冬の雨に思い出す
紺とグレーの暗い空
渋滞とテールランプの赤
坂道がストリートを串刺ししている
フィッシュ&チップス食べきれない
島みたいな森みたいなところにある友人宅に ...
風が廻り溜まっていく
この憂の温度を さらいはせずに撫でて
今は 歌えているよ
どこまでも広いこの海が 覆いかぶさる様
風に乗り 奏でる あなたにも聞こえそうな気がして
手を振ってい ...
開かれた扉と
銀の台に置かれた白い破片。
崩れながらも形を残すそれは
熱い熱いと焼かれていった
愛する父の姿であります。
「お父ちゃん、お帰り・・・・。熱かったねえ・・・・。」
...
哭き 伝えたい声の 遠く 儚い熱よ
埋める 共に指さした先に君はいなく
絶えず 向かい合い 音もなく燃やす
あの日 対峙した思い出の
触れた この重き傷
流れ 固まり 広がっていく
待 ...
洋子は旅立った
蛍光グリーン一色ビシギメ
聖子ちゃんカット逆風になびかせ
ラメの瞼で睨みをきかせば
誰もが慄き道を開ける
(くそ親父のラジカセくそ重いし)
ハラジュクにた ...
まつげは濡れたのに眼球は乾いた、ような気がした
何も猫舌だからじゃない
即座に満たしたい、でも満たせない
そういうのって
放課後のグラウンドだとか
ひざの抜けかけたジーンズとか
何 ...
春になれば咲く
桜の花弁はちょうど五枚
最初の言葉で
占う結果は
決まってしまうから
だから
色とりどりの紙を並べて
千になるまで鶴を折って
祈る時は
涙をこぼしながら
私ひと ...
ぽとん・ぽたりと落ち雫
ぽとんと落ちる哀しさに
ぽたりと落つる 涙を思う
思うばかりならば
もう これ以上
流さずとも 済むと言うもの
そう 願いながら
★,。・:: ...
あなたの表情やしぐさがたくさん降り積もりました
あなたの中にも僕の表情やしぐさが
戸惑いや熱や嫌悪などの色を帯び積もっているでしょう
二人にとって互いはいつのまにか人間の重みを超え
楽 ...
かくしてください
さみしさが襲います
昼と夜との狭間から
からだと毛布のすき間から
飲み終えたコーヒーカッ ...
またたくまのすれちがいざま
運転席に乗るドライバーよりも
車の助手席に乗せられた
大きなクマのぬいぐるみは
何も話したくない
少し怒っているようで
私は立ち止まって振り返り
走り去る ...
不思議な街に来た
こんにちは と言うと
こんにちは と言う
道を尋ねると
教えてくれる
横断歩道を渡る子供
それを追う母親
車両から覗く舌を出した犬
コンクリートの隙間から ...
しっかし、分からんちんの前では
平和主義なんて、クソの役にも立たねえな
大体さ、アイツら誰から武器買ってんだ?
売って儲けてる奴がいるんだぜ
爆撃するなら先ずそこからだ
武器製造工場に原爆一 ...
眠る顔でも愛しく思う息をしてなきゃもっと好き
恋する君を応援したらフレーフレーでふられちゃう
君にふられて涙で濡れる僕の心にゃ傘が無い
今日は少し寒くて
鼻の奥がツーンとした
マフラー大好き
鼻頭まで埋もれるのが好き
夜中に人生初の金縛りにあった
ひどい耳鳴りの後
身体の右半分に
子供みたいなの四つん這いで
...
気が付いた頃から、神社や寺で金を投げ捨てる行為をしている
よく意味も解らずに
その行為が一体なんの足しになるのかと
頭の片隅に追いやられた疑問符だけは理解している
その腹をはち切れそう ...
何時からか、大人のご褒美に色白き私の首に、堕ちる視線のやるせなさ
釣れ無き人で無しに、連れなゐと
夜の間に間に、嘆き鶴かな。
天が地を柔和に踏みつけると
アラユル路が神経回路としての機能を失った
メケ 限りない劣情に踊る旗
標識たちは無言で主張するそれは真っ当なことだろう
生きている人にとって生きていると言うことぐら ...
見たか?
見た見た!
聞いたか?
聞いた聞いた!
それで どう思う?
ま ここは
見なっかったこと
聞かなかったことにして…
雪の瞳に映るのは
軽やかな窓
音もなく降る白い彼方の光
ひとつの塔に夜明けが訪れた
沈黙はただ安らぎであるかのように
いつか鳴る(それは予感めいた)鐘の響きを待って ...
