詩人は筆を選ぶと誰かが言った

釣り人は竿を選ぶ

今夜は憧れの渓流竿を落札した

宝石のような魚が呼んでいる

明日は雨だが深山の様子を視にゆこう
誰かが別れた時
何かが壊れた時

星が砕けて
ただの石になる

あの時
もっと素直に話せたら
こんな風にはならなかった

後悔はいつも
皿の上からはみ出して
僕の口を汚すんだ
...
旅立ちの朝
部屋が狭く感じる
キッチンテーブルに朝食
元気でね。仕事に行ってきます。と
母の書き置き
父の形見のシビックで裏通りを抜け
橋を渡り街を出る

ロサリオパークに車を停め ...
愛してるよ~



通信制だけど
一雨毎に銀の緑色深める、

世界にときめき濡れていき 、

また来る夏という無限を想う  、

輪郭浮き立ち渦巻く色彩たちの  、

響動く*世界に熱く濡れ霊に粟立つ  
      ...
左きき用のイヤフォンは
やはり左側から壊れるのだろうか
朝飯は卵焼きとみそ汁と、さんまと、ご飯1杯食べました

昼飯はハンバーグ弁当食べました

夜飯は、すきやきと、キムチ納豆ごはん食べました

彼女ができません、どうしたらいいですか?
俺に
お前が
勝ったところで
お前が
俺に勝る
強さ実力は
あるのか?

ないくせに
俺に勝ったところで
お前に俺が負けたところで
俺はお前に勝つしかないわけ

計る?

...
挙動不審でも怯えていたわけでもない
ただ少しだけ、自分自身から離脱したような感覚があっただけだ

道を歩いていたら、おばさんに声をかけられた、どこの方?
僕は、なぜ、人に声をかけられると、妙に ...
あの時の面白くないあの映画自分の中で花開かない

恋愛の映画とドラマ好きで見る現実離れした世界観

朗読の上手いあなたは読書好き臨場感を高める方法

芝居見る舞台の上で繰り広げられる恋愛模 ...
 行っても何もないだろうと考え
 また海に来た
 あかるい水平線が拡がって見えたが
 写真を一枚も撮らなかった
 そんな今の、何もない自分

 疾駆するボートに繋がれたロープが
 人の群 ...
夏の夜に、光がきて
太陽に映らない日々を照らす

六畳一間のアパート
村で最初に踊りだしたアリス
88階の屋上で
銃口をこめかみに当てるきみ
絵画の土砂降り

実現する未来も
...
正義や真実を
信じて生きてきたから
人生が二度あればなんて
思わない
長くてもあと十数年の
残りの命も自分の生き方で
生きていくだけ

ただ、あのとき
あの人に好きだと言えなかったこ ...
1 草

抜いても抜いても草がある。祖母が亡くなるまでは祖母が抜いていた。いまは私とこどもが抜く。春まだ浅いので、たくさん草があるといってもみな背が低い。ヒメオドリコソウ、クローバー、ムラサキツメ ...
あんなに永遠だった花も
過ぎてしまえば永遠でなくなる

嘘みたいだ
今までを永遠と呼ぶこと

永遠が終わり
実存の穴埋めが始まる

埋まらないまま時が流れる
その間も日々の生活があ ...
1 SDカード

突然気持ち悪くなったのでトイレに行って吐けるだけ吐いてみたらSDカードがたくさん喉の奥からでてきた。もちろんSDカードなんて飲んでない。カードを流したらトイレが詰まりそうな気がし ...
2024年6月13日

6月13日に東京ビッグサイトに行ってきたけどネット世界の日進月歩は現実世界で秒進分歩位か。人が追いつけないのも当然だよね。 

確かに、ネット世界の技術進歩のスピー ...
豊潤な新緑の途をいくと
艷やかな緑の魂に
見入り魅入られ魅入られ見入り
信頼の友を失い哀しみの私の魂、
次第に曝け出され包み込まれ
光沢の緑のグラデーションに
何時しか共鳴し合い
あゝイ ...
 日は長く 妙に生暖かい風が出て
 濡れながら歩く大通りを
 脇道へ逸れると
 連なる飲み屋や風俗店看板

 そこに女が居るのをみた

 薄いスカートは
 夏がとっくに通りすぎた様に
...
わたしの気持が愛に近づくごとに
あなたの精神がつめたく枯れていきます
でもそれはとめどない欲求で
近づきはするけれども
決して愛にはならなかった

