恋して
愛して

愛していても
恋もして

哀しみや情けなさや悔しさに
地団駄踏んでいる
過去というのは時々取り出して

いろんな気持ちで見つめるもので

それはけっして変わらない物でもなく

案外に不確かなあやふやな物

省みて幸せな様に

省みて強くな ...
こころには
触れる事は叶わない
ぼんやりと紺碧に浮かぶ
あの星明かりが
じんわりと
白けゆく空へ
輪郭を溶かしていくように
ごく当たり前に
こころはきっと
触れられる事を拒むだろう
...
無数のあなたが大きな壁となり
僕はただその壁にもたれかかり
壁の表面のざらつきに音に似たものを感じるだけ
あなたの形は変幻自在で
僕はいくらでも操作できるはずだったのに
もはや受 ...
深い眠りの中 溶けて消えた御身よ
何処 どこへ行くの
気付き想うた時には 既に寝ていた

あの日 対峙した思い出の
結び別れた芽
遠きひもすがら 距離も
地より離れ 海底へ

迷 ...
カンカラカンカラ
缶が転がる
隙間風が差し込む
心に

吹きっさらしの道で
からから
鳴る、耳ざわり

誰もが目指す高み
手を伸ばしても届かない高み
高みから同類は見下ろす
見 ...
優秀だ
夜は
寒く
冷たい

スタンドは
明るく
稀に
暖かい

それは
文明の力
そう、
燃料に心を使い燃やす灯

夜を照らす
照らすからこそ、照らすからこそだ。
...
喉はがらがら
飽くなき渇望


砂漠の真ん中
見通しのない
手探りの日常


旅をしている
目的のない旅をしている
目標のない旅をしている
目次のない物語の中

悪 ...
今日僕は投票に行かずに、ビデオの編集作業に明け暮れていた。VHSに入っているデータをパソコンに移すための、重要な作業だった。日が暮れていくとき毎朝駅前でチラシを配っていた立候補者のことを、少しだけ ... 選挙に行かずにぼんやりと
家でつけたままのテレビを見ていた僕
チョコレートを かじり そして
時の 流れを 忘れていた

人間はこの街の中から
時の流れがどこへ流れていくのか知っている ...
異国の空を飛翔する一匹の竜の軌道に同調して、その大樹の枝の一本は静かに幹から伸びていった。枝の数は竜の数。竜の数は異国の数。無知な子供が遊びでその大樹の枝の1本を折れば、一匹の竜が、人知れず、異国の荒 ...  
ブルー・ライト・ヨコハマをききながら、飲めないのに酔いつぶれる真似をしてみる

毛布をかけてくれる相方

感謝、かんしゃ、かん。。。Zzz



*YouTube ブルーライト・ ...
君が真っ赤に手を染めていた
僕は君が人殺しには見えなかった
僕は君が太陽を盗んできたのかと思ったよ
だって僕はその時
真っ青にこの両手を染めていたんだもの
夏の太陽は熱くて
何でも溶かすけど

冬の太陽は冷たくて
何でも凍らせるけど

夏の太陽も冬の太陽も
いつもと変わらず眩しい
王は一筋の血の為に
無数の柩を用意した
百舌が早贄の為に選んだ
ネズを切り倒し
おもてに朱を塗った
流れる血を塗り潰すように

見えるか水平の先
東方に輝くあの孤島
時に幽閉され ...
駆け落ちをした女と男は
首飾りを持っていた
その日の米に困る
そんな彼等に残された最後の手段であった
女に恥をかかすまい
男は恥を忍んで個人商店に

つけがきく
でもたまっていた

...
質量のないさかなの群れが
雲の上をすいすいと泳いでゆく風景をわが子と見ている
色彩の細道にちいさく咲いた花々の
枯れゆく姿を眺めては何か言いたげに顔をこちらに向けるね
夜に月が浮か ...
コンビニを出ると
タクシーに ひかれそうになる
青い光だ
熱のない

