やりたいならやらせてくださいってお願いしたほうがいいよ
あのブドウは酸っぱいとは言うな
甘かったろうが、あんなに虫に食われちゃって
いいんです、虫が潤ったのならいいんです
原告 ...
○「死の不安」
人生百年時代というけれど
「死」からまぬがれることはできない
ただ寿命がのびただけである
今の世の中寿命をのばすことに一生懸命だが
死の不安と向き合うことには目をつむっている ...
暑いから寝たくないんだ
眠いんだけれど 睡眠薬は適量飲んだから
夢の中か空想かどこか向こうでウィスキーをダブルで
現実でもないのにずっしり重いバカラグラス
さすがのガラスの塊と ...
美酒に酔いしれ
夢は万華鏡のように移ろいながら
次々と舞台を変えては魅了した
深い森の中を彷徨ったり
渓に宝石魚を追い求めたり
鮮やかな花園に埋もれたり
青い波間に抱かれたり
風に吹 ...
そうして、
窓に叩きつける夕立ちを眺めていると
心のいちばん深いところで
理解できる
君は何ひとつ
本当のことなど言わなかったと……
ベランダに迷い込んだ
茶色い蛙を
そっと田んぼ ...
正義は破壊に加担した
枯れかけた地球
生きのびるために
最期の抱擁
種を超え交ざり合い
限界突破して
母なる個体が残された
羊水に守られて
夢見る木霊の仔
月暈に包まれた
月の ...
凍り付いていく
彼の声が揺れ震え
透明な呪いとなり
意識に貼り付き
性別を失いながら筋立ち
絶対の孤独の壁を波打たせ
うねる唸る うねる唸る 、
何度でも人、
自分の世界 ...
雨音に
打たれ
鳴りひびく
空っぽの胸に
よみがえるあの人の言葉
朝からむっとした湿度を感じていた。汗が出るか出ないかの瀬戸際の不快感と、速乾性のフィットした肌着が体に食いつき、不快感の相乗効果を呈していた。
昨日、家業は妻に頼み、登山道除草の三つ目の山域にか ...
何も分かりゃしないよ
小さな虫ですら、おれより本気で生きてる
真理なんておれにはない
世界から置き去りにされてんだ
いつの日からか、同じように生きてる
おれの何が悪い?
...
筆を洗ったように
空は濁っていた
積もりに積もったことば
こころはもう見つからない
遠い昔に死んだ
自分のようななにか
滲んだ絵具
見分けのつかない瞳から
こぼれ出す 記憶の澱
...
キッチンには、朝陽が斜めに入る
僕は眩しくない身体の角度を保って
毎朝、玉子焼きを作る
お母さんは玉子焼きが大好きだから
鶏の無精卵を割るたび
命じゃなくて良かったと思う
有精卵なんて ...
つらい時
つらいって言わないから
わからなかったわよ
あんた
今になって言うんだもの
それに
生んでくれてありがとうって
なんで
今になって言い出すの
泣いちゃうじゃない ...
(番外編21-①)世に溌溂たるもの イタリア人はカプアのオーソレミオ、
マリアマリ、そしてさらばナポリと日本の除夜の鐘も真っ二つ 拡声器人
(本編)
馬を食べないで生きてきた人は ...
至福の{ルビ美酒=うまざけ}を含み
堪らず10本追加注文をした
海の香り
フルーティーな追撃に襲われ
スモーキーな苦みに終わる
マッカラン18年以来の驚愕だ
あまり人には教えたくはない
...
フリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリック
バックスペースバックスペースバックスペースバックスペースバックスペースバックスペース ...
明けゆく青い大空に
電柱の突端突き刺さり
向かいの家の甍が輝き出す
僕は大きく胸開き深呼吸をして
新しく訪れたこの一日の始まりに挨拶する
あゝいつしかあの青に包み込まれ
おゝ確かな手応 ...
(村一番の期待の星の輝く見えずこの都会では)
研究者は喧嘩を教わった
まだみぬ真実の嶺をめざすために
研究者は優越の方法を教わった
個ッココッ個として屹立するために
指導教官K教授お ...
曇天には俺が出しそびれた悲鳴が充満していた、古いダウン・ブルースのリズムで年老いた魚のように繁華街を歩く、昨夜はレイドバックして、ピアノを奏でるように詩を書いていた、時の流れは人間を変えることはな ...
つかれちゃったあ
だから今は
その時その時に
反応するだけで
いんじゃね
・
秋の光に
秋の草が
まだ
青々と浮かび上がり
息をしている
・
氷入りのお水を
...
