戯れが過ぎたのか
名月が遠い 待てない心臓が加速始め
この訪れの麗らかさを
深呼吸トクトク鼓動にはもって上体を反らして
螺旋の儚い軌道を静止飛んでいる
ひたひたの心に ...
誰かの言葉になんか慰められたくないし
言葉なんてものに何の力もないのよ
そう言って君はグラスを置く
アスファルトの陽炎(かげろう)
やがて入道雲に変わる・・・
...
空の見えない
白い夜は
籠ったため息で
爆発寸前
限界を越えてふくらむ不満
針の先程の穴でもいいから
抜け道を頂戴
生ぬるい夜風が
髪を湿らせてもいいから
祈りも宅配便で
時間 ...
枝葉に付着した
無数の小さな丸い水滴 銀の透明
は、
照らしだす光に 光を通し輝く
光そのものは見えずに
只、
銀の透明響かせます
無垢なる人の魂に
線香の白い煙の糸がたちのぼる
追って見上ぐれば
黒い梁から見下ろす遺影の果て
白い路(みち)はほどけてく
おそらく、天上界まで届いたあたりで
夏は喪のシーズンだ
祖霊が帰り
私も帰り ...
何か
大切な物が 欠けて
情緒が欠落している
月に
力を
借りただけ
魔力が落ちないように
ヒトを
食っただけ
だから どうした
眠れない夜だったから
架空の国へ出かけた
王位継承
森の魔物
結界の霧雨
本を閉じると
外も
いつのまにか雨
この雨が結界なら
私も連れ去ってくれ
見わたす現実の
...
あなただけに告げる「ワタクシの秘密」と言う台詞が
どうも くすぐったくって 仕方が無いのです
地図に無い場所を求めて 彷徨う旅人だとか
誰も受信できぬ電波を 感じる肌が
むず痒くて ...
ツノのないカブトムシには興味なしやけに激しい風が吹いてる
銃口を突きつけられた一休にやけに激しい風が吹いてる
カルピスを薄め薄めてもはや水やけに激しい風が吹いてる
指の股すり抜ける夏とどまらぬ羽毛のごとく軽くなる水
いつの間に居なくなったの、わたくしと部屋に棲んでたコバエさんたち
はちがつの森林浴はイメージの虫に阻まれ果たせない夢
さて、僕のおなまえは?
「ジンゴロウ!」
元気があって良いな、ジンゴロウくんは
それで今日はおじさんが
ジンゴロウくんのババアの顔を
描くからね
ジンゴロウくんが
ババアの特徴をよく思い ...
忘れられない、大切な人との出逢いや別れはなにか、と問われると、いつも思い出す人がいる。S姉さん。私より4つ年上のアルバイターだった。S姉さんは、アパレル関係の仕事をしていたせいか服のセンスもよく、ス ...
ぼくはかぼちゃがすきだけど
あのこはそうでもないみたい
きみはやきゅうがすきらしい
ぼくはあんまりすきじゃない
ぼくにはすきなものがある
ぼくにはきらいなものもある
それは ...
クリスタルアメジスト、という口紅を買った。夏になる前頃から気になっていた口紅だ。駅ナカのショップの隅に置いてあったその口紅を試しに唇に当ててみた(本当は手の甲に着けるのに)。するとどうだろう。一日に ...
あんた証明したい
なんにも
嬉しいね卵持ってかえりなよ
釘打ってごらん釘
ぎったんばっこん傾いて
地球も発泡してら
ああ君ら目から艶墨ちろちろ流すが
猫がしどろもどろだね
あんた主張 ...
選挙だけ毎回欠かさず参加する引きこもりって許せないだろ?
戦争がどうとかほざくその前に自分の力で稼ぎやがれ
恥ずかしそうにして
横たわる真白い身体の
すぐ近くにある
誰も知らない部屋で
あの扉を開くことができる鍵穴に
ぴったりと
はまり込む
秘密の白い鍵穴に
鍵を当てはめる
Eroti ...
蒼い蒼い秋の空の下
地の涯から
君の名を喚ぶ
蒼い蒼い秋の空の下
地の涯から
君の名を叫ぶ
叫べども
叫べども
声は届かず
蒼い蒼い秋の空に消えていく
空は遠く
蒼く ...
臨死の正夢が
それとなく
覆いかぶさってくるのだろうか
少年の 青春の 壮年の 年月日と
そして 卒寿となった
ゆがみかけた 四次元が
いまや 逆夢に翻弄されて
夜ごとの枕をぬくめ
...
おとこのこたちが
あいしあうのを みて
オナニー してる
あたしは
この世で いちばん
愛に あふれてる
あふれすぎて
殺伐 そして
とても ホット
ファンタスティックでも
あるわ ...
ひかりのあたる角度によって
ものごとは綺麗に反射したりえらくくすんで見えたりもする
シャンデリアのある素敵な応接間
ある生命は空間を得るために代償を払う
それを得られない一部は
高速 ...
