暗闇だった空に
朝陽が昇り
次第に青く
深く色付いて
あるものあるもの
なにもかも
ただかがやき
浮き彫りにされ
今に在り始める時 、
わたしと云う存在は
またこの世界に
一とし ...
馬鹿言うもんじゃないわよ
お熱を上げた坊やといっても
軽々しく言うべき言葉じゃないのよ
あたしは特別な感情で
寝た訳じゃないんだから

男と女の関係は
坊やが思う程綺麗じゃないわ
心と ...
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【はじめに】
役者が劇場を必要とし、音楽家がコンサートホールを必要とするよ ...
雲はモクモクとして軽く柔らかく見える
時として重く見える
だが、固そうだと思った事はない
何故だろう

虹は綺麗だ
スッと天に立つ姿は自然が造りしアート
ゆっくり消えてしまうのに
柔ら ...
冬の温かい陽だまりの中で

背中を丸めて眠っている

猫になりたい
新しい、はあらたしい
秋葉原、はあきばはら
昔はさう訓んだ
どの位昔かは知らない
然し、朱樂管江と云ふ狂歌師の名は
江戸天明期には既に
あつけらかん
と云ふ言葉があつた事を
傳へる
...
成増の回る壽司屋だつたか
牡蠣フライの握り
なる物を出す
珍味!と品書きに書いてある
確かに珍なる一品
職人さんに頼んでみた
衣は少しゝなつと
牡蠣は飽くまでぷりぷりジューシイ
タルタ ...
 虹の国

ヒバリは高く飛び
庭で虹を作って
笑いあったひかりの季節は過ぎた
あの虹は
偽物だったのかもしれないし
本物だったのかもしれない
空に虹が架かるたび
そこへ行ける気がして ...
フッ、フッ、フッ、フッ、ワッ、ハッ、ハクショ

フィクション、ファクション、ノンフィクション

クシャン、クシュン、クション

フィー、ファー、フィクション

ビィーーーーー、カッ ...
 新年を迎えるたびに

 何度今年こそと思っているのかな

 行動に移行しない

 偏頭痛に見舞われるほど

 ぐるぐる空回りしてる

 そして

 もうすでに来年こそに着 ...
○「オシッコ事情」
年を取るとオシッコが近くなる
近くなるが
トイレへ駆け込んでもすぐには出ない
隣に人が立つとなお出ない
「もう一歩前へ」出ても
届かない
ちょろちょろである
やっと ...
サブスクリプションだから
生活費を削らずに音楽を聴けるので
満たされた生活になると思った

サブスクリプションだから
少しでも多くの音楽を聴かないと
損だと思い音楽優先の生活になった

...
(533-4―2)雀水に入り蛤となる

ほほうーあの美女がねえ 
もとは蛤男でした
 
性転換したんですね

ほほうーあの人が大学教授の奥さんだって
もとは蛤小島幼稚園の保育士でし ...
病気ねぇ
それが君、人間なんだよって思うのだが

赤毛のアンはADHDですか

君が正直に答えるかは怪しいから
状況証拠で言わせてもらうと
答えはYesである

であるならば
よろ ...
noteへ前向きに参加して3ヶ月たった
理由は兎も角きっかけくれた友達に感謝しよう
この間いろいろ見てまわり
分かったのはスキを沢山貰う方法というか

その方向は虚しさを増幅するから進まない ...
王様は裸だった
煌びやかな服はみな
貧しい民に与えたので
裸で過ごすしかなかった

見かねた詐欺師が
お似合いです、と
透明な服を仕立ててくれた
優しい気持ちに感激して
皆に ...
私のこどもは一月三日生まれである
陣痛が始まったのは大晦日だった
ともあれ毎年一月三日にはケーキを買いに行く
ついでに正月だから花びら餅も買う

正月三日にでかいホールケーキは
いろいろな ...
まだ生きていたいような
もう果ててしまいたいような

狭間をゆらゆら
ベタの尻尾のように揺れて
布団にダイブ

ぬいぐるみは可愛いが
しゃべりかけてくれないし
ぬいぐるみの台詞を自分 ...
Churchの靴は手作りで堅牢だ
但し重い
何故僕のやうな貧乏人が
この髙級品を持つてゐるか
市の福祉バザーで¥100‐で賣られてゐたから
これは畸蹟に近い
見逃さなかつた自分を褒める
...
りんりんりん
それは 銀の
水脈です
ぴちゃぴちゃと
舌舐めずりすらするのです
放埒不自由な魂を
喰ってやる呑んでやると
魂の大河 静かさに
瞑目すればするほどに
意識の奥の光源から ...
今だけを走る
死なないように
食べること眠ること
延々と繰り返し
疾走する
追い抜かれても
大丈夫
背中を押すのは
生きる力
食べること
眠ること
延々と繰り返す
やがてそれは ...
 

