はじめての晩餐は
邑に訪れたちいさな食堂で
私たちのざる蕎麦をお月夜に見立てる
ふるぼけた小卓でやおら啜れば
コップには光る泉も噴水もあって
おばちゃんのコロッケ
箸おきに触 ...
ゆっくり暮れゆく
この一日に
さざめき残響する
アナタという相貌、
一つのステーション、
きっと肝心なこと、
幼き空白の日々に
真白き静かさ記憶の手前、
行為され行為したこと ...
風景が霞むほどの雨のあと
水たまりには青空が映る
梅雨明けも近い
空を見れば
もう次の雨雲が控えていて
ころころと変わる空模様
そんな空の下を
こどもたちが
笑いながら走ってい ...
花は
散り
実り
芽を出す
さびしい?
・
芽は伸びて
光を目ざす
青空へと
うちあけるのは
しんとさびしいからです
・
青空の
静けさは
身にしみて
澄 ...
○「思いやり」
思いやりはちょっとしたところにあらわれる
相手が負担に思わないところにあらわれる
○「理屈妻」
ああいえばこういう
こういえばああいう
理屈はもううんざりだ
お好きな ...
あー、なにも変わらない、ボロの部屋
ゴミ袋の中の昨日と分別中の今日
そして明日も良い天気かな 少し不安
とりあえず、納豆&卵かけゴハンを食べる
おそるおそる粘つく息をして 咳き込む
叫 ...
当社の志望理由はわかりました
錆びた男でサビオさん
変わった名前ですよね
なんか、いわれがあるんですか?
はい、父親がつけました
キラキラネームは名前負けするけど
マイナスネームは名前 ...
からだよりこころが大事というけれどそんなこというその顔が好き
こんやだけさみしいからだがさみしいとすなおになるから涙が出るんだ
カラカラと笑っているのはカラカラ ...
{引用=
日々のいたみを忘れるように
ときおり視野の淵をはしる線
四季の陰影をかなでる奏者
モノクロームで、ことたりる
もう
彼方からの
...
蠅、はえ、馬糞に蠅。
眠る仔馬のお尻を眺めていたら
女性グループに声をかけられた
撮ってもらっていいですか?
仔馬のお尻が好きな人は
どうやら信頼できるらしい
はい、喜んで。
馬の親子と ...
足音が食事をひとつ運んでく
足音がカルテを二枚運んでく
足音が廊下を曲がり消えてゆく
足音が眠りを運んでくる
味。よく知っている。ああ。味。の罰。(アイスを渋々買ってくれたあなた)もう十分 ...
忘れるという
悲しみよりも
今を生きられる
喜びを思いたい
あなたのいのちと
・
私にとって
最高の存在たちと
出会えたことは
幸運である
夢ではないんだ
・
...
人生に於いて他人に迷惑を掛けて良い瞬間は、幸福の絶頂にあるときと不幸の谷底にあるときのただ二つであり、これらは同時に人生に於いて最も冷静でいなければならない瞬間である。
暮らすことを
楽しむ
いつもではない
けれど
生を活かす
こころの傷を
静かに
受けとめる
闇を聴くと
戦ぐ光
※ 戦ぐ=そよぐ
光の骨をなぞる指のことを もう思い出せない
言葉を思いかえすほどに
少しずつずれて嘘になってゆく
そのグラデーションをせめて美しく
夕映えに織り込んで
待っているうちに
身体は闇の鱗で ...
終りある戦い
えっ
何と戦うの
自分とだろ えっ
そもそも戦わないよ
・
戦いというのは
不毛である
負けても
勝っても
お互いに傷つく
・
争うよりも
握手 ...
○「梅雨空」
見上げれば鬱になる
今日も雨、雨、雨┅
雨の日はいっそう
老いが身にしみる
見上げれば鬱になる
今日も朝から探し物 メガネ 携帯 薬┅
雨の日はいっそう
ボケが深くな ...
遠き{ルビ溪=たに} 浅瀬の小ざかな追う少女
霊水さざめき萩の咲きいる
ノーブルなおば様の厭らしさというのはあるよ
というのは、このご時世に澄ましてられるとしたら
何か間違った理由によるものと考えざるを得ないからだ
実際、他の誰が災難に落ちようと
澄ました顔を ...
メーカー希望価格の最高級ラインが2,500円
大手釣具ショップで2,200円くらい
それがネットでは1,400円から3,400円で売っている
釣り針も大手釣具ショップで16個入りで200円くらい ...
しかし止めないね
自称詩人
あんだけ注意したのに
まだやるんかい?
一体どうすりゃいい?
腹を割って話そう
なんだ、金か?