箪笥の奥深く秘められていたいくつかの小箱
おそらく母の物であろう歯の欠けた櫛に
出合ってわたしの心が波立つ
そして 夭折した兄たちの名に混じって
ボクの名が乾ききった小箱
それは ...
夏のあいだ僕らは
危うさと確かさの波間で
無数のクリックを繰り返し
細胞分裂にいそしみ
新学期をむかえるころ
あたらしい僕らになった
けれど
ちっぽけなこの教室の
ひなたと本の匂いとザ ...
八月十五日は 終戦記念日ですが、それは あの玉音放送が放送された日だからですが、
本当の意味で 戦争が終結したのは、七十年前の九月二日だということを 私は今年になってはじめて知りました。
...
政府にとっては
決定事項なのだろう
しかし
国民は
政府の部下ではない
主権は誰にあるのか
「衆」は「愚」なのか?
国家機密は
戦争を始める日をこっそりと
封鎖している
昭和憲法はアメリカの
占領政策のもとに創られた
平和憲法であって
日本はアメリカの植民地だと云う
国会議員がいる
国会で発言された ...
歩いてくる人の音楽
マンションの音楽
電車の音楽
実際に空気を振動させる音とは別の
抽象的な音楽が流れる
抽象的な音楽は
視覚的イメージによって構築される
細胞のような構 ...
{取消=本日は晴天なり}
{取消=爽やかな秋晴れなり}
金木犀の匂い好きなり
{取消=虫の音が心地良いなり}
{取消=嘘吐きは泥棒のはじまり}
前科持ちは一生の恥
地震カミナリ火事{ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
小さな秋の戯れに
朝焼彩茜色
自由詩
17*
15/9/3 14:36
8月の入道雲
溶融
自由詩
1
15/9/3 12:07
instant
真歩
自由詩
2
15/9/3 10:55
叡智
たけし
自由詩
6
15/9/3 4:01
シーズン
凍湖
自由詩
5*
15/9/3 3:07
BUSTER
ガト
自由詩
5*
15/9/3 2:52
冥府の門
〃
自由詩
11*
15/9/3 2:49
止み色
藤鈴呼
自由詩
3*
15/9/3 0:53
ツノのないカブトムシには興味なしやけに激しい風が吹いてる
北大路京介
短歌
4
15/9/3 0:46
銃口を突きつけられた一休にやけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
3
15/9/3 0:46
カルピスを薄め薄めてもはや水やけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
6
15/9/3 0:46
まだ半袖を着ていたい
凍湖
短歌
2
15/9/2 23:14
減点ババア
花形新次
自由詩
1
15/9/2 22:47
S姉さん
あおい満月
散文(批評...
5*
15/9/2 21:51
すききらい
青井
自由詩
3
15/9/2 21:40
口紅
あおい満月
散文(批評...
4*
15/9/2 21:07
萌えて悶えて
ただのみきや
自由詩
7*
15/9/2 21:00
引きこもり短歌1
花形新次
短歌
0
15/9/2 18:12
Erotic Hazard
りゅうのあく...
自由詩
7*
15/9/2 15:38
蒼い秋の空の下
渡辺亘
自由詩
3
15/9/2 15:22
緑門 ⑤
信天翁
自由詩
2
15/9/2 14:11
パール
イシダユーリ
自由詩
7
15/9/2 13:22
蛍日記
梅昆布茶
自由詩
19
15/9/2 11:57
臍帯
イナエ
自由詩
21*
15/9/2 11:45
コピーアンドペーストエンド
そらの珊瑚
自由詩
22*
15/9/2 10:40
九月二日
るるりら
散文(批評...
11*
15/9/2 10:13
まるで上司
眠り羊
自由詩
1+*
15/9/2 9:19
日本はアメリカとともに戦争をするのか
りゅうのあく...
自由詩
5*
15/9/2 8:53
抽象的な音楽
葉leaf
自由詩
4
15/9/2 4:59
取消線
たいら
自由詩
3
15/9/2 2:45
1855
1856
1857
1858
1859
1860
1861
1862
1863
1864
1865
1866
1867
1868
1869
1870
1871
1872
1873
1874
1875
1876
1877
1878
1879
1880
1881
1882
1883
1884
1885
1886
1887
1888
1889
1890
1891
1892
1893
1894
1895
加筆訂正:
シーズン
/
凍湖
[15/9/3 3:48]
細部の言い回しを変え、リズムの修正をしました
萌えて悶えて
/
ただのみきや
[15/9/2 21:17]
最後10行くらい少し変えました
Erotic Hazard
/
りゅうのあくび
[15/9/2 18:03]
遅筆にて推敲
Erotic Hazard
/
りゅうのあくび
[15/9/2 15:56]
遅筆にて推敲・英字タイトルに改題
日本はアメリカとともに戦争をするのか
/
りゅうのあくび
[15/9/2 12:26]
加筆修正
日本はアメリカとともに戦争をするのか
/
りゅうのあくび
[15/9/2 9:03]
改題
3.66sec.