遠い大地で
祝福されたその光に
私は
音もなく追われてる

ふと
私はあなたを想う
強い光だ
だけど
...
ふるい駄菓子屋さんで買ってきた縄跳びは、のばした水飴みたいに、すぐにくずれていたからね、


私、縄が切れるのを待っていたんです


こつこつ続けるしかなかった、なんて、ずるいこと、いっぱ ...
四頭の巨鯨コントラバスの弦 世界は敵意と悪意で充ちている
暗黒の嘴で抉り喰われる民族とは 何か?
殺戮と暴力と攻撃が融和を汚辱する
固執する差別が残忍な狂気を産み
権力という傲慢の手袋を嵌めて扼殺を繰り返す
憎悪の布に ...
夕暮れ迫る広島の路面電車で
ホームレスの有名人、広島太郎に遭遇した
少し混みあう車内に乗り込んで来た彼は
青いビニールシートをマントに羽織り
汚れたヌイグルミを首から十数個ぶら下げて
腕時計 ...
第1の矢を放ちました。
大胆な金融政策でした。
金融を緩和しました。
異次元レベルで緩和しました。
円高を是正しました。
円安が進みました。
株高が進みました。
輸出の後押しにつなが ...
私の一票には見えない血が滲んでいて
そのまま死んでしまうのかもしれない

それでも私は貴方の名前を書いて
見向きされない片想いにも似た
愛の告白をする
貴方は私の名前すら知らない

...
この道は海へ続くという
海へ至り海のいちばん深いところで尽きるという
僕は道端において山脈が途切れる村をまなざし
もう後には引き返せないと強く心に刻む
そのとき確かに海はいくつもあった ...
 私はオリジナリティーという言葉をあまり信じていない。言葉は語り継がれるもので誰かが一人占めできるものではないから。それに誰かが作品として発表した言葉やものの考え方に似たものが過去にあったからといって ... 世の中って、不公平だと
子供の頃からずっと思っていた
器量の良い女の子👧は
ちやほやされて
そうでないあたしは蚊帳の外
家の中でもそう
話題の中心は美人のお姉ちゃん
あた ...
頭が痛いと君は言う。

私が死んだらという話はしない約束だが、つい君は口にする。その度に僕の手に握られている砂粒が少しづつ隙間からこぼれ落ち、風に吹かれて飛ばされてゆく。
そのあと、僕の心は痙攣 ...
私の育った施設ではカツと言うとくじらだった。
ごはんと言うと麦が半分以上混ざった灰色に変色したものだった。
米軍が施設に寄付したので、パンは多かった。
長い卓に全員正座してパンを喰らう様は奇妙だ ...
下をのぞき込むこと
その行為は怖気のたつようで
本当は死にたくないんだと
知る
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
馬鹿だなあ中原純乃自由詩2*14/12/15 14:43
症例:回帰の病雨の音自由詩314/12/15 14:17
夜の岸北井戸 あや...自由詩3*14/12/15 6:24
葉leaf自由詩014/12/15 6:17
海底の園黒ヱ自由詩114/12/15 5:40
寛解這 いずる自由詩1*14/12/15 5:37
ガソリンスタンド自由詩1*14/12/15 5:35
生きるkeigo自由詩3*14/12/15 5:27
夕暮れのLEDサイン番田 散文(批評...214/12/15 0:25
ある時代の日曜日自由詩014/12/15 0:24
竹森自由詩214/12/14 23:16
ブルー・ライト・ヨコハマをききながら殿上 童自由詩11*14/12/14 23:08
無題余韻自由詩214/12/14 22:14
たいようリィ自由詩1*14/12/14 22:09
ibis衣 ミコ自由詩114/12/14 22:04
五円玉の首飾りドクダミ五十...自由詩114/12/14 21:51
あさひに問うかんな自由詩3*14/12/14 21:35
青色エレジウムuminek...自由詩15*14/12/14 20:29
ふたり跳び佐藤真夏自由詩314/12/14 20:18
四頭の巨鯨コントラバスの弦北大路京介俳句414/12/14 19:43
ぼくには世界を救う力がない。でも世界を変えたいと必死に思う。南無一自由詩6*14/12/14 19:29
広島太郎ホーム留守イオン自由詩2*14/12/14 16:11
3本の矢を放ちました。komase...自由詩3*14/12/14 14:55
投票日keigo自由詩2*14/12/14 14:51
葉leaf自由詩1+14/12/14 13:22
記憶を宿すこと深水遊脚散文(批評...8*14/12/14 12:35
松央薫子「啓蒙」花形新次自由詩014/12/14 12:27
ため息……とある蛙自由詩8*14/12/14 12:14
カツの思い出ドクダミ五十...自由詩2+14/12/14 11:36
焦げてる命這 いずる短歌114/12/14 11:19

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加筆訂正:
何故/瑞海[14/12/15 6:15]
設定解除さんからのご指摘で少し訂正しました
4.4sec.