唇と唇を重ね合って
舌と舌を絡め合って
きみの口の中の粘液を
舐め尽くしたい
きみの唾液を飲み干したい
それ以上のことは不要だ
例えきみが要求したとしても
股間をモゾモゾさせたとしても
...
司りに従い小路をいき続け
青々とした木の葉の一枚ふわりふらり
足許に着地し揺蕩いながら懐いてくる

苦しく狂い乱れる流浪の時を終え
止まるべくもない時の留まるに此処
ゆっくりゆくり裂け開く ...
マガモがシベリアからやってきてはにぎやかに鳴いている
人造湖に多くの渡り鳥達が群れていた
赤い大きな橋のたもとにあった古い山小屋旅館は解体されて
長い年月に蓋がされた

昨日今日、ほぼ今年最 ...
(番外編41―23―2)
正田篠枝さん さんげ と言う原爆歌集

さけあふる
さけあふりてしがいやく
おとこのまなこなみだにひかる

作り方はうまいと言えなくも悲惨が伝わる 
技巧無し ...
貴方に、希望も与えない

闘う大義が無いなんていうことが、あるのだろうか?

怒りは、石ころ 
いつでも足元に転がってる

蹴飛ばせ そして、踏みつけろ
理由という大義を探せ

私 ...
どっかの時空の三蔵法師が
私の頭の緊箍児(きんこじ)を締め付ける
私は孫悟空じゃない
法師様よ間違えてくれるな

明らかに緊張性頭痛であるが
ストレッチなんかやる気力はないので
まっしろ ...
それは
切迫性尿失禁ですね
トイレに近づくと我慢が効かなくなり
おしっこが漏れてしまうことです
ドアノブ症候群とも言います

先生
直るんでしょうか?

原因となるような病気はないの ...
○「生きている生きている」
生きている生きている
子どもも大人も
生きている生きている
ばあちゃんもじいちゃんも
生きている生きている
病人も貧乏人も
泣いたり笑ったりしながら
暑い暑 ...
わたしは 見える
煌々とした そのなみだ
瞬く間に 朝焼けに呑まれ
そして流れていく わたしたちへの
迸る 色とりどりのなみだ

きらきらと 耳をうつ
さよならのうたを うたうのかい
...
One Handred Man:Man Is A Lonley. 男は孤独だ。それは何故か?
社会がそれを強要するからだ。現代男性は言葉と物語の檻の中に住んでいる。ハッ!?

(どうしよう!?  ...
千の輪 留年を経て 目覚め・意思










過去から学ぶ虚構の膜 001
くらやみを睨む猫とも交感す

手袋の厚みこそ君のアリバイ
せっかく地球に生まれたのだから
歩くことが目的のはずだった
世界は広く
散々 than than
どんどん自分が小さくなり
動作もぎこちなく
それで
歩き方を忘れた
匍匐前進するには体 ...
お花のかたちの穴が空いた
躰 心 かわいいね かわいそう

埃の積もった秒針 潰れたウジ虫
誰も知らない アーティスト

好きなものばかり 食い散らかして
破裂して死ぬ みんな
骨と皮 ...
寄る辺なき一本の傘をしっかりと差し
冬空の透きとほる青をわたりゆく者の魂
都会の地にたおやかな会釈の影をおとした
忙しく行き交う人々の誰一人として足を留めることなく
影は寄る辺なき余韻を残しな ...
テレビに映るにこやかな笑顔
介護の大変さなど微塵も見せず
嬉しそうに成功した親の介護を語るゲスト

母と私はため息をついた
(介護ってそんなに生易しいものじゃない)

祖母を介護していた ...
「こんばんは、」


鏡越しに降る もしくは水面越しに降る 積もる

記憶は曖昧 瞳のシャッター 脳内現像と再生 にて

私を移ろい 彩る全てに於いて 堕落しないこのぬくもりは
...
全て言葉にした途端真理だった
私が病み始めたのだろうか

懐中電灯の灯りは
最深部の闇の中でもがいている

ここはどこだ?
しんだような眠りから目がさめる

正しい言葉はもういらない ...
(番外編41―23―3)吾亦紅(われもこう)と言う歌

面白くない味がない何かがない
いい音楽にギターの弦が響いているが
ここの歌い方はヤクザ 

おいー酒だー酒持ってこいー
この歌手に ...
 ○豆腐

しかし。
まがいものにあふれたこんな世の目と鼻の先を一歩二歩三歩……とことこ歩いたすぐ横丁にあるスーパー。顔なじみの店員。
 「いらっしゃい」 
 「どうも」
 「いつもの ...
 古い白い花の蔭に
 恋の嘆きをみていたむかし
 チョコレートの銀紙を
 折り畳みながら過ごした夜

