ
何処 どこへ行くの
気付き想うた時には 既に寝ていた

あの日 対峙した思い出の
結び別れた芽
遠きひもすがら 距離も
地より離れ 海底へ

迷 ...
カンカラカンカラ
缶が転がる
隙間風が差し込む
心に

吹きっさらしの道で
からから
鳴る、耳ざわり

誰もが目指す高み
手を伸ばしても届かない高み
高みから同類は見下ろす
見 ...
優秀だ
夜は
寒く
冷たい

スタンドは
明るく
稀に
暖かい

それは
文明の力
そう、
燃料に心を使い燃やす灯

夜を照らす
照らすからこそ、照らすからこそだ。
...
喉はがらがら
飽くなき渇望


砂漠の真ん中
見通しのない
手探りの日常


旅をしている
目的のない旅をしている
目標のない旅をしている
目次のない物語の中

悪 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
焦がし雨這 いずる自由詩014/12/16 5:57
ゲットー自由詩114/12/16 5:52
昇進葉leaf自由詩514/12/16 4:10
羽織衣 ミコ自由詩414/12/16 3:28
ハナシチャダメヨフユナ自由詩5*14/12/16 0:47
keigo自由詩2*14/12/16 0:35
責難フユナ自由詩3*14/12/16 0:12
少女だったものときたまこ自由詩414/12/15 23:59
朗読求愛星団 高...自由詩114/12/15 23:54
エトランゼ草野春心自由詩314/12/15 22:39
冬の金魚イナエ自由詩16*14/12/15 22:33
いつか瑞海自由詩6*14/12/15 22:06
こぼれた言葉が夢を覚めさせない北大路京介自由詩614/12/15 21:48
月と会話した少女クロヱ自由詩4*14/12/15 21:40
絶望のあとにLucy自由詩19*14/12/15 20:51
、・はるな散文(批評...114/12/15 20:45
紅白の審査員花形新次自由詩014/12/15 20:08
金属質のはるな自由詩214/12/15 19:59
彼女が住む耳をふさぐ北大路京介自由詩314/12/15 19:56
ステッケントルメテスに捧ぐ2花形新次自由詩014/12/15 19:30
海江田バンジー自由詩0*14/12/15 16:06
水平線青井自由詩214/12/15 14:52
馬鹿だなあ中原純乃自由詩2*14/12/15 14:43
症例:回帰の病雨の音自由詩314/12/15 14:17
夜の岸北井戸 あや...自由詩3*14/12/15 6:24
葉leaf自由詩014/12/15 6:17
海底の園黒ヱ自由詩114/12/15 5:40
寛解這 いずる自由詩1*14/12/15 5:37
ガソリンスタンド自由詩1*14/12/15 5:35
生きるkeigo自由詩3*14/12/15 5:27

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加筆訂正:
絶望のあとに/Lucy[14/12/15 22:19]
「花に水をあげたり」を「花に水をやり」、「猫に餌をあげる」を、「猫に餌を与える」にそれぞれ訂正しました。イナエさん、ご指摘ありがとうございます。
何故/瑞海[14/12/15 6:15]
設定解除さんからのご指摘で少し訂正しました
4.42sec.