辛いときは
あなたのことを思い出す
あなたに比べれば
わたしの辛さなんて
細胞以下だもの
例えが分からない?
そうね、ごめんなさい
ただ小さいってこと
みんな
あなたを忘 ...
僕は何処に行くのだろうかと
青い天を見上げた
日差しは春
幸せは
もうすぐです
喫煙所の緑は
所々穴が開いている
この細胞を奪ったのは
私だろう
欠損を埋めることも叶わず
奪われながらも唯生きる命は
美しいと
云う賛辞を受けとるだろうか
今日も
命を削る白煙を呑む
私は
私の ...
ポケットは好きだ。
もし、この世界からポケットがなくなったら、ぼくはきっと、お猿さんになっちゃうだろう。いちばん好きなポケットはダウンジャケットなんかについてる、ハンドウォームポケットっていうや ...
まるで、
天国へ来たみたいな
魔法の王国、
奴隷たちの楽園
貧乏な家の子供たちや
家のない少女たちが
一生に一度は行ってみたい
憧れの、別世界
ブルーランド
外は寒くて ...
暗闇の中で
夜眼のきかない私たちは
離れ離れになり惑い
不安げに歌を口遊む
重ならない音
不協和音が大気を揺らす
世界中が苛立ちで満たされる
夜
もっと明るいうちに
互いの眼 ...
わたしを見て
瞳に映るわたしだけがわたし
わたしがわたしでいるために、わたしを見て
大陸を渡り海を越え
渦を巻き
街を空を
夜を冷気をかき混ぜる
降り落ちた闇を雪をまき上げ
小枝を折り幹をしならせ
あらん限りの嘆きを呪いを
憎しみを籠め
声を震わせ
吠える
呻る
...
風が強く吹いているのは
誰かに何かを届ける為
風が届ける物とは…
そういえばクリスマスの時も
風が強く吹いていた
その時は風から風邪を
届けられた
そして今日も
たくさんの人と
映画を観るのもいいものだ
レンタルビデオ世代の私は
ワタクシの空間で
ムキムキのヒーローや最新技術のおとぎ話
古今東西憧れて漁るように
観てきたけれど
最近映画館で観るの ...
すぎていく日々
目を覚まして
パンを食べ
労働をし
眠る
いつか大志を抱いた少年は
疲れたと呟く機械になる
少年よ我に帰れ
隠れていないで
出てきて。
僕が書きたいのはこんなものじゃなくてと、主人公を消した
君はヒーローではない、そして、ヒロインとヒーローは別にいるのだ
両親はとても優しい、そして、君はとても優しい
正義とは何かを、サンデルに聞 ...
ずれてさ
だから、
撃った
体の中の雷
頭の無い怪獣
挙動の後味
で、
後悔するけど、
だから、
何?
90%くらいが
きっと言い訳で
残りの10%が
真実で
...
今夜は何を召し上がりたい?
と、バクが聞いてくるので
やっぱり君は夢が食べたいのだろう?
と、彼は答えた
ええ、そうですの
と、バクはスカートの端を持ち上げうやうやしくお辞儀をし
上 ...
ハナクソをほじった指でスマホやりエロいあの娘に乳首が3個
東京で
君とすれちがっても
きっと君だと
気づけない
きっともう
どこにもいない
鍵を失くしたらしい女の子
再び出会っても
再びあのホテルでも
体温でも
笑いが止まらないね ...
廊下を過ぎて行った
赤いスカート
大人になったら
セックスがしたいです
子供に戻れたら
ハグがしたいです
おにぎりが
握りたいです
いつのまに裸に
なっていたのだろうか
糸を張らな ...
銀色の糸に息を吹きかければ
アブラゼミの死骸の中から
大きな蜘蛛が這い出てきた
田んぼ特有の脚の長いやつ
名簿に名前を回収させにいく道の途中
生きのびた方のアブラゼミは 早くも
青空の ...
牙ネコは けして
にゃーあ なんて
軽々しく 鳴いたりしない。
鋭い牙 キラリ
百獣の王のように 吼えるのだ。
人間なんかに 甘えない。
ドックなんかに ビビらない。
そ ...
