《懐かしい潮の香りがする》
静かさ何かに云う
》包み込まれているふるさとの振動《
何か静かさに応える
とほくこころの底で波音ゆれる
ゆれる波音に磯のにほひひそむ
何 ...
永遠の表にバター裏にチョコレートを塗ってランチにしよう
はしってく君は永遠 僕はバター なすすべもなく溶けていくから
大好きだよ 排気口にキス意味のない呪文で飛べるながい一瞬
(番外編24)風狂の人
室町時代の俗人は自他共に醜をこよなく愛す一味なり
岡本太郎さんの大先輩
醜態こそ我が命山崎宗鑑は佐保姫のトイレの盗撮者 ...
確かにスマホは便利だし
無料で情報を読めるけど
スクロールしたその果てに
ここから先は有料と
情報途切れることばかり
途中まで読んだ時間が奪われて
知りたければお金出せ
合法的な喝上 ...
丘の上に立ち
手に握る小さな鐘を
頭上に振り上げて
カランコロンと打ち振ると
雲が空に集い、雨を届けてくれた
掌に受け止めた雨粒の色は
必ずしも透明ではなく
様々な色に染まってい ...
頭の病人を締め出す人はまだ何も知らないのだな。たぶん職業としての詩人はその先にある普遍的な辞書を求め、或いは持っているのだが、彼も生活があるから無料では貸してくれない。貴方は代償に何を払うのか ...
○「仲秋の名月」
私たちは
きれいなお月様をゆっくり眺める
心の余裕を失ってしまったようだ
○「女房占い」
女房というものはつかみとったものだ
女房をみると自分の運命がわかる
○ ...
チャコールグレーの夜、ローヒールの足音が窓の下を通り過ぎる時、インスタントコーヒーが少し喉を焼いて、イマジネーションのすべてに一瞬血が混じった、それはある意味理想ではある、ただ望む血じゃないという ...
大義の為に死ねるなら
こんなに素晴らしいことがあるか
現代の日本人には
その大義と言えるものが
何一つないのだ
だから我々の死は
いつも卑小で
個人的なものでしかない
卑小 ...
紅蓮の炎に焼かれた文様
この背中の海図は消えることはない
これを読み解いて欲しい
北極星は歪み
オリハルコンの羅針盤は深海に沈んでいった
帆は散りぢりと破れ
ぼくらはいったい何処を漂うのだ ...
いまさらに
好きな空気を身にまとい
こっちをみている内気な感じで
生ビール
その喉ごしの良さよりも
君と語らう空間が良い
チョコレート
よりも甘めのやさしさで
...
胸に火炎の種を宿して産まれてきた
赤子の時は泣いて火の粉を散らし
成長するにつれて自分で消火し
胸の印を隠して生きてきた
あなたに出会った時
胸が疼いた
忽ち火炎が咲いて
私が私に目 ...
キキョウいよいよ大きく見事に
正五角形の星形の花を開いた朝、
私は眼を見開き空を見上げる
青、涼やかに澄む青
住んでこの部屋此処に五年
、
あゝなんてことだろう
人 ...
青虫と呼ばれても 気にしない
歩くのが遅くても 気にしない
あいつらは 知ってる
大人になったら 生えてくる
黒い骨組 尖った石突き
真っ赤な翼膜 脈打って
はばたく風で 花を散ら ...
(番外編23-②)世に知らしめす名句の本質
かとうしゅうそん きじのめのこうこうとして
(本編)
② 農耕に従事した馬を殺さないで馬に水を与えて日々を暮らしもし死んだときは ...
釣りから帰ると
ポストに1通のメールが届いていた
{ルビ一滴=ひとしずく}の涙が零れ落ちる
それは川に流され海へと溶けていった
琥珀の水に氷を沈め
紫煙を{ルビ燻=くゆ}らせながら
そ ...
霧が匂う
隠された風景の先を見ている
霧はたえず
その気配でただようしかなく
歩み出れば崖っぷちに咲く野の花の細い茎を
つかむような愛ならば
もはや私に
緑なき ...
喜びがお前に何を与えるか
悲しみがお前に何を与えるか
果たしてあの馬鹿は
百年経ってもまだ幸福か
やっかむだけ無駄じゃないか?
どう考えても長続きしないだろ
ほな関 ...
愛してる
愛してるって
ただ五文字
なのに全然
伝わんないね
あの夏に
君とセックスした夜を
僕は一生
食んで生きるよ
おお夕陽
さあ来い朝陽
蜃 ...
雨の日のコンビニ前の空間で濡れた黄色が点滅してる
瓶入りの雨を透き通らせてまた、世界の果ての夜明けを見たい
生きるには哀愁よりも血が大事。廃墟の底のプールサイドで
音楽の ...