星盗人が出た!
そんなチラシを受け取ったのだ
二人は顔を見合わせる
確かに夜空には星一つ見えないが
薄雲か気候のせいでは
チラシを配っている男にそう言うと
全く取り合ってもらえない
それ ...
人を愛することは
己を愛するための
手段である
己の影法師をみて
愛するのである
恋愛は
酒や煙草のような
マスターベーションである
支配欲どうしの
ぶつかり合い
己の生命 ...
本当は
もう会わないと
決めていた
ので丁寧に
...
手術
世の中で働いていると、たまに深い疲労感に包まれることがある。例えば難解な芸術作品を無理に観賞して疲れたときのような、何かが未消化なまま、その未消化のものを理解しようとしても理解しきれな ...
また
死に損なった
農薬の量を
少し怖気づいたせいだろうか
うまく見えない天井を眺める
自室の机の上の遺書はまだあるのかな
誰か読んだのかな
ああでも生きてたら遺書とは言わな ...
髪を切ったの
なんだか鬱陶しくなってしまって
長い方が良いよ、と
言ってくれたあなたのこと
もう覚えてないの
あんなに嬉しかったのに、ね
でも
いつかの香りが鼻を抜けても ...
2015年
東方の国に救世主が現れる
具体的に言うと
蒲田辺りに現れる
同時に
西方の国には
サターンが舞い降りる
具体的に言うと
サリーちゃんのパパみたいの
そしてついに
救 ...
女房が新しいパジャマを
買って来た
確かに今までのパジャマは
ゴムは伸びきっているし
ちょうどポコチンの部分に
穴が空いているおんぼろだ
しかし、オレンジ一色の
パジャマっていうのは
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
シアトルで待っている
吉岡ペペロ
自由詩
3
15/1/22 18:57
I
黒ヱ
自由詩
1
15/1/22 18:19
白い破片。
梓ゆい
自由詩
2
15/1/22 17:51
地殻の轍
黒ヱ
自由詩
1
15/1/22 17:27
恵女羅流怒・洋子
平瀬たかのり
自由詩
8*
15/1/22 14:37
hot oolong tea
あ。
自由詩
2
15/1/22 14:32
明日のことなど
衣 ミコ
自由詩
4*
15/1/22 11:56
落ち雫
藤鈴呼
自由詩
1*
15/1/22 10:54
疑問
葉leaf
自由詩
1
15/1/22 5:37
眠りのなかへ
石田とわ
自由詩
11*
15/1/22 1:27
ぬいぐるみ
灰泥軽茶
自由詩
10
15/1/22 1:17
不思議な街のあるみ
あるみ
自由詩
3+*
15/1/22 0:21
分からんちん
花形新次
自由詩
0
15/1/21 21:29
眠る顔でも愛しく思う息をしてなきゃもっと好き【都々逸】
北大路京介
伝統定型各...
2
15/1/21 21:11
恋する君を応援したらフレーフレーでふられちゃう【都々逸】
〃
伝統定型各...
1
15/1/21 21:10
君にふられて涙で濡れる僕の心にゃ傘が無い【都々逸】
〃
伝統定型各...
1
15/1/21 21:10
きょうのこと
瑞海
自由詩
2*
15/1/21 21:03
大層な砂利銭
北井戸 あや...
自由詩
1*
15/1/21 20:52
_
ウィメンズデ...
自由詩
0
15/1/21 20:46
メケ
ただのみきや
自由詩
12*
15/1/21 20:27
日光三猿
イナエ
自由詩
10*
15/1/21 18:50
雪の瞳に映るのは
石瀬琳々
自由詩
9*
15/1/21 13:42
星盗人
やまうちあつ...
自由詩
2*
15/1/21 12:15
移し鏡
鵜戸口利明
自由詩
0
15/1/21 9:55
冬の終わりに
TAT
短歌
0
15/1/21 7:05
手術
葉leaf
自由詩
0
15/1/21 4:20
下書きでおわる
北井戸 あや...
自由詩
1
15/1/21 1:33
ないんだから
瑞海
自由詩
2*
15/1/20 22:34
2015
花形新次
自由詩
0
15/1/20 22:27
パジャマ
〃
自由詩
1
15/1/20 21:52
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025
加筆訂正:
ひとり陽だまり
/
石田とわ
[15/1/21 3:49]
9行目以降を変更
6.12sec.