つめたい土に眠っている
こごえ ...
論理的には全世界が自分の名前になるということが理解できるか?
(イアン・ワトスン『乳のごとききみの血潮』野村芳夫訳)


ほかにいかなるしるしありや?
(コードウェイナー・スミス『スキャナー ...
──聞いてほしい
そう言ったきり黙ったまま
あなたは瓜を切る
狐雨 なだらかな稜線
あふれる水気に中てられて
ナイフは曇り
鈍い光が一、二度声もなく
痛いのは自分だと叫んで
果肉に深く ...
初夏の風に吹かれて
ぼくは睡魔に襲われた

李白と盃を交わし
{ルビ白酒=ぱいちゅう}を底まで飲んだ
青い瞳の舞姫は{ルビ胡旋舞=こせんぶ}を踊り
宴は興を増してゆく
李白は酔えば酔うほ ...
彼には、入れ墨があった。
革ジャンの下に無地の白いTシャツ。
ぼくを見るな。
ぼくじゃだめだと思った。
若いコなら、ほかにもいる。
ぼくはブサイクだから。
でも、彼は、ぼくを選んだ。 ...
それにしても、『マールボロ。』、


 いまだにみんながきみの愛について語ることをしないのは、いったいどうしたことなのだろう。
(リルケ『マルテの手記』高安国世訳)


誰もが持っている ...
一回切りの片道チケットの人生を過ごしていることに気づいてほしいのだろうか。考えすぎないでよね。藝術論を学んでもミュージシャンになれないのだから、詩を考えても詩を書ける人にはなれないってことだろ
...
 何故でしょうね
 掌の上で独楽が、止まっているように回って
 視線をさらいますけど、波のめくれや
 バケツの蟹の回転はどことなく
 記憶に繋がっているように眺めています

 流しの栓を抜 ...
何か例えば
そういう事を言いたいんじゃなかった
光ったり遠かったり
触れられるものを大切にしたかった

古いボールペン
革のノートカバー
綴られた文字は癖があって
誰が書いたか
...
(短歌十一首)



いつの日か
あの青空をペンギンが
飛べる夢さえもぎ取られてた


底のない
悲しみみたいな雨が降る
夜に力に屈したやすらぎ


公園で
行列 ...
土留色のナイショが蠢いている
秘めごとを沢山食べて大きくなった
巨大な海鼠にも似たナイショが床を這う
ナイショの匂いは潮風のようだった

こんなに丸々と育ってしまったら
きっといつかバレて ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
五行歌【渓流】銘竿 匠レタス自由詩5*24/6/18 0:03
periodミナト 螢自由詩424/6/17 21:00
depth of mazemizuno...自由詩224/6/17 20:07
めもうし自由詩024/6/17 19:17
あわだつ夏(改訂)ひだかたけし自由詩324/6/17 17:18
イヤフォンはいつも右側から壊れる瀬戸さんご自由詩0*24/6/17 17:12
あまりにも情けない願望林 理仁自由詩124/6/17 17:05
お前が勝ってだから勝つのか自由詩124/6/17 16:56
安らぎの坂道自由詩724/6/17 16:28
恋愛夏川ゆう短歌224/6/17 12:16
何もない海soft_m...自由詩624/6/17 10:27
夏夜雨华mizuno...自由詩024/6/17 1:17
好きだった人へ花形新次自由詩124/6/16 21:58
瞬篇3佐々宝砂散文(批評...5*24/6/16 20:32
ピークアウトmmnkt自由詩624/6/16 20:30
閃篇5 そのよん佐々宝砂自由詩4*24/6/16 20:14
未来の世界足立らどみ散文(批評...124/6/16 19:08
透明Passenger(改訂)ひだかたけし自由詩224/6/16 18:59
翠雨リリー自由詩5*24/6/16 18:29
たねはるな自由詩324/6/16 16:21
Ommadawn。田中宏輔自由詩6*24/6/16 15:04
無言劇ただのみきや自由詩4*24/6/16 14:10
【夢の欠片】午睡レタス自由詩6*24/6/16 14:00
マールボロ。 田中宏輔自由詩13*24/6/16 12:54
Cut The Cake。自由詩6*24/6/16 12:51
詩書け論足立らどみ自由詩224/6/16 12:22
soft_m...自由詩724/6/16 12:20
詩を書くということねことら自由詩424/6/16 6:53
夢のあとさき秋葉竹短歌224/6/16 6:46
ナイショatsuch...自由詩12*24/6/16 4:21

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