私は唯一ではなく
只の無二だった
岩の中に閉じこもっている
太陽を連れ出したいな
もう見つけている隠れんぼ
希望はあるのに見えなくて
冷たい岩肌にくちびる寄せて
合わせ目沁み込むように歌唄う
光が漏れるのを待ちながら
幾 ...
太陽の深紅に眩まり
球体の輪郭くっきり定め
滲み出す涼やかな静かさに
架かり渡る虹の朗ら意識を歌う
宇宙は今 透明な雨降り
人間は今 凍結の雪降り
真紅に明るむ太陽の
くっき ...
釣り人は静かに渓流ナイフを研ぐ
今月末で漁期が終わる
来週は天気が良くないので明日に賭けた
{ルビ山女魚=やまめ}に出会うことはできるのか
渓に聞いても応えはない
...
(番外編23-①)世に知らしめす 野施行三十万円
張りとほす女の意地や (杉田久女さん)
(本編)
① 仏の慈悲、 神の愛がなくてもその人自身で人類は動物を愛護できる。 ...
土星の衛星タイタンの海、
時空間跳躍施設のあるプンガの島々に
量子駆動によって遥々と運ばれた 卍 、
コンテナの中身はサルデーニャ島産のチーズ
生きた蛆虫の湧いた、カース・マルツゥだった
...
素直になろう。本当はネット詩は連詩の積み重ねから構築されてきたところが多いのです。課金地獄のなか毎夜集まって連詩チャット三昧。軽い気持ちでかける環境もコメントの書き方も連詩をやると解ること多し
...
たしか午前一時半ごろであっただろうか、稲光りとともに強い雨と強烈な尿意で目が覚めた。
昨晩は客の膳が遅くなり、床に入ったのは八時半ごろであった。まさか一時半から起きるわけにもいかず、少しでも眠れ ...
その直線に、見つめて笑い乍ら
11の行方とタンバリンの喧騒を知らない
でも、の中に含まれていない二硫化炭素でもない限りは
小包のない橋で、どこかのコンビニが屯する
小学生ではないはず、もう走る ...
ウサギの匂いがする、からとまた僕は唐辛子を食べながら、からとまた私は右手に如雨露を持っておらず、米酢を持っておらず、窓の外から、ウサギを見ていなくて、酒を飲みながらこの文章を書いている、実はまだ、夜で ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
しずかさにほひ
ひだかたけし
自由詩
3
24/9/21 17:56
永遠
はるな
短歌
1
24/9/21 15:24
(515)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
0
24/9/21 13:24
スクロール詐欺
イオン
自由詩
3*
24/9/21 12:06
想い河
まーつん
自由詩
5
24/9/21 11:05
とある人のネット詩歴(ネット連詩→自称詩→辞書詩→AI詩→現 ...
足立らどみ
散文(批評...
4*
24/9/21 8:28
独り言9.21
zenyam...
自由詩
3*
24/9/21 8:21
誰かの為に鳴らされる音はすべて歪んでいる
ホロウ・シカ...
自由詩
5*
24/9/20 23:12
トランプへの期待
花形新次
自由詩
2
24/9/20 22:42
難破船
レタス
自由詩
7*
24/9/20 21:18
恋する恋人
秋葉竹
短歌
1
24/9/20 19:02
彼岸花
海
自由詩
12*
24/9/20 18:43
桔梗の歌声
ひだかたけし
自由詩
4
24/9/20 17:56
青虫の羽
藤山 誠
自由詩
2
24/9/20 15:43
(514―2)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/9/20 13:19
珠玉
レタス
自由詩
8*
24/9/20 13:06
Reason
リリー
自由詩
13*
24/9/20 5:45
音楽をかけろ
TAT
自由詩
2
24/9/20 0:10
朝焼け夕焼けサンセットサンライズ
〃
短歌
0
24/9/19 22:56
祈りが届くまで
由比良 倖
短歌
4
24/9/19 21:46
ちっぽけな人
リィ
自由詩
1*
24/9/19 21:28
アンロック
海
自由詩
6*
24/9/19 19:26
Heaven And Earth5(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
24/9/19 19:11
五行歌 【渓流】 禁漁間近
レタス
自由詩
4*
24/9/19 18:05
(514)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/9/19 12:44
タイタンの卍
atsuch...
自由詩
9*
24/9/19 8:26
今のネット詩は連詩の積み重ねから構築されてきたところが多い
足立らどみ
散文(批評...
4*
24/9/19 7:07
夜明け前の雷雨
山人
散文(批評...
5*
24/9/19 6:49
個、つ、一匹
林 理仁
自由詩
5*
24/9/19 3:01
蜥蜴ノ足跡
〃
自由詩
5*
24/9/19 2:44
178
179
180
181
182
183
184
185
186
187
188
189
190
191
192
193
194
195
196
197
198
199
200
201
202
203
204
205
206
207
208
209
210
211
212
213
214
215
216
217
218
3.46sec.