光に
映る
よろこびが
悲しみの
影を落とす
(番外編17)世にいと疎ましきもの 駄作創作日本料理
(本編)
牛を殺さず食べないで生きてきた人は幸いです。
その人には後光が放ち神仏の加護がある
牛を殺さないで牛に食事を与え ...
まあ
いろいろとあるさ
しかたない
でも諦めないよ
このいのちは
・
自然は
もともと
多様な世界だ
私も自然の一部
私のちいさな命光る
・
この
いのちを
...
○「余命」
「末期ガンです 余命数ヶ月です」
と医者に宣告されている人が
僕のまわりで増えている
その人たちが僕の前では
気丈夫に振る舞っている
僕はそんな立派な姿を見せられるだろうか
...
転がってる
空き缶を拾う
近くのゴミ箱を探す
そんなものはない
一面田んぼの砂利道に
人影ひとつない道をゆく
あふれる想いも夢もない
汗かきながら
ただ歩くだけ
...
君の隣に僕がいて
僕の隣に君がいる
いつまでも一緒にいようね
なんて、若かったな
どちらが先に逝くのかは
わからないけれど
僕との生活が幸せだったなら
新しい人が隣に座っても
...
あの夏ってどの夏のことですか
七夕まつりがあるから連れていって
めずらしく親父にねだってみた
このクソ暑い中 出掛けるなんてまっぴらだって
テレビの前から離れなかった
...
生活に不満はないって?
だとしたら
親のパイプが太いからです
超人レベルで
しかしそれも及ばない時が来る
その時、君は叫ぶ
社会が悪いと
その前に叫んでおきなさい
親をあれほど ...
光年の彼方に眠るきみへ
おやすみなさいと呟いた
今頃どんな夢を見ているのかな
ぼくは琥珀の水に漂いながら
星巡りの歌を静かに歌い
アンドロメダに想いを馳せる
遠くに行ったきみは
微かな寝 ...
涙を硯に溜めて
透明な文字の手紙を書きました
住所がわからないので
相手に届くことはないでしょう
窓を開けて秋風を待っています
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
こじらせ中年
りゅうさん
自由詩
1
24/9/16 6:40
独り言9.16
zenyam...
自由詩
4*
24/9/16 6:20
もうすぐ今年の秋彼岸というとある夜
秋也
自由詩
2
24/9/16 1:38
夢
レタス
自由詩
6*
24/9/16 0:11
九月の夕立ち
九十九空間
自由詩
4
24/9/15 21:37
木霊の仔
海
自由詩
5
24/9/15 19:03
詩想、The Man Who Sold the World*
ひだかたけし
自由詩
4*
24/9/15 18:46
※五行歌「よみがえるあの人の言葉」
こしごえ
自由詩
5*
24/9/15 16:43
午後からの雨
山人
散文(批評...
4*
24/9/15 16:18
さらに走る
林 理仁
自由詩
6*
24/9/15 16:13
澱
ただのみきや
自由詩
4*
24/9/15 14:51
僕の「I was born」
九十九空間
自由詩
4
24/9/15 14:36
お見舞い
ルルカ ne...
自由詩
4
24/9/15 13:09
(511)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
0
24/9/15 11:34
美酒
レタス
自由詩
6*
24/9/14 23:57
それ以上書けない
海
自由詩
6*
24/9/14 18:50
また一歩、この朝に
ひだかたけし
自由詩
5*
24/9/14 17:32
研究者は喧嘩を教わった
松岡宮
自由詩
4+
24/9/14 16:39
傘は要らない
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
24/9/14 16:35
※五行歌 三首「どの道私も あっちへ行くよ」
こしごえ
自由詩
7*
24/9/14 15:11
※五行歌「影を落とす」
〃
自由詩
4*
24/9/14 13:07
(510)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
0
24/9/14 10:30
※五行歌 三首「でも諦めないよ このいのちは」
こしごえ
自由詩
5*
24/9/14 9:47
独り言9.14
zenyam...
自由詩
4*
24/9/14 9:32
青
秋葉竹
自由詩
4
24/9/14 8:49
遺書
たもつ
自由詩
6
24/9/14 8:20
わたしを返して
涙(ルイ)
自由詩
5
24/9/14 5:43
ドロップキック
りゅうさん
自由詩
5*
24/9/14 5:41
別離
レタス
自由詩
6*
24/9/14 2:15
五行歌 書簡
〃
自由詩
6*
24/9/13 20:41
181
182
183
184
185
186
187
188
189
190
191
192
193
194
195
196
197
198
199
200
201
202
203
204
205
206
207
208
209
210
211
212
213
214
215
216
217
218
219
220
221
3.37sec.