未知なるヒビキの
内中から受け取るもの
確かなものと鳴り為ると
たとえ堤防が決壊してもね 、
真白き街並みずんずんと
ずっとずっと広がり在って
打ち上げ花火散々見尽くしたら
もう ...
明日の天気は午後から大雨の予報
明後日は1日上天気だという
日曜日は釣り人が押し寄せて釣りにならない
渓谷の王や女王に臨むのは来週になる
ただぼくは仕掛けを作るのみ
...
愛より青い
ものを知らない
誰かを想うとき
まっ青になってしまうのは
ほろびることと
うらおもてゆえ
それくらいあやしく
それくらいまぶしく
愛より青い
ものを知らな ...
深緑の
葉の
光合成をする
魂(いのち)の
静かさ
子供の頃は
辛口が食べられず
甘口を食べていた
いつしか辛口が
食べられるように
カレーを作った料理
どれも美味しい
また食べたくなる
毎日食べたくなるぐらい
それぐらい ...
昔 暗い電柱の蔭に
鮮やかな口紅を咲かせていた女と
細くしまった腰をもった男との
悲しい抱擁を見た時
思わず浮かび出た詩は
美しかったけれど
月が厳しい弧を描く
夏の ...
からだも
こころも
その時その時の調子があるね
からださんもこころさんも
いつもありがとうね
自転車で病院に向かう
夏の晴れた日
線路沿いの道を走り
陽射しはたおやか
いや、体力を温存したい
ここはバスと電車を乗り継いで行こう
暑いんですよ?
母に留守を任せるが
任せれ ...
人生のときを重ねて意味するは詩に詰め込んだ無力のあぶら か
流れ星のつく嘘に騙されて
幾千も羽ばたいていく星宛ての青い希望達
宇宙の塵になってゆく
もがれた翼が無意味なゴミのように時折地上に降っている
…
地下は重く粘度の高い暗闇だ
息 ...
愛情の渡し方には方程式があるみたいだ
式を間違えると渡すことができない
そんな顔しないでほしかったけど
たぶん間違えたのは私の方だ
こんなに不自由なら
渡さずにしまっておくほうが良かった ...
これほど繊細で美しい釣り竿は無い
先端径は1mmを切っている
細くて見えない糸で
これで30cm以上の渓魚を釣るのだ
30本に上る竿たちは
袋に納めるとどれがどれだか解らなくなっている
仕 ...
文字通り{ルビ酒盗=しゅとう}というものは酒を盗む
土佐の山之内容堂公が名付けたといわれる
カツオのハラワタを塩辛にしたものだ
ちっとも生臭くなくて香ばしい
メーカーによってはとても塩辛くて食 ...
歩んできた日々を
振り返る
一週間前に通り過ぎたばかりの
森の出口で道は消え失せている
歩んできた日々を
振り返る
あなたが遺した道が途切れてから
見知らぬ景色の中を彷徨 ...
広やかに奥ゆき在る
聖堂に雨降り注ぎ
無数の漆黒の虫たち
動き廻りやがる
疑惑は未だ晴れてない、
俺は我欲捨て切れない、
深い森陰の下草の
緑の間借り人として
深淵を臨む
絶 ...
四角い画面越しに
ピアノの調べ
ギターの弦を弾く音
1/fに揺らぐ歌声
眠れぬ夜に
ブルーライトで照らした
頬をつたう涙が光る
ベッドの上で
体を小さく丸めて
眠れぬ夜に
...
無
と聞いて
深く思う人と
浅く思う人が居る。
無もさまざまに受け取られる
いつか、詩人は、わたしに、森 鴎外の『舞姫』のパスティーシュを書きたいと言っていた。
愛がわたしを知るとき、わたしははじめて、愛が何たるものかを、知ることになるのであろう。言葉の指し示す ...
あっまたおこしになったんですね
まってました わたしは40になりました
ずいぶん遅くおいでだったんですね
こわくて こわくて
ひりひりした山をのぼってらしたんですね
それほどたいしたことでな ...
サボテンとの別れ
身を切られるような痛み
きみとは何万語のことばを交わし
無言で見つめあったろう
きみはわたしの髭を
わたしはきみの棘を
お互い数え飽きなかった日々が
あえなく終わろ ...
そうですね、あっという間に夏が来て、ベランダでは何匹もの甲虫が孵化してしまいました。もうこの小さな箱の中で3世代か、4世代めになる。毎年何匹かがここで死んで、何匹かが木のなかへ放たれ、さらに何匹か ...