僕だけがみんなと違う
だから寂しかった
どうして違うのか考えてもわからなかった
なんでなのか
終いには考えるのにも疲れた
だから笑えなくなった
友達は言ってくれたよ
一人一人全部違う ...
潮騒のように都市が消えてゆく
暗黒の光が重力を冠するものを回収してゆく
ぼくはここだよ、とでも言うように
名前を呼ぶ
こどもの声だ
潮騒のように都市が消えてゆく
暗黒の光が重力を冠するもの ...
2015.1.29.
君にそう見えた君にはそう思えた ただそれだけなんだろう
僕には少し分かる ほんの少しだけど わかりたくはないんだけど
どうしてこうもまとわりついてくる?
悲しみの ...
白梅や昨日も今日も神頼み
あと2キロあと3センチ痩せてから告白しようケーキは食べる
流行が一周するまで着続けている
冬の音にまじって笑われずにすんだ
夏を失って途切れ途切れのバラードが千切れそう
夜暗の{ルビ静寂=しじま}を木がさらい
あしたの歯車が回りだす
小鳥のうたにくるまれたなら
いのちは深く息を吸う
{ルビ一夜=ひとよ}を越えて去る星に
またねと花が笑いかけた
...
生活音に掻き消されるミュージック
耳を塞いだら何も聞こえない
何も聞こえなきゃ辛くもないかな
そう思ってみたりした
飛び交う視線をすり抜ける焦点
目を合わせなきゃ恥ずかしくない
恥ずか ...
懐かしいという言葉を話すと
鼻の奥がツンとくる。
春はまだ来ないが、
冷たい風が吹いている。
君と二人、風に乗って行けるものなら、
君の生まれ故郷のこけし橋の欄干に行きたい。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
おぼちゃんを忘れない
花形新次
自由詩
1
15/2/16 18:07
もうすぐです
渡辺亘
自由詩
2
15/2/16 17:08
白煙
瑠音
携帯写真+...
2
15/2/16 14:12
ポケットのひと
たま
散文(批評...
16*
15/2/16 14:11
ブルーランド
atsuch...
自由詩
6*
15/2/16 7:57
夜のオクターヴ
衣 ミコ
自由詩
9*
15/2/16 4:50
見て
殿上 童
自由詩
13*
15/2/16 1:23
冬の嵐
Lucy
自由詩
15*
15/2/15 23:40
届け物
リィ
自由詩
2*
15/2/15 23:31
映画と人々
灰泥軽茶
自由詩
8
15/2/15 22:49
少年よ我に帰れ
クローバー
自由詩
1*
15/2/15 22:44
水溶性キネマ
〃
自由詩
4*
15/2/15 22:39
プラズマ
opus
自由詩
0
15/2/15 22:34
今夜は何を召し上がりたい?
クローバー
自由詩
1*
15/2/15 22:31
ハナクソ短歌2
花形新次
短歌
0
15/2/15 22:22
眩暈
竹森
自由詩
1
15/2/15 21:09
不眠症
〃
自由詩
2
15/2/15 21:07
とーこー
〃
自由詩
5
15/2/15 21:04
牙ネコ、タマちゃんに捧げる詩
南無一
自由詩
2
15/2/15 20:39
存在の意味は生存の意味には敵わない
文字綴り屋 ...
自由詩
1*
15/2/15 20:25
カラヤンになりたい
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
15/2/15 19:30
見届け人
余韻
自由詩
0
15/2/15 18:53
白梅や昨日も今日も神頼み
北大路京介
俳句
2
15/2/15 18:29
あと2キロあと3センチ痩せてから告白しようケーキは食べる
〃
短歌
4
15/2/15 18:28
流行が一周するまで着続けている
〃
自由詩
4
15/2/15 18:27
冬の音にまじって笑われずにすんだ
〃
自由詩
1
15/2/15 18:27
夏を失って途切れ途切れのバラードが千切れそう
〃
自由詩
2
15/2/15 18:26
朝
中原馨
自由詩
3
15/2/15 17:25
not
たいら
自由詩
1
15/2/15 16:53
思い出
……とある蛙
自由詩
11*
15/2/15 16:32
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025
2026
6.1sec.