いくらだ、いくら欲しい?
5?500万か?
えっ、違う?
...
いかにもやはらかな
おくるみに包まれ
眠る赤子の真白き静かさ
もう逢わないわ
そう言う女の声音
記憶に深く刻まれた声、
相手を温たかく包み込む
少し低めのトーン帯び
も ...
いく粒もいく粒も泣く雨の音
沁み入る心に
生まれる流星
むかしから
じぶん語りが上手くなく
誤解されてたまぁよいけどね
高級な
ワインの違いはわからない
舌でも ...
なんだか妙にザワザワ落ち着かなくて
目覚めてしまった午前1時
喉がカラカラに渇いてたから フラフラ立ち上がって
冷蔵庫を開けて 麦茶を一杯飲んで
昨日投稿した詩に誰か反応してくれてるかチェ ...
傷ついた
こころ
乱反射して
きれい
これでいいんだ
激しい 嵐が 過ぎ去った
そのあと
訪れる 新しい光や やさしい安息は
まるで愛する人のように
僕のこころを そっと くるんでくれる
すべてを 許せるくらいに
憎し ...
*今年は鶯がよく鳴いている
隣のじいちゃんもそういっていた
梅はならんかったが
鶯は絶好調である
ホーホケキョ!
*天気だけはどうしようもない
人間が適応するしかない
九州は今週も雨 ...
降らないと思って降る雨よりも
降ると思って降らない雨のほうがいいにきまってる
It don't come ea ...
{ルビ渓=たに}と渓が合流する遠い澱みには
銀鱗の女王が潜んでいると釣人たちはいう
普通のロッドと仕掛けでは逃してしまう
いよいよ本流竿の出番がやってきた
7mで250gの本流ロッドは軽くしな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
渾名
soft_m...
自由詩
4
24/6/29 19:49
詩想、『真白き夢』から
ひだかたけし
自由詩
3
24/6/29 17:48
雨に濡れても
ヒロセマコト
自由詩
12*
24/6/29 16:10
※五行歌 三首「澄んでゆく さびしみ」
こしごえ
自由詩
4*
24/6/29 14:53
独り言6.29
zenyam...
自由詩
4*
24/6/29 14:14
たぶん、きっと
atsuch...
自由詩
11*
24/6/29 12:57
錆男
イオン
自由詩
3*
24/6/29 11:47
かまってちゃん
秋葉竹
短歌
2
24/6/29 9:53
短詩
ryinx
自由詩
10
24/6/29 1:49
仔馬のお尻を眺めていたら
松岡宮
自由詩
3
24/6/28 23:39
父の日
森 真察人
自由詩
2
24/6/28 22:19
※五行歌 三首「あなたのいのちと」
こしごえ
自由詩
4*
24/6/28 10:10
人生山あり谷あり
森 真察人
散文(批評...
1
24/6/27 16:24
※五行歌「生を活かす」
こしごえ
自由詩
3*
24/6/27 14:28
※五行歌「闇を聴くと」
〃
自由詩
4*
24/6/27 14:27
水へ還る
塔野夏子
自由詩
13*
24/6/27 10:30
※五行歌 三首「そもそも戦わないよ」
こしごえ
自由詩
4*
24/6/27 9:23
独り言6.27
zenyam...
自由詩
4*
24/6/27 9:20
追憶
リリー
短歌
3*
24/6/27 4:49
ノーブルドレス
りゅうさん
自由詩
5
24/6/27 4:46
【渓流】摩訶不思議な相場
レタス
自由詩
6*
24/6/26 23:39
どうすりゃいい
花形新次
自由詩
0
24/6/26 19:21
真白き夢
ひだかたけし
自由詩
5*
24/6/26 17:50
いく粒も泣く
秋葉竹
短歌
1
24/6/26 16:25
LESSON 1(改稿版)
涙(ルイ)
自由詩
2
24/6/26 12:47
※五行歌「傷ついた こころ 乱反射して」
こしごえ
自由詩
3*
24/6/26 10:54
嵐の痕
秋葉竹
自由詩
2
24/6/26 10:17
独り言6.26
zenyam...
自由詩
4*
24/6/26 8:33
見上げれば曇になる
アラガイs
自由詩
8*
24/6/26 6:19
【渓流】銀鱗女王
レタス
自由詩
5*
24/6/25 23:42
189
190
191
192
193
194
195
196
197
198
199
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205
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210
211
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219
220
221
222
223
224
225
226
227
228
229
加筆訂正:
炭素循環 ☆
/
atsuchan69
[24/6/26 8:40]
2024年6月26日改稿
4.17sec.