生温い風に吹かれている
魂はこの世に残らないのか
跡形もなく消えたあの人
生きる力を失いそうな時
思い出の欠片を
かき混ぜてみるけど
記憶をすり抜けて
静けさだけが残る
...
とおりみちデス通路です、
色んなもの湧出する
永劫なる普遍光の海から
あらあらぽわっぽんぽん
現れ来るもの表すのはこの私
神々しきもの
私を見入り
私の胸の内 ...
川上から金曜日が流れてきた
彼は働きすぎたのだ
川上から土曜日が流れてきた
彼は眠りはじめた
川上から日曜日が流れてきた
彼は手を冷たくしていた
川上から月曜日が流れてきた
彼は左の瞳し ...
7 いいいいいいいいいいい!
8 いいいいーーーーー
9 いいいいいーーーーー!
10 い
11 い
12 あぁ
13 うぇあ!
14 ぎゅぇあ
15 ぎゅえあ
18
1 ...
宇宙が
生まれてから
ずっと来て
つながっている
私のいのちに
さまざまな
美しい影の
濃淡を
描く
光のいのち
涙の夜に
生と死を思い
絶望を失った。
生を楽しむ
そう決めた
雨があがり 黒い蝉が騒いで
真昼の月と目が合った
月にあなたは穴なのかと問われ
自分がいつの間にか大穴だったのことを知った
細くて 丸くて 白い月は
とてもゆっくり喋る
そして地球の周りを ...
夜を待ちひんやりとした部屋にいて昔読んでた本を眺める
薔薇の葉を揺らす風には少しだけ時間が戻る魔法の鱗粉
夜気だけがゆっくり揺蕩うこの街の波の底にも流れる月光
まっすぐに吹く ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
続・緑の間借り人
ひだかたけし
自由詩
4
24/7/5 17:43
五行歌 【渓流】釣り待ち
レタス
自由詩
3*
24/7/5 16:37
愛より青い
やまうちあつ...
自由詩
2
24/7/5 16:05
※五行歌「光合成をする 魂(いのち)の 静かさ」
こしごえ
自由詩
5*
24/7/5 14:58
カレー
夏川ゆう
自由詩
4
24/7/5 12:45
赤い髪
リリー
自由詩
6+*
24/7/5 11:10
※五行歌「その時その時の調子があるね」
こしごえ
自由詩
3*
24/7/5 10:43
Youは何しに病院へ?
りゅうさん
自由詩
2
24/7/5 7:13
無力感
足立らどみ
短歌
2
24/7/5 6:49
きざし
◇レキ
自由詩
4*
24/7/5 3:21
すなわち
四十万 紗羽
自由詩
4
24/7/4 23:52
渓流竿
レタス
自由詩
5*
24/7/4 22:41
酔いどれの戯言
〃
自由詩
5*
24/7/4 22:01
道
夏井椋也
自由詩
9*
24/7/4 19:24
緑の間借り人(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4*
24/7/4 19:21
眠れぬ夜に
海
自由詩
3
24/7/4 19:05
※五行歌「無もさまざまに受け取られる」
こしごえ
自由詩
5*
24/7/4 15:25
Sweet Thing。
田中宏輔
自由詩
7*
24/7/4 14:16
らいこう30
れつら
自由詩
3*
24/7/4 4:14
サボテンとの別れ
soft_m...
自由詩
6
24/7/3 20:49
メモ
はるな
散文(批評...
1
24/7/3 19:50
哀悼
海
自由詩
5*
24/7/3 17:53
五行歌、カミさんのうた(改訂)
ひだかたけし
自由詩
2*
24/7/3 17:41
河原にて
森 真察人
自由詩
4
24/7/3 17:22
叫び
林 理仁
自由詩
2+*
24/7/3 16:01
※五行歌「宇宙が 生まれてから ずっと来て」
こしごえ
自由詩
4*
24/7/3 11:13
※五行歌「美しい影の」
〃
自由詩
3*
24/7/3 10:44
※五行歌「絶望を失った」
〃
自由詩
4*
24/7/3 10:42
穴
soft_m...
自由詩
5
24/7/3 10:27
ひんやりとした夜を越えて
秋葉竹
短歌
2
24/7/2 23:21
185
186
187
188
189
190
191
192
193
194
195
196
197
198
199
200
201
202
203
204
205
206
207
208
209
210
211
212
213
214
215
216
217
218
219
220
221
222
223
224
225
3.56sec.