若いってことは、いいことだと云うから
ふざけんなッ!って怒鳴り返してほしい


ひとを拒絶する時間を
えんえんと築いたあたしは

悲しみなんてこんなもんさと
なんだかジン ...
 

僕のことばが偽物だという
君は本物だろう
君が笑ってるなら
偽物でいいと思う

唇のはじから放電された言葉が
穴の開いた心には帯電されず
熱を発することもない


君も偽 ...
きみの王國と、ぼくの王國を秤に載せてみようよ。
新しい王國のために、頭の上に亀をのっけて
哲学者たちが車座になって議論している。
百の議論よりも、百の戦の方が正しいと
将軍たちは、哲学者たちに ...
掘削機が強固な岩盤を削り続けているみたいな理由の無いプレッシャーが精神を脅かしていた、午前のまだ早い時間だったが俺はすでにその日の終わりを感じ始めていた、その感触をどんな風に説明してみても上手く伝 ... ――私はきいてゐる、さう! たしかに
  私は きいてゐる その影の うたつてゐるのを……
                立原道造「真冬のかたみに・・・・」

――耳をひたした沈黙(しじま) ...
大晦日の夜から元旦にかけて
年神さまが誰も知らない山から降りてきて
健やかな子どもの足裏に
ひと粒の種を植えてゆく
今年はせいちゃんの番かもしれんねえ
そう言って祖母は細い目をいっそう細くし ...
(533-7)討匪行(とうひこう)

軍歌を聞いて戦場に出かけた

食料乏しく三日間食事ができていないと嘆く

唱の詩に戦場の行軍が大変なことになっている
貴女の腋の下は
桃源郷狀態になつてゐるらしい
都市狼さんはマニア?
つて云はれたけど
腋毛は聖痕に似た徴シルシ
パティ・スミスだつて生やしてたぢやないの!
パティ・スミスつて誰?
まあい ...
きみを怨むのは簡單だけど
戀つてそんなものなのかな
とも思ふ
氣紛れにきみを
老いた天使と云つてみたら
僕も同じく老いた天使なのだよ
つて詩が書けるかな?
同じ言葉を畸蹟的に持つ
僕た ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
朝の倫理ひだかたけし自由詩425/1/4 17:39
Madam0番地板谷みきょう自由詩1*25/1/4 16:41
Creative Writing Space宣言Creati...散文(批評...2+*25/1/4 15:16
何故だろう水井良由木自由詩625/1/4 14:29
HAL自由詩4*25/1/4 14:29
あつけらかん(唯名論的覺え書き)髙任勇梓 T...自由詩225/1/4 13:16
都市狼、回る壽司屋で「孤獨のグルメ」する自由詩125/1/4 13:08
めざめるすこしまえの本当そらの珊瑚自由詩14*25/1/4 12:42
フィクション、ファクション、ノンフィクション(即興ゴルコンダ ...足立らどみ自由詩2*25/1/4 11:48
今年こそ佐白光自由詩2*25/1/4 11:45
独り言1.4zenyam...自由詩4*25/1/4 11:40
サブスクスパイスイオン自由詩2*25/1/4 10:49
野施行十二単衣 ⑯水恋鳥魚夫散文(批評...125/1/4 9:33
悩むりゅうさん自由詩0*25/1/4 6:26
これは余暇足立らどみ自由詩4*25/1/4 1:21
裸の王様たもつ自由詩425/1/4 0:17
一月三日のバースデーケーキ【きょうのソネット】佐々宝砂自由詩2*25/1/3 21:20
熱帯魚はしゃべらない秋也自由詩225/1/3 20:44
Churchの靴髙任勇梓 T...自由詩225/1/3 19:18
魂の大河ひだかたけし自由詩525/1/3 19:02
疾走自由詩4*25/1/3 18:50
ふざけんなッ!秋葉竹自由詩025/1/3 18:06
偽物の光と影をかりにゆくAB(なかほ...自由詩225/1/3 16:53
王國の秤。田中宏輔自由詩13*25/1/3 15:57
スイッチを切れ、稼働音は邪魔にしかならない時だってあるさホロウ・シカ...自由詩1*25/1/3 15:10
天国は展開の極意菊西 夕座自由詩1*25/1/3 11:15
年神さまのこと/花の営みちぇりこ。自由詩12*25/1/3 10:55
野施行十二単衣 ⑮水恋鳥魚夫散文(批評...025/1/3 9:27
桃源郷髙任勇梓 T...自由詩225/1/3 7:36
戀は畸蹟なのか自由詩125/1/3 7:31

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