 なつかしい想い出は
 楽しく稚い愛の物語
 その震えも忘れてはいないけれど
...
窓から手を離すと人形に戻ってしまう   

どれほど孤独を気取っても
想えばオレはこれっぽっちも
ひとりっきりじゃあ
なかったなぁ

獣のようなガラスの気持ちを
持ってたわけでも
なかったなぁ

ただ、
甘え ...
君はそれを愛であると信じたかった
僕はそれが愛でないことを知っていた

それが愛であると
嘘でも君に云うことができれば
君は幸せになったんだろうか

だがその幻想を信じる君を
見たくは ...
ちいさい 秋も
おおきな 冬も
はくぎんいろの 抜けてあつめた
けだまに
ころころと まるくなるよ


あなたの ちいさくておおきな
迷いやふあんの中に
ほんの少しでも わたしが ...
高校生のころ
道を歩いていて
不機嫌な顔をしてたんだろう
宗教勧誘の人に
「あなたこれから酷い目に遭いますぅ」
と、言われてね
無視したんだけどね
ずいぶんなご挨拶じゃないか

そし ...
きみ、
蜜柑、
しろいほっぺたに、
ふたつの蜜柑、
目覚めの景色は死蝋を思わせた、ベルベット・アンダーグラウンドが小さな音で流れていた、それは右手に握られていた俺の携帯から聞こえているのだった、ここがどこなのか思い出せなかった、が、思い出そうという ... 成層圏を脱出してから
どれほど経ったのだろう
宇宙の果てまで
まだまだ遠く届かない
来世という未来に託すしかないのか

路傍の石ころに生まれ
泥に生まれ
虫に生まれ
魚に生まれ
豚 ...
醜い羽を 力強くふるわせて
わたしは 飛んだ

深い夜を 泳ぐように
まばゆい明日を 吹き飛ばすように
あなたを めがけて
わたしは 飛んだ

呼吸が風に ちぎれて消える
わたしの過 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
絡め合いたい花形新次自由詩024/11/24 18:24
小路より大路へ、そして(改訂)ひだかたけし自由詩424/11/24 17:50
初冬の夕刻山人自由詩15*24/11/24 15:09
(531―23―2)野施行千代に八千代に水恋鳥魚夫散文(批評...124/11/24 14:35
怒りの石ころ鏡ミラー文志自由詩6*24/11/24 14:35
鎮痛剤【きょうのソネット】佐々宝砂自由詩424/11/24 12:17
ドアノブ症候群イオン自由詩2*24/11/24 12:07
独り言11.24zenyam...自由詩1*24/11/24 10:30
とおくとおくのお星さまみぎめ ひだ...自由詩124/11/24 1:10
一万光年の彼方に鏡ミラー文志散文(批評...3*24/11/23 23:11
過去から学ぶ虚構の膜 001足立らどみ川柳3*24/11/23 21:05
二句落とし子俳句2*24/11/23 19:23
than自由詩6+*24/11/23 19:01
花瓶印あかり自由詩524/11/23 18:33
光の翅と還りゆく詩の人と*ひだかたけし自由詩8*24/11/23 17:52
リアル栗栖真理亜自由詩12*24/11/23 15:21
藤の間 垣間見るゆるこ自由詩3*24/11/23 14:53
時空の変質(懐中電灯の灯り)林 理仁自由詩6*24/11/23 14:42
(531―23―3)野施行千代に八千代に水恋鳥魚夫散文(批評...1+24/11/23 14:33
光、往路、 湯 煙自由詩6*24/11/23 12:42
北窓リリー自由詩9*24/11/23 12:02
消灯ダニケ自由詩324/11/23 11:08
獣のうた秋葉竹自由詩124/11/23 10:40
They call it Love塔野夏子自由詩2*24/11/23 10:03
とろり/12月唐草フウ自由詩15*24/11/23 4:21
壺女りゅうさん自由詩5*24/11/23 3:50
蜜柑本田憲嵩自由詩824/11/23 1:28
異変ホロウ・シカ...自由詩2*24/11/22 22:15
孤独レタス自由詩9*24/11/22 21:27
ペル・アスペラ・アド・アストラみぎめ ひだ...自由詩424/11/22 20:45

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加筆訂正:
Cosmos/鳥星[24/11/24 16:10]
これで最後の推敲とします。完成の完成です。
とおくとおくのお星さま/みぎめ ひだりめ[24/11/24 1:29]
あなたにため→あなたのため
Cosmos/鳥星[24/11/23 1:40]
少し推敲しました。一旦、これで完成とします